カルカ・シムラ山岳鉄道


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本日はタイトルの山岳鉄道に乗って、インド北部山岳地帯の入口あたりにあるシムラという町に参ります。山岳地帯に山岳鉄道。楽しいことばっかりだぞお。

インドには4つの山岳鉄道があり、車両の小さなこの列車達はトイ・トレインと呼ばれ親しまれているそうです。また、これら鉄道群はまとめて「インド山岳鉄道群」として世界遺産登録されているそうです。





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ローカルバス

まずはカルカに移動します。

昨日宿の人に聞いたらカルカ行きのバスはバススタンド43から出ているとのことで、早速来てみたら

おっちゃん「カルカ~カルカ~」
私「今カルカって言いましたか?」
おっちゃん「おうこのバスだよ!」

という感じであっさり見つかりました。宿の人曰く、カルカ行きのバスは頻発しているそうです。




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カルカ風景

ちょうど一時間でカルカに到着しました。

バスを降りたのは駅の手前1キロくらいの地点です。もう少し駅近くまで行けそうでしたが、念のため隣のマダムにカルカで降りたい旨を事前にアピールしておいたところ、町に入ったあたりで「ここがカルカの町よ」とにこやかに教えてくれたので、嬉しくってつい降りてしまったのでございます。どうも現地マダムの笑顔に弱いです。

カルカの町は山岳鉄道の始発点というだけあって既にちょっとした山の風景が始まっており、ワクワクしました。小さな町のようですが宿や銀行などもちゃんとあり、ここに宿泊して朝イチの列車に乗るのも良さそうです。安宿があればの話ですが。




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駅までの道がまたなんとものどかでした。

ここに来るまでに何度かタクシー運転手さんに声をかけられましたが、全くしつこくなく、「歩いて行けますので~」と答えると「おうそうか」と簡単に逃がしてくれました。町によってこうも違うもんかと驚くばかりです。





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駅近くには野宿ポイントが沢山ありました。こういうの大好きです。

一応おことわり申し上げておきますと、想像するとワクワクするというだけで積極的に野宿をする気はないので大丈夫です。命と財産を守る意思はちゃんと持ち合わせています。





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カルカ駅

小さくて可愛い駅です。





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本日の朝ごはん

列車の出発は12:10。順調に着きすぎてあと二時間あるので、とりあえず朝ごはんにしました。駅の売店にて、いつもの野菜のパイとチャイでしめて20ルピー(35円くらい)です。



その後ホームのベンチでのんびり日記を書いていたら、謎のナイスミドルに声をかけられました。彼はシムラを拠点に山岳地方のトレッキングガイドをやっている人で、今はシーズンオフなので普通の個人ツアーを世話しているそうです。今日はデリーから来るお客さんをシムラ行き列車に案内するため、カルカに来たんだとか。

その雰囲気や話ぶりから特に怪しさは感じられなかったので、これはチャンスと思いメモ帳片手にグイグイ質問攻めにして北方情報を集めました。

そうしましたらば、ネットであれほど調べてもよう分からんかった冬期道路閉鎖の謎がズバッと一気に解決し、目星をつけていた町々がしっかり繋がりました。ついでに知らなかった良さげな町や村や山や谷情報ももりもり追加され、北方インド旅プランが一気に現実的&華やかなものに。おめでとうございます。ありがとうございます。やはり最強は現地調査だったのです。ぶっ千切れ!ネット回線!

ついでに今夜の宿問題も解決しました。ナイスミドルはカウチサーフィンというある種の民泊サービスネットワーク的なものに登録しており、良かったらおいでと言ってくれたのです。シムラは宿が総じて高く、バックパッカー泣かせと聞いていたのでこれは助かるお話です。

そんな人をナイスミドルなどと適当なあだ名で呼び続けるのも失礼なのですが、名前を晒すのもあれなのでこのままで行かせて頂きます。





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本日の列車

列車には乗らず車で移動するらしいナイスミドルと一旦別れ、山岳鉄道に乗り込みます。トイトレインと言う名の通りの、小降りで可愛らしい列車です。





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各車両には乗客名簿が貼られていました。これ出発前には剥がしてくれるんですかね。出発後剥がれて風に乗る個人情報の姿がありありと想像できるんですけども。

まあ名前くらい大丈夫と言えば大丈夫ですが、不要なトラブルを避けるために基本偽名かつ個人情報を濁しながら旅をしている自分がむなしくなるんですよ。





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ガタンゴトンという列車音があまりに優しかったため、車掌さんによる乗客名簿確認後は一瞬で眠りに落ちてしまいました。そしておよそ一時間後に目を覚ますと、もう山の中にいました。

生き返ります。

やはり山です。海もいいし川もいいしたまには街もいいけど、やっぱり山なのです。

このあと入っていくインド北部はネパールから続く険しい山岳地帯。時期的に極寒でしょうが、はげ散らかった山々とそこに暮らす人々と温かいチャイともしかしたら暖炉やキャンプファイヤーが私を待っているかと思うと

ワハアアアアアアアア




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途中停車駅にて

ときおり長めに停まる駅があるため、そこで軽食やチャイを買うことができます。

ただ一分くらいで出てしまう駅もあるので、時刻表を事前にチェックしておいた方がいいです。何度か発車後に走って飛び乗る乗客を目にしました。ドアは常に開けっ放しなので、列車と同じ速度で走る脚力さえあればどこでも乗り放題降り放題です。

というか、今気づきましたがエアコン車両なのに何故開けっ放しなのですか。道理で寒い訳ですよ。





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楽しい景色が続きます。

見た感じ、カルカ発の列車は右側の席を確保した方が景色が良さそうです。ネット予約だと窓際か否かは選べても左右の選択はできないので、そこら辺は運次第ですけども。





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だんだん標高が高くなり陽も落ちて来て、窓から来る風が冷たくなってきました。山の斜面に張り付くような町を沢山見かけます。


線路と平行するように車道も伸びており、カルカからでもチャンディーガルからでもデリーからでも、バスでシムラを目指すことができます。デリーその他については知りませんが、少なくともカルカからシムラまではバスの方が圧倒的に速いようです。現に、列車には乗っていないはずのナイスミドルが行く先々の停車駅に先回りしており、何度も会うのでちょっとしたホラーでした。





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シムラ駅ホーム

列車は時刻通りにシムラ駅に到着しました。こういうのは珍しく、この列車は普段はよく遅れるそうです。

ナイスミドルはお客さんを送る仕事があるため一旦別れ、私は徒歩で町の中心を目指します。この町には力車がなく、移動はタクシーか市バスのみです。ホテルの場所によっては車両が入れないため、徒歩で移動する場面も多いとのことです。そんなわけで、高いホテルの周りにはポーターの人が待ち構えています。





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駅近くから眺めるシムラの町です。この時点でもうだいぶ好きでした。

駅から町の中心までは、確か徒歩40分くらいだったと思います。距離としてはそう遠くはないですが、なにせ坂の町なので少々骨が折れました。





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夜のシムラ商店街と教会

坂にへばりつくようなシムラの町は狭い路地があっちゃこっちゃに伸びており、そこにみっちり地元色の強いお店やお洒落なカフェ等が並ぶ異文化ごちゃまぜファンタスティックタウンでした。

何故ごちゃまぜかと言うと、ここはインドがイギリス領だった時代の夏の避暑地だったからだそうです。つまりインドとイギリスと、ネパールやチベットや中国寄りの山岳文化が混ざっています。





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大きな町なのに、昨日までいたチャンディーガルとはえらい違いです。

あの町はやたらと広いだけの困った町で、この町は広いけど観光エリアはギュッとまとまった便利で綺麗で可愛らしい町なのです。ついでに州都ですので管理がしっかりしており、ゴミも滅多に落ちていないし路上喫煙禁止だったり車両進入禁止だったり警察の巡回がちゃんとされていたり、かなりパリッとした町です。そして山です。素晴らしいですね。





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本日の晩ごはん

ナイスミドルと合流し、一緒に晩ごはんを食べに行きました。いつものお楽しみプレート・ターリーを頼んだのですが、昨日食べて一瞬でどハマりしたチーズカリーのシャヒ・パニールが付いていました。手前のやつです。

もうこれから毎日食べてやろうというくらいハマっているのですが、ナイスミドルから「ものすごくカロリーが高いから毎日食べたら太ってしまうよ」との忠告がありました。

私ちょいちょい「旅先では食べても食べても痩せるんですのよオホホ」とかいう感じ悪い発言をしますが、それは旅先では動きまくっているからであって、実家に帰ったら一瞬で体重は元に戻るし、あまり動かずいつものペースで食べたら普通に太るので、決して特異体質な訳ではありません。なのでエブリデイチーズカリーはちょっとやめておこうと思います。


で、夜はナイスミドル宅にホームステイさせて頂いたのですが、夕飯を御馳走になったりお菓子を買ってくれたり珈琲を入れてくれたり上着を貸してくれたり合鍵を貸してくれたり親切にしてもらいすぎてビビり、私の中の遠慮シスギーヌと借りてきた猫症候群と対人恐怖症の入り交じった疾患がザワザワ音をたて始めたので、明日は普通のホテルに引っ越すことにしました。ナイスミドルは「カウチサーフィンってこういうものだよ。遠慮はいらないのに」と言ってくれましたが。

もっと臆せず交友関係を築ける人間になりたかったですが、私はもう良い大人で人格は形成・確定済みなので、今後変われる事はないだろうと諦めています。パーリーピーポーやウィーアーザワールドを好まないのは、単に彼らが羨ましすぎて見てらんないからです。



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<情報コーナー>

○ チャンディーガルからカルカ

バススタンド43からローカルバスに乗り、ちょうど一時間くらい。運賃40ルピー。

○ カルカ・シムラ山岳鉄道(Kalka-Simla)

他の列車と同じくCleartripからネット予約できる。所要約5時間半。私が買ったのはカルカ12:10発のACCクラス(エアコン付き座席)で、運賃300ルピーだった。

また、カルカからシムラ、あるいはチャンディーガルからシムラはバスも走っている。

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コルビュジェの街チャンディーガル

本日はチャンディーガル観光をします。

ここチャンディーガルはル・コルビュジェが設計した計画都市で、基本ゴチャゴチャした造りのインドには珍しい縦!横!ビシィッ!!な街並みが特徴です。また、別の作家が作ったアート公園がありその他の博物館も多くあることから、建築とアートの町などと紹介されているオサレタウンです。





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コルビュジェさん

ル・コルビュジエとは、

スイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として位置づけられる。

という人です。Wikipedia先生より。

確か鉄筋コンクリートを使った装飾性の低い建造物をよく創る、モダニズム建築の巨匠とかそんな感じです。




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チャンディーガルを上空から見るとこんな感じです。

縦!横!ビシィッ!!でしょう。ナナメ!ナナメ!ビシィッ!!ですかね。




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本日はまず、ル・コルビジェの作品群がみられるキャピトル・コンプレックスという所に行ってみます。

だいぶ遠いのでバスに乗ろうと思い、現在バススタンドを目指して歩いているところです。が、この風景。道が異様に広くて長く、1ブロック歩くのにえらい時間がかかります。何なんですかこれ。歩いても歩いても景色が変わらないんですけど。




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本日の朝ごはん

ようやく辿り着いたバススタンドから市バスに乗り目的地まで来ましたが、キャピトル・コンプレックスの見学は必ずガイドツアーに参加する必要があり、一回目10:00のそれに遅刻しました。ツアーは10:00/12:00/15:00なので、次は12:00です。

というわけで、とりあえず朝ごはんにしました。

サモサ・チャンナというのにしてみたら、サモサのカレーがけでした。いらんもんかけよってからにと思いましたが、これが思いの外美味しかったです。サクサクサモサに熱々ジュンワリカレーがピッタリで。完全に飽きたと思っていましたが、カレーもまだまだ行けそうです。




