PREV | PAGE-SELECT | NEXT

エベレスト街道5、ナムチェバザール


<10/21〜22 ナムチェ>

20181204194937495.jpeg

サレリ(ファプル)から一週間かけ、ようやくナムチェに辿り着いた我らチーム・ガーリック。トマークおじさんは更に遠いジリから来ているので、トレッキング開始からもう二週間が経とうとしています。

そういうわけなので、我々はそこそこ疲れが溜まっております。ナムチェ(3,440m)では高度順応のため二泊するトレッカーが多いそうなので、私達もこれ幸いとそれに習うことにしました。



201812052356275ec.jpeg

20181205235627e4f.jpeg

ナムチェ入り口には立派な門と、 



20181205235627e3c.jpeg

20181207230203bd7.jpeg

エベレストで亡くなった地元出身の女性登山家の像が。台座には彼女の残した輝かしい記録と、37歳という若さで亡くなったという悲しい事実が刻まれていました。

こういうのは苦手です。何か色々考えてしまって。



20181205235721d78.jpeg

2018120523572163a.jpeg

20181205235721b01.jpeg

201812052357212c7.jpeg

ナムチェは山中らしからぬ賑やかな町で、物が溢れています。そしてトレッカーも溢れています。外国人トレッカーの好みに合わせたカフェやレストランやバーも沢山あるため、この町は厳しい山歩きの途中に突如現れるオアシスのような存在であると言えます。



20181205235721926.jpeg

行きそびれましたが、日本食屋もありました。

どうして外国にある日本料理屋ってトモダチとかキズナとかむず痒い店名が多いんでしょうね。もっとこうアラナミとかドンゾコとかでもいいと思うんですけど。



20181205235721c46.jpeg
写真撮り忘れたので子牛

ナムチェにはATMもあります。私の知る限りエベレスト街道上でお金を降ろせるのはここだけ(行ってないけど多分ルクラも可能)ですが、わたくし念には念を入れて札束を持参しておりますので、当分尽きる予定はございません。

一方、早くもお金が尽きかけているマリアンとティファニーは慌ててお金を降ろしていましたが、「山の物価がこんなに高いなんて知らなかったんだもの!」なんてプンスカ言っていました。マリアンはともかくティファニーに関しては400円のパンをその辺の人にあげちゃうのが一番の原因だと思いまーす。(←食い物の恨み)



201812052358038cc.jpeg

20181205235803c3c.jpeg
ナムチェの宿1 「International Foot Rest Lodge」

宿は最初こちらに入りましたが、



20181205235803100.jpeg
ナムチェの宿2「Lhasa Guest House」

翌朝急に「今日は予約でいっぱいだから」と追い出されてしまったので、別の所に移りました。数軒聞いて周りましたが、どこの宿も大変混み合っていました。 

今がトレッキングのハイシーズンなのが主な原因でしょうが、加えて、近郊の村タンボチェで明後日から始まるマニ・リンドゥの待機組も集まっているのではないかと推測します。三日間に渡り開催される、チベット仏教の仮面舞踏祭です。私もこれが狙いで、わざわざこの混雑甚だしい時期に来ております。



20181205235803f0d.jpeg
充電

ここナムチェ辺りまでは無料で充電できる宿が多いですが、ここからは難しくなるそうです。一応どこの村の宿でも充電は出来ますが、どんどん値段が上がっていくとのこと。

今このブログは2ヶ月遅れで書いていますので私は答えを知っておりますが、一番高い所だと一時間400ルピー(=円)とかそんなんです。私は充電にお金を払いたくないのでスマホは極力使わないようにして、カメラ充電もポータブル充電器だけで乗り切りました。

ついでに告白しますと、ホットシャワーにお金を払うのも嫌なので一度も使いませんでした。ではどうしていたかと言うと、標高4,000m辺りまでは水タオルで身体を吹いたり頭と顔と足だけは洗ったりして誤魔化し、そこから先はウェットティッシュで乗り切りました。頭は洗いませんでしたし、氷水で洗濯するのはなかなかの苦行なので2、3日同じ服を着ていたりと、日本の皆さんが聞いたらドン引きしそうな生活をしていました。

