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アジャンター石窟寺院遺跡

昨日は移動しかしていないので日記を一日分飛ばしましたが、マンドゥからインドールに戻り、夜行バスでアウランガーバードにやって参りましたなうです。



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本日の宿

本日の宿はこちらのユースホステルです。病院ではありません。何軒か当たるつもりの一軒目でしたが、いきなり良心価格の150ルピー(240円くらい)が出たので即決しました。

マットはあれど布団が無いのですが、暑いですし寝袋もあるので問題ありません。また、当然のようにホットシャワーもないですが、こちらについても暑いですので必要ありません。Wi-Fiもないですが、最近インドSIMのデザリングを覚えたので必要ありません。最近はもう屋根さえあればどこでもいい感じです。宿代が浮いて助かります。




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セントラル・バススタンド

少し休憩してから、本日の観光へ。

アウランガーバード近郊にはエローラ遺跡とアジャンダー遺跡という二つの宗教遺跡がありまして、本日はそのうち、遠方にある方のアジャンダー遺跡に参ります。

どちらもツイッターにて教えて頂いた遺跡です。教えて頂いた方、ありがとうございます!




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市バスに3時間ほど揺られまして、アジャンダー遺跡に到着しました。正確には遺跡前。

バスを降りて敷地内に入ると、まずエマージェンシーなんちゃらで10ルピー請求されました。そして買う気もないのに土産物市場を長々と移動させられました。そこから遺跡までの3キロを移動するためのシャトルバスがあるのですが、そのバス代として16ルピーを請求されました。遺跡入場料はインド人25ルピーに対し外国人は500ルピーでした。

外国人料金についてはもう諦めていますが、せめて上記二つは料金に含めておいて頂けませんかね。


そんなわけで入る前からガッデム状態でしたので、腹いせにチケット代を使いにくい2,000ルピー札で支払ってくれたら、係の人が一生懸命お釣りを探してくれて大変申し訳ない気持ちになりました。

こうして日々の苛立ちと不意に覚える申し訳なさがミルフィーユのように積み重なり、だんだん精神をやられていくのがインドという国です。




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アジャンダー遺跡

とかいいつつ、実際入ってみるとやっぱり素晴らしいのがインドの観光地です。何ですかこのダイナミックで心震える光景は。この腹立たしいインドめが。




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アジャンダー遺跡は岩壁を掘って作られた大規模な仏教石窟寺院群で、その制作年は二期に分けられ、前期は紀元前1世紀~紀元後2世紀、後期は紀元後5世紀後半~6世紀頃とのことです。

その時代に電気ドリルなんてあるはずないですから、全て手作業で掘り進めたことになります。すごい根性というか根気というか。恐怖すら覚えます。





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アジャンダーの石窟寺院は全部で30あるそうですが、その各寺院には見事な仏像や彫像達が並んでいます。また、柱や壁に施された繊細な彫刻も美しいです。

自分の信じる神様の像を彫り起こして行くというのはどんな気分なのでしょう。かのミケランジェロが「像を彫るのではなく、石の中に眠っているそれを出してあげるだけ」みたいな事を言っていたそうですが、まさにそんな感じでしょうか。寝かせといてあげればいいのにとも思いますけども。


ちなみにこのアジャンダー遺跡でございますが、随分長いことジャングルに埋もれていたと聞いたのでWikipedia先生にその発見の経緯を伺いましたところ、

アジャンター石窟寺院は、1819年4月、狩猟中のイギリス人士官ジョン・スミスが虎狩りをしていたときに、巨大な虎に襲われてワゴーラー渓谷に逃げ込んだ際、断崖に細かな装飾が施された馬蹄形の窓のようなものを見つけたことが発見の契機となった。(一部短縮)

とのことでした。


このジョン・スミスとかいう山田太郎みたいな名前と言い、巨大な虎に追いかけられたら発見したとかいう奇跡みたいな逸話といい、先生これ信じて大丈夫ですか?信憑性はいかほどですか?と思いました。ジョンさん遺跡に自分の名前を彫り込んでイエーイしちゃうような人ですから、だいぶ誇張して話していると思うんです。




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損傷がかなり激しいものの、いくつもの寺院内で見られる壁画が鮮やかです。是非破損する前の状態で見たかったです。きっと圧巻の光景だったことでしょう。




