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バングラデシュへ


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本日はバングラデシュに参ります。

いつもはのんびり気楽な一人旅ですが、今日からしばらくは二人旅です。コルカタで知り合った日本人女性もこれからバングラ入りだというので、じゃあ一緒に行きましょうかということになったのです。



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コルカタからバングラデシュは、

① コルカタ→バングラの首都ダッカ行きの国際バス
② または国際列車
③ 列車とバスを乗り継いでちんたら行く


などの方法があるようです。

分かりづらい図を描いてしまいましたが、通過国境は全部同じバンガオン→ベナポールです。私達は今日はダッカまで行かないので、③の方法で楽しく旅して参りたいと思います。



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コルカタ・シアルダー駅

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バンガオン行き切符、一人20ルピー

まずはコルカタ・シアルダー駅から国境の町バンガオンまで参ります。

インドの鈍行は時刻表なんてあってないようなものなので、そして掲示もされていないので、窓口で列車の時間とプラットホームを聞きました。30分ほど待てば目的のバンガオン行き列車が来るようです。



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10:05バンガオン行き列車

15分ほど遅れて列車が来ました。そしてここでチベット仏教僧侶のバングラデシュ人と知り合い、彼もこれからバングラ入りするとのことなので一緒に行くことになりました。バングラデシュはイスラム教徒が全体の9割を占める国ですが、なかなかレアなお人と知り合えました。



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12:20ごろ バンガオン駅到着

2時間少々で国境の町、バンガオンに到着しました。ここまで隣席のお坊さんが延々喋り続けてくれたので、わたくしは既に大分疲れております。

お坊さんはFacebookアカウントを3つ持っており、メールアドレスも3つ持っており、その他にも電話番号2つやよく分からないSNSアカウントを色々持っており、ついでにユーチューバーでした。そして何故かその全てを私のメモ帳に書き出してくれたので、四方八方から連絡し放題です。しませんけど。

この時は時代の波に乗ったお坊さんなんだなと思いながら聞いていましたが、今にして思えば彼はお坊さんではなく、チベット仏教を信仰する一般の人だったかもしれません。袈裟を着ていたので巡礼者さんとか。



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バンガオン駅から国境までは歩いて行くには少し遠いため、お坊さんと3人でオート力車に乗りました。一人50ルピーで、20分くらいでした。



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インド側イミグレーション

ここからはイミグレエリアということで写真撮影は控えましたので、文章のみでお送りします。

まず写真のゲートをくぐると両替屋が二、三軒あり、レートがとても良かったので数日分のバングラ資金をこしらえました。2,000ルピーが2,400タカ(3,200円くらい)になりました。その後のインド出国は大変スムーズで、にこやかな管理管と世間話なぞしながら出国スタンプを貰いました。

バングラデシュはインドより30分先を生きていますので、時計の針を進めて現在時刻は13:00です。



続いてバングラデシュ入国審査です。インド側イミグレとバングラ側イミグレは隣同士ですので、そこら辺にダラッと並んで談笑している警備員(ライフル付き)と挨拶を交わしながら水溜まりだらけの道を移動しました。僻地感出とるなと思いました。

バングラ入国にはビザが必要で、コルカタのバングラ大使館などでも取れるそうですが、アライバルも取れるとのことなので私達は手ぶらで来ております。が、これの取得に少々手こずりました。

まずバングラ入国審査会場(及びアライバルビザ申請会場)はどれが窓口なのか、どこに並べばいいのか、というか誰も並んでないぞ何だこの混沌とした空間は・・という感じのおよそイミグレーションとは思えない雑な作りで、大変戸惑いました。が、なんとか入国カードとアライバルビザ申請書類を入手しました。

続いて、「日本人はビザ無料」と聞いていましたが、50ドルほど要求されました。が、なんやかんやで無料になりました。何がどうなってそうなったのかはよく分かりませんでしたが、他の国の人達は有料だそうなので、不当請求とかではなくその辺の手違いだったのかなと思っています。日本人も有料にしてくれて良いんですけどね。特別扱いは心苦しいです。

アライバルビザ申請書類には、

・滞在予定都市名→未定なのでとりあえずダッカとクルナだけ。
・ホテル名→行くか分からないけどダッカの日本人宿。
・出国予定国境名→未定なので可能性がある所を二ヶ所ほど適当に。
・滞在予定日数→最大28日と誰かが言っていた気がするので28日間。

