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仏陀入滅の地・クシナガラ


<10/8 クシナガラへ>

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本日はクシナガラへ参ります。こちらは四大仏跡最後の一つ、仏陀入滅の地です。



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パトナー行き列車

まずは来たときと同じくパトナーへ。

通勤時間と重なってしまったのか、なかなかに混んでいました。それでも屋根の上に乗っている人はいませんでしたので、インドにしては空いている方なのかもしれません。



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ハジプール駅

パトナーからシェア力車に乗り、ハジプール駅へ。ここからクシナガラ方面への列車に乗れますが、今日はクシナガラよりもう少し先の町、ゴラクプールまで参ります。クシナガラ近くに丁度良い駅がないことと、ゴラクプールの方が都会で宿が多そうなことと、その後またネパールに向かうにあたり交通の便が良いからです。



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本日のお昼ごはん

今回出国したらインドには当分来なさそうなので、最後にマトンカリーを頂きました。いや明日もありますが、最後の夕飯ということで。

サモサ、シャヒ・パニール、アチャール、アムリトサル・クルチャなど色々はまりましたが、一番好きだったのはマトンカリーかもしれません。


<10/9 クシナガラ>

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ゴラクプール駅の朝

ゴラクプール行きの列車が4時間ほど遅れてくれ、到着が夜遅くになり、例によって宿の門前払い(外国人宿泊不可)を食らいまくりもうやんなっちゃったので、この日は駅に泊まりました。

ゴラクプール駅は広くて寝る場所も多く割と快適だったのですが、夜明け前から水責め(清掃)にあい叩き起こされたので寝不足です。



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クシナガラ

夜明け後。荷物を駅のクロークに預け、バスでクシナガラに移動しました。一時間半くらいでした。

宿が無いかもと思い宿泊は避けたクシナガラですが、ホテルが何軒かありました。また、後から知ったことですが泊まれるお寺もあったっぽいです。



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クシナガラは四大仏跡ですので立派な観光地かと思いきや、ルンビニやブッダガヤと比べると大人しめと言うか、それほど賑わってはいませんでした。立派なストゥーパや各国のお寺はあるものの、観光客はあまり見かけません。まあ、今まだ朝8:00前なのでそのせいもあるかもしれませんが。

観光客が少ないのは周りやすくてありがたいですが、お寺の一部や博物館がまだ開いていなかったのは失敗でした。



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涅槃堂

仏陀入滅の地です。

その場所は広くて綺麗な公園になっており、中心にある建物の中には涅槃像がありました。



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涅槃堂の前では立派な沙羅双樹が風に吹かれていました。沙羅の樹がふたつで沙羅双樹。仏陀はその二本の樹の間で眠りについたそうです。



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公園から少し歩き、仏陀の亡骸を荼毘に付したという場所へ。こちらも綺麗に整備されており、巡礼者の方々が並んで御経を唱えていました。



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遺灰を流した川・・という説明をどっかで見たような見てないような記憶があるのですが、仏陀の遺骨って各国のお寺や仏塔に分骨されてるはずですよね確か。遺骨は世界にばら撒いて、遺灰は川にばら撒いたんでしょうか。

偉大な人は大変ですね。いや、分骨や散骨には色んな事情や想いが込められていることは存じておりますけども、仏陀に関しては何か亡くなった後も世界中で働かされてるみたいなイメージが・・あっちにもこっちにも仏陀様みたいな。



・・とまあ、うまく締まりませんでしたが、そんな感じのクシナガラ見学でした。

インド入国当時は仏跡巡りをする予定など全く無かったのに、気付けば

・ルンビニ(生誕の地、ネパール)
・ブッダガヤ(目覚めの地、インド)
・サールナート(初説法の地、インド)
・クシナガラ(入滅の地、インド)