一応弁明しますと山では皆そんなもんですし、私下界ではちゃんと毎日お風呂も洗濯もしてますからねっ。誤解の無いようお願いします。



20181205235803173.jpeg

ナムチェ・ハザールで売られているものは、当たり前ですが地上のそれより割高です。写真に写っているものに関して言えば、水は地上では20〜30ルピー、トイレットペーパーは40〜80ルピーで買えますので、だいぶ値段が上がっていることがお分かりいただけるかと思います。しかしこれが、一番エベレストに近いゴラクシェプ村まで行くと水もトイレットペーパーも500ルピーに達しますので、それに比べればまだまだ良心的な値段と言えます。

いや、ゴラクシェプか非良心的という訳では決して無いんですけどね。何日もかけて人力または動物力で運んだ物資なので、値段が上がるのは当然です。



20181205235840821.jpeg

メインバザールを出て少し外側の寂れた方向に歩くと、地元民やポーターさん達向けのやや安価な店にも出会えます。



2018120523584057b.jpeg
アルミ水筒

20181205235840a91.jpeg
湧き水

私はここで携帯食(スニッカーズとか)とウェットティッシュ、そしてアルミ水筒を買い足しました。先程少し触れました通り気温の低下が思いの外厳しくて、ここから先は顔を洗うどころか手もろくに洗えなくなったので、買い足して正解でした。水が凍って出てこないのです。

アルミ水筒に関しては、普通の水筒は持っているのですがアルミ水筒があればストーブの上に乗せてお湯を沸かせるなあ・・とズルいことを思いついてしまったので買いました。お湯はどこの宿でも売って貰えますが、高いのです。今のところはカップ一杯40〜80ルピーくらいで買えていますが、ここからもっと高くなります。水はその辺で汲めますし宿のキッチンでも無料で貰えます。なので、ストーブとアルミ水筒さえあれば無料でお湯が作れるわけです。

・・とは言うものの、当たり前ですが宿の人はあまり良い顔をしないので、そう頻繁にはやりませんでした。他の人もやっている場合のみ、ドサクサに紛れて私もやる程度の小者的犯行でした。



<ナムチェで食べたもの(一部)>

20181205235923ca5.jpeg
ヤクチーズ

ヤクの乳で作ったチーズがよく売られていました。100グラム150円くらいだったかな?マリアンが買ったものを少し分けて貰いましたが、思いの外クセが無く、食べやすいチーズでした。先日食べたチーズトーストも同じ味でしたので、あれもヤクチーズだったのでしょう。



201812052359237b9.jpeg
トマトチーズパスタ

これもヤクチーズです。山小屋ご飯はどこも似たり寄ったりで、どれくらい似たり寄ったりかと言うとメニューの9割5分が一致しているくらい似たり寄ったりなのですが、もちろん値段と味は違います。

そんな中でよく食べていたのはダルバート(おかわり自由)、フライドヌードル(安い)、炒め芋(安い)、トマトパスタ(山小屋ご飯に飽きてきた頃に)あたりでした。



20181205235923690.jpeg
オサレカフェのオサレモモ 

20181205235923ce6.jpeg
オサレカフェのオサレチョコレートムースケーキ

普段の私(ドケチ)なら絶対やらないんですけども、懲りずにお金を湯水の如く使うティファニーとマリアンに釣られてカフェ巡りなんぞしてしまいました。一日の予算の倍額があっという間に飛んで行きましたが、大変美味しゅうございましたし、非日常感に若干癒されました。



20181205235923241.jpeg
シェルパシチュー

この辺りにはシェルパ族の皆さんが多く暮らしています。彼らは観光客向けの宿をやっていたり、ポーターやガイドのお仕事をしていたり、エベレスト街道トレッキング、そしてエベレスト登山に絶対不可欠の存在となっています。