などと記入し提出したら、見事に全部突っ込まれました。

適当な気持ちで適当に書いたので少々焦りましたが、こういうときの私は口八丁がペラペラ展開し非常に頼りになるので、何やかんやで乗り切れました。窮鼠猫を丸め込むとはこの事です。ちなみにビザは30日分貰えました。28日とはどこで聞いたデマだったのでしょう。

アライバルビザ取得からの流れで入国審査も無事通りましたが、このとき年齢と結婚歴を聞かれ、アラサー独身である事実を伝えたら「シングル~(独身)!?」と叫びながら入国スタンプを押されました。信じられないものを見るような顔をしていました。「独身だから入国不可」とか言われなかったのは幸いでしたが、何にせよ余計なお世話だバッキャロー。

でも実はイスラム教の国ではその辺がかなり重要で、独身女性の一人旅とかだと入国拒否されたり宿泊拒否されるホテルもあるそうです。基本的に女性の一人旅は許容されておらず、入国時にもホテルの宿泊記録にも、後見人として父親か夫の名前を書かなければいけない様なお国柄なのです。なので念のため、「日本に恋人がいて来年には結婚する予定なんですぅ」という嘘をついておきました。すごく空しかったです。


そんなこんなで、入国が完了した時にはすでに14:45でした。ビザ申請と入国審査だけで2時間近くかかってしまったことになります。なお、時間がかかるというのは事前に聞いていましたので、お坊さんとは既にお別れし先に行って貰っております。



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今日はこちらのクルナという町まで行きたいので該当のバスを探す予定でしたが、イミグレの人が「15:30に列車があるからそれで行ったら?」と教えてくれたので、力車で駅に移動しました。



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ベナポール駅、本日の列車

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クルナ行き切符、45タカ(60円)

そして窓口で切符を買い、列車に乗り込みました。鈍行の普通席です。

バングラデシュは観光客が少なく、フレンドリーで好奇心旺盛なバングラ人の性質も相まって「滅茶苦茶注目されるぞ覚悟しろ」という話は聞いておりましたが、想像以上でした。

同じ車両の人達が全員(大袈裟な表現ではなく本当に全員)こっちをガン見してくれ、うち10人くらいはわざわざ立ち上がって私達の座席を取り囲み、話しかけに来てくれたのです。すごく嬉しそうな、人懐っこい笑顔で。言葉の壁なぞものともしない、キラッキラの好奇心で。しかも目が合っても絶対に逸らさない鬼メンタルです。インド人ですら5秒も待てば逸らすのに。

ちなみにでございますよ。ちなみにではございますが台無しなことを申し上げますと、「来てくれた」というのは「来やがった」と書くのもアレなので穏やかな表現をしているだけで、私は決してこの状況を喜んでいるわけではありません。私は人見知りで対人恐怖症で視線恐怖症で集団恐怖症の気があるのでこういうの怖いんですよ。ものすごく。もの!すごく!!

・・と発狂しそうになりましたが、今日の私には強い味方がいました。今朝から一緒の相方ちゃんです。

彼女は英語は得意ではないものの、コミュニケーション能力とフレンドリー力が凄まじかったのです。私もいい大人ですのでどんなに恐ろしくても笑顔で対応するくらいのことはしますが、本物の笑顔の前では作り物の笑顔など無力です。

言語能力は多少あるもののそれを全く活かせない陰気な私と、言葉の不利をその他の能力でカバーしてしまうお日様の様な相方ちゃん。

住む世界が違うとはこのことかと、ちょっと絶望を覚えた午後でした。



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車窓から見た風景

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車窓から買ったおやつ

ちょっとした現実逃避がてら、車窓風景と食べたものの写真を載せておきます。

バングラデシュは(シンガポールなどの都市国家を除くと)世界一の人口密度を誇る国で、人口数そのものも世界第7位です。wikipedia先生調べ。なのでそこら中が人だらけで町だらけかと思いきや、車窓からの景色は実にのどかでした。線路脇の小さな村に暮らす人々の生活などが垣間見えたのも、大変良かったです。

下の写真は、途中停車駅のホームで車窓から買ったスナックです。すぐ近くにこれを作って売っている人がいて、とても美味しそうだったのでジッと見ていたら、窓の外にいた人が「欲しいの?10タカだよ」と言って代わりに買って来てくれたのです。全くの他人とこういうやり取りが出来るのは素敵だしありがたいし、とっても温かい事だなと思います。



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18:45ごろクルナ着 

3時間少々でクルナに到着しました。

ここクルナに来た最大の目的は、ロケットスチーマーというオンボロ船に乗ることです。クルナからダッカまで河を登り、一泊二日で繋いでくれるそうでして。

クルナは始発港で、出発は深夜と聞いたので上手くすれば今日このまま乗れるかな?とバックパックを背負ったまま港に行ってみたのですが、残念ながら本日は休航日でした。「明日は出ますか?」と聞いたら「イエストゥモロートゥモロー」と返って来ましたので、お楽しみは明日までお預けです。

まあ明日も結局乗れないんですけど、その辺はまた明日の日記で。



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本日の宿

という訳で、本日はクルナに泊まります。

シングルよりツイン二人割の方が安価なため、そして相方がいる以上あまり汚い所に付き合わせる訳にもいかないため、いつもより綺麗なホテルに泊まれてちょっとラッキーでした。



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本日の晩ごはん

宿近くの小さな食堂にて、隣の人が食べていた謎のお料理を「これください」と言って頂きました。メニューが読めず英語も伝わらず、八方塞がりだったものですから。サクサクの豆だか米だかに、茹で玉子やパクチーを散らしてライムを絞ったお料理でした。大変好きなお味でした。

この後もう一品、肉のミンチを挟んで揚げた大きくて平たい春巻きみたいなものも食べたのですが、写真が残っていませんでした。最近メモリーカードがご機嫌ナナメみたいで、撮ったはずの写真が度々消えるのです。早く買い換えなくては。


明日はクルナ近郊にある世界遺産を見に行きます。


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<情報コーナー>

○ インド・コルカタからバングラデシュへ陸路国境越え、クルナまで

(1)コルカタ・シアルダー駅から国境の町バンガオンBangaonまで鈍行で2時間、20ルピー。

(2)バンガオン駅から国境まで力車20分くらい。私は3人でシェアし一人50ルピー。5、6人まで集まればもっと安くなる。

(3)インド側バンガオンからバングラデシュ側ベナポールBenapoleまで徒歩で国境越え。

・インド側イミグレの敷地内にある両替屋はなかなかレートが良い。
・インド出国はスムーズ。出国税など無し。
・バングラ入国は、ビザを事前取得していない場合はその場でアライバルビザ申請。入国カードとビザアプリケーション(A4用紙1枚)記入、写真などの提出物は特に無し。ビザ代金無料。1~2時間かかる。

(4)国境からベナポール鉄道駅までシェア力車で10分くらい、20ルピー。なお、バスターミナルも駅のすぐ近くにある。

(5)ベナポールからクルナまで列車45タカ。私は15:30発の列車に乗り、18:45くらいにクルナに着いた。イミグレの人いわく、列車の本数は少なく一日2、3本とのこと。バスで行く場合は、途中のジェッソールで一度乗り換えとのこと。


○ クルナの宿

「Hotel Jalico」
AC無し、トイレ冷水シャワー付きのツインが一室1,200タカ。朝食つき。ファンあり。Wi-Fiは一応部屋でも使えるが非常に弱く遅い。レセプションは英語が通じる。駅、港からは徒歩15分くらい。BIWTC(ロケットスチーマー)ヘッドオフィスと同じ通りにあるので、これを利用する人には便利かも。AC付きの部屋もある。

| バングラデシュ | 21:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いつもたのしみにしてます。

マンガおもしろいですが
何で書かれてますか?ペンタブなのかな。

| | 2018/07/18 23:02 | URL |

> マンガは何で描いているか

ありがとうございます。
漫画は、旅先から更新しているものはiPadとアップルペンです。
帰国時に更新したものは最初のうちはアナログで描きペンタブで塗っていましたが、iPadを購入してからはそちらで描くことが多くなりました。デジタルの方が楽ですが、アナログの方が好きです。

| 低橋 | 2018/07/20 02:05 | URL |















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