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ネック・チャンド・ロックガーデン

12:00まであと一時間半あるので、キャピトル・コンプレックスの近くにある別の名所を見に来ました。

こちらの「ネック・チャンド・ロックガーデン」は、およそ50年ほど前にネック・チャンドさんと言う人が作った廃材アート公園です。街作りの過程で出た廃材を使って、夜中に一人でコソコソと作品を作り続けていたのだとか。それが今や大人気テーマパークです。




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中は迷路のように入り組んでおり、そして広いです。想像の10倍くらい広いです。これキャピトル・コンプレックスまでの移動を含めて1時間半で片付くものじゃなかったかもしれません。





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こんな良い感じのエリアもあり、のんびりできます。





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おそらく敷地全体は後から作り足されたもので、ネック・チャンドさんの作品はこの辺りが主であると思われます。こんなのが何百何千とあるので結構不気味ですが、よく見ると愛嬌のある顔をしており、よく見なくてもマヌケな姿のお人形もあります。可愛いです。


という感じのロックガーデン見学でした。時間がないのでかなり早足で見ましたが、もっとじっくり時間をかけたら色んな発見がありそうです。





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セクター1のツーリストインフォメーション

キャピトル・コンプレックス見学ツアーに参加するには、こちらの事務所で参加登録をする必要があります。パスポート必須です。

記帳などする必要はなく、受付のお兄さんがパスポートのコピーを撮って他のお客さんと談笑しながらPCに何か入力するのをボケーーーーーーーーーーっと15分くらい待っていれば完了します。仕事が遅すぎやしませんか。大丈夫ですか。





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インド若者の群れ

本日はデリーの大学だか高校の建築科の学生達が見学に来ており、彼らだけで既に108人のビッグツアーになっていたそうです。そこに普通の観光客10人くらいを混ぜて、120人ツアーはゾロゾロとスタートしました。やはり10:00の方に参加すべきだったようですね。

しかしこうして108人の煩悩達を見ていて思うのは、インド人の中にはたまに驚くような男前がいるということです。日に焼けたオーランド・ブルームみたいな人とか。私世界一の美女はインドにいるんじゃないかと勝手に思っているのですが、世界一の男前もインドにいるのかもしれません。





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オープン・ハンド・モニュメント

そうして始まったキャピトル・コンプレックスツアーですが、まず現れたのはこちら。オープン・ハンド・モニュメントです。ハンドということは手ですね。鳩サブレーかと思いました。

このサブレーは町のシンボルなのだそうで、その意味するところをガイドさんがしっかり説明してくれましたが、全然聞き取れませんでした。ちょっとガイドさんと私の間に言葉の壁及び108の壁が。若者達より前に出てパードゥン?する勇気は無いのです。





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高等裁判所

続いてはこちら。逆行で何が何だか分かりませんが、高等裁判所です。

ここチャンディーガルの町はナントカ州の州都ですので、こうした重要な施設がいくつもあります。それらを集めたものがキャピトルコンプレックスですので、個人で勝手に見学するわけにはいかないのだと思います。実際、ツアーの横には銃を持った警備員が常に引っ付いていました。


ガイドさんは、

「以前はラホールが州都だったけど、パキスタンがインドから独立したときにラホールはパキスタン側になってしまった。代わりにこのチャンディーガルを州都にするべく再開発した。」

「で、どうせならすごく立派で美しい街にしてやるぞ見さらせパキスタン!と言うことで、著名な建築家コルビジェ先生を呼んで街の設計をしてもらった。」

というような話をしていました。いや流石にそんなハッキリとは言っていませんでしたが、つまるところはそういう話でした。





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影の塔

かろうじて聞こえた解説によると、この中に光が入って暖かく、冬はとっても良いですよとのことでした。

今回私は12:00のツアーに参加しましたが、15:00のツアーだと西日が良い感じに入って綺麗な影が出来るんじゃないかと推測します。タイトルがこれですので何かしら影に関係させないと。





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行政庁舎

これは外から見るだけですが、コルビュジェコンクリートに覆われた巨大建造物は迫力がありました。





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議事堂

議事堂は内部の見学ができました。ただし撮影は禁止で、リュックや携帯などは全てクローク(無料)に預けないといけません。

内部は鉄筋コンクリートが空間を横切り機能そのものがデザインと化した、まさにコルビュジェの世界でした。

議事堂は州のものなので大きくなく、そのせいで余計に閉塞感がありますが、天井部分に謎のまだら模様の板が貼られていました。このころにはもうガイドさんの解説をほぼ聞いていませんでしたが、「キドニー(腎臓)」という単語が聞こえたので内臓を型どった装飾なのかもしれません。何故議事堂に内蔵を。

・・と思い調べて見たところ、コルビュジェはこの街全体を人体に見立てていたそうです。行政の中心であるセクター1が頭部で、色んな店が集まる商業の中心地セクター17が心臓、という具合に。頭部に腎臓があるみたいですが大丈夫でしょうか。




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ツアー終了後のお散歩

以上、キャピトル・コンプレックスツアーでした。大体一時間半のツアーでした。

見学の仕方が雑だった件をお詫び申し上げます。私美術工芸は割と好きな方ですが、建築は全く詳しくなかったのです。いや美術工芸も詳しくはないですが。

それなのに何故この街に来ようと思ったかというと、なんかそういうお洒落な世界に触れてみたかっただけです。





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Government Museum and Art Gallery

セクター1からまた無駄に広く長い道を歩いてやって参りましたのは、政府運営の博物館&アートギャラリーです。こちらの建物もコルビュジェの設計です。なのに入場料10ルピーの、写真撮影許可5ルピー。合わせて15ルピー(26円)です。コルビュジェ先生の叩き売りはやめて差し上げてください。





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こういうのが好き

平面美術のコーナーが良かったです。古い宗教画やイラストなど。撮影許可を得ているのを良いことに、気に入った作品をバシャバシャバシャバシャパパラッチ並みに連写しました。すごく楽しかったです。

最近描いていない旅漫画ですが、実はこういう要素を取り入れた歴史文化デザインインテリジェントオサレ漫画にしたいと思っていました。幸い世界の美術デザイン資料はコツコツと撮り溜めていますので。それがどうしてあんな感じになってしまったのか、不思議でなりません。





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セクター17

博物館からさらに歩いて、セクター17へ。この辺りはお店が建ち並ぶ商業エリアと聞いていましたが、確かにお店は建ち並んでるけど向こう岸が遠くて行く気にならん・・という商業施設の設計としてはちょっと問題がある気がする造りでした。





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本日のおやつ

この街広すぎてすごく疲れるので、夕飯前ですがおやつを食べてエネルギー補給をしました。

本日のおやつは野菜のパイと、バススタンドの売店で買ったハンバーガーです。野菜のパイはややカレー味でしたが、ハンバーガーはマヨネーズ味でした。

インドはすっかりカレー粉に溺れとると思っていましたが、意外とそれ以外の味も食べられるもんだなと、ちょっと安心しました。




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バススタンド17からまた市バスに乗り、我が宿のあるセクター45に戻って参りました。ここはブロックの内側に入るとごっちゃりインドワールドが戻って来て、悔しいですがちょっと安心感があります。

インドの喧騒は未だ好きにはなれませんが、コルビュジェタウンのズバーン!ビシーイッ!オサレッ!な感じに比べれば随分落ち着くことが分かりました。私はスイスよりはインド寄りの感性ということでしょうか。ちょっと納得いかないですけど。





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ジャンク街

わたくし車もバイクも全く詳しくないですが、このジャンク風景にはときめきました。

ジャンク品というか廃材なんじゃという商品ばかりですが、インド人はこれをしっかり使いこなすのですね。素晴らしい技術です。そら事故も多発しますわ。





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、昨日と同じ店で謎の何かを指差し注文してみました。

そしたらこれが大変美味しくて感動しました。お豆腐みたいなチーズがたっぷり入ったカリーなのですが、ルーが濃厚でチャパティと相性バツグンだったのです。一瞬でハマりました。シャヒ・パニールというお料理のようです。パニールはカッテージチーズを押し固めたものとのことです。


以上、チャンディーガル 観光でした。

明日は山岳鉄道でシムラという町を目指します。
ここからはお楽しみのインド北部山岳地帯を巡る旅です。


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<情報コーナー>

○ キャピトル・コンプレックスとロックガーデン

キャピトル・コンプレックスはセクター1にある。10:00/12:00/15:00のどれかのガイドツアーに参加して見学する。セクター1のツーリストインフォメーションで参加登録をするので、開始15分前くらいには行った方がいい。登録にパスポートが必要。参加費無料。約1時間半ほどの徒歩ツアー。英語解説あり。

ロックガーデンもセクター1にあり、ツーリストインフォメーションから徒歩10分くらい。入場料30ルピー。

○ チャンディーガルの市バス

分かる範囲だけ。

バススタンド43から市バス202番がセクター17を経由してセクター1の高等裁判所まで行く。運賃20ルピー。

バススタンド17から市バス20番に乗ると、セクター44と45の間のバス停で下車できる。今回の宿(昨日の情報コーナー参照)にも近い。運賃15ルピー。

| インド | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

デリー寄り道チャンディーガル行き


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本日はチャンディーガルという町を目指します。


次の町はデリーの予定でその次はアムリトサルで〜、と思っていたのを直前でチャンディーガルに変更したので、当然列車の予約もギリギリになり、昨日は朝からすったもんだでした。

まず週に一本しかないチャンディーガル直行列車が売り切れで、外国人専用チケットを買いに駅までチャリンコをこいだのにこちらも売り切れ。

ならばとデリー経由を買おうとしたもののなんやかんやで予約できず、とりあえず乗り継ぎ便のデリー発チャンディーガル行きを先に押さえて、デリー行きは朝イチでバスを探すことに。

と思っていたら良い時間の列車の空席が出ているのを夜更けに発見、急いで予約。しかし早朝5:20発なので4:00ごろには宿を出てタクシーを捕まえねばならず、事前に宿に頼んでおこうと思ったらちょうど同じ時間に駅に行く子がいたのでワーイ相乗りしましょうそうしましょう!

→ 後から利用駅が違ったことが判明。



というわけで、早朝4:00、日の出前、タクシー予約はしておりませんなうです。

宿の人も寝ている状態で一人宿前の暗闇に足を踏み出した私は、この時間町中にはオート力車愚連隊などいないことを知りました。駅までは7,8キロなので、歩いていてはとても列車に間に合いません。

とにかく早足で歩いてタージ・マハル前まで来てみましたが、人っ子一人おりません。要らないときはいくらでも沸いてくるくせに、必要なときに一人もいないとは。稼ぎ時ですよお前ら出あえ出あえ!ほんとに遅刻するう!!

・・いや、でも待ってください。よく考えたら、乗るのはインド鉄道です。しかも遥々どこか遠くからやってくるインド鉄道です。必ず数時間の遅れを出しているはず!さっそくネットで運行状況を調べてみましょう!


「運行状況:7分の遅れ」


なぜ7分しか遅れていないのですかやる気を出さないでください!!




その後、唸る野犬と飛び交う野猿達を避けて一時間ほど町をさ迷いましたが力車は見つからず、幹線道路に出ようとしたらゲートが閉まっていて振り出しに戻り、ついに列車出発まで30分を切ってしまいました。駅までは6キロです。


これはもう無理っぽいですね。





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アグラ・カント駅

・・と、諦めかけた瞬間はぐれ力車が目の前を通ったので、101回目のプロポーズをかましました。

言い値で乗るよ!200か!?300か!?と必死の形相で詰め寄ったら、なんと100ルピーでした。結婚してください。




さて、本日はスリーパークラスが満席で取れなかったので、一個上のAC3クラスを予約してあります。

列車は遠くどこかから夜を越えて来たものなので、車内には既にぐっすりおねむの皆さんが詰まっていました。真っ暗闇の中から見つけ出した私のベッドは先ほどまで誰かが寝ていた様子でしたが、気にせずそのまま寝ようとしたら、車掌さんが新しいシーツを持ってきてくれ、名簿確認もしてくれました。

直前でプラットホームが変わった列車に急いで飛び乗ったのでこれで合っているか不安でしたが、大丈夫だったようです。


列車は9:05デリー着ですので、それまで少し眠りました。





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ニューデリー駅

時間通りの9:05。列車は終点のニューデリー駅に到着しました。この後乗るチャンディーガル行きは14:35の出発ですので、それまで自由時間です。

一応電光掲示板をチェックしてみたら流石にまだ列車情報は出ていませんでしたが、薄汚れた服装の謎のおじいちゃんに声をかけられ、チャンディーガルに行くんですよと答えたら「14:35発のチャンディーガル行きだな。プラットホームは10番だよ」と教えてくれました。な、何者・・!?と驚いていたらそれが伝わったようで、「俺は駅員だよ」と腕章を見せ、ニヤリと笑ってくれました。

正直しびれましたが、出来ればもうちょっと駅員ぽい格好をしてください。せめて便所サンダルを脱いで普通の靴を履いてください。





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ニューデリー風景

駅を出たらタクシー愚連隊に取り囲まれるだろうと覚悟を決めていたのに、囲まれるどころか声さえかけられませんでした。そのあと商店街を歩いてみても、愚連隊からもホテル呼び込みからも旅行会社からも全く声がかかりません。私が見えないんでしょうか。すぐそばにいるのに。紅。

いやほんと、何なんでしょうかこの街。調子狂います。




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野犬達

デリーの野犬は肥えていました。

今いるセントラルパークの辺りは外国ブランドの店やオサレカフェが多く比較的裕福なエリアっぽいので、野犬も良いものを食べているのでしょうか。





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セントラルパーク

芝生に寝っころがって、先ほど知り合ったおっちゃんと喋っています。歩いていたら声をかけてきた第一街人のおっちゃんです。




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シュリーナガル

怪しさ満点のそのおっちゃんを最初は警戒していたのですが、少しだけ話を聞いてみたら北方のシュリーナガル出身でそこにお父様が宿を構えているらしく、北方情報を沢山お持ちだったのでノコノコ付いて行ってチャイを奢ってもらいあまつさえ芝生で談笑しております。情報に釣られるちょろ旅人、私です。

シュリーナガルは特に行く予定のなかった・・というかその存在すら知らなかった町ですが、おっちゃんが見せてくれた現地の写真がんまあああああえあいあああえあ素晴らしい山の風景で一瞬で好きになったので、行きます。宿の住所と連絡先、行き方、お薦めバス会社の名前、そしてちゃっかり宿泊割引の約束も取り付けたのでもうこっちのものです。

ただ、地図からもわかるようにこの辺りは領土問題で揉めているエリアなので、その辺だけ心配です。おっちゃんが見せてくれた宿の紹介ページや町の写真を見る限り平和そのものですし、旅行者も普通にいるようなのでまあ大丈夫だとは思いますが。




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本日のお昼ごはん/ケンタッキー

デリーには必ずファストフード店があるはずと思い、楽しみにしていました。しつこいようですが、カレーに飽きたんです。

久しぶりに食べるジャンクフードの味はこんなに美味しかったっけ?と驚くくらい絶品で、五臓六腑に染み渡る思いがしました。五臓六腑に染み渡るジャンクフード。身体に悪そうです。

肉も久しぶりに食べました。筋骨が生き返る感じがします。ベジタリアンやビーガンの人はどうやって身体を保っているのか、ずっと気になっています。やはり大豆でしょうか。



さておき、今後もたまにジャンクフードや中華など、インド料理じゃないものを挟んで気分転換をはかりたいと思います。

本当はカップ麺でも食べさせて貰えればお口リフレッシュで財布も温かなのですが、インドの宿はあまりお湯をくれないのです。たまにくれても有料だったりで。そう考えると、いつでもどこでもカップ麺と無料のお湯が手に入る中国は良い国でした。




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地下鉄

ケンタッターを楽しんだセントラルパーク界隈とニューデリー駅はかなり近いのですが、首都の地下鉄がどんなものか見てみたかったので一駅分ですが乗ってみました。空港みたいに広い地下鉄駅は広々綺麗で案内も分かりやすく、首都って感じがしました。

都会と言うだけで敬遠していましたが、もしかしてそんなに悪い街じゃないのかもしれないなと思えてきました。

シュリナガルのおっちゃんは「デリーの人間は決して信用するな!」と言っていましたが。でもインドの人って大抵他の町の悪口を言うので、聞いていたらキリがないです。それに貴方のことも別に信用してな





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本日の列車

駅構内の薄暗いフードコートで時間を潰し、時間より少し前に来た(などという奇跡は初めて見た)列車に乗り込みました。

本日の予約席はセカンド・シッティングとかいうクラスで、たぶん二等座席みたいな感じです。スリーパークラス以上の混沌車両かと思いきや、皆ちゃんと自分の席に座って大人しくしていました。隣人との境界がなくポテチの粉が降り注ぐスリーパークラスより、よほど快適な旅ができそうです。




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車窓から


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チャイ

車内でチャイを買ったら珍しい形態でした。普通のチャイの方がそりゃ美味しいですが、ビスケットのおまけが嬉しかったです。




(駅の写真撮り忘れ)

列車はぴったり時間通りにチャンディーガル駅に着きましたので、市バスで最寄りのバススタンドまで行き、そこからはオート力車と徒歩で本日の宿にやって参りました。

バススタンドからは全編徒歩でも良かったのですが、チャンディーガルは完璧に整備された町なので道路が異常に広くて長くてまっすぐで、広いせいで街灯が間に合っていなくて、ついでに人もまばらで妙に閑散としているので、そんな道を夜間に一人で歩くのは流石に怖かったのです。あのやかましくて暑苦しいインドの喧騒はどこへ行ってしまったのでしょう。




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本日の宿

で、本日の宿なのですが、高いです。

チャンディーガルは安宿が全然ない町らしいのです。一応バススタンド内に国だか町だかがやっている比較的安い宿があるようなのですが、到着が夜なのでどうせ満室だろうと思い早々に諦めました。

代わりにネットで見つけた中では一番安い宿を予約しておいたのですが、それでも8ドルです。バラナシの久美子さん家なんか1.5ドルなのに。




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宿の案内(右のピン)と実際の所在地(左のピン)

しかもこの宿、予約サイトに出ていた場所と全く違うところにあります。案内に従って右の場所を目指した私は案の定宿を見つけられず、途方に暮れてその辺の布屋さんに助けを求めました。

そしたらすごく親切にしてもらいました。

言葉が通じないにも関わらず、布屋さんは私のおかれている状況を瞬時に理解して宿に電話をかけ迎えを頼んでくれ、その間私を店の中で待たせてくれたばかりか、ジュースまで奢ってくれたのです。

夜間到着&迷子の不安も相まって、その温かさに泣きそうになりました。インド人を全ていっしょくたにして文句を言っていた二週間前の自分を、力一杯ぶん殴りたいです。優しくてあったかい人がいっぱいいるのに。





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これは一体

で、その温かさが一瞬で冷めるような本日の宿なのですが、シャワーがありませんでした。上の写真は本来シャワーがあるべき場所に引っ付いていた何かです。

シャワーは室内に無いだけではなく、外に共同バスルームさえない本当のバス無しです。他の部屋にはあるようですが、一番安いこの部屋には無いのだそうで。




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これでいくか

まあこういうのはあるのでシャワーくらいどうとでもなりますが、この寒いのに当然お湯は出ないので、そこがだいぶ辛いです。まあ二泊くらいシャワー無しでも別にいいんですけども。どうせここインドですし。

ただ、先ほど書いた飲用熱湯貰えない問題も含め、電気ケトルかコイルヒーターを買っておくと大分便利かもしれないなあと最近考え始めています。




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本日の晩ごはん

道に迷ったせいでもう21:00近いので、宿から徒歩10秒のところにある食堂に入りました。すごく小さくて目立たない店なのに、ここのターリーが大変美味しかったです。明日も来ようと思います。


明日はチャンディーガル観光をします。


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<情報コーナー>

○ チャンディーガル駅から市内

東側のメインゲートから出て駅を背に数100m歩くと小さなバス停があるので、そこから市バスに乗る。バススタンド17または43行きが分かりやすく本数も多い。運賃10~20ルピーくらい。

上記二つのバススタンドからは各セクター行きのバスが出ている他、デリーやシムラなど、他の町へ行く中・長距離バスもある。

○ チャンディーガルの宿

「New Hotel Royal Blue 1」
シャワー無しシングルが8ドル。トイレは流石にある。シーツがどうみても交換されてない。Wi-Fiはあるが部屋には届かず、共同スペースなども無いので廊下や階段で使うしかない。全くお薦めではないが、ネット予約できる中では最安値だった。
バススタンド43から2キロ、徒歩だと30分くらい。オート力車は値切って50ルピー。booking.comで予約できるが地図が間違っているので注意。(本文参照)

その他、バススタンド17にドミトリー300とか500?の宿がある。チラッとしか見ていないので値段は不確か。チャンディーガルの宿は総じて高い模様。

| インド | 22:11 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

麗しの下痢

タイトルに下痢は流石にお下品かなと思い美しい枕詞を付けてみたのですが、訳の分からん単語が爆誕しただけでした。

というわけで、タイトルからお察し頂けると思いますがお食事中の方には向かない日記です。ご了承ください。というか本当にすみません。私いつからこんなうんこだの下痢だの汚い言葉を使う人間になってしまったんでしょう。蝶よ花よ温室育ちの国産野菜よと育てられて来たのに。




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本日の朝ごはん

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本日の晩ごはん

本題の前に、本日食べたものの写真を載せておきます。この世は破壊と創造、そして食と下痢なのです。

朝ごはんは宿で頼んだパラータ(だったかな?)とかいう卵入りの塩味パンケーキみたいなもので、晩ごはんは何故か急に品数が増えた宿提供のそれです。ダール(豆カリー)、野菜カリー、野菜炒め、豆の煮物、ご飯、チャパティでした。野菜カリーが日本のカレーの味に近く、大変懐かしかったです。あと豆の煮物がありがたかったです。最近なかなか肉を食べられず、タンパク質不足なので。


本日の話題は以上です。

本日は溜まったブログのお片付けと今後の情報収集に当てており、他に書くことが思いつかなかったため、突然下痢の話を持ち込んだ次第です。あくまでやむなくです。



<下痢の話>

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本題とは特に関係ない牛

インドと言えば下痢、下痢と言えばインドですが、幸いなことに私は今のところ、旅に支障をきたす程の酷い下痢にはみまわれておりません。ただし基本的に下痢です。普通に毎日下痢なので、下痢であることを疑問に思わなくなっているだけです。

私はこれまでの旅路を総合すると「多少は旅慣れて来たかもしれません」と言える状態にあり、屋台飯も生野菜もそのへんの水も割と普通に摂取するので、胃腸は鍛えられている方だと思っています。そのため滅多にお腹を壊すことはありませんが、ここ5年で唯三激しめに壊した記憶と言えば、ペルー北部の高地で軽い高山病にかかったときと、カンボジア東部の川で象のうんこ爆弾を食らった時と、東ティモール最高峰のナントカ山に登った時くらいです。この時も言うほど悪化はせず、むしろスッキリしたくらいです。



そんな自称強腹旅人でもインドには勝てないんだなあと、変に感心しております。原因は食べ物飲み物の汚染かもしれないし、度々手掴みで食事をするせいかもしれないし、毎日食べている辛いカリーかもしれないし、全部かもしれません。

でもまあ思い返してみれば、私はミャンマーでも時々お腹を壊していましたし(原因はおそらく油)、モンゴルでもやや壊し気味でした(原因はおそらく硬水)。ですのでもしかしたら、私の胃腸は別に大して強くないのかもしれません。



・・そう気付いたからという訳ではないのですが、実はインドに入ってから、少しずつ現地の生水を摂取していました。地元食堂や屋台などで出される水を一口、二口と徐々に増やしていく形で。

感染症の危険を考えるととても愚かな行動なのですが、A型肝炎の予防接種はしていますし、多少はいけるかなと思いまして。かといって他の感染症を無視している訳ではなく、徐々に慣らして行って汚染食物に強い身体になりたいと思っただけなのです。大きな病を避けるために。

でもバラナシで謎の高熱&嘔吐&下痢に襲われた際にだいぶ怖い思いをしたので、そういう阿呆な行動は控えるようになりました。最近は飲み水も掌の殺菌なども、比較的気をつけているのです。それなのに継続して下痢です。やっぱ原因は辛口カリーですかね。

ただ、実際のところはただ下痢なだけで体調は悪くないので、それほど困っておりません。それにインド旅でカリーを避けるのは不可能なので、このまま下痢との密なお付き合いを続けていくしかありません。でも考えようによっては、この状態は便秘とかよりはよほど健康的だと思うんです。毒素を取り払うための働きなのですから。



というわけで、今後も避けられる汚染は出来るだけ避け、健やかに旅を続けて行きたい所存です。

以上、インドと下痢に関する報告でした。
お下品な内容を書いてしまい本当にすみませんでした。


明日はデリーを経由しつつ、チャンディーガルという建築とアートの町に移動します。


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| インド | 20:11 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

タージ・マハルとアグラ城


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タージ・マハル入場券その他

タージ・マハルの入場料は1,000ルピー(1,700円くらい)と高額です。でもインド人は40ルピーです。ちなみに今泊まっている宿は一泊165ルピーで、よく食べる軽食のサモサは10ルピーで、チャイは5ルピーです。

どうなってんですかこの国の金銭感覚は。


せめてもの何とやらなのかどうか知りませが、チケットにはタージ・マハル入場の際に必要な靴カバーと500mの水がセットで付いて来ます。ありがとうございます。でも景気よくビールと柿の種くらい付けて頂きたかったです。





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タージ・マハルは荷物制限が厳しいようです。

荷物預かり所もありますが、面倒くさいので私は最低限の荷物だけで来ました。小さいバッグに財布、パスポート、カメラ、携帯、鍵、トイレットペーパー、目薬だけ。

荷物検査の際に何故か目薬がひっかかりましたが、目薬ですよ~と実際使って見せようとしたらようやくOKが出ました。液体系は厳しいのかもしれませんね。





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で、タージ・マハル前の巨大ゲートを通ったら、





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タージ・マハルが見えてきて、





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タージ・マハルです。

タージ・マハルは現在部分ごとに分けてメンテナンス中で、今は向かって右側の塔に足場がかけられ綺麗に見られないはずでしたが、良いタイミングで終わったようです。

タージ・マハルはムガル帝国時代の王妃様のお墓で、第5代王様の溢れんばかりの愛とお金で建立され国が傾きかけたとかいう感動していいのか呆れていいのかよう分からん逸話があります。

王妃様もそんな王様に愛ある溜め息をつかれていたのではないかと推測しましたが、王妃様は王妃様で、「ダーリンわらわの為に後世に残るお墓を作ってくりゃれ」とか言っていたらしいので、お似合いのご夫婦だったんだと思います。知らんけど。





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王妃様のためのお墓とあって白い壁は美しく、お花のタイルは可愛らしく、実に可憐な外観をしています。一見すると派手さや豪華さはないですが、よく見ると随所に手の込んだ細工が施してあり、そりゃ国も傾きますわ・・と納得しました。

霊廟ですので内部は撮影禁止ですが、王妃様の棺を守るように囲む装飾は繊細で美しく、慈しむような愛が感じられました。





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あれか?

川を挟んだ対岸には、王様が自分のために作ろうとしたという黒いタージ・マハル(未完)があるそうです。写真のがそれなのかどうかは全然知りません。適当にそれっぽいのを撮っただけです。

そいで黒マハルですが、タージ・マハル建立にお金を使いすぎてこれ以上は国が傾くどころでは済まないという事で、王様は息子にメッ!され近くにあるアグラ城に幽閉されました。国を巻き込んだ盛大な家族コントですね。巻き込まれた国民はたまったものではありません。

しかし何故息子さんは、タージ・マハル建立前にこれを止めなかったんでしょうか。息子にとってもそれは愛するお母さんの霊廟ですから、どうにも止め辛かったんでしょうか。あるいは、父王がまさかそこまで財を注ぎ込むとは思わなかっただけでしょうか。

タージ・マハルがここまで人々の関心を集める理由は、その美しさだけでなく、建立の裏にある愛と哀しみの物語ゆえなのかもしれません。





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タージ・マハルの左右にはこれまた立派な赤い建物があります。一つはモスクですが、もう一つは何だったか忘れました。




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タージ・マハルの敷地内は美しい庭園になっており、端の方に行くと人がほとんどいないのでホッと落ちつけます。

また、庭園の端にひっそりとある小さな博物館が大変良かったです。タージ・マハルの設計図らしきものや、建立当時の様子を描いた小さな絵が展示されています。小ぶりながら、かなり見ごたえのある博物館でした。


以上、タージ・マハル見学でした。


テンションが低くて申し訳ありません。人が多くてちょっと・・あと1,000ルピーの打撃がなかなか消えなくてですね。





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本日のお昼ごはん

疲労と空腹と1,000ルピーで倒れそうだったので、とりあえずエネルギー補給をしました。こちらは駅前とかでよく見かけるパイで、一度食べてみたいと思っていたものです。20ルピー(35円くらい)でした。中にはカレー風味のマッシュポテトがたっぷり入っていました。

カレー味じゃないものはどうしたら食べられるんでしょうか。何を買ってもカレー味がするんですけども。





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アグラ城

タージ・マハルからトコトコ30分ほど歩いて、アグラ城にやって参りました。二つの名所間はオート力車やサイクル力車でも移動することができ、お値段は20〜50ルピーくらいと大変お手頃です。

アグラ城の入場料は500+謎の何か50の、計550ルピー(950円くらい)です。が、タージ・マハルのチケットを見せると50ルピーの割引が受けられます。わあいありがとうございます・・・出来ればもう少し割引いて頂きたかったです。





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中は大変格好良いのですが、広すぎてすごく疲れます。私歩くこと自体は好きなのですが、だだっ広いところはどうも苦手です。





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無骨なお城に見えますが、美しい装飾もちょこちょこあります。





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窓の向こうにタージ・マハルが見えました。





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この美しいお部屋は何でしょうなあと思いながら見ていたら、横にいたグループのガイドさんが「ここは牢屋です」と言っていました。

ろ、牢屋・・!?どんなお貴族様を閉じ込めてたの!?と一瞬思った後すぐ合点が行ったのですが、もしかしてこれ王様が息子さんに幽閉されていたというアレですかね。王様のお部屋なら、幽閉とは言えある程度豪華にしておかないとまずいと思いますし。





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右の塔の下がさっきの牢屋

でもってこの牢屋、タージ・マハルが見えるんです。

王様は晩年、このアグラ城から近くて遠いタージ・マハルを見ていたと言いますから、だとしたらこの位置といいお部屋の綺麗さといい、色々納得なのです。まあ全然違うかもしれませんが。





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帰りは車道を避け公園みたいな広いエリアを横切ったら、お猿まみれでした。この町にも猿が溢れているようです。

インドはどうも動物と人の距離が近いというか、生き物を大切にするでもなく邪険にするでもなく、ごく自然かつ適当に共存している感じがします。 





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本日の晩ごはん

で、帰宅して宿の晩ごはんを食べてブログを書いて、寝ました。

タージ・マハルもアグラ城も流石の規模と迫力と美しさでしたが、やはり人の多い観光地は苦手だわ・・という感想が8割を占めた状態で終わりました。良いものを良いと理解できない奴はこれだからもう・・


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| インド | 22:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アグラへ移動


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サモサを食べながら乗り合い力車仲間募集中

本日はアグラへ移動します。タージ・マハルがある町です。オルチャからは列車で3、4時間と非常に近いので、午後の列車でのんびり参ります。





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ジャンシー・ジャンクション駅

列車は本日もスリーパークラスです。短距離の昼便ということで普通座席もありましたが、大して値段は変わらなかったのでスリーパーにしました。昼寝しようと思って。




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車内風景

どっこい今回のスリーパークラスは前回乗ったガラガラのそれとは全く違い、だいぶ混雑していました。

まず私の席に知らん人が座っているし、仕方なくその横に座っても一切詰めてくれないし、インド人は他人と接触することに全く抵抗がない国民性なのでグイグイぶつかってくるし、ピッタリくっついて来るし、ペタペタ触ってくるし、車内はむせかえるようなインド人臭が充満しているし、数時間なので構いませんがこれが長時間になったらちょっと辛いかもなと思いました。

インド人臭に関しては、人の体臭をとやかく言うのは良くないので慎重に言葉を選びますと、スパイスと汗と便所の匂いが混じったような臭いです。あ、はっきり言ってしまった。

いや、スパイスと汗はいいんですよ。日本人だって醤油くさいとか言われていますし。ただ便所臭いのは何なんですかね。トイレ前ならともかく何故その臭いが車内に充満するのですか。誰ですか公衆トイレ経由で列車に乗り込んだのは。

あとついでに文句を言わせて頂きたいのは、何故頭上からお菓子の粉が降り注いでくるのかということです。上段で食べること自体は別にいいんですよ。そこが貴方の席なのですから。ただ下に人がいるのですから、こぼさないように気を付けてくださいよ。いや人がいなくても気を付けなさいよ。大人でしょうが!





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アグラ駅ホーム

アグラ駅に到着しました。疲れました。そして人が多いですね。オルチャに帰りたいです。

駅の外に出たら案の定オート力車愚連隊に取り囲まれ戦争になりましたが、割愛します。いちいち触れていたらキリがないので。

一応記録を残しますと、交渉という名の喧嘩の末支払った金額は、アグラ・カント駅からタージ・マハル付近の町中までで50ルピーでした。オート力車のチャーターです。ちなみに言い値の平均は150〜200でした。

タージ・マハル付近まで(具体的な場所は不明)なら乗り合いが出ているようですので、こちらは20くらいで乗れるのではないかと推測します。あくまで推測です。




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本日の宿

本日の宿は、事前に予約しておいたお久しぶりのドミトリーです。一泊165ルピー(280円くらい)となかなかのお手頃価格。大きな観光地はあまり好きではないですが、旅行者が多い分安宿も沢山あるのはありがたいです。

宿のオーナーらしき人は大変気さくで明るくて、「僕ら友達!フォーエバー!インドは世界一安全な国だよ!エンジョイ!」みたいなことを言っていました。インド人だなと思いました。

私達はこれで永遠の親友になったらしく、その後やたらと絡まれドミ部屋まで頻繁に遊びに来られ話始めたら止まらず人の話を聞かず、インド人だなと思いました。




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本日の晩ごはん

宿はタージ・マハルまで徒歩10分という好立地にあるために、その周辺は高そうなホテルやレストランばかりが並んでいました。一応、ダウンタウンの内側に入ればお手頃そうな食堂も見かけましたが、今日は移動しただけで異常に疲れたので宿の有料晩ごはんで手を打ちました。

ら、これが大変良かったです。野菜炒めとダール(豆のカリー)とごはんとチャパティというシンプルなメニューなのですが、おかわり自由だったのです。本当にいくらでも食べてOKとのことだったので、沢山おかわりしました。

おかずの顔が見えない薄暗い屋上で食べるのは訳の分からん体験ですが、火を起こしてくれたので温かく、幸せでした。「明日も宿で食べる」で決定です。


明日はタージ・マハルとアグラ城を見に行きます。


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<情報コーナー>

○アグラの宿

「Rainbow Hostel (Big Brother Hostel)」
ドミ一泊165ルピー。タージ・マハルまで徒歩10分。宿のほぼ全域に届くWi-Fiあり。ホットシャワーはあるが、お湯が沸くのに時間がかかるので浴びる1時間前に申告しておくと良い。部屋によってはトイレシャワーが無いらしく、頻繁に宿の人や他ドミトリーの人が入ってくるのが若干落ち着かない。150ルピーの夕飯は美味しくておかわり自由。

| インド | 20:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

オルチャの宮殿群


オルチャはいいぞーーー!!!!!


