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チトワン国立公園


<9/27 チトワンへ>

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チトワン、サウラハ村

ルンビニから4本のバスを乗り継ぎ、サウラハ村という所に移動しました。

こちらはサイやベンガル虎に出会えたり出会えなかったりするチトワン国立公園の最寄り村で、小さな村内には観光客向けのレストランや宿がひしめき合っています。あと象が普通に歩いております。うんこ爆弾も落ちまくりです。



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バッファロー・モモ

観光客向けですのでレストランは高めで、レストランだけでなく何故か売店も割高です。「それインドルピー表示だから、ネパールルピーに直したらコレ」等と言って酷いボッタクリをかましてくれるお店があるので行かれる方はご注意ください。価格調査が甘かったです。(引っかかりました。)



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サウラハの宿「Happy Lemon Tree Lodge」

サウラハで泊まった宿はこちら。バスの中から適当に予約した宿ですが、大変良かったです。

竹製のバンガローが良い味を出しており、スタッフの皆さんは大変穏やかかつ親切で良い感じ。そして何より、バンガローや庭からの景色が最高でした。



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サウラハ村風景2

実にツーリスティックなサウラハ村ですが、少し外に出ると大変のどかです。伝統家屋なども見られるし、地元民向けの比較的安価な食堂もあります。



<9/28 チトワン国立公園徒歩ツアー>

到着翌日は、「チトワン国立公園を丸一日歩き回ってサイとベンガル虎を探すツアー」に参加しました。

ここに来た目的は「象に乗ってサイを見に行くツアー」に参加するためだったのですが、宿の人が「あのツアーは象を一日中働かせて酷使してるからあまり推奨したくない」とか言うものですから。



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象に乗ってサイを見に行くツアー

タイやカンボジアなど、どこの国でも同様の問題を抱えていたので何となく予想は出来ていましたが、それでも「象に乗ってサイを見に行く」というキャッチフレーズには惹かれていました。なので「チトワン国立公園では象を大切にしており、無理のないスケジュールで働いて貰っております」なんて返答を期待していたのですが、そんなことは無かったようです。

ツアーガイドさん曰く、「欧米人はだんだん象ツアーには参加しなくなってる。今でも参加したがるのはアジア系の観光客が多い」との事でした。

いつだって始めるのは欧米人で、問題を指摘するのも欧米人で、見切りをつけるのも欧米人です。日本を含むアジア系は二年くらい遅れてそれに付いていっている感じ。どちらが愚かかと言うと、多分全員愚かです。もちろん私も愚かですヒャッホーイ。



何が問題かと言うと、動物達に過剰労働させるのもそりゃ問題ですが、自分達が望んだくせにあっという間に手のひらを返す観光客です。

彼らが立ち去った後には宿とレストランとクラブの立ち並ぶプチヨーロッパと化した不格好な村と、仕事を無くした人々と、行く宛のない動物達が残ります。そして観光客は「あそこはツーリスティックになっちゃったからもう終わり」とかぬかすのです。アジアはそんなんばっかです。乗せられて事業拡大して村を改造して動物達をビシバシした現地民も良くないかもしれませんが、やらせたのは私達です。それを何正義みたいな顔して上から目線で批判しているのでしょう。

それでも一時的にでも現地が潤ったのなら悪いことばかりでは無いでしょうし、自分達の望んだ事が間違いだったと気づくのも良い事なのだと思います。が、やりたい!思ったのと違った!もういらない!などという極端な変化ではなく、現地民も動物達も観光客も皆がホクホクできるやり方に移行していくことは出来ないものなのか?なんて思うのです。

それこそ、「当国立公園では象を大切にしており、無理のないスケジュールで働いて貰っております」というような。ジャングルに入る際に象達の巨体が大変お役立ちでありがたい点は事実なのですから、働いて貰ったお礼に林檎を沢山食べてもらったりして、何かこういい感じの関係を築いていけたらいいのにね〜なんてお花畑を思い描いてしまいます。

そんなものは理想論に過ぎず、実際はそう簡単ではないことは分かっていながらも。人間のエゴと言ってしまえばそれまでですし、そうでなくても私のような素人には想像できない色んな問題が絡んでくるでしょうし、それぞれの主義主張もありますし、お金もかかりますし。というかお金がかかりますし。お金です。



・・以上、「象に乗ってサイを見に行きたかったな」という無念からくる長ったらしく答えの出ない八つ当たりでした。

なんか考え過ぎて辛くなって来たので唐突におわり。



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さて!

今日の国立公園ツアーはジャングルを歩き回る前にカヌーにも乗れますよイエアー!!



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のどかです。

川沿いにはススキ畑が広がり、水鳥達がピチピチと可愛らしい声を響かせています。



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ワニの巣

そんなのどかな川にはワニがワンサカ住んでおり普通にようけ見かけるので、カヌーが転覆しませんようにと祈らずにはいられません。まあ10人くらい乗ってるので大丈夫だとは思いますけど。若くて美味しそうな子の背中をトンとしてあげれば良いだけの話です。



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一時間ほどかけてゆっくり川を下ったあとは、いよいよジャングルトレッキングです。

カヌーには大勢乗っておりましたが、ツアーグループとしては客二人、ガイドさん二人の小規模なものです。今回の相方は宿が一緒だっただけの知らないお兄さん(確かイギリス人)です。他のグループも大体同じ様な規模でしたので、安全確保の関係であまり大人数での徒歩ツアーは組んでいないのかもしれません。

この国立公園にはサイが千頭近くいる他、様々な動植物が暮らしているとのことです。中には危険な動物もいるということで、まずはそれらに遭遇した際の対処法を学びました。虎から逃げる方法とか。実際遭遇したらちびってるうちに食われて終了だと思いますけど。