と、四大仏跡全てを訪問してしまいました。順番はこの通りではありませんでしたが、最後に入滅の地に来られたのは良い終わり方でした。

最初は軽い好奇心と観光欲だったものが旅を通じて少しずつ知識を深め、未だ不勉強ではあるものの気持ちだけはすっかり仏陀様〜状態だったので、各仏跡を訪問するのは実に感慨深かったです。

ブログを一ヶ月遅れて書いている現在は気持ちもだいぶ落ち着き通常の興味に切り替わりましたが、それでもこのときのホロ酔い状態は心地が良かったし、見たもの、感じたこと全てにおいて、良い経験をさせて頂いたと思っております。

今後も仏教含め色んな宗教の考え方や在り方や美術装飾その他に触れ、勉強したり楽しんだりして参りたい所存です。



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ゴラクプール駅

ゴラクプール駅に戻ってきました。預けておいた荷物を受け取り、バスに乗ってネパールに戻ります。本日の目的地はカトマンズ。ようやく首都のお顔を拝めます。



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本日は前回とは違う国境を通ります。ルンビニ近くの国境です。クシナガラを最後に訪れたい関係からあえて選んだルートですが、こうして見るとルンビニ→クシナガラ→ブッダガヤ→カトマンズと周った方がだいぶ効率が良かったですね。「あえて」とか格好つけた事を言いつつ、このルート線の乱れっぷりには大変グヌヌです。


ゴラクプールからカトマンズへの直行バスは無いためまずはローカルバスで国境まで移動しますが、このバスがまた3時間くらい待たせてくれた上に、「故障したからやっぱ無理だわ〜」とか言い出して仏の顔もツーアウトでした。

可哀相なのは、バス車内で出会ったフランス人旅行者の女性です。彼女は駅前の旅行会社で強く勧められ、バス車内で普通に買えるチケットを事前購入(おそらくかなり割高で)させられたそうなのですが、バスがこういう事になったのでそのチケットをドブに捨てることになってしまいました。彼女には全く落ち度は無いですし、乗り換えたバスも同じ州営なのですからそのチケットを使わせてあげれば良いのにと思うのですが、ここはインドです。彼女は当然のように新しいチケットを買わされていました。

もちろん強く抗議した彼女ですが、全く聞き入れられないばかりか関係ない乗客達にも取り囲まれギャーギャー怒鳴られ唾を飛ばされていました。正直私も、彼女の抗議を近くで聞きながら「無理だと思うよ〜」と半笑いでした。

が、「巻き込まれたくないし」とさっさと昼寝をかました私が数十分後に目を覚ますと、彼女は誰にも気付かれないよう窓側を向きながら、静かに涙を流していました。

ショックで気が遠くなりました。

何故私は彼女に加勢してあげなかったんでしょう。乗車前に「もうインドに疲れちゃって・・」とこぼしていたのを知っているのに、何故一緒に怒ってあげられなかったのでしょう。結果負けるとしても味方が一人いるだけでだいぶ違ったでしょうに、何故私は彼女を見捨てたのでしょう。


彼女は下車後もまたインド人達と喧嘩し、疲れ切った顔で国境審査を受けていました。イミグレ(インド側もネパール側も)職員の人達が皆さん優しくて、再び泣き出してしまった彼女の話をゆっくり聞いてあげていたのがせめてもの救いです。なお、私は何も出来ずにそれを見ていただけです。もともと人との距離感を掴むのが苦手な上に、泣いている人を前にして何と声をかけたらいいか分からなくなってしまって。本当に情けないです。


その後、彼女厄年なのかあるいはインドネパール難の相でも出ていたのか、ネパール入国の際にもトラブルが起きました。

彼女がビザ代金として差し出した旧ドル紙幣が受け取り拒否されてしまったのです。これはイミグレ職員さんの意地悪でも何でもなく元から決められているルールで、壁にも「◯年以前のドル紙幣は受け付けられません」と張り紙がしてありました。

問題は彼女の手持ちの現金がそれしかなかったことです。旧100ドル紙幣一枚と、ビザ代には到底足りない数百円分のインドルピー。国境越えの際、旅行者はみな現金を使い切る努力をしますから、彼女の現状はよく理解できるものです。

職員さん曰く近くにATMは無いらしいし、そもそも入国許可を貰っていない人間をこの先に進ませる訳には行きません。

どうにもならなくなった彼女は再び泣き出します。いい大人ですし、普段からそんな泣き虫な訳ではないと思うんです。ただ限界を越えてしまっただけで。私もインドでメンタルを叩き割られたことがあるので、彼女の気持ちは痛いほどよく分かりました。

ので、問題の旧ドル紙幣を手持ちの新ドル紙幣と交換してあげました。動揺しすぎてすっかり忘れていましたが、そういえば持っていたのです。割と多めに。

彼女はようやく、笑ってくれました。「メルシー、アリガットゴザイマス」と涙を拭いながら。

結婚してくださいと思いました。

か〜んわゆい!キュン!


・・ですが、今まで伏せていましたが彼女小さな男の子連れの母子旅行でしたので、私のフォーリンラブは叶いませんでした。来年再婚するそうですよ。

ガッカリしましたか画面の前の野郎共。こんな可愛い人がフリーな訳がないでしょうが。せっかくここまで読んでワクワクキュンキュンしたのに残念でしたねや~い。


<10/10 カトマンズ着>

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カトマンズ着

そんなこんなで、夜行バスに乗り一夜明け、無事カトマンズに到着致しました。


次回はカトマンズ食い倒れ日記を書いて、その後はエベレスト街道トレッキング日記に行きたいと思います。


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<情報コーナー>

◯ ブッダガヤからクシナガラ(拠点ゴラクプール)

ガヤからパトナージャンクション駅まで列車2.5〜3時間くらい。パトナーJn駅南口を出た所からハジプール行きシェア力車多数待機、所要一時間、40ルピー。ハジプールからゴラクプールまで列車多数、所要4〜6時間。ゴラクプール・ジャンクション駅南側、徒歩5分の所にあるバスターミナルからクシナガラまでのローカルバスに乗り、運賃61ルピー、所要1.5時間くらい。ブッダガヤからだとゴラクプールよりクシナガラの方が近く、パトナーからクシナガラ近くの町までのバスなどもあるそうなので、それで行くのも良い。

◯ ゴラクプールの宿

ジャンクション駅南口を出た所に安宿っぽいものから中級ホテルまで10軒ほど並んでいるが、これらはほとんど外国人お断りだった。中級っぽいところはOK。地図を見る限りホテルは町中にも沢山ある。

◯ ゴラクプールからカトマンズ

まずはジャンクション駅南口すぐのバスターミナル(クシナガラ行きと同じというか隣と言うか。いくつかバスターミナルが並んでいる)から国境の町スノウリへ。インド出国、ネパール入国を済ませる。インド出国税無し。ネパールアライバルビザ取得可能。何年以前のだったか忘れたけど旧ドル紙幣は不受理なので注意。ネパール側イミグレ付近の旅行代理店、または5分ほど?歩いた所にあるバススタンドっぽい所からカトマンズ行きの夜行バスに乗れる。私が乗ったのは確か20:30発、AC付普通座席が600ルピー、所要10時間くらいだったか。昼便もある。

| インド | 10:47 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

画面のこっちのおっさんみたいな女子ですけど…ふいちゃいました(笑)
やめてください。寝る直前に爆笑させるの!

…いや、やめないでください(笑)

| ふう | 2018/11/18 02:05 | URL |

>ふうさん

キュンとしたんですね?笑

| 低橋 | 2018/11/19 10:00 | URL |

もうほんと最高。笑っちゃいます。どうしてこんなに面白いことが書けるのですか。
いやいや面白いだけではないです。ありがとう。

| みちよ | 2018/11/19 17:33 | URL |

> みちよさん

エベレスト街道日記もトラブル続きのひどい珍道中ですので、ご期待ください。笑

| 低橋 | 2018/11/22 00:16 | URL |















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