大事なことなので先に言っておきました。




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宮殿入口のチケット売り場

本日はオルチャ観光をします。オルチャの名所は大体全部共通チケットで入れるのですが、名所の多さに対しチケットの有効期限はたったの一日という厳しい仕様です。ですので朝も早よから行動を開始しております。

共通チケットは宮殿群の入口でしか購入することができないので、まずはこちらへ。料金は250ルピー(430円くらい)です。写真を撮りたい場合は追加で25ルピー。

インドの世界遺産観光は基本500ルピーと決まっているそうですので、ここオルチャの名所達は世界遺産じゃないということなのですね。でもそんな取って付けたような四字熟語はどうでもいいので、この金額を守って頂けると大変助かります。500ルピーって毎度毎度だと結構苦しいのです。





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ラージ・マハル

まず見学致しますこちらは17世紀に建てられた宮殿跡で、この町を作ったのがバンデラ家というどこぞの王族様だそうなので多分宮殿もバンデラ城なのかなと思います。皆さんご存知ですかバンデラ家。全く聞き覚えがないのは私の世界史力の問題ですか。

まあそれはさておき、こちらの宮殿が大変素晴らしかったです。見張り台の並ぶ格好よすぎる外壁と迷路のような内部の構造もさることながら、





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この美しい壁画ときたら。古いものなのでかなり崩れてしまっていますが、綺麗に残っている所もあってそれが鮮やかで細かくて本当に美しいのです。

光が入らない薄暗い部屋もあって、そういうところは見学はしにくいのですがその分劣化が進みづらいので、かなり綺麗な壁画が残っていました。





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宮殿の外壁には鮮やかな鳥が住んでいました。





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オルチャの町なみ

最上階まで登れます。そこからのオルチャの町並なみが見事でした。見えているのはチャトル・ブージ寺院です。これも後で行きます。 





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シャハーンギール・マハル

続いて、お隣にあるシャハーンギール・マハルへ。

軍人さんが沢山写っていますが、この人達がなんというか・・インド人でした。後述します。





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ここから見える景色もまた素晴らしかったです。

見えている辺りは全て宮殿群の敷地ですが、重厚感のある宮殿に対し随分ワビサビの効いたお庭ではありませんか。是非後で行ってみたいと思います。




さて、先ほどインド軍人がインド人だった話に触れましたが、どういうことかと申しますと、インド人は自撮りが大好きな人々でございまして、さっきからこの軍人さん達の自撮りに巻き込まれまくっているのでございます。

軍人さん達は本日は半分オフらしく、一応上司っぽい人もいるものの楽しそうに宮殿見学をしていました。そしていちいち立ち止まっては繰り返される自撮りの嵐と、「一緒に写ってくれ」攻撃が通算30回目くらいです。

最初は「相手は軍人さんだし断ったら撃たれるかも」と恐々撮影に応じていましたが、こいつらどうやらオフだぞと気づいてからはもうウギィしつこい!としか思わなくなりました。

結果、インド軍人の群れと目が笑ってない日本人の写真が大量生産されることに。

写真を撮るだけならいいのですが、奴ら絶対その写真をインドのFacebookだかマハラジャbookだかに勝手に掲載すると思うんです。そして「このジャップ俺の下僕だからwwよろしこwww」とか書かれてんのかと思うとキエエエエエめっちゃイライラするううう





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逃げました。

宮殿の外ではケンとエンが等間隔に並んでビジュアル系バンドみたいになっていました。癒されます。五人目になりたいです。ケンエン&ジンズです。





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宮殿の裏庭に入ってみました。裏から見る宮殿はなんだか無骨で、格好良いです。

この辺りはあまり人が来ないエリアらしく、とても静かで先程までのやかましさが嘘のよう「お~い君~(笑)」

来よったぞインドまるだし軍人が・・・

インド人「ちょっと待って~(笑)」

しつこいので一応振り返りましたが自撮り棒を持っている時点で目的は明らかなので、首をふってまた歩き出します。でも奴らは生粋のインド人。目的を達成するまで永遠に付いてきます。

インド人「待って~(笑)」
インド人「待っててば~(笑)」


とか言いながらダラダラ近づいてポケットに手を突っ込んでダラダラ歩いて来るんじゃない走ってこんかいそれが人にものを頼む態度かっ!!





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疲れました。

ほとんど人の来ないひっそりとしたエリアに心からほっとし、通算50回目くらいの溜め息をつきます。

疲れました。

宮殿のメインエリアはそう広くないですが、城壁の内側や、簡単にアクセスできる外側にも足を伸ばそうと思うとかなりの時間が要りそうです。

疲れました。




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それはさておきここで




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楽しいことをしたヤツがいる!!




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この宮殿端っこエリアもゆっくり歩きたいのに、チケットの有効期限がたったの一日でまだ行くべき所が沢山残っている今は、あまりのんびりしていられません。三日くらいにしてくれたら全部くまなくのんびり散歩をしますのに。

まあチケットチェックがある場所は限られていて、このへんのお庭とかはチケット無しでも入れるみたいなのですが。夕方の良い時間にもう一度来てみることに致しましょう。





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市場で売っていたカラフルな粉

インドには粉かけ祭りみたいなのがあったはずですので、それ用でしょうか。ただ時期が違うと思うので、お化粧用とか、先日載せた道端魔方陣用かもしれません。





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参考:道端魔方陣(牛を召喚)





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チャトルブージ寺院

続きまして、先ほどラージ・マハルから見たお城に参りました。が、解説を読んでみたらお城ではなく寺院だったようです。お城にしか見えないですけども。





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秘密の階段から上階に登れます。一人50ルピーの賄賂みたいなのを渡す形で。おそらく公式の門番なのに、何故こんなコソコソした雰囲気なのでしょう。





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寺院内部




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上の写真はこういう所から撮っています。高くて割と怖いです。





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屋上




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柵とかが無いのでかなり怖いです。





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本日のお昼ごはん

一旦休憩です。本日のお昼ごはんは町中地元民向け食堂にて、お楽しみプレート30ルピー(50円くらい)でした。やはり外国人向けレストランと比べると安いですね。

内容は、多分プーリーというやつでしょうか?小麦生地を揚げたものに、ジャガイモのカレーに、ヨーグルトソースみたいなやつに、野菜サラダでした。ヨーグルトがありがたかったです。カレーに飽きているので。





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ラクシュミー寺院

丘の上にあるお城のような寺院、ラクシュミー寺院にやって参りました。ちなみに我が宿は町と寺院のちょうど中間くらいにあるので、ちょっと立ち寄ってオルチャがいかに素晴らしいかに関するツイートをして来ました。


オルチャはいいぞーーー!!!!!


っていうツイートを。




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さてラクシュミー寺院ですが、とんでもなく素晴らしかったです。オルチャは素晴らしいものが多すぎて称賛の言葉が品切れですが、とにかく素晴らしかったです。他に何と言えばいいのか。

寺院は16世紀に建てられたものだそうですが、中にはぐるりと一周鮮やかな壁画と天井画が残されており、それが実に細かくて物語に溢れていたのです。





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割と新しげな出で立ちですので、vs イギリス軍でしょうか。イギリスと戦争したのってそんな前でしたっけ。17,8世紀くらいだったような記憶が。世界史の弱さが悔やまれます。




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ハヌマーンさんらしき人が!




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恐ろしい階段を登って塔の上に上がれましたが、最上階にはコウモリブラザーズがいるだけでした。




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ここで休憩しましたが、一度座ったら動けなくなるくらい爽やかで優しい風が吹いていました。

オルチャのこういう所が好きです。風に吹かれる場所を探すって都会ではすごく難しいですが、ここオルチャにはそういう場所が沢山あるのです。





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王墓郡

続いて、川沿いにある王墓郡へ。

お墓というよりお城みたいです。お庭も綺麗だし、住みたいお墓ナンバーワンですね。




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中に棺らしきものは見当たりませんでした。ここどういう構造のお墓なんでしょう。地下室への入口らしきものもないし、上階への階段もないですし。

果たしてバンデラ一族はヒンドゥー教都だったのか、ムスリムだったのか・・それによって埋葬の仕方が違うので棺の件も答えが出る気がしますが、今ちょっとwifiの調子が良くないので碌に調べられずフワッフワな日記を書いています。まあいつものことですけど。




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ガート(木浴場)

流れている川を久しぶりに見ました。ガンジス川も一応流れはあったらしいですが、淀んでいましたので。

ここの水も汚れているのでしょうが、ガンジス川を見たあとだと妙に綺麗に見えます。一回沸かして頂ければ普通に飲めます。流石に生水そのままはアレですが。




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大きな鳥が住んでいました。お墓を守っているのでしょうか。





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対岸からの王墓群

橋を渡って対岸に来てみました。




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ここから先は自然保護区なんだそうです。インド人に自然を保護するなんていう発想が

おそらく入場料がかかるだろうなと思いつつ少しだけ入ってみたかったのですが、珍しそうにこちらを見るハンター達に狩られそうなのでここで引き返しました。





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良い感じに日が落ちてきたので、夕飯前のお散歩へ。王宮群の、午前中はあまり見られなかった例のお庭に参ります。

王宮群の入場は17:00までと聞いており現在17:05ですが、ゲートはしっかり開いており簡単に入れました。お庭だけならチケットチェックもありません。




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良いです。来てよかった。世界が茜色に染まる一番好きな時間に、一番好きな雰囲気の道を歩く。緑を見ながら風に吹かれるのと同じくらい、幸せで心落ち着く時間です。

たまーに地元民ぽい人やここに住んでるのか?というような仙人じみた人を見かけますが、ほぼ一人と一匹の静かな散歩道です。




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一匹

一匹とはこの子です。何故かさっきからテチテチ付いてくるのです。





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川に出ました。




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はぐれお猿。




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暗くなる直前までどっぷり楽しんで、本日の観光は終了としました。

王宮や寺院ももちろん素晴らしかったですが、個人的にはこのお庭の散歩が一番良かったです。





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、カレー以外のものを頼もうと思い「malai Kofta」というのにしてみました。

カレーでした。




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ラーム・ラージャ寺院

宿に荷物を置いて、ラーム・ラージャ寺院にやって参りました。荷物やカメラは持ち込み禁止だそうなので、完全な手ぶらです。

写真は昼間にチャトルブージ寺院から撮ったもので、現在すでに日が暮れております。結構遅くまで開いているらしくて。



こちらのお寺はラーマさんを奉っているそうで、邪神を奉るなんて恐ろしいお寺だわ・・大声で何かを叫んで手をふっておでこを地面につけて、この人達は誰を呪い◯そうとしているのかしら・・黒いラーマ人形も恐ろしい・・・

とか思いながら見学したのですが、後から気づいたのですが私ヒンドゥー教のヒーロー・ラーマさんと仏教の邪神・マーラさんを完全に混同していました。

このお寺が奉っているのは、ヒンドゥー教のヒーロー・ラーマさんの方です。弓を操るラーマーヤナの主人公で、我らがハヌマーンさんのお仲間というかビッグボスです。

でも黒いラーマ人形は本当に邪神じみていました。


明日はタージ・マハルの町、アグラに移動します。


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○ オルチャ観光

共通チケット250ルピー、写真撮影許可25ルピー。チケットは王宮群の入り口でしか買えない。ラーム・ラージャ寺院は入場無料。宮殿群の庭や王墓群の庭園外もチケット無しで入れる。

| インド | 22:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

オルチャへ


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本日はオルチャという町に移動します。





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カジュラホ駅

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切符窓口

今回の列車は自力で予約することができず、昨日のうちに現地の代理店に頼んでチケットを購入しています。座席170ルピーに対し、手数料100ルピーという無駄の多い切符です。

でも出発当日にやきもきしながら切符窓口に並ぶのも嫌なので、手数料がかかるとしても事前購入で正解だったと思っています。

まあ、結局自力でも購入できたことが後から分かったのですが。詳しくは情報コーナーにて。





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本日の列車

さて、本日は初めてスリーパークラスを予約してみました。日中なので大丈夫かなと思いまして。予想通り、日中は外が暖かいのですきま風が冷たくなく、予約したはずの席を取り合ってインド人と戦う必要もありませんでした。これは混み具合次第でしょうが。

車両の古さなどはAC3クラスと大差ないようですし、やはり南のもう少し暖かいエリアに行ったらスリーパークラスの夜行便も試してみたいです。





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車窓からの景色が良かったです。





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ジャンシー・ジャンクション駅

着きました。3時間半なのであっという間です。

オルチャ駅というのもあるのですが滅多に止まらないとのことで、ここジャンシー駅で降り、オート力車でオルチャに向かうルートが一般的のようです。カジュラホの宿の人談。

宿の人は「もし列車がオルチャ駅で止まったら飛び降りなさい」というパッション溢れるアドバイスもくれましたが、列車がオルチャで止まることはありませんでした。ただスピードは緩んだので、一瞬覚悟を決めかけました。



さて、ここからオルチャまでは先述の通りオート力車で参りますが、先ほど同じ車両に乗っていたスロベニア人のナイスミドルを捕まえたので、相乗りで多少は安く行ける算段です。チャーターならオルチャまで150ルピー(250円くらい)が相場と聞いています。

しかしインド人力車ドライバー達は相変わらずやかましく、駅を出た瞬間取り囲まれ「300だ!」「400だ!」と騒がれました。それにスロベニアさんがいちいち反応するものだから、かなり白熱した戦いに。

でも、喧嘩寸前とは言えスロベニアさんはちゃんと一人一人の話を聞き、目を見て交渉するので偉いなと思いました。相手とちゃんと向き合っている感じがします。私なんか「ノー」と「高い」しか言わないのに。




カジュラホの宿の人に聞いておいたオート力車の相場は、

① チャーターならオルチャまで150ルピーくらい
② 乗り合いなら30ルピーくらい


とのことでした。あるいは、

③ まずはバススタンド(バスターミナル)まで乗り合い10ルピーで行き、そこからオルチャまで市バス又は乗り合いで20ルピー

というやり方もあると聞いています。というわけで私は、

①' オルチャまで70×二人の140ルピーでチャーターできないだろうか

と思っていたのですが、スロベニアさんは「チャーターで一人50の合わせて100だ!」で交渉を取り付けてくれました。素晴らしいです。でも相手の折れるのが随分早かったので、多分一波乱あると思うんです。



・・と、思った通り、力車はチャーターではなく乗り合いで、さらにオルチャまで行かずにバススタンドで停まり、「ホレ一人50ずつ払え」とのたまってくれました。

大喧嘩するスロベニアさんとインド人。

「乗り合いのバススタンド行きなら相場は10です」と後ろから入れ知恵する私。

スロさん「10しか払わんぞ!」
インド人「50だ!」
スロさん「じゃあオルチャまで行け!」
インド人「オルチャまで行くなら200だ!」
インド人2「180でどうだ!?」
インド人3「160は!?」
インド人1「お前ら黙ってろ!」

喧嘩を始めるインド人達。

スロさん「とにかくオルチャまで行かないなら10しか払わん!」
インド1「分かった分かったそれでいいから!」
インド2「よしじゃあこっちに乗れオルチャまで180だ!」
インド3「160でどうだ!?」
私「乗り合いならオルチャまで相場20ですよ」(入れ知恵)

スロさん「オルチャまで20だ!」
インド4「荷物が大きいから+10で30だ!」
インド2「乗り合いは10人乗りだしあと一時間は出ないぞ!こっちに乗れ!180だ!」
スロさん「乗り合いで20だ!今すぐ出せ!我々はバスで行ってもいいんだぞ!」
インド2「バスはない!」
私「あります」
スロさん「あるんだろ!」
インド2「あるけども!」

通りすがりのインド人5「オルチャか?乗り合い20だよ」
スロさん「君に決めた!」


決着が着きました。


上の会話はゴチャゴチャしすぎていて誰が誰だか分からないと思いますが、騒ぐインド人なんか誰が誰でも一緒なので、その感想は正しいです。





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本日の宿

到着後スロベニアさんとお別れし、私は町の中心から少しだけ外れた所にあるこちらの宿にチェックインしました。200ルピーくらいの宿が良かったのですが、一時間歩いても見つからず流石に疲れたので、300ルピー(500円くらい)で手を打ちました。





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断崖

本日の宿は作りかけらしく、所々がとっ散らかっていました。あと部屋に蟻のお友達がいっぱいいました。そして部屋のドアを開けると目の前に柵無し二階バルコニーが。

色々どうかしてる宿ですが、15軒ほど回っての最安値だったのでもう何でもいいです。





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オルチャの町並み

荷物を置いて、お散歩に出掛けました。

オルチャは想像以上に小さな町で、先ほどの宿探しと今回のお散歩でだいたい端から端まで歩けてしまいました。とても良いと思います。私はこういう町が好きです。





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ちびっこ

カジュラホでも見かけましたが、大人用の大きな自転車をこいでいるちびっこが沢山いました。この子はまだ乗りやすそうな方で、斜めにまたがって器用に乗っている子もいてその曲芸っぷりに感動しました。

この子達がどんどん大きくなって、この自転車が身体に合っていく過程を想像すると大変ほほえましいです。





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途中にあった遺跡っぽい何か

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王墓群

何ですかこの町は。すごく良いではないですか。




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川と橋

美しいではないですか。





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お城の前の畑

スンバラシイではないですか。

着いて早々にこんなに気に入る町は久しぶりです。いやバラナシも初見は最高でしたが、あそこは後からやられて好感度がダダ下がったので・・





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、カレーじゃないものが食べたいと思いカレーじゃなさそうなメニューを頼んでみたら、カレー味でした。




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食後のおやつ

お口直しにカレー以外のものをと思い、屋台でベイクドポテトを買いました。カレー味でした。




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はぐれ牛


明日は朝からオルチャ観光です。


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◯ カジュラホからオルチャ

オルチャ駅もあるが、全ての列車が停まるわけではない。通常はオルチャの隣のJhansi Junction駅(以下、ジャンシー駅)まで行き、そこからトゥクトゥクなどでオルチャまで行くのが一般的。

私がそうだったのだが、カジュラホ→ジャンシーの列車が予約できない(何故かunavailableと出る)場合はジャンシーの次のDaita駅までの切符を買い、ジャンシー駅で途中下車すると良い。旅行代理店で頼んでもこういう切符だった。

◯ ジャンシーからオルチャ

トゥクトゥクチャーターで片道150ルピーくらい。乗り合いなら30くらい。あるいは、駅前からバススタンドまで10、バススタンドからオルチャまで20と分けた方が簡単に乗合が見つかる。

◯ オルチャの宿

「Hotel Hare Krishna」
トイレバス付きのシングル300ルピー。ホットシャワー、なかなか快適なwifiあり。町からラクシュミー寺院に行く道のちょうど中間あたり、右手側。特にお勧めではないが、聞いた限りでは最安値だったし可もなく不可も無い感じ。

この通りには他にも数軒宿があり、聞いた限りでは600ルピーからだったが綺麗で快適そうだった。

| インド | 20:07 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

カジュラホ②西の遺跡と近郊サイクリング

昨夜はどこからか大音量の歌みたいな呪いの掛け合い漫才みたいなのが一晩中鳴り響いており、うるさすぎてほとんど眠れませんでした。

あれは一体何だったのかと宿のお母さんに聞いてみたところ、近所の寺院でやっている宗教儀式の類なんだそうです。「あの人たちはちょっとクレイジーだから・・」だそうです。地元インド人に言われるくらいですからよっぽどなのでしょう。





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西の遺跡チケット

さて、本日はまず、例のエロ遺跡にやって参りました。

入場料500ルピー(860円くらい)についてはとってもグヌヌですが、お目当ての共和国記念日祭りは10:00とか11:00まで待たないと盛り上がって来ないそうで、それまで暇なので仕方無く遺跡を見てやることにしたのです。仕方無くな。

ところで、写真の入場券は敷地外の二つの博物館チケットも兼ねているはずなのですが、回収されてしまいました。

いやいや困りますお返しくださいと懇願したら、「今日は金曜だから博物館はお休みだよ」だそうで。昨日来なかった弊害がこんなところに。悲しいです。





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そしてエロ遺跡・・と呼称するのも美しくないので西の遺跡と言い直しますが、西の遺跡はさすが入場料を取るだけのことはあってよく整備されており、公園内に敷き詰められた芝生も綺麗でした。





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敷地内にいくつもある遺跡はそれぞれシヴァ神を祭ったものであったりヴィシュヌ神であったり、ちゃんと別の名前と役割があるのですが、建物の造りや装飾はどれも大変よく似ていました。昨日見た東と南の遺跡群とも似通っています。

それでも見事なことに変わりはなく、仕方無くとか言ってた割にあっさり心酔し感嘆のため息を洩らしてしまったのですが。





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で、例のエロ彫刻なのですが、こんな感じです。

エロだエロだ言うのもお下品なので「官能的な」と言い直しますが、西の遺跡全体が官能的な彫刻で埋め尽くされているのかと思ったらそんなことはなく、数多ある素晴らしい彫刻達の中にいくつかそういうのもありますよ、という程度のものでした。

ただ、数が少ない割にはややアブノーマルなプレイをされているというか、だいぶアクロバティックというか、何故その造形を選んだのかな?という疑問を抱かずにはいられない彫刻もあります。係の人に聞いていやに詳しい回答が返って来ても嫌なので、謎のまま終わらせますが。


なお、昨日見た東とか南の遺跡郡にも官能彫刻はあったらしいのですが、どうも見落としたようです。お陰さまで一日中爽やかな気分で過ごせましたので、結果オーライでございます。エロより風です。私は爽やかな旅人なのです。





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敷地内で何かの会場準備をしていました。シヴァ神の単独ライヴか、神々の合同ライヴか・・どちらにせよかなり盛り上がりそうです。盛り上がりすぎて天変地異か起きないと良いのですが。





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シヴァ神の相棒だかペットだか乗り物だかの、白い牡牛・ナンディーさんです。





