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コルカタ③体力を削がれる


本日は朝から行動しております。

本日最初の目的地はカーリー寺院。コルカタには同名の寺院が2つあるようですが、今回行くのはカーリー女神に生け贄を捧げる儀式が見られるという方のカーリー寺院です。毎日早朝だか午前中だかに、ヤギの首をはねてカーリー女神に捧げる儀式をするそうなのです。

確実に動物愛護団体の怒りを買っているであろう儀式ですが、いくつか知りたいことと学びたいことがあるので見に行きます。白状しますと、3分の1くらいは興味本意です。でも学びたいことがあるというのも本当です。






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カーリー寺院

着きました。

が、入り口がよく分からないし、よく分からないインド人達がやたらと声をかけてきます。事前にネットで得た情報によると、無理矢理ガイド役をやって後から金銭を要求してくるタイプの皆さんのようです。なのでとりあえず入り口だけ教えてもらい、そこでキッパリ別れる作戦でいくことに。

入り口らしき所まで行くと長蛇の列が出来ており、強制ガイドさんは「中に入りたいのか?なら200ルピーだ」と言っています。が、ここは入場無料のはずです。

私「無料のはずでしょう。知ってますよ。」
ガイドもどき「普通は無料だが、直接入りたいなら200ルピーなんだ。」

直接入るって何でしょうか。むしろ間接的に入るって何なんでしょうか。

私「そうですか。あとは自分で行くので大丈夫です。ありがとう、では」
ガイドもどき「おい待ちなさい!直接入るなら100ルピーだぞ!」

何故か値下がりしました。




その後強制ガイドさんを振り切り列に並ぼうとしたものの、門番の人が言うにはまず靴を脱がなければならず、荷物も持っては入れないとのこと。それもネットで情報を得てはいましたが、それらを預かってくれる場所が見つかりません。てっきり公式の預かり所があるものだと思ったら、その辺のお店に有料で預かってもらうシステムだったみたいで。

そうとは知らず、靴はとりあえずビニール袋に入れてリュックに突っ込み、そのリュックは背負ったままでフラフラする私。地面には何か赤い液体やゴミやヌルッとした何かが散乱しており、裸足の足裏はあっという間に悲惨なことになりました。

見ていると行列とは別に荷物を持ったままでも自由に入れるエリアもあるようでしたので、とりあえず人の流れに沿って・・というか巻き込まれ流されて私もそこに入場しました。が、とにかく人が多くてやかましくて、ワーワーギャーギャーグイグイと押されて揉みくちゃにされるだけでした。

私の知っている教会やモスクなどの宗教施設はもう少し穏やかだったはずなのですが、このヒンドゥー教寺院は熱心というか熱狂というかなんというか。決して無駄に騒いでいるわけではなく、人が多すぎて声を大きくするしかないのだと思います。

・・・というところまで書いておいて何ですが、声なんか聞こえたっけ?という気もして来ました。ものすごくやかましかった記憶があるのですが、揉みくちゃにされすぎて記憶の混乱が起きている可能性があります。何かよく分からなくなってきました。私は本当にここに行ったんでしょうか。






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寺院周辺風景

人混みに負けて退出しました。

ヤギの儀式は見ていません。が、なんかもう体力の限界でした。

学びたいことと言うのは、食べるための殺生と信仰心のための殺生の違いを知りたかったのです。私は肉を食べるので屠殺に生かされていますが、基本的には無宗教なので儀式用の殺生についてはよく知りません。無宗教の人間にとってはただ残酷なだけと思えてしまうその儀式は、彼らにとっては自らの信仰心と魂をかけた儀式なわけで、考え方によっては、そちらもまた彼らが生きるために行っている殺生なのではないかと思ったのです。

ので、それをこの目で確かめてみたかったのですが、偉そうなことを言っておいてたかが人混みに負けるという。


まあそういうものを見られる機会はまた必ずあると思うので、この疑問は大事に取っておきたいと思います。






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コルカタ犬

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ご飯を貰うコルカタ犬

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ご飯をまだ貰えないコルカタ犬





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本日のお昼ごはん

本日のお昼ごはんは、初の道端食堂にてカレーとチャパティです。25ルピー(45円くらい)。とってもお安いですが、普通の食堂で食べてもそれくらいだったのがちょっと不思議です。一般的には屋根のある店と道端食堂では結構値段が違うものだと思うのですが。





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SIMカード屋さん

昼食の後は、インドの携帯SIMカードを買いにいきました。

これまでずっと海外SIMは買わないポリシーを貫いて参りましたが、インドは長くなりそうなのと、母が大分心配してくれているようでしたので買いました。私の日本の番号は海外では使えないやつなので、緊急連絡用に。

海外SIM買わないポリシーについては、単に機械に弱くて手を出し辛かったというのが半分、四六時中携帯の電波に縛られるのが息苦しいというのが半分です。

インドSIMの購入にはパスポートの他にホテルの住所やインド人の知人の連絡先とかいう面倒なものも必要でしたが、宿近くの店で購入したためかホテル住所はホテル名を言うだけで片付き、インド知人についてはお店のおっちゃんが引き受けてくれたみたいで、結局パスポートとホテル名と現金だけで事足りました。申請書もおっちゃんが書いてくれました。

かかったお金は、

・ Simカード99ルピー(170円くらい)
・ 謎の何か106ルピー
・ ネット1ヶ月2Gプラン351ルピー
・ 電話一番安いやつ100ルピー
・ パスポートコピー代10ルピー


で、計666ルピー(1,150円くらい)でした。悪魔の数字ですね。電話はそんなに使わないだろうし、ネットも基本的には夜に宿で使えるもので十分なので、容量の少ないプランにしました。

そのあと数時間置いてから「アクティベート」という回線開通作業が必要でしたが、これもお店に行ってやってもらい、この日の夜にはインドの番号およびネットが使えるようになりました。





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ダムダム駅ホーム 

午後からはもう一軒、朝行ったカーリー寺院とは別のカーリー寺院である、ドッキネッショル・カーリー寺院(または単にドッキネッショル寺院)に行ってみることに。

コメント欄にてお勧めしてもらったお寺です。お寺も良いですが、その最寄り駅も面白いですよとのことなので合わせて見に行ってみたいと思います。

寺院までは行きは地下鉄と徒歩で参りましたが、写真は地下鉄駅の横にあったローカル鉄道線ホームの写真です。インドと言えば乗車率300%のあの光景が思い出されますが、この列車は常識的な乗車率でした。





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ドッキネッショル寺院

着きました。

内部は写真撮影も荷物の持ち込みも禁止されていましたので、ここからは写真無しです。ついでに靴も脱ぐ必要がありました。

荷物はちゃんとした預かり所があり、預けるものによって値段が細かく決められていました。私はリュック、携帯一台、カメラ一台で申請して、全部で22ルピー(38円くらい)でした。靴は隣に別の預かり所がありましたが、リュックに入れて預けてもOKでした。

寺院は開館時間が決まっているようで、私が行ったときは閉まっていたので行列に並んで待つことに。このときの時刻は14:20。近くにいた人に聞くと、15:00に開くよとのことでした。携帯も預けてしまったのでやることがなく暇です。人々を見学しようにも列が動かないので、目の前にいるのはずっと同じ人ですし。

結局列が動き出したのは15:15で、入場出来たのは15:25で、入場後もまた謎の列に並びただ時間が過ぎるのを待ち、ようやく入れた建物は捧げ物の提出場所だったみたいでそれを用意していなかった私は2秒で出ました。

退出後は、虚しさだけが残りました。




が、列から離れて冷静に辺りを見渡してみると、広い構内にいくつもある建物や棟のようなものは薄い黄色と赤茶色の組み合わせが綺麗で、カクカクと複雑な形の壁面はレゴブロックのようで大変可愛らしかったです。

その後ゆっくり構内を見て回りましたが、行列の外は人々がお祈りを捧げていたり小さな声で話しながら歩いていたり、実にのんびりした世界でした。今朝行った別のカーリー寺院の戦争は何だったんでしょうか。





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沐浴

寺院の裏には、沐浴場がありました。コルカタに流れる川はガンジス川の支流なのだそうです。

私も次の目的地はバラナシですので沐浴は体験するだろうな~と思うのですが、ただやって来ました自慢をするためだけの体験ではなくもっとちゃんとその精神を理解したいので、まだ時期尚早な気がしています。

かといってインドを長く旅したとしても沐浴の準備が整うわけではなく、そもそも宗教に関係することなので、結局いつまで経っても時期尚早ではあるんだと思います。あまり深く考えず飛び込んでみるのが正解でしょうか。

私はもう少し、「考える前にやってみる」ということを覚えた方がいいのかもしれません。頭でっかち過ぎるんです。






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帰りは鉄道で。写真は噂のドッキネッショル駅です。ドッキネッショル寺院とそっくりな可愛らしい外観をしていました。

初めて乗ったインド鉄道はドアが無く、到着と同時にワー!!と飛び乗りワー!!と飛び降りる感じでした。おそらくそこまで切迫する必要は無かったのですが、周りのインド人達がそんな感じだったのでつられました。おかげで写真を撮る余裕はありませんでした。

しかも、サダルストリートまで徒歩圏内のシアルダー駅まで乗るつもりだったのに、間違えてダムダム駅行きを買ってしまいました。来たときに利用した地下鉄駅です。まあここから地下鉄で帰れるので何も問題はないのですが、知ってる駅より知らない駅て降りた方が楽しかったのになーと。

ドッキネッショル駅からダムダム駅は、運賃5ルピー(9円)でした。聞き間違いかな?と思いました。しかも切符のチェックが一切なくホームも列車も入り放題乗り放題なので、皆さんきっと無賃乗車だと思います。





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本日の晩ごはん

お腹が減ったなっと思いながら歩いていたら道に立っていたおっちゃんに無言でメニュー表を渡されたので、入店しました。腹ペコ顔って分かるんですかね。

本日の晩ごはんは、カレーは一回お休みでチョーメンです。中華料理だそうですが、コルカタのあらゆるレストランや屋台で見かけるので既にインド料理の一部と化しているものと思います。

確かに東アジアっぽい味付けで、ほっとするお料理でした。




夜は早めに宿に戻り、インド鉄道予約サイトのアカウント登録を行いました。

切符はもちろん駅窓口や旅行会社などでも買えますが、売り切れが早く、早め早めの購入が望ましいそうなのです。酷いときには数か月前に売り切れることもあるんだとか。どうしろと言うのでしょうか。そんな中、ネット予約ならば列車検索や席残数の確認も容易で空席も見つけやすいとのことなので、これを導入しようと思ったのです。

が、この登録が結構ややこしく、えらく時間がかかりました。そして切符予約はできませんでした。日本のクレジットカードが弾かれてしまって。

仕方がないので今回は列車検索だけして、明日「外国人専用券売オフィス」なるものに行ってみたいと思います。


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<情報コーナー>

◯ カーリー寺院

地下鉄Kalighat駅から徒歩10分くらいだったと思う。

◯ ドッキネッショル寺院

地下鉄ダムダム駅からインド国鉄ドッキネッショル駅行きの市バスに乗り、終点下車。そこから徒歩15分くらい。寺院は入場無料だが、荷物やカメラを持ち込めないのでその預け賃がいくらかかかる。靴も脱がなければいけないが、こちらも預かってもらえる。

| インド | 22:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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