PREV | PAGE-SELECT | NEXT

北上②コーラム→アレッピー間バックウォータークルーズ


2018052803280722f.jpeg

ケララ州と言えば、水郷地帯を船で観光するバックウォーター・ツアーが人気です。

・・というのは実のところコメント欄にて教えていただくまで知らなかったので、教えて頂いた方、ありがとうございます!



20180530031742fe8.jpeg

私はそもそもバックウォーターとは何なのかすら知らなかったので、Wikipedia先生に聞いてみましたところ、

背水(はいすい)またはバックウォーターは、河川や用水路などの開水路において、下流側の水位変化の影響が上流側に及ぶ現象のことである。背水が生ずるのは流れが常流の場合であり、構造物の存在、水路の断面形状、勾配の変化などがその原因となる。水位変化の影響を受ける範囲を背水区間という。ダムや堰などによる水位上昇で背水区間の水位が上昇することを堰上げ背水といい、背水区間の水位が低下することを低下背水とよぶ。

との事でした。なるほどね~。(よく分かりませんでした。)


それはさておきバックウォータークルーズですが、泊まれるお船・ハウスボートに乗ったり、小舟で複雑な水路を行くツアーがあったり、ツアーではなく個人で小舟をチャーターしたりと様々な楽しみ方があるようです。



201805300317420c9.jpeg

というわけで、今回はとりあえずこの観光船に乗ってみました。コーラムからアレッピーまで行ける船で、バスだと2時間ですが船だと8時間かかります。

「長すぎて飽きる」と大変評判のお船ですが、大丈夫です。飽きたら寝ればいいだけです。



201805300317423b3.jpeg
一階

201805300317428b1.jpeg
二階

お船は二階建てです。

現在シーズンオフなので船内はガラガラで、どこでも座り放題でした。景色が良いのは当然二階ですが、座席が柔らかくて座り心地が良いのは一階です。二階で景色を見て、飽きたら一階で寝ろということです。



20180530031833c9c.jpeg
漁師さん

20180530031833e0a.jpeg
そのへんの村

20180530031833cf2.jpeg
教会か何か

確かに大きな景色の変化はなく飽きると言えば飽きるのですが、のんびりした船からのんびりした人々の暮らしを覗くのは、なかなか素敵な時間だと思います。



2018053003183395c.jpeg
チャイニーズフィッシングネット

こちらはチャイニーズフィッシングネットとか呼ばれているものです。

水の中に網をザバーっと入れてザバーっと引き上げてお魚ピチピチーのウマーという大変大雑把な装置で、すごくインドっぽいですが名前はチャイニーズですね。中国人に教わった方法なんでしょうか。



20180530031833bb8.jpeg

20180530031833726.jpeg
本日のお昼ごはん

13:00頃に小さな村に立ち寄り、お昼ごはんタイムが取られました。こちら料金外ですので、食べてもいいし食べなくても良いです。それより時間が30分しかないのが問題です。だいぶ急ぎました。

食べたのはミールスです。この先の記事にも載せますが、ケララ州で食べたお米は全てまるっと太っちょで大きめでした。日本の一般的なお米サイズの倍はあります。食べ物に対してこんなことを言ってはいけませんが、見た目がちょっと芋ム・・やっぱ止めておきます。



20180530031934bc5.jpeg
15:30 お茶休憩

一階のソファーで熟睡していたら、本日二回目の休憩タイムが訪れました。15分ほどのお茶休憩です。

空いた船内は結構伸び伸びできるというかソファーでおもいっきり伸びて寝ているので別に疲れませんが、やはりたまに外に出るとスッキリします。  



20180530031934e93.jpeg

アレッピーに近づくと、ハウスボートをよく見かけるようになりました。

北部シュリーナガルもハウスボートで有名ですが、あちらのそれは固定型の浮いてるお家で、イギリス植民地時代の忘れ物という事情から大変お耽美な姿をしていました。

対し、こちらのハウスボートはしっかり移動しますし、見た目は南国風で涼しげです。このハウスボートには船長さんの他に料理人なんかも乗っていて、一泊二日とか二泊三日で水上レストラン&宿泊体験をするのが人気なんだそうです。ハネムーンカップルに特に人気とかなんとか。また、基本貸し切りなのでそこそこのお値段がします。というわけで、色んな意味で私とは無縁のお船ということになります。