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これは誰と誰なのかよく分かりませんが、そんなことよりヨシヨシしているシーンなのか、食われかけているシーンなのか、そこが問題です。





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食われているパターンもありました。しかし被食者側もタダでは食われず、一撃食らわせたようです。





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本日の相棒

思いの外時間がかかってしまい既に11:00を過ぎていますが、スクールフェスティバルを見に行きたいと思います。共和国記念日祭と書きましたが、メインは村中の子供達が集まって行うスクールフェスティバルだそうなのです。

会場となる学校は町内ですので歩いて行けますが、とうせこのあと自転車で滝を見に行くので、先に借りておきました。





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思いっきり軸が歪んでいますが、左右のブレーキがちゃんと効く良い自転車です。80ルピー(140円くらい)で借りられました。


昨日は結構歩いた気がしましたが、自転車だとすすいのすいっとあっという間に学校に着きまして、





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フェスティバルは既に終わっていたことを知りました。

乾いた風が虚しいです。




・・・ま、まあいいやと言うことで、滝を見に行きます。

カジュラホ近くにはいくつか滝があるようでしたが、宿のお母さんがオススメしてくれたのは町から19キロほどの所にあるレノアの滝というところです。平坦な道のようですので、レンタルママチャリでも一時間少々で行ける予想です。






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町を少し離れた所で、随分賑やかな通りにぶつかったと思ったらお祭りらしきものをやっていました。お祭りというか演説ついでに屋台も出しときました程度のものですが、ものすごい数の人がひしめき合っており、とても中に入れる感じではありませんでした。

朝のスクールフェスティバルも、間に合ったとしてもどうせ入れなかったかもしれません。メンタルと体力両方の問題で。絶対ちびっ子達に取り囲まれて揉みくちゃにされますからね。





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幹線道路を外れたとたん、急に嬉しい!楽しい!大好き!な道に出ました。広いではないですか。空が青いではないですか。車両がほとんど通らないではないですか。この時点でもうすっかりご機嫌でした。

やっぱサイクリングですね。トレッキングかサイクリング。二週間に一度はこれを挟まないと心を病むのです。そら熱も出ますわ。





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ここから27キロほど行った先は国立公園で、虎がいますよみたいな事が書かれていました。ワクワクするナイス看板です。





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昨日憧れた山がとっても近いです。割と低い山だったのですね。そして近かったのですね。ずいぶん遠くに見えたのですが。





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入場ゲート

なんと。入場料を請求されました。

来場手段によって金額が異なるようで、自転車は50ルピー(85円くらい)なのでそんなに痛くはありませんが。というか滝は一応国立公園のはしっこらしいので、そう考えると格安です。





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ゲートから先は良い感じの森の中でした。

割と暖かいとは言え一応今冬なので、草木が枯れて良い雰囲気です。秋っぽい感じ。





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レノアの滝展望ポイント

着きました。

が、

全然水の音が聞こえません。

嫌な予感しかしませんが、一応見に行ってみたいと思います。





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レノアの 水溜まり

ウォーターがフォールしていないのですが。





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いや、でも、なんか良い感じです。これ水が綺麗だったらかなり神秘的な光景になるんじゃないでしょうか。





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渓谷もダイナミックで格好良いし、滝は見られませんでしたが別の良いものを見られた気持ちです。負け惜しみじゃないですよ。

ちなみに、先ほどから横で勝手にガイドをやっている謎のおっちゃんによると、この渓谷はグランドキャニオンに次いで世界で二番目に深い谷なんだそうです。

そのフレーズ世界中で聞きますけど、世界二番目の渓谷は一体いくつあるんでしょうか。そして少なくともここが二番目でないことは見れば分かりますが、インド人はどうしてこうすぐバレる嘘をつくのでしょうか。メンタル最強なんでしょうか。





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本日のおやつ

帰りのエネルギーを摂取するため、ここでおやつタイムです。本日のおやつはクッキーと昨日のサトウキビです。サトウキビがだいぶ短くなっているのは、昨夜宿のお母さんと一緒に湖を見ながら齧ったからです。口の中がイガイガになりました。




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水溜まりの脇には小さな博物館があり、この辺りで見られる生き物の紹介をしていました。





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ついでに写真もあったのですが、これが雨季に入ったところと、雨季真っ盛りのレノアの滝なんだそうです。後者は滝を通り越して氾濫ですけども、えらく迫力があるということは分かりました。雨季に来るべきでしたね。





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帰路でお猿に遭遇しました。実は行きにも会ったのですが、そのときはすぐ逃げられてしまって写真は撮れませんでした。行きに見たのは日本猿みたいな見た目の小降りなお猿でしたが、今回のはだいぶでっかくてちょっと怖いです。





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やはり良い道です。のどかだし静かだしすれ違う人々は優しい笑顔で挨拶を返してくれるし、ここは楽園でしょうか。

つい何度も休憩を挟み、そのゆったりとした空気を楽しんでしまいます。





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静かにしてください。




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ナイスバス停

私基本的には土管で寝るのが好きですが、バス停も好きです。しかもインドのバス停はうんこまみれじゃないのです。ゴミは落ちていますが。

よく利用したアルゼンチンのバス停は人糞まみれでしたが、インド人は物陰でコソコソなんてせず道端で堂々とするので、バス停内が散らからないようです。

インド人のうんこ癖がこんなところで役に立つとは。分からないものですね。





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道端のお猿

こう見えてそこそこ大きなお猿なので、横を通るのは勇気がいりました。襲われたら絶対に勝てないやつです。





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本日の夕方ご飯

町に戻って来ました。現在午後3時半というなんとも中途半端な時間ですが、エネルギー切れで宿まで歩けるかすら怪しいのでご飯タイムです。やはりクッキーとサトウキビと水だけでは駄目だったようです。

頼んだものは、エッグカレーです。なんとかチーズを載せたやつ。

エッグカレーは単純に好きだというのもありますが、肉入りカレーはお高く、たんぱく質を摂取しようと思ったらこれが一番手っ取り早いのでよく頼みます。でもゆで卵タイプのエッグカレーの方が好きなので、煎り卵タイプのこちらはちょっと悲しかったです。





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本日の晩ごはん

本日もまた、宿のお母さんの手作り晩ごはんをご馳走になりました。

本日のターリーは、何かお粥っぽいカリーっぽいものと、何かの肉のコフタ(ハンバーグみたいの)と、昨日も頂いて絶賛ドはまり中のマンゴーピクルスと、焼きたてチャパティでした。手作り家庭料理は、レストランでは絶対敵わない優しい味がします。


明日はオルチャという町に移動します。


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カジュラホ①東と南の遺跡散歩


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現在地:カジュラホ

列車は定刻より20分ほど遅れてカジュラホ駅に到着しました。よく寝ましたが、まだ夜明け前ですので寒いし眠いです。もう二時間くらい遅れてくれることを期待していたのですが。



この町では宿を事前に予約しており、宿の人がオート力車の迎えを寄越してくれているとのことでしたが、どうも該当の人が見当たりません。代わりにさ迷えるオート力車愚連隊が声をかけてきました。

私「宿の人が迎えに来るので結構です」
愚連隊「いや来ないぞ!今日は列車が2時間早く着いたからな!」

とすぐバレる嘘をつくインド人にはお前らほんとインド人だなと思いましたが、無視してお迎えの人を探します。他の旅行者と相乗りすれば安いのに、「タクシーを向かわせます。100ルピーです」という宿の人からのメールにノーと返信し忘れた私はこれに乗らなければいけません。

すると一人の力車ドライバーが、「やあお待たせ!」と言わんばかりに親しげに近づいて来ました。

私「宿の迎えの人ですか?」
相手「そうだよ!」
私「何て宿ですか?」
相手「カジュラホ・・むにゃむにゃ・・ホテルだよ!」
私「私の名前知ってます?」
相手「知ってるよ!」
私「言ってみて」
相手「えと・・・・パーシーだろ?」

私がパーシーって顔に見えるか?


明らかに宿の迎えではありませんでしたが、宿タクシーと同じ100ルピーで宿まで送るとのことだったので乗りました。他の旅行者達もとっくに闇夜に消えて行ってしまいましたし、宿の迎えもどうやら来ていないので。私は宿の人からのメールにノーと返しませんでしたが、イエスとも返さなかったので、ノーと判断してくれたのかもしれません。





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本日の宿

駅から町まではオート力車で20分くらいでした。滅茶苦茶寒かったです。

そんな中で、優しい宿の人達は早朝チェックインを受け入れてくれたばかりか、チャイやお菓子まで出してくれました。

そして、本日の宿はドミトリー250ルピー(430円くらい)を頼んでいたにもかかわらず、空いているからとこちらのデラックスなお部屋に泊まらせて貰えました。トイレバス付きの。感動より先に、実は2,500ルピーでしたテヘペロされたらどうしようとちょっとビビりました。





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世界遺産の遺跡

部屋で二時間ほど寝させて貰い、観光に出掛けました。

ここカジュラホは世界遺産の立派な遺跡がある町です。そしてその遺跡が少々珍しく、男女の交わる官能的な彫刻が見られることから「エロ遺跡」と呼ばれ面白がられているそうです。

面白い以上に歴史が深く美術的価値も高い遺跡ですので、真面目な観光情報サイトは「ただエロティックなだけでなく造形のウンチャラが歴史的なナンチャラで・・」と真面目なレビューをしているのですが、観光客の興味は主にエロです。

一方私はと言うと、非常に困惑しております。

だってホレ、当ブログはお上品で爽やかでオシャンティーなブログとして名を馳せている訳ですから。そんな海外セレブやお洒落女子の間でも話題のライフスタイルコーディネート・・なんとかイズム・・えと・・とにかくそういうお洒落なブログが急に18禁レビューを始めたら、皆さん大混乱です。私にも守るべきラインというものはあります。うんこの話はしても。

じゃあ何でカジュラホに来たの?と聞かれたら、答えは一つです。

エロを見るためです。





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カジュラホの町並み

遺跡は入場料が500ルピー(850円くらい)もしてやってらんなかったので、とりあえず町の散歩をすることにしました。ここは町中に世界遺産がドデーン!とある以外は実に小さくのどかな町で、町の収入のかなりの部分を観光業が占めているようです。

そういうわけですので町を歩くと観光客狙いのハンター達から次々声がかかりますが、この町の人達はコルカタやバラナシのプロハンター達とは違い若干ゆるいので、

ハンター「ハロー、チャイナ?ジャパン?」
私「ジャパンです」
ハンター「おー!アンニョンハセヨー!」
私「それコリアね」

という間の抜けた会話を楽しむことができます。なかなか良い町ではないですか。エロ遺跡なんて抱えているのだから絶対ふざけた絡み方をしてくる野郎に溢れていると思っていたのに、偏見でした。





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オールドムラー

町で声をかけてきた少年に連れられ、というか私の進行方向に少年が勝手に着いてきた形で、少年の住むオールドムラーを見学することになりました。

少年に限らず、声をかけてくる人が皆「オールドムラーに行かないか」と言うのでムラーとは一体?と思っていたら、「オールド村」のことだったようです。カジュラホには主に、新しい村と古い村の二区画あるそうで。日本人と見て日本語を使ってくれたのでしょうが、他言語と変に混ぜられると拾えないので普通に全部英語で言って頂きたいです。





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村のチビ達

いつの間にかガイドの真似事を始めた少年の解説によると、カジュラホ人は皆このオールド村の出身で、生業は主に農業・牧畜。ニュー村に住んでいるのは、「他の町から観光業の為に集まった余所者なんだよ~」とのことです。あまり良い感情を持っていないようですね。古参と新参が揉めるのは、どこの世界でもよくある話です。

少年・・多分18,9くらいでしょうか?彼ももれなく農夫をやっており、農家の仕事は午前中に終わるから午後は暇で、なのでこうやって観光客に声をかけて英語の練習をしているのだそうです。出会ってすぐに「一人で行くからガイドはいらないよ」と断ろうとしたら、「ノーノー、違うよ。僕は英語練習のため、貴方は僕から観光情報を得られる、これはグッドな関係だよ」とのことだったので、それなら後から金銭を要求してくることも無さそうだし信用でき騙されんぞおおお!!!





