PREV | PAGE-SELECT | NEXT

コルカタ②やかましきかなインド


20180117010444273.jpeg
泊まってる部屋(右側真ん中あたりの窓)

昨日は夕方から夜まで寝てしまったのに、土下座体制を解いたらまた眠ってしまい気づいたら朝でした。だいぶ疲れていたようです。おそらくインドの喧騒にやられて。

そんな意識不明のコルカタ初日の夜でしたが、夜明け後は一応、町の声をぼんやり聞く程度には目は覚めていました。滅茶苦茶うるさかったものですから。

インド人1「₢€₡('₰※₤$₡'!!」
インド人2「₳>※$₢₪$'!?」

喧嘩かな?

インド人2「₵₤※>$'₰₪₤₡₪>!!」
インド人2「₳₢₡₡₪(:₰₵!!」
インド人2「₳$':₪₳₵₢">!!!」


インド人1「ウグワアアアアン!!」

泣かんでも。


そんな朝でした。






20180117010444d4c.jpeg
サダル・ストリート

延泊を決めて追加の宿代を払い、観光に出掛けました。宿を移る大作戦はとりあえず延期です。意外と寝心地が良かったので。


上の写真を撮っていたら、昨日も会った日本語を操るインド人と再会してしまいました。昨日も書きましたが、観光地で日本語で話しかけてくる滅茶苦茶良い人そうな奴はほぼ100%詐欺師です。

インド人「昨日も会ったヨネ~!」
私「会いましたね」

インド人「今日はどこ行くの~!?」
私「特には」

インド人「案内しよっか!」
私「いりません」

その後もペラペラ喋り続けるインド人と、ヘーホー言いながら風景写真を撮り続ける私。

インド人「僕のことあんま好きじゃないみたいネ~」

なんか笑ってしまいましたが、そのままそっと別れました。


可哀想じゃない?本当は良い人かもしれないのに・・と思われる方もきっといらっしゃると思いますが、大丈夫です。インド人に限らず、ただ日本語ができるだけの善良な現地民は、片っ端から日本人に声をかけたりしません。残念ながら、この人は間違いなく詐欺師です。

彼の言うことが全部本当で、本当にただフレンドリーなだけの人で、楽しくお喋りできたらそれに越したことはないんですけども。自分の身を守るためとは言えまず疑ってかかる癖がついてしまったのは、旅人としては必要な能力かもしれませんが人としては寂しい限りだなと思います。







20180117010444acc.jpeg

20180117010444de6.jpeg
チャイ屋のおっちゃんとチャイ

昨日たくさん眠ったかいあって、今日は身体は元気です。でも頭はまだ緊張状態が抜けきっていないので、とりあえず道端のチャイ屋さんで休憩しました。大きめカップのスペシャル・チャイとやらが10ルピー(17円)。小さなカップだと5ルピーとかで飲めるようです。

初めて飲んだインド現地のチャイは、生姜がきいていて甘くて温かくてホッとして、それを飲みながら眺めるコルカタの街は、ちょっと騒がしいけどそんな取っつきにくい街ではない気がしてきました。もちろん、この国の治安を考えると緊張感を忘れてはいけないのですが、変に身構えすぎず、この混沌ごと楽しむのが正解なんだろうなとようやく思えたのです。

モンゴルのスーテーツァイや中国のお茶やミャンマーのミルクティもそうでしたが、現地民と同じものを飲んでほっと一息つくというのは、その国を旅する上でとても重要な行程なのかもしれません。






そんな感じでスッキリしたので、張り切って観光に参ろうと思います。

とりあえず博物館でも行こうかなと思いながらルンルン歩いていると、またしても怪しげなインド人男性に話しかけられました。出たなハンターめ。が、今度は英語だったので普通に話しました。日本語は駄目で英語なら良いというわけでもないのですが、なんとなく詐欺師率が半分くらいになる気がして。

案の定彼も「弟が日本の大学に通ってるんだ~」などと調子の良いことを言い出したのでブルータスお前もかと思いましたが、せっかくなのでコルカタ観光について色々聞いて、情報だけ貰って別れました。