20180530031934902.jpeg

ほぼアレッピーに着いておりますが、お空がただならぬ雰囲気を醸し出しています。宿に着くまで耐えてくれると良いのですが。



201805300319342a2.jpeg
アレッピーの宿①「Dream Nest Guesthouse」

本日の宿です。船がアレッピーに着いたのは予定より一時間早い17:30だったのですが、本日の寝床を確保出来たときには既に20:00を回っていました。

ここに着くまでに色んな事があったのです。

まず船を降りると同時に宿勧誘を受け、「今夜は別の宿を予約しているので泊まれませんが、明日移動してもいいですよ~」なんて会話をしていたら大雨に降られました。なので、とりあえずその勧誘宿で雨宿りさせてもらうことにしました。

雨が全然止まないばかりか嵐みたいになって来たので一時間ほど過ごさせて貰ったのですが、宿オーナーがおもむろに宿泊台帳を取り出し記入を求めて来ました。

私「すみません今日は泊まれないんです。明日泊まりに来ますので。(5回くらい言いましたけどね。)」
オーナー「そうなの!?なんで!?」
私「別の宿を予約しているからです。(5回くらい言いましたけどね。)」
オーナー「なんだそっか~・・」
私「ええ、すみません。(5回くらい言いましたけどね。)」



その後雨が弱まった隙に本日の予約宿に移動しましたが、私の部屋がありませんでした。

宿スタッフ「昨日泊まったグループが延泊したからさ~」
私「私は予約してあるんですよ。」
宿スタッフ「だから急に延長したんだって~言ってる意味分かる?」


インド人くたばれと思いました。

出来るだけ苦しみながらくたばれと思いました。



201805300319342a2.jpeg

で、急遽変更した本日の宿です。 

そのスタッフの人(オーナーかも)は私が怒っている事を察したのかちゃんと代替宿を紹介してくれ、予約したはずの部屋(ドミトリー4ドル)と同料金で交渉をしてくれたのでやっぱりくたばらなくてもいいですよと思いましたが、この代替宿がどう見ても4ドルで泊まれるそれではありませんでした。一応聞いてみたら、10ドルの部屋でした。そこにびしょ濡れで踏み込みたった4ドルで泊まる私。罪悪感で胃がキリキリと痛みました。



20180530031934546.jpeg

しかし、宿近くのひっそりしたレストランで食べたマサラ・ドーサがめちゃんこ美味しかったのでちょっと元気が出ました。今まで食べたドーサの中で一番かもしれません。

下の情報コーナーに載せておきましたので、良かったらご参照ください。



20180530031934d94.jpeg

あと、宿前のスーパーで蚊取り線香と温熱型蚊取りマシーンを買えたのも嬉しかったです。これで少しは寝やすくなります。インドの蚊はうるさくてしつこくてしぶとくて大変やっかいなのです。まるでインド人のよ(略)



<5/18 引き続きアレッピー>

201805300320236c1.jpeg

20180530032023da9.jpeg

20180530032023e97.jpeg
アレッピーの宿②「3 Palms Guesthouse」

昨日誘われた宿に移動しました。

予算ややオーバーの宿なのですが、夕飯付きだしロビーが広いし窓の外は自然豊かだしで、非常に居心地が良さそうだったので。昨日雨宿りさせてもらった恩もあります。

シーズンオフということで宿は静まりかえっていましたが、一人だけ、一日中半裸のオーストラリア人のおっちゃんが暮らしていました。客というか住人です。年に一度、数ヶ月ここに滞在しに来るそうです。



20180530032023ead.jpeg
本日のお昼ごはん

インディアン珈琲ハウスがあったので来ました。先日も書きました、ケララに入ってからやたらと見かける安くて美味しいチェーン店です。ここアレッピーに至っては4軒ありました。うち2軒は営業していませんでしたが。  

食べたのはベジタブル・コルマです。コルマとは、ナッツペーストやら何やらが入ったカリーだそうです。大変クリーミーで、チャパティによく合いました。



2018053003202310a.jpeg
本日の晩ごはん

夕飯は宿オーナーのお母様手作りのコルマとドーサです。狙ったわけでもないのに昼間と同じメニューでした。そして翌日の夕飯も同じ内容でした。確かに「昨日と同じ感じでいい?」と聞かれ「イエス」とは答えましたけども。