で、写真のシェルパシチューですが、その名の通りシェルパ族の伝統シチューなんだろうなと思います。割とどこの宿でも見かけますが味付けや具材は結構違って、あっさり塩味のとろみスープにすいとんやお米が入っているのもあるし、カレー味にじゃがいもたっぷりのものもありました。



20181205235923a62.jpeg
ポカポカ陽気

ナムチェ滞在二日目は高度順応のため近郊のビューポイント(標高3,800mくらい)まで日帰りトレッキングに行くつもりだったのですが、わたくし体調を崩しまして、行けませんでした。軽めですが、昨夜熱を出したのです。

感染症再びか?と思いましたが、今回はそこまで高熱にはならなかったし喉が痛くクシャミが止まらなかったので、十中八九風邪ですねと言うことで一日安静にしました。風邪を引いた原因は、間違いなく牛歩隊にあります。一時間歩いたらその後一時間(寒空の下で)待たないと奴ら追い付いて来ないのです。毎度毎度どこで干し草食っていやがるのでしょう。

そんなわけでナムチェ二日目は完全休息日でしたが、日向ぼっこをしながら昼寝したり、カフェ巡りをしたり、大変穏やかな一日を過ごせました。


次の目標はタンボチェです。タンボチェ寺院のお祭りマニ・リンドゥを見学するため、またしても連泊です。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

※部屋の値段は有って無いようなものなので、参考までに。交渉次第でこれより高くもなるし時には無料にもなる。宿で一日二食食べるのが条件。また、wifiや充電の値段も交渉次第で前後するのでチェックイン時に必ず確認のこと。

◯ ナムチェの宿

「International Foot Rest Lodge」
ツイン一室200ルピー。wifi、チャージ(ラウンジのみ)無料。ホットシャワーは確か400ルピー。ダルバート700ルピー。

「Lhasa Guest House」
ツイン一室100ルピー。wifi、チャージ共に有料だが無料にしてもらった。ホットシャワー不明。ダルバート500ルピー。

| ネパール | 23:13 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

日本も同じ

日本も同じで、高野山は全ての物資が高いそうです。山の上迄運ばないといけないですからね。

水シャワー、私は気温40℃超えの真昼間に使って風邪を引いたので、免疫が弱いんだなとしみじみ思いました。

| らいら | 2018/12/08 14:05 | URL |

日本で登山しても2〜3日頭洗わない、同じ服着続けるをやってるのでまだまだドン引きできないレベルです♪笑
私がドン引きされてる可能性はあるのかも!!

| ふう | 2018/12/08 23:38 | URL |

そろそろ自転車も恋しくなってきてるんじゃないですか?
わたしは低橋様の自転車旅ブログがまた読みたいですよ

| | 2018/12/11 14:28 | URL |

チョコレートケーキとももが

すごく美味しそうです。

| ねこ | 2018/12/13 10:37 | URL | ≫ EDIT

Re: 日本も同じ

>らいらさん

山の物価は仕方ないですよね。重い食材を自分で運ぶことを考えたら、売ってもらえるだけありがたいです◎

>水シャワー
その気温だったら水シャワーの方が気持ち良さそうですのに。笑

| 低橋 | 2018/12/16 05:56 | URL |

>ふうさん

いやいや山はしょうがないですよ!笑
そしてトレッキング後のシャワーや洗濯で旅の汚れを落とすのが最高に気持ち良いんですよねえ◎

| 低橋 | 2018/12/16 06:01 | URL |

>そろそろ自転車も

そろそろどころかずっと恋しいです・・バス移動中やトレッキング中に良さそうな野営地を探してしまう癖は未だに抜けません。笑
色々と予定が立たずいつになるのか全然分かりませんが、次走るなら北欧がいいなとかぼんやり考えています。

| 低橋 | 2018/12/16 06:20 | URL |

Re: チョコレートケーキとももが

>ねこさん

美味しかったですよ〜特にチョコレートケーキが素晴らしいクオリティでした。

| 低橋 | 2018/12/16 06:21 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://watatobu.blog.fc2.com/tb.php/999-079b3a3a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT