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バラナシ


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インド鉄道の朝

大変よく寝ました。そして熱も下がりました。実は昨日の昼くらいから多分そこそこ高めの熱が出ていたのです。数字を見たらダルくなるので計らなかったのですが。

風邪かな?と思いましたがそれっぽい症状はないし、感染症かな?と思いましたがそれっぽい症状もないし、疲労かな?と思ったら何かそんな気がしてきたのでそれに決めました。疲労というか、初インドに対する変な緊張とインド人の強すぎるエネルギーに当てられたんだと思います。そして券売所のおばちゃんにトドメを刺されました。

まあ、寝て起きたら治ったので大した問題ではありません。一応しばらく様子は見ますが。

インドに来ると体調を崩す人が多いというのは本当だったんだなあと妙に感心した次第です。






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チャイ

車内には頻繁にチャイ売りの人が来てくれるので、いつでも温かいチャイを飲むことができます。

そういえば、見たところインド鉄道には給湯器が無いようです。車内でカップ麺を食べている人も見かけません。列車によっては食堂車があるようですし、軽食売りの人はたまに来てくれるのでお腹を満たす手段はありますが。

あと、インドの人はアルミ製っぽい2~5段の立派なお弁当箱をよく持っているので、お弁当文化が根強いのかもしれません。






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インド鉄道の車窓から

現在の時刻は午前10:00。

バラナシ到着予定時刻は30分ほど前に過ぎているのにまだまだだいぶ手前にいますが、GPSと時刻表を確認すると遅れは4時間程度のようです。朝確認した際には3時間の遅れだったのでジワジワ状況が悪化している点は気になりますが、このまま行けばせいぜい6、7時間の遅れで済むのではないでしょうか。できれば暗くなる前に宿を見つけたいので、日暮れ前に着けるようにだけ頑張って頂きたいところです。




その後、少しずつ乗客が降りて空いていく車内で、隣席の男性と話しているうちにヒンディー語講座が始まり会話練習に発展し、みるみる白熱するインド人先生に思いの外体力を削られましたが、少し現地語を覚えることができました。インドでは英語がよく通じるとは言え多少は現地語もできるようになっておきたいので、助かりました。

インド人先生は「英語はちょっと苦手」だそうで、ときどき翻訳サイトを使ってヒンディー語を日本語に訳してくれました。以下、別れ際に翻訳サイトの画面を通じて言われたことです。(原文のまま)

「バラナシは宗教都市です。偶然にもあなたの中にローミングが見つかるかもしれない。あなたが再び焙煎されるのを見てみましょう。」

だそうです。再び焙煎されないように気を付けたいと思います。






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バラナシ駅

およそ5時間遅れの14:30、列車はバラナシ・ジャンクション駅に到着しました。最後10キロほどの距離を進むのに1時間半かけてくれたのには度肝を抜かれました。インド鉄道、読めません。






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バラナシ地図

駅中にあるツーリストインフォメーションで地図を貰い、ついでにダウンタウンまでの距離を尋ねたら4キロちょいだと言うので歩いていくことにしました。

駅前ではタクシー運ちゃんズに次々声をかけられ取り囲まれかけましたが、「友達が迎えに来てる」と嘘を言ったら簡単に引いてくれました。この手は使えます。






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牛がいっぱいいます。コルカタでは全然見なかったのでインドって意外と牛いないのね~なんて思っていたのですが、テレビか何かで見て長年イメージしていたインド風景は、この町のことだったのかもしれません。





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川に近づくにつれ道は細かく複雑になり、車両が入れないような小道に。入れるのはせいぜいバイクまでです。





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そしてあっという間に、





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道に迷いました。

GPSがあるのに迷うってもうどうしたらいいんでしょう。






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その後も右へふらふら左へふらふらさ迷っていたら、






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ガンジス川に出ました!!

なんか、この光景を見た瞬間泣きそうになりました。


え、そんなに不安だったの?

と自分でも驚いたのですが多分そういうことではなく、私はずっとこの光景に憧れていたんだと思います。

ガンジス川を見ながらチャイを飲むのが夢だったんです。

今まで一度もそんなこと書いたことはないし以前載せた旅の三大目標にも入っていませんでしたが、それはこの夢がつい最近思い付いた薄っぺらい






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本日の宿

本日はとりあえず、是非泊まってみたかった「久美子の家」に来てみました。日本人の久美子さんが約40年にわたり経営している、大変有名で人気の高い宿です。インド人の旦那さんは昨年亡くなられたそうで、お会いすることは叶いませんでした。

分かる人にしか分からないネタで申し訳ありませが、ジョジョ三部に出てきたあれはこれなんだそうです。それで泊まってみたくて。漫画の話です。





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本日の寝床

ベッドは埋まっていたので床です。ベッド、床ともに掛け布団はありません。100ルピー(170円くらい)の格安宿ですし特に文句はありませんが、今の時期はかなり寒そうなのでそれが心配です。私の寝袋は夏用ですし。






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パグですかね?ブルドック?ちょっと犬種に詳しくないので間違っていたら申し訳ないのですが、ずんぐりむっくりの滅茶苦茶可愛いワンコがいました。しかも大変なつっこいです。





そんな感じの宿ですが、ドミトリーはまあ色々吹きだまっているというか数十年前からのザ・インドバックパッカーのイメージそのままというか、明言は避けますが少々アングラな部分が見え隠れ・・を通り越して堂々とそれに嵌っている人々の溜まり場となっておりました。壁の落書きも本当にイメージそのままという感じで。愛と平和とか。いや愛と平和が悪い訳では決して無いのですけども。

皆さんとても良い人達でしたが、二泊する勇気はありませんでした。こんなことを書いて営業妨害になってしまったら申し訳ないですし、たった一晩の出会いで何が分かるんだと言う話なんですけど。

久美子さんは悪くないと思うんです。とっても良い人でしたし、40年間ずっと私達旅人を守り続けてくれています。ただ私達旅人が、「インド」や「バックパッカー」というものに悪い方向の格好良さを求めている節があるのが問題なのです。今回出会った人達はそういう感じではありませんでしたが、バックパッカー全体の問題として、「汚い」とか「危ない」=「俺格好良い!」だと思っている人が多い様に思います。それも旅の一面なので否定はできませんが、そのイメージを追い求めるあまり自分を見失っている旅人にたびたび会う件については、同じ旅人として虚しい気持ちになる時があります。

(後日追記)その場のテンションで乱暴な感想になってしまったので、少し修正しました。



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インド人

宿に荷物を置いて、ちょっとお散歩へ。

コルカタもでしたが、この町はさらに動物の無法地帯です。ちなみに先ほどまた野犬に襲われたのですが、噛まれた訳ではなく何故か吠えながら鼻先で突進されただけなのでダメージはゼロです。でも心が傷付くので止めて頂きたいです。ちょっと目が合っただけなのにそんなに怒らなくてもいいじゃないですか。横須賀のヤンキーかお前は。







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本日のおやつ

カレーパンみたいなやつでした。そしてこれを食べながらふらふら歩いていたら牛のうんこを踏みました。

カレーパンを食べながら、牛のうんこを踏みしめる。

宇宙ですね。







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バラナシのことはテレビやなんやで何度も見て来たはずですが、幸いなことに記憶が長続きしないタイプなので、「バラナシってこんな町なんだ!しゅてき!」という良い方のショックを受けることができました。

素晴らしきかな水の町ではございませんか。ガンジス川はきったないし通路もオープントイレが沢山あるから臭いしそもそも町中に牛や犬のうんこが散乱してますけど。

でも、なんか好きです。コルカタは正直苦手な街でしたが、ここバラナシに来てようやくインドの魅力に気付けた感じがします。






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ガンジス川を見ながらチャイを飲む

夢が叶いました。

でも本当の夢は「朝もやの中のガンジス川を見ながらチャイを飲む」なので、それはまた後日やってみたいと思います。






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本日の晩ごはん

本日の晩ごはんは「ターリー」というおかずプレートです。大変美味だったのと、店主さんが「美味しい?美味しい?」と客に聞いて回っているのが可愛いらしかったです。







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その後は夜のバラナシを少し散策して、人が減って危なくなる前に宿に帰りました。

バラナシはインドの中でも中々に犯罪率の高い町なんだそうです。旅行者が多くジャンキーもふらついていますので、さもありなんってところでしょうか。



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| インド | 22:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

そのわんちゃんはパグです!
ジョードプルのトニーゲストハウスもかわいいパグいますよ!