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修復の様子 

しかしこれらは現在進行形でせっせと修復中のようですので、いつかは復活する日が来るのかもしれません。是非その辺のボランティアではなくその道のプロを呼び集め、時間をかけて丁寧に仕上げていただきたいものです。

ところで、壁画修復は分かりますが石像ってこんな風に直せるものなんですね。壊れたらもうそれまでだと思っていました。




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涅槃像もあります。

7、8メートルはあろうかというかなり大きな像ですが、寺院中央にドーンとあるわけではなく端の方でひっそり横たわっていらっしゃいました。よい配置だと思います。




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お猿 

そんなに近づいて大丈夫ですか?襲われますよと思いながら見ていたら、案の定顔面をどつかれていました。

しかし被害者の女性は、「駄目よそういうことしたら」という感じで猿に優しく説教していました。可愛いらしいけど色々大丈夫かなこの人と思いました。




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ふと草木を眺める

寺院群は見事なのですが、見事すぎて疲れました。

さあ!さあ!さあ!!

って感じなので。仏教寺院なのでヒンドゥー教のそれよりは大人しいですが、こちらも結構グイグイ来るところがあります。仏教がどうとか言うよりインド人の性質ですかね。

同じ宗教でも国によってその性質や美術が大きく異なるのは、大変面白いところだと思います。別の宗教同士が混ざっていたり。陸路移動をしていると国境を境にそれがガラリと変わったり徐々に変わっていったり、そういう違いを見られるのが楽しいです。




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暑さと寺院群の連続攻撃に何とか耐え抜き、最後まで見学を終えました。疲れましたが、素晴らしい場所であったことは間違いないです。

ここからは引き返すだけですが、カーブを描く寺院群の真ん中に展望台があるようですので、あれに寄ってから帰りたいと思います。谷底エリアに寄り道しつつ。




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谷底には、一応掃除はされているけど廃墟のような公園、錆びた橋、乾いた川、乾いた滝などがありました。あと木陰でさぼっている警備員がいました。まあインド人警備員なんてつねに8割方がさぼっているんですけども。各石窟入り口の監視員なんてほぼ寝てますからね。


それはさておき、いま乾季ですので川も滝もカラカラですが、雨季に入ったらこの辺りは水で満たされ、辺りの木々も綺麗な緑に染まるのでしょうか。それはきっと今よりさらに美しい光景だと思いますので、いつかまた見てみたいです。




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列をなす土産物売り達やカツアゲ少年を避けながら登った展望台には、レモンジュース売りの人がいました。

汗を流して登り切って、「わーい着いたぞお」という瞬間に「ハロ〜リモンジュ〜ス」と猫なで声で言われるガッカリ感と来たらないです。その濁った両目にレモン汁さしてあげたいです。




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でも眺めは良かったです。




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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは、バススタンド近くのローカル色溢れるレストランで頂きました。頼んだのはパニール・マサラ。チーズカリーみたいなものです。シャヒ・パニールと何が違うのかは知りません。


明日はエローラ遺跡を見に行きます。


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<情報コーナー>

○ インドールからアウランガーバード行きバス

インドール駅とSarvateバススタンドのすぐ東にあるサークル付近にバス会社が並んでいる。聞いた限りではどの会社も夜行のみ、20:00~21:00の発で、ノンエアコンスリーパーが450~500ルピー、エアコンスリーパーが600ルピー~。所要10時間くらい。

○ アウランガーバードの宿

「Youth Hostel Aurangabad」
ドミ150、シングル350ルピー。Wi-Fi無し、エアコン無し、ファンあり。駅とセントラルバススタンドのちょうど中間くらい。チェックアウト(~9:00am)後の荷物預りは50ルピー。

○ アジャンダー遺跡

入場料500ルピー。遺跡に入るたび靴を脱がないといけないのでサンダルばきが楽。

セントラルバススタンドからアジャンダー行きバスに乗り、「アジャンダー・ケイブ」下車。運賃121ルピー、所要2.5~3時間くらい。バスを降りたところから遺跡までは3キロくらいあり、シャトルバスが出ている。エアコン付きかどうかで値段が変わり16~27ルピー。

| インド | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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