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山の上のお寺・サラハン


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シムラの朝

本日はシムラから東に200kmほど行った所にある、サラハンという町を目指します。例のナイスミドルがお薦めしてくれた町で、一風変わった木造建築のお寺があるそうです。




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Rivoli bus stand

シムラからサラハンに行くには、サラハンより40キロ手前のランプーという町でサラハン行きに乗り換えるのがスムーズとのことです。なのでまずはシムラに複数あるバススタンドのうち、ランプー行きが出ているというRivoliバススタンドに来ました。

でもバスが何台も停まっていてよく分からないので、とりあえずその辺にいた人に聞いてみました。そしたら「ランプー行きはここじゃないよ」との衝撃の回答が。

私「え、じゃあどこですか?」
おっちゃん「別のバススタンドだ。タクシーで行くしかない」

バスドライバーさん「ランプ~、ランプ~」


あるじゃないですか。(怒)


コントみたいな見事なタイミングだったので無事バスに乗れましたが、うっかりおっちゃんを信じなくて良かったです。インド人は嘘つき野郎共だということを忘れていました。ガッデム。




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ランプー行きバス

でもまあ、今回は聞いた相手がタクシードライバー(多分)だっただけで普通のインド人はそんなことないということは、もう知っております。

カンガルーラリアのワーホリで知り合ったインド人黒い4連星は本物の嘘つきでしたが、それを踏まえてインド好き旅人達に「インド人て嘘つきだよね?」と聞くと、皆さん「いや彼らに悪気はないんだよ・・」と返してくれるので「悪気なく嘘つく方が問題じゃないのか?」

と我ながらド正論の突っ込みを繰り返して来ましたが、旅人達の言っていた意味が最近分かってきました。彼らは息をするように嘘をつくので、それを全く悪いことだと思っていないだけでインド人いい加減にしろ




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後ろの窓から

さてランプー行きのバスですが、山道をかなりのスピードで飛ばすのでビョンビョン跳ねてまともに座っていられません。しかも道には先週降ったという雪が残っており、見た感じ凍結もしています。そんな道を爆走するとは。賭けるのは貴方の命だけにしていただけませんか。

それはさておき、バスは縦にも横にもグワングワン揺れますので乗り物に弱い方は一発KOであると思われます。私も少々やられました。お気をつけください。




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この凄まじい揺れの中では中々写真が撮れませんが、かなりの絶景の中を走っております。




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隣で寝ているチビッコの可愛いさときたら。ちゃんと落下対策をしているところが小さいながらに地元民です。ちなみにベンチ下の赤い人がお母さんです。すごい所で寝ています。




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3時間ほど走った所で休憩タイムがありました。パンを焼いているお店の人が「カナカナカナカナ〜!」と叫んでいました。カナとは「食べる」という意味ですので、「食え食え食え食え〜!」でしょうか。熱意を感じます。




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さらにガンガン走り、




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Rampur  new bus stand 

およそ5時間でランプーに到着しました。ランプーのバススタンドはニューとオールドの2つあり先にオールドを通りますが、ニューの方で降りました。こちらの方が大きそうだったからです。




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とりあえずサラハン行きのバスを先に見つけておき、出発までの待ち時間にちょっと情報収集を。

このあとの予定でちょっと悩んでおりまして、さらに東進するか、北上してマナリーという町に行くか決めかねているのです。行きたいのは東なのですが、この先冬期は色々と厳しいようなので今回は見送って、ベストシーズンのお楽しみにとっておく方がいいかなーとか色々考えて唸っています。

情報収集の結果としては、東進するバスも、ランプーからマナリー方向に行くバスも両方ありました。どちらも乗り換えながらの旅になりますが。

サラハン滞在中に選択したいと思います。




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サモサ

もういちいち載せなくていいんじゃないかというくらいしょっちゅう食べているサモサです。どこで買っても10ルピー(17円)で、小腹が空いたときにちょうど良いものですから。ただ割と冷めていることも多いので、そこらへんの見分け方を身に付けたいところです。




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サラハン行きバス

サラハン行きのバスは一度来た道を戻り、オールドバススタンドからも客を拾いました。

いきなりサラハンとは逆方向に走り出すものだから、隣の人や後ろの人や運転手さんに「サラハン行きですよね!?ですよね!?」と聞いてまわってしまいました。「そうだよ」と言われているのに、まるでインド人を信用していないみたいじゃないですか。否定はしませんけど。




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バスは一時間と少し走った所でJeori(Jyuri)という幹線道路沿いの小さな町で停まり、15分ほどの休憩を取りました。

その後サラハンを目指してお山を登り始めたバスは、何故かサラハンよりだいぶ手前で止まり、乗客全員を降ろしました。訳もわからずキョトーンとしていると、集金係の人が「バスはここまでしか来られないんだ。そこからシェアタクシーに乗れるよ。運賃は30ルピーだよ。」と教えてくれました。





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少し歩くと、道は工事中の様でバッサリ途切れていました。対岸に噂のシェアタクシーらしきものが沢山停まっています。他の乗客の人々が獣道のような歩道を歩いて行くので、私もそれに続きます。

何故サラハンまで道が繋がっていないのでしょうか。国道からサラハンに行く道は二本あるようですので、こちらはまだ作り途中のニューロードなのか、あるいは何らかの理由で無くなったのか・・





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原因発見

無くなったみたいです。




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シェアタクシー荷台より

ジープの荷台に乗り、サラハンを目指します。どこからがサラハンなのかどこまでがJeoriなのか、道中には民家や商店が転々とありました。




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サラハンバススタンドみたいな所

サラハンに到着しました。バスと乗り継ぎの時間も入れて、麓から40〜50分ほどかかったように思います。

中心地はもう少し観光地っぽいかと思っていましたが、なんというか寂れています。宿は沢山あるようですがやっているのかいないのか・・シーズンオフの現実を見た気持ちです。




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本日の宿があるお寺

とりあえずナイスミドルに聞いておいた名前を頼りに、本日の宿へ。まさかこれだとは思いませんでしたが、これでした。メインのお寺ではありませんか。サブが沢山あってそのどれかに泊まれる感じだと思っていました。





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本日の宿

しかし近づいてみると、お寺そのものに泊まる訳ではなく敷地内にちゃんとした宿泊施設がありました。名前は「テンプル・レストハウス」とそのまんまです。なんかありがたみが下がるのですが。





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部屋から見たお寺

名前はアレですが、お寺と同じ敷地にありお寺入り口も目の前という、本物の一等地です。

お寺内ですのでもちろんWi-Fiなぞという浮かれたエレキはありませんが、こういう環境は好きです。以前ブルガリアの修道院に泊まったことが思い出されます。あのときもWi-Fiはなく人も少なく外界から遮断された寒い夜でしたが、その分静かで、特別な夜でした。

でも今回の宿は何故かテレビがあるので台無しです。そういうのいらないんですよ。




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ビーマ・カーリー寺院

とりあえず荷物を置いて、お寺見学へ。また録に調べずに来てしまいましたが、カーリー寺院ということはヒンドゥー教寺院ですね。




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寺院はなんとも変わった形をしています。そしてよく見ると破風・・でいいんでしょうか、屋根と言っていいのか床と言っていいのか分からない先端部分に、小さな木製装飾が無数にぶら下がっており、風にゆらゆら揺れています。こういう装飾は初めて見ました。



ここから先は撮影禁止で、カメラや携帯などは無料のロッカーに預ける必要があります。靴と靴下も脱がないといけないので、この季節はちょいと辛いです。地面は石造りですし、ひんやりどころではありません。また、入場の際は帽子か何かを被る必要があります。私は手持ちのキャップでOKでしたが、無い人は布をまくとか、帽子を借りることもできるそうです。

私日本で培った習慣でお参りのときは必ず帽子を脱ぐのですが、よく考えたら帽子を被るのがマナーの国や文化は山ほどあるわけで、今まで知らず知らずのうちに間違った行動を取っていたようです。モスクに入るときは布を巻くとかそのへんは気をつけていたんですけども、ヒンドゥー文化のことは未だ不勉強で。いけませんね。



写真の右の寺院の方が古く左は新しい方だそうですが、その新しい方のお寺には入ることができます。中は四階建てになっており、上階にはカーリー女神と思われるお人形が奉られていました。

僭越ながらカーリー女神について解説させて頂きますと、ヒンドゥー教二大神であるシヴァ神の奥様が複数持っているお顔の一つで、長い舌を持ち生首の首飾りを下げ、何本もの腕を振り回し踊りながら大地を破壊しつくさんとしたところをシヴァさんが身を呈して止めたという伝説が・・・

・・なんで結婚したんでしょうね。奥様複数のお顔をお持ちですから、「優しいところもあるんですよ」ってそれDV被害者の方が言ってしまう台詞ですけどもシヴァさん大丈夫ですか。まあご本人も破壊神ですから、もしかしたらまんざらでもないのかもしれませんけども。





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サラハン風景

見所と言ったらお寺くらいの小さな町サラハンですが、観光客が見るエリアが狭いというだけで、実際は山の斜面に沢山の民家が張り付くそこそこ面積のある町です。でも村と呼びたくなってしまうのは、とっても静かでのどかだからです。




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すぐ近くに雪山が見えます。すごく嬉しいです。こんな山の風景が見たくて、シーズンオフにもかかわらず北上してきたのです。




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お寺っぽいものが他にもありましたが、これお寺で合っているでしょうか。お寺というより高級な別荘みたいな感じもしますが。サラハン情報はネットにもほとんど落ちていないので、謎が多いです。





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老犬と出会いました。



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居座られました。



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付いてきます。


お寺の中まで付いてきてしばらく部屋の前で待っていてくれましたが、宿の人に怒られるといけないので相手にできず、カーテンの隙間からずっとその姿を眺めるしかできませんでした。可愛くて切なかったです。





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本日の晩ごはん

一応ここインドのはずですが、位置的に中国、チベット、ネパール文化が勝っているようでインド料理店を見かけません。代わりに見るのは、ネパール料理店と中華屋です。食べられないと思うとカレーが恋しくなる不思議。飽きてるはずですのに。

そんなわけでネパール料理店っぽいのに入り、昨日も食べたモモ・トゥクパをお願いしました。適当に入った食堂にメニューがなく、それしか料理名を知らなかったからです。



夕飯後はバケツにお湯をためてお湯浴びをし、部屋にあったタンスからありったけの毛布を引っ張り出して来てみのむしになりました。流石は山岳地帯。めちゃんこ寒いです。

その後、夜8:00頃になるとどこからともなく儀式音楽みたいなのが聞こえてきて、何か盛り上がってるわあとそれに耳を傾けながら過ごしたのですが、出所は目の前のお寺だったようです。しかもプージャー(礼拝)が見学できたそうです。特等席に宿泊していながら見逃すとは、事前の情報収集が甘すぎました。


明日は東進してレコン・ピオ という町を目指します。


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<情報コーナー>

○ シムラからサラハンSarahan

シムラのRivoliバススタンドからランプーRampur行きに乗る。所要約5時間、運賃188ルピー。本数はそこそこ多いとのこと。その後ランプーでサラハン行きに乗り換えて約1時間半、運賃50ルピー。サラハンの麓の町Jeori(Jyuri)を通るバスはいくらでもあるが、サラハンまで行くバスは本数が減る。

2018年2月現在、ジュリからサラハンへの道が崩壊しておりバスはサラハンまで行けない。ただしそこからはシェアタクシー(30ルピー)に乗ることができる。また、ジュリから2キロほど東の国道沿い分岐の道はサラハンまで行ける模様。

○ シムラのRivoli bus stand 

教会広場近くにあるツーリストインフォメーションの脇から、北側斜面を降り切った所。広場から徒歩7,8分。

○ サラハンの宿

「Temple Rest House」
トイレバス付きシングル350ルピー。シャワーはないが、熱々のお湯とそれをためるバケツがあるのでお湯浴びはできる。Wi-Fiなし。500ルピーとかの良いお部屋もあるとのこと。

チェックイン時にパスポートとビザページのコピー提出を求められるが、お寺の目の前のお店で5ルピーで作ってもらえる。

| インド | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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