宿は泊まってる人によって雰囲気変わりますよね。インドは特にそう感じます。
ストレスも多いと思いますがのら犬に癒されながら頑張ってください!

| | 2018/01/22 16:32 | URL |

日本で食べられるいわゆるインドカレー(ナンとかついてきて、ネパールの人がやってたりするやつ)と、本場インドのカレーは味がどう違いますか??(ラッシーでも同じことが知りたいです)
マトンカレーが大好きなのですが、一度本場のカレーを食べにインドにいってみたい…と思いながら指をくわえて低橋さんの写真見てます。
インド、楽しまれてください(*´꒳`*)

| さば | 2018/01/22 23:40 | URL |

パグで合ってましたか!良かったです。
トニーゲストハウス・・ワンコ目当てで泊まりに行きたいです。笑

今回の宿については、あの乱れがオーナーさんにとって決してありがたいものではない事が見て取れたので、少し感情的になって乱暴な感想を書いてしまいました。前から言いたかった事ではあるのですが、もう少しソフトな書き方にしたら良かったなと今更反省しております。
今後も犬に遊んで貰いながら楽しく旅して行きたいです!

| 低橋 | 2018/01/23 01:22 | URL |

>さばさん

私はよく近所のインドカレー屋(店員はパキスタン人ばかり)に行っていたのですが、そこと比べるとインドのカレーは油とスパイスと辛さが総じて3割増しな印象です。日本で食べるそれは塩気とクリーミーさがほど良かったですが、こちらのカレーは今のところサラッとしたものが多く、塩気よりスパイス一本勝ちというような・・・ちょっとうまく説明できませんが。でも、どこのお店で食べても大抵美味しいですよ!私今のところマトンカレーとエッグカレーばかり食べているので、サンプルが少ないのですが。笑

ラッシーはまだ一杯しか飲んでいませんが、意外と薄かったです。ヨーグルト少しに水を足して泡立てたみたいな飲み物でした。これは店によってまた色々だと聞いたので、これから試していきたいです。

| 低橋 | 2018/01/23 01:38 | URL |

私もかつてインドで沈没系やってました。
ただ、私は落ちぶれた汚い自分をかっこいいとは一ミリも思ってはいなかったですね。
ブラック企業で魂をすり減らし、日本社会で行き詰まった結果、インドで灰になっておりました。

実は低橋さんが出会った人の中には、10年前の私のような人もいたかもしれません。
そういう人には優しくしてあげてほしいです。

| 通りすがり | 2018/01/27 23:49 | URL | ≫ EDIT

>通りすがりさん

コメントを頂きありがとうございます。
あの文章については、やはり書き方が乱暴すぎたし決め付けが過ぎました。仰る通り色々な事情を抱えた方がいるでしょうに、一括りにして否定的な事を書いてしまったのは本当に良くなかったです。すみませんでした。

私の書き方はあまりにも誤解を招くものだったと思うので補足させて頂きたいのですが、私は「沈没者は皆格好つけてる」などとは思っておりません。実は私も沈没の経験がありまして、どうしても先へ進む力が出なくて苦しむ気持ちは分かるので、それを責めてはいけないと思いますし、その前に人の旅にとやかく口を出すものではないと考えています。今回に件に関しては、沈没についてではなく違法なものに関する事で色々気になり、あの文章を書くに至りました。それについても色々な考え方があるので、一方的な事を言ってはいけなかったのですが。。

言いにくい事を言ってくださり、また、ブログ書きとして気をつけなければいけない様々な事に気づかせてくださり、本当にありがとうございました。もし良かったら、またブログを覗きに来て頂けると嬉しいです。

| 低橋 | 2018/01/28 03:10 | URL |















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