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学校

村内の小さな学校を見せて貰いました。こちらは無料の学校で、人々からの寄付で教材を揃えているのだとか。わずかながら、私も寄付をさせて貰いました。





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少年が「カジュラホには寺院が800ある」とか言うのでそれは盛りすぎじゃないかと思ったら、どうやらこういうのも数に入れているようです。小さいけれどこれだって立派な祈りの対象ですので、納得です。





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ただどうも歴史的遺物が無造作に置かれている気がしてならないのが何とも。これ大丈夫なんでしょうか。ホースに巻かれていい類のものなんでしょうか。





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少年のご実家でおばあちゃん手作りのチャイをご馳走になり、そのあと畑を見せてもらいました。

街の喧騒に疲れ果てていたので、田畑の風景と風が荒んだ心に染み渡ります。最初は少年を警戒してしまいましたが、付いて来てみて良かったです。

少年の家は野菜を主に育てているそうです。「大きな街に出荷してるの?」と聞いたら、「カジュラホの町の人に売るだけだよ」とのこと。いいですね。地元の野菜が一番新鮮で美味しいです。





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井戸

「昨年は一度も雨が降らなかったけど、その前にも三年くらい全く降らない時期があってそのときは大変だった」そうです。そりゃ大変どころの騒ぎじゃないのではと思ったら、地下水を汲み上げているのでギリギリ何とかなったとのことです。でも井戸や地下水の汲み上げ施設が無い家は遠くから運ばなければいけないので、やはり大変だったとか。

「食べ物が無いと人は生きられないから、農家はこの世で最も重大で大切で素晴らしい仕事の一つだと思ってるよ」と言ったら、少年は嬉しそうに頷いてくれました。

おべっかなんかではなく、本当本気の本心です。





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村から出て、大きな学校に連れてきて貰いました。えらく元気な子供達に迎えられ、写真をせがまれました。

何かステージみたいなのが出ているなと思ったら、「明日はお祭りだからここで歌とダンスの大会をやるんだよ」とのことでした。明日1/26はインドの共和国記念日で祝日なのだそうです。そういえば宿の人もそんなことを言っていました。ここには一泊だけして明日出発の予定でしたが、もう一泊してお祭りを見るのも楽しそうです。





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少年と別れ、郊外にある南の遺跡を目指して歩き始めました。

カジュラホには三つの遺跡群があり、一つは町中(ニュー村)にある西の遺跡群、一つはオールド村付近にある東の遺跡群、そして最後がこれから行く南の遺跡群です。これだけ町から4,5キロ離れています。なお、西の遺跡群は500ルピーですが他二つは無料だそうです。

写真は途中にあった遺跡です。一応係の人はいるけどお客さんは全然いない、風に吹かれる静かな遺跡でした。好きなやつです。

でもちゃんとお庭が整備されているし、美しい彫刻がしっかり残っており、欠けた部分は丁寧に修復され、大切にされていることが感じられました。





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というか、こちら中々とんでもないレベルの遺跡なのでは。これ無料で風に吹かせといていいやつなんですかね。





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クラクション地獄もない、タクシー攻撃もない、やかましい音楽や呪文を強制的に聞かされることもない・・こんなに静かな環境は本当に久しぶりです。

誰ですかエロ遺跡しかない小さな町とか言ったのは。観光は半日で充分とか言ったのは。ちょっと歩いて郊外に出るだけで、こんなに気持ち良い風がふく素晴らしい町ではありませんか。

嬉しくて嬉しくて、写真を撮ったり牛をからかったりしながらやたらダラダラ歩いてしまいます。こりゃ一日で観光終了は無理ですね。もう一泊しましょう。





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小さな村を通りました。子供達が大変なつっこく、笑顔で手をふってくれます。

子供達「ハローハロー!」「ハーワーユー!」「マニー!」

ドサクサに紛れて金を要求するんじゃない。


まあでもほとんど冗談で言っている感じで、返事を返したり伸ばされた手を握ってあげたりするだけで大喜びするので、可愛いらしいものです。





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南の遺跡

オールド村からだらだら歩いて1時間少々で、南の遺跡に到着しました。スタスタ歩いたら多分30分もかからないのではないでしょうか。町からならおそらく40分~1時間弱と言ったところです。

町中では力車ドライバー達に「南の遺跡は遠いぞ!」と声をかけられましたが、歩きで充分と思われます。レンタルチャリも良さそうです。





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こちらも立派な彫刻が残されている他、中に素晴らしい彫像がありました。係の人が教えてくれたところによると、この彫像は一人の像ではなく、上からシヴァ神、ヴィシュヌ神、クリシュナ神の三位一体像なんだそうです。





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南にはもう一つ遺跡があるとの事で、そこを目指して歩いています。すぐ近くです。

この辺りはときおり観光客を乗せたオート力車が通る以外は、地元の人や家畜達がのんびり歩いているだけの非常に穏やかで静かで素晴らしい環境です。





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あの山に行きたいです。それかこの辺りにテントを張って焚き火でごはんしたいです。





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もう一つの南の遺跡です。こちらは大分崩れてしまっていてほとんど土山ですが、一部細かなレリーフが残っている他、遺跡前に丁寧に並べられた遺跡のパーツ達にグッと来ました。





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工具の展示

遺跡の横には発掘の様子を解説した小さな展示コーナーがありました。

飾られていた写真を見ると、遺跡は最初完全な土山だったようです。係の人と銃を持った警備員の人が「遺跡は最初はこんな状態だったんだよ」「それを掘り起こして今みたいになったよ」「近い未来、あの土の所に芝生を生やして緑の綺麗な遺跡にするんだ」と嬉しそうに語ってくれました。なんだか私も嬉しくなりました。





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南の遺跡からまた歩いて戻ろうと思ったら、我が宿の姉妹店みたいなレストランで働いているという男性に声をかけられ、バイクで東の遺跡群まで送ってもらえました。

もちろん飴ちゃん貰ってホイホイ付いて行ったわけではなく、相手はちゃんと宿の名前も私の国籍も今朝着いたことも全部知っていたので、信用した次第です。姉妹店とは言え情報が駄々漏れなことが逆に怖いですが。





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東の遺跡群・ジャイン寺院

南と西はヒンドゥー教寺院ですが、東はジャイナ教寺院が中心になっているそうです。でもヒンドゥー教寺院との違いはよく分からんな・・と思い一応ちょっと調べて見たら、「両者の建築や彫刻にほとんど差はない」とwikipedia先生が言っていました。





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そんな東の遺跡ですが、大変良かったです。

南のは風に吹かれる遺跡だったのに対しこちらはやや観光地化されている遺跡で、しかし賑やかすぎず、ちょうど良い塩梅です。また、保存状態も丁寧に修復されている点も大変素晴らしいです。





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個人的にはあまり修復されていない古いままの状態が好きですが、観光客にとってはただの遺跡や彫刻でも、信者の人にとっては信仰の対象なので古びた状態のまま放っておくわけにはいかないのだということは、前回のミャンマー遺跡巡りを通じて学びました。写真のこれはかなり極端な例ですが、こうして修復することでまた何百年、何千年とその思いを繋げていくのでしょう。





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敷地内にある崩れレリーフの庭みたいなところがとても良い雰囲気でした。





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またオールド村を通って、東の別の遺跡へ。東の遺跡群はオールド村の周辺に点在していますが、その辺りではこんな広々とした素晴らしい景色に出会えます。





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子犬の集団に取り囲まれました。




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しかも付いて来ます。

この町は一体どうなっているんでしょう。風の遺跡といい子犬天国といい、癒し効果がとどまる所を知りません。





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もう遺跡の名前を調べるのも面倒になって来ましたが、東の遺跡群も素晴らしかったです。

本当は遺跡ごとに奉っている神様が違ったり注目ポイントがあったりするようなのですが、残念ながら私は解説書を持っていないので全てを理解することができません。ですので、単純に造形の美しさや回りの風景との調和などを楽しんでいます。

詳しい方からしたらとても勿体無い事をしているのかもしれませんが、私は楽しいです。





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遺跡にはリスが住んでいました。のどか極まりなしです。





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あの山に行きたいです。





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ハヌマーンさんのお寺

ハヌマーンさんのお寺です。ハヌマーンさんのお寺はカジュラホ内に4つあるとか村人が言っていた気がします。  

ハヌマーンさんはヒンドゥー教の猿の神様で、インドネシアのボロブドゥール遺跡で笑いあり演舞あり炎のパフォーマンスありのショーを見て以来、大ファンです。





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謎のおじいちゃんが守っているお寺にはハヌマーンさんが戦う様子の壁画があり、ライトで照らして見せてくれたそれはなかなかの迫力でした。

比較的新しいものというか下手したらおじいちゃんが描いたの?という感じの壁画ですが、歴史的価値や学術的なんちゃら以前に、強い情熱を感じます。良いものってそういうものだと私は思っています。





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とある民家の屋上より

ハヌマーンさんの遺跡前で声をかけてきた青年が、「僕は農夫でちゃんと学校に行けないから、観光客に声をかけて英語や日本語を教えてもらってるんだ」といじらしいことを言うのでついお喋りに付き合っていたら、お宅の屋上でチャイをご馳走になる流れに。流石に警戒しましたが、玄関先で笑顔の可愛いご家族が迎えてくれたので、安心してお言葉に甘えることにしました。





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ニームの木

これはニームの木と言って、その葉っぱは腹痛や疲労など6種類もの身体の不調に効果があるんだそうです。「屋上から手が届くから大助かり!」だそうで。こういう昔からの知恵みたいな話は大好きです。

あと、カジュラホにはカジュという名前の細長い木が沢山あって、カジュラホとは「カジュの木の村」という意味なんだそうです。せっかく素晴らしい話を聞けたのに、カジュの木の写真を撮り損ねてしまいました。逆光だったりなんだりで、タイミングを逃してしまって。 





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色々な話を聞いてほっこりした後は、お土産にサトウキビを一本貰って宿に帰りました。





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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、宿のお母さんがターリーを作ってくれました。ターリーとは、チャパティなどの主食とカレーや他のおかず数品がセットになったお楽しみプレートみたいなものです。南インドでは同様のものをミールスと呼ぶそうです。

今回出して頂いたのは茄子のカリーとジャガイモのカリー、マンゴーピクルス、焼きたてのチャパティでした。マンゴーピクルスにちょっとはまりました。ずっとカレーかカレー味のものばかり食べていて流石に別の味を求め始めているので、酸味がありさっぱりとしたピクルスの味はお口に優しかったのです。


明日は村のお祭りを見たり自転車で滝を見に行ったり、時間があったら500ルピーの西の遺跡を見てやらんでもないかなという予定です。


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<情報コーナー>

◯ カジュラホの宿

「Khajuraho Family Home Stay」
ドミ250だが同じ値段でトイレバス付のダブルに泊まらせてくれた。西の遺跡から徒歩5分と近いが、中心エリアの一歩奥の通りなのでとても静かでのどか。オーナーご夫妻やおばあちゃんや息子さん達が皆優しく親切で、顔を見るたびチャイを入れてくれたり、夕飯をご馳走になったり、列車チケットを買いに旅行代理店まで連れて行ってくれたり、とにかく申し訳ないくらい親切にしてもらった。心の底からお勧めしたい宿。

| インド | 22:58 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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