ちなみにブルータス(仮)はフルハウスのジェシーおいたんを思わせる超イケメン野郎でした。毛先を遊ばせた艶やかな黒髪にイラッとしました。






20180117010444f50.jpeg
インド博物館

で、インド博物館です。

インド博物館の入場料は外国人500ルピー(860円くらい)とインドの物価を考えると非常にお高く、しかしその規模と内容を思えばだいぶ安いです。が、横に「インド人は20ルピー(35円)」と書かれているのを見ると急に払いたくなくなります。これ並べて書かない方が良いのでは。

まあでも絶対見たい博物館ではあったので、普通に払いました。ついでに扱いに困っていた2,000ルピーを崩せたのが嬉しかったです。

で、クロークに荷物を預けてチケットとカメラと財布だけ持って、入り口に向かうべく一旦チケットオフィスを出たらブルータスが「エンジョイ!」と言って手を降ってくれました。まだいたのかい。






セキュリティチェックを受けて博物館に入場し、まずは入り口付近にある化石のコーナーへ。歴史博物館でもありますから、古い年代から順に見ていくのがいいと

お釣り受けとるの忘れた!!



あわてて博物館を飛び出し、売り場の人がちゃんとよけといてくれた1,500ルピーを受けとりました。肩で息をしながら。

チケット代が2,000ルピーになるところでした。外国人3,500円のインド人35円です。

ほんと気をつけたいと思います。「日本語で話しかけてくる奴は400%詐欺師ですからフフン」とか旅慣れてる風のことを言って調子に乗ってるからこういうことになるんですよ!この永遠の素人が!!







20180117010644dcd.jpeg

20180117010644e3d.jpeg

平静を装って見学を続けます。

インド博物館は、大変良かったです。マンモスはびこる時代から近代までのありとあらゆる歴史・文化が所狭しと並べられ、ちゃんと並んでいるのに妙に混沌としている様が実にインドでした。






20180117010644760.jpeg

20180117010644531.jpeg

20180117010644c4f.jpeg
混沌

この辺りが特に良かったです。石の展示室、化石の展示室などです。

学者や博士や研究家の皆さんがこれを発掘した瞬間はもちろんですが、それらをここに並べた瞬間のことを想像するとすごく嬉しくなってしてしまいます。専門家というものは言い方を変えるとその道の探求者、さらに俗的な言い方をするとマニア・オタクの究極の形なわけですから、この部屋を作りながら興奮しなかったわけがないと思うのです。







2018011701125244e.jpeg

201801170112527fa.jpeg

20180117011252496.jpeg

織物や仮面の展示室も素晴らしかったし、部屋からはみ出すほど沢山ある彫像達も見事な造形でした。よう掘りましたねこれ!って思いました。

他に行きたい所もあるしと思い意識的に早足で見たにもかかわらず、気づいたら4時間が経過していました。満足いくまで見ようと思ったら一日で足りるかどうか。

実に楽しい博物館でした。






20180117011252fdb.jpeg
本日のお昼ごはん

今日は地元民で溢れる食堂に入ってみました。でもサダルストリート上の食堂なだけあって英語メニューもあったので、注文しやすかったです。

本日のお昼ごはんは野菜カレーです。インドは宗教の関係もあってベジタリアンの方が多いようで、そういうメニューが充実しています。このお店は肉や魚も置いてありましたが、完全地元民向けの店だと肉食とベジタリアンとで完全に店を分けているという話を聞いたことがあります。

ちなみに今回のお食事代ですが、30ルピー(50円くらい)でした。通います。






20180117012819016.jpeg

20180117012819070.jpeg

20180117012819599.jpeg
コルカタ風景

散らかった町やゴチャゴチャした風景は他の国にももちろんありましたが、ここインドのそれは次元が違う感じがします。「ダントツで汚い」という意味ではなく、何か捨ててはいけないものが捨てられているんじゃないかという不穏な気配がするのです。○体とか。

生ける者も死にゆく者も人も草も血も肉も混ざり合ってる気がするというか、何と表現したらいいのか分かりませんが、今までの国にはない独特の空気を感じます。霊気を感じますとかオーラが見えますとかそういう胡散臭い話ではなく。

私がまだ慣れていなくて敏感になっているだけでしょうか。でもこの「なかなか慣れない」という感覚も、単に治安を気にしてのことだけではない、インド特有の何かが原因だと思うんです。危険度で言うなら南米だってそうだし、パプア・ニューギニアなんか真っ赤っ赤です。でもそれらの国ではこういう感覚にはなりませんでした。