20180530032023ce0.jpeg

しかし、この宿では毎晩ビールが飲めるという特典がついていました。オーナーが買ってきてくれたのです。お値段も一本90ルピーと優しめ。しかもこのオーナー、私は何も言っていないのに独断でストロングの中瓶を5本買ってくるという大変素晴らしい人でした。こんな話の分かるインド人に出会ったのは初めてです。

なお、オーナーはイスラム教徒ですがガッツリ飲んでいました。さらに言えばイスラム教徒は現在ラマダン中のはずですが、飲んでいました。煙草も吸っていました。

私「いいんですか?」
オーナー「内緒だよ!」

アッラーさん、こいつです。


<5/19 引き続きアレッピー>

201805300321008e1.jpeg

201805300321002cf.jpeg

20180530032100d88.jpeg

20180530032100227.jpeg
アレッピー風景

アレッピーは非常に居心地の良い町でした。そんなに大きくないけど小さくもなく、町の中心は栄えているけど宿のあるあたりは水路に囲まれた静かな環境で、朝の散歩がとても気持ち良かったです。



2018053003210088b.jpeg
Revi Karna Karan Memorial Museum

オーストラリア人の半裸のおっちゃんに誘われて、博物館にも行きました。

おっちゃんは外出の際はちゃんと服を着る冷静さを持っていました。しかし力車のお兄さんに適当な行き先を告げ、案の定間違った場所に着き「○○って言った!」「言ってない!」という不毛な喧嘩を繰り広げる冷静じゃない一面もありました。たまに勃発する私と力車マンの喧嘩もこんな風に見えているのかなあと、ボンヤリ思いました。



20180530032100cf3.jpeg

それはさておき博物館です。

この博物館は写真のマットの製造・販売で富を築いたご家族の、特におばあちゃん(元社長婦人)の個人コレクションを集めた博物館なのだそうです。半裸おっちゃんの解説より。入場料が350ルピー(560円くらい)と思いの外高くギャフンとなりましたが、ここまで来て帰るのもアレなので入りました。

ら、結構良かったです。撮影禁止だったので写真は無いんですけども。

割と最近のコレクションなので特に歴史的価値の高いものとかではないのですが、調度品とかクラシックカーとか象牙の彫刻とかスワロフスキーとか、かなり多くの品が展示されており見応えがありました。ちょいちょい観光地の土産物が混ざっているのも面白かったです。「リスボン」と書かれたコースターとか。

なんか手当たり次第買っちゃったって感じだな~なんて思いながら見ていたら、おっちゃんが「買い物依存症だったんだろうね。旦那さんを亡くして寂しかったのかな」なんて切ないことを言っていました。


次はコーチンに移動します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキングに参加しています。記事が面白かったらクリックお願いします。


<情報コーナー>

○ コーラム・アレッピー間フェリー

どちらも10:30発、18:30着。400ルピー。昼食、お茶休憩あり(料金外)。チケットは当日船内で直接買ったが、ハイシーズンはもしかしたら予約制かもしれない。オフシーズン(6~10月?)は運休とも聞いたが未確認。

○ アレッピーの宿

「Dream Nest Guesthouse」
トイレシャワー付の大きなダブルルームが600ルピー。宿の人達が怖いくらい良い人。怖い。目の前に大きめのスーパーがあり便利。商店街にもアクセスしやすい立地。宿前の道を東に200mほど行った所にあるレストラン「Aryabhavan」(だったと思う)のマサラドーサが美味しい。

「3 Palms Guesthouse」
トイレシャワー付ダブルにお母さん手作りの夕飯が付いて350ルピー(恐らくシーズンオフ価格)。ポット、冷蔵庫、フリー紅茶あり。バススタンド、コーラム行フェリー乗り場から徒歩5分くらい。水路に囲まれた静かな環境がとても良い。宿オーナーは冷蔵庫をビールでいっぱいにする能力に長けている。

| インド | 22:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

今日も楽しく読ませていただきました。低橋さんの吐く毒がとても心地よく私の心に突き刺さります。お身体を大事にご自愛下さい。応援してます。

| tio | 2018/06/01 09:55 | URL | ≫ EDIT

>tioさん

ありがとうございます。
過去5年間は出来るだけ言葉を選んで書いてきたつもりですが、インドでは無理でした。笑
楽しんで頂けているのなら幸いです。

| 低橋 | 2018/06/02 00:25 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://watatobu.blog.fc2.com/tb.php/940-e77d64d3

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT