インドビザ申請と象の孤児園

インドビザセンター、キャンディ
本日はインドビザの申請に参りました。
しかし私は前回取得のインドビザ(6か月マルチプル)の有効期限がまだ残っており、それが切れるまでは再取得は出来ない気がしたので、とりあえず直接これを聞きに行くところから始めました。
結果は、問題なしでした。
ただ、本日は4/12でビザが切れるのは4/17。受け取り日の4/20には期限はしっかり切れているということでOKが出ただけの可能性もあります。

ビザアプリケーション作成代行業者
インドビザ申請書の作成は大変項目が多くて面倒くさく、加えてオンライン申請画面がフリーズしたりエラーが出たり苦労して打ち込んだ内容があと一歩のところで全部消えたりキエエアエエエ!!(怒)
というのを前回6時間くらいやってもう懲りたので、今回は代行業者に頼みました。というか、どうせ今日は申請出来ないだろうと思って何も用意して来なかったのです。
幸い代行業者はビザセンターのすぐ隣にあったので、センターの人に「じゃあそこで書類作って来ますのでまた後で」と言ったら笑顔で送り出してくれました。あら好感触。大使館とかビザセンターって高圧的で怖いイメージがありますが、ここは大丈夫そうです。

申請書類
私が持ってきたのはパスポートとお金だけでしたが、必要な書類は全て代行業者さんが作ってくれました。あとはパスポートを添えてビザセンターに戻るだけです。
書類作成にかかった時間は30分くらいでした。私は「前回インドで最後に泊まったホテル覚えてる?」とか「次回インドでの滞在先は?」とか聞かれる度に、ネットを開き目についた適当なホテル名を答えていただけです。答えられなかった場合は多分業者の人が適当に埋めてくれると思います。いいんですよこういうのは適当で。どうせチェックはされないのですから。

で、ビザセンター再びです。
このビルの3階にあるのですが、大きな看板も出ていないし警備員もいないし、地味な旅行会社オフィスみたいな内装でした。まあ大使館ではないのでこんなものかもしれません。ちなみに中は撮影禁止です。
受付カウンターは3台ありましたが、お客は私を入れて3、4人しかいなかったので待ち時間はゼロでした。

もう一枚必要な書類を貰ってその場で記入し、受付の人が何やらチェックしたり記入したりするのを5分少々待っていたら、書類は無事受理されてレシートのようなものを渡されました。これがビザの引換券になっているようです。

レシート裏には親切にも受取日の詳細が書いてありました。4/20の朝9:00にパスポートを提出しに来て、その日の夕方16:00にはビザを受け取れますよとのこと。4/20以降なら、土日祝日を除きいつ来てもいいそうです。
本日4/12の申請から受け取りまで8日間と少し時間がかかりますが、今週は祝日2つと土日を挟みますので、それを考えると5営業日後という計算です。なお、祝日ひとつと土曜日がかぶっています。8ひく4ができなかったわけではありません。
(※ 2018/04/25訂正)
後日改めてセンター職員さんに聞いたところ、ビザセンターが休みなのは土日及びインドの祝日のみで、スリランカの祝日は特に関係ないとの事でした。今回挟んだのはスリランカの祝日ですので、5営業日後ではなく6営業日後だった計算になります。

本日のお昼ごはん
はあ~ヤレヤレひと仕事済んだ!(私は何もしてないけど!)
と言うことで記念にパンを食べています。物事が上手くいくと本当に気持ちがいいですね。空は青いし木々は緑だし、パンは安くて美味しいです。ご機嫌だと小さな幸せを見つけやすくなります。

というわけで本日の幸せ自慢。
まず宿の朝食が無料で、無料なのにしっかり食べさせてくれて嬉しかったです。


宿からビザセンターまでは3キロちょいだったので歩いて行ったのですが、坂の町を抜けて行ったら景色が良くてとっても気持ちが良かったです。道中野犬に激しめに絡まれちょっと危なかったですが、過ぎてしまえば良い思い出です。いや良くはないけど。


地図を見る限りビザセンターは線路の向こう側にあり、近くに踏切も無さそうなのでかなり遠回りしなきゃいけないかもな~と思ったら線路はいつでもどこでも越え放題でした。広い青空の下で枕木を踏んでこれを越える、ワクワク楽しい時間でした。ちょっと轢かれかけましたが。

というハッピーな一日を過ごしたかと思いきやまだまだ午前中だったので、そのままバスに乗り近郊エリアの観光に繰り出しました。やって参りましたのは、キャンディから40kmほどのところにある象の孤児園です。親を亡くした子象などを保護している施設なんだとか。
入場料は2,500ルピー(1,700円くらい)とそこそこしますが、それが象たちのご飯代になると思えば全然高くありません。むしろそれで足りるのか?と心配なくらいです。集客率はいかほどでしょうか。


園内は広く、生後数年と思われる子供から結構大きめの子まで、沢山の象達が一緒に暮らしています。子象だけでなく負傷した象も保護しているそうなので、ときおり見る割と大きめの象はそういう子かもしれません。

小さい子はまだ体型がまるっとしていて可愛いです。

子象のミルクやり会場
子象のミルクやり見学です。
早めに来た人々は石段に座って待っていましたが、子象が連れてこられると後続の人々がワッと前方に集まり、最初に来た人達が一切何も見えなくなるという切ないことになっていました。まあよくある話ですけども。が、皆さん割とすぐ飽きたようで、だいたい5分もすればまた視界が開けたので特に問題はありませんでした。

子象と言うにはだいぶ成長しているようですが、ミルクおじさんの後をぴったりくっついて回る姿が完全にチビッコでした。めちゃんこ可愛いではありませんか。

チケット売り場にも掲示がありましたが、観光客もミルクやり体験をすることができます。一瓶350ルピー(240円くらい)だそうです。目がうっとりしていますね。そんなに美味しいんでしょうか。
子象とは言えこの大きさですから、1リットルくらいの哺乳瓶にミルクをなみなみ注いだものを何回も何回も繰り返し与えられ、さらにおかわりを求めていました。かわゆいではないですか。いっぱい飲んで大きくなったらいいです。



続いては象の水浴びを見学しますが、少し待ち時間があるので小、中、大象の皆さんを見ながら待ちます。今から川に行けるのに、我慢できなかった子がいました。


14:00ちょうど。水浴びのため象たちが一斉に川に移動します。私たち人間は轢かれたらただじゃすまないので、柵の内側に避難済みです。

象たちが通りすぎたら柵から出て、象の尻を追いかけます。

人間は別出口を通らないといけないので遠回りしていて見逃しましたが、先ほどバスで通ってきたこの車道を象たちは横断していったようです。
圧巻だったでしょうね。車道ですので当然入場券なぞ必要なく、偶然ここにいた人々はそれを見られたんかーいと思うとちょっと悔しいです。

川への道は一時的に閉鎖されるようです。
チケットを持っている人だけは入れるようになっていますが、水浴びタイムは2時間を一日2回取っているそうなので、この先にある商店は商売上がったりなんじゃないでしょうか。



というわけで水浴び見学です。
滅茶苦茶気持ち良さそうですね。


少し離れたところで水に浸かっている子達もいます。こちらはこちらで気持ち良さそう。
ちなみにですね、わたくし以前カンボジアで象と一緒に川で水浴びをしたことがありますが、そのとき不意打ちで象のうんこ爆弾を食らい、その日の夜激しくお腹を壊しました。美しくてうんこ臭い思い出です。
水浴びは2時間ほど続くそうですが、雨が降ってきたので私は30分ほどで切り上げました。そしてまたバスを乗りついで、キャンディに帰りました。

キャンディ駅
明日明後日はスリランカの年末年始なのだそうです。正確に言うと、スリランカ人口の多くを占めるシンハラ人とタミル人にとってのお正月です。
コロンボとキャンディの宿の人に、「年末年始はお店とか閉まるし公共交通機関も本数が減るから、できるだけ動かない方がいいよ」とアドバイスを貰っていたのですが、駅に直接況聞きに行ったところ「列車はいつも通り運行しますよ」とのことでした。
しかし、バスはかなり本数が減るそうです。どうしても動きたい人が列車に流れるかもしれないので、やはり大人しくしているのが得策かもしれません。

本日の晩ごはん
宿への道すがら適当な食堂に入り、晩ごはんを頂きました。
頼んだのはゴーダンバ・ロティのポテトカリーがけです。ゴーダンバ・ロティとは、昨日食べたカンカンカンカンやかましいアレに入っていた小麦粉とココナッツを混ぜた弾力クレープです。
ポテトカリーそのものの味もさることながら、カリーとロティがかなり相性が良くて驚きました。今のところ、この日の晩ごはんが私の中のスリランカご飯トップです。
明日はキャンディ散策をします。

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<情報コーナー>
○ インドビザセンター、キャンディ

ここ
キャンディ駅からコロンボ方向に3.1キロ行った幹線道路沿い。私は歩いたが、コロンボ方向へ行くバスに乗って途中下車すれは行けると思う。
<必要書類>
・パスポート原本
・申請書類(1)
・顔写真3枚
・パスポートの顔写真ページのコピー
・スリランカビザと入国スタンプページのコピー
・前回取得したインドビザがある場合はそのページと出入国スタンプページのコピー
・ビザ申請代金1,712ルピー(6か月マルチプル)
・申請書類(2)
申請書類(2)はビザセンターで購入し、その場で記入する。一枚20ルピー。
写真は3枚必要。一枚は申請書類(1)に糊付け、一枚はホチキス留め、残る一枚は申請書類(2)に使用。(ビザセンターで糊を借りて貼り付け。)
インド出国航空券は必要なく、出国日を聞かれることもなかった。
申請から取得までの必要日数は私の時は
(※ 2018/04/25訂正)
後日改めてビザセンター職員さんに聞いたところ、センターが休みなのは土日及びインドの祝日のみで、スリランカの祝日は特に関係ないとの事だった。インドの祝日はインド大使館のページで確認できる。
○ 申請書作成代理業者
私はビザセンター右手の一番近いオフィスに頼んだ。「Vgn Travels」という所。写真も撮ってくれるし、外国人相手も手慣れていて助かった。
・申請書類(1)作成350ルピー。
・写真4枚(うち3枚使用)で225ルピー。もっと欲しい場合は1枚追加ごとに50ルピー。
・パスポートの各必要ページコピーは一頁あたり5ルピー。
私はコピーも写真も全てこの業者に頼み、総額590ルピーとなった。
<用意して行くもの>
・パスポート原本
・キャンティの滞在先ホテル住所
・インドの滞在先ホテル住所(最初に泊まる所だけでいい)
・インド入国歴がある場合は、前回最後に滞在したホテルの住所
・勤務先住所(無職の場合は?と聞いたら前回の仕事先を書くように言われた)
など。
○ 象の孤児園
入場2,500ルピー。
ミルクやり体験350ルピー(希望者)。
コロンボ方向に行くバスに乗りKarandupana下車、運賃60ルピー、所要一時間半くらい。分岐でRambukkana行きバスに乗り換えPinnalawa下車、運賃20ルピー、所要15分くらい。
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