これから数ヶ月インドを旅していくことで、この感覚の正体も掴めるのでしょうか。







20180117012819082.jpeg
本日のおやつ

エッグロールです。チキンロールとかベジタブルロールとか色んな種類があるこれは、軽食屋台や食堂などどんなお店でもよく見かけます。

値段は50円前後とお安い割に良い感じに腹にたまるので、ちょっとしたおやつにもってこいです。







201801170128193b6.jpeg

喧騒から逃れるためモスクに来ました。

こちらはナコーダ・モスクと言い、コルカタで最大の規模を誇っているモスクなんだそうです。

サダルストリートからだと1、2キロと大した距離ではないのですが、人混みとゴミゴミに揉まれ車両に轢かれかけながら歩くので、40分くらいかかってしまいました。すごく疲れました。

命懸けで歩くのもそうですが、クラクションが信じられないくらいうるさいのです。クラクションのやかましさと民度は比例す いやほんとうっさいのです。つい良くない言葉を使いかける位やかましいのです。

プップーなんて可愛いものです。

ブー!ブー!もまだ許しましょう。


ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!


なのです。

一番やかましい人が先に通れるとかそういうルールでもあるんですか?お尻を出した子一等賞なんですか?インド人は海岸などでよくお尻を出しているそうですね。トイレ的な意味で。

なんでモスクの話をしていたのに最終的にインド人の尻の話になるんですか。




話を戻します。

先ほどもう一軒小さなモスクに寄ったのですが、外観を撮ったつもりが忘れていたみたいなので紹介だけ。ティプー・スルタン・モスクという所でした。エスプラナード駅から至近で、喧騒の真っ只中にあるのにモスクバリアーが働いているのかちょっと静かで、騒がしい人は絶対入って来られない安心感がまさに都会のオアシスでした。








201801170128193b6.jpeg
ナコーダ・モスク

そして、改めまして二つ目のこちらはナコーダ・モスクです。







20180117012935670.jpeg

201801170129352d2.jpeg

イスタンブールのブルーモスクのような豪華さはなく、ただただ広い普通のモスクではありますが、それがとても落ち着きます。お祈りしている人やただ座ってのんびりしている人達の横で、私ものんびり座って時間がゆっくり過ぎていくのを楽しみました。

モスクは私のような明らかな観光客も何も言わずに受け入れてくれ、ただ黙って座っていたり、ときには昼寝をしたりしていても全く怒られないし何時間でも居させてくれるので、大好きです。信者の方もよくモスク内で寝ていますし。

同じ理由で教会も好きですが、あちらでは流石に昼寝はしておりません。そういう人は見たことがないので、一応自重しております。







20180117012935383.jpeg
モスク周辺

同じコルカタでも、観光客が集まるエリアを過ぎると全く話しかけられなくなります。人は相変わらず多いですが、雰囲気がかなり違います。







20180117012935593.jpeg

20180117012935314.jpeg

仲良しワンコ達の仲良しっぷりがもう大変です。ほんと大変です。起こしてごめんなさいね。大変だったものですから。






201801170129358a1.jpeg
本日の晩ごはん

高くつくことは分かっているのに、またブルースカイカフェに来てしまいました。美味しいんですここ。

今回頼んだのはエッグ・マサラです。これものっすごく美味しかったです。エッグが美味しいのかマサラが美味しいのか、マサラとカリーは何が違うのか、無知な私は何一つ理解できませんがとにかく最高でした。できたらもう一回食べに来たいですが、身の丈食堂の4倍くらいするのでこれで最後かなと思います。



昨日たっぷり寝たので今日は夜更かしして調べ物をしたいと思っていたのですが、やはり早い時間に眠気にやられてしまいました。インドのあらゆるものに体力を持っていかれるためでしょう。そして今宵も窓の外で大喧嘩(女性と男性の一騎打ちの様です)が始まり終わる気配を見せないので、眠りは浅くなることと思います。

昼やかましくて体力を削がれ、夜もやかましくて回復出来ない。

インドに感じる不穏な空気は、やはりただの寝不足由来かもしれません。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| インド | 23:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いつも面白く読ませていただいていますが、インドに入り5割増し(もっとか?)くらいで面白いです。なんというか、ネタがどんどん勝手にやってくるというか、平穏に過ぎることがないというか。。。疲れそうですが。

インドのクラクション、創造を絶しますよね。これについては