とか何とか言ってるうちに、さっそくサイに遭遇しました。サイは警戒心が強くなかなか出てきてくれないとかで、丸一日歩いて一頭も会えない日もあるそうですので、本日は大変ラッキーなスタートを切れたと言えます。



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わたくし個人トレッキングも好きですがトレッキングツアーも大好きでして、その理由はガイドさんが面白い話を沢山聞かせてくれるからです。この葉っぱは美味しいよとか、これは毒があって昔の人はこれで毒矢を作ったんだよとか、そういう話を。

で、今回も色々聞いて「へえー!」と思いながら沢山写真を撮ったのですが、いかんせんブログが一ヶ月半遅れていますので何を教わったんだか全く覚えていませんよっと。



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虎は簡単には出てきませんが、虎に食われたらしい動物のされこうべは点々と落ちていました。わざとらしいほどに。絶対ツアー会社の手が入っています。



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森風景とガイドさん達とイギリス君

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お昼休憩中に見た風景。お弁当は持参(バナナとお菓子)



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サイ再び

もともと期待していませんでしたがやっぱり虎には会えず、しかしサイにはもう一度会えました。その他、猿や綺麗な鹿の群れにも会えましたので、一日歩いた成果は上々ではないかと思います。

そんなわけで大変良い汗をかき、気分爽快な一日でしたので、



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ネパールビール

ビールです。

いや、そんなに安くないのでネパールでは出来るだけ禁酒の方向で行くつもりだったのですが、ツアー仲間のイギリス君がこれを買ってその場で飲みだすものだからランボー怒りの私も下さいですよ。仕方ない仕方ない。



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宿のお庭にて

そういえば瞑想修行明けに一杯やったろかなと思いつつそのまま忘れていたので、この一本を瞑想修行完了記念ビールということにしました。夕焼けが美しいです。



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一本ばかしじゃ止められない止まらない。うっかりそのまま飲みに行ってしまいました。ツマミのポークチリ(豚肉の唐辛子炒め)が大変美味でした。

無理ですね禁酒は。楽しく生きて参りましょう。


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<情報コーナー>

◯ ルンビニからチトワン(サウラハ村)

ローカルバスを使う場合は結構ややこしい(もう少し簡単な乗り換えもあるかも)。ルンビニからバイラワまでバス頻発、所要一時間、50ルピー。バスを降りた所から大通りに出て分岐の町ブトワル行きに乗り、ブトワル・バスパーク下車、所要一時間弱、50ルピー。ナラヤンガード行きに乗り換え所要4時間弱、300ルピー。ナラヤンガードでチトワン方面行きバスに乗り換え、20分くらい、30ルピー。サウラハ・チョークで下車し、ハイエースみたいなミニバスに乗りサウラハまで20分くらい、25ルピー。
あとは、ツーリストバスの直行便もあるかもしれない。

◯ サウラハの宿

「Happy Lemon Tree Lodge」
竹製のバンガロー宿。トイレ冷水シャワー共同のシングル5ドル。wifi良好、ファン、共同キッチンあり。川沿いにあるため景色が素晴らしく、日の入りも見られる。村の中心から少しだけ外れるので静か。宿の人達は穏やかで大変親切。川沿いなので蚊が多いのだけ難点だが(蚊帳はある)、とってもお勧めの宿。

◯ ジャングルを丸一日歩くツアー

私は宿で予約。同じ宿の人と二人で参加・割り勘し、ツアー代金は一人4,000ルピー。ガイド料、カヌー、国立公園入場料(1,700ルピー)などを含むが、昼食は自分で用意する。

| ネパール | 23:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

猫カフェの猫も過労問題があるみたいでニュースになってましたよ
低橋様も心身ともに酷使しないよう気をつけてください

| | 2018/11/15 13:46 | URL |

> 猫カフェの過労問題

あれも酷い話ですよね。猫好きの人達のためのカフェなら、猫が好きでその命をちゃんと守れる人が経営して欲しいものです。知らずに来店してしまったお客さん達もショックだったろうなと思います。

| 低橋 | 2018/11/16 12:11 | URL |

動物に乗るのは必要な時だけ

いつも楽しく読ませてもらってます。

動物と人との共生って難しいですよね。

私は今、世界一周で見た「動物との共生について」の写真展を日本各地で開催してます。

個人的に、必要が無いと自分で思った時に動物に乗ると、罪悪感にさいなまれるので乗りません。

その文化が長くその地にあって、
必要がなくなってきた時に海外からの要望や現地民の活路として生き残る方法があって、
結果、批判され先細りする。

動物福祉ってまだまだ動き続けてる分野、かつ地域差の激しい分野だから、これからの世界の変化が、人も動物にとっても良さそうな方向にいけばいいな、と思います。

| あにとら | 2018/12/04 04:05 | URL |

Re: 動物に乗るのは必要な時だけ

>あにとらさん

動物と人間の関係については、考えれば考えるほど色んな問題が絡んでややこしくなり頭の中がゴチャゴチャになります。自分の中には動物達に対する愛おしさがありますが、私は肉を食べる人間なので、結局のところ「私に動物愛護とか言う権利はあるのか?」という部分にぶつかり何も言えなくなったりだとか。

動物に乗る必要性についても、現代日本に生きていたらまず乗る必要は無いと思いますが(車両の入れない山奥などを除き)、では乗馬はどうか、犬ゾリはどうか、となってくると今度は文化がどうのという問題にぶつかり、しかしその文化とは人間のエゴに過ぎないし・・なんて、もう本当にゴチャゴチャです。どこに線を引けばいいのか、私には全く分かりません。

コメントありがとうございます。私も引き続き、しっかり考え続けて行きたいです。

| 低橋 | 2018/12/04 20:08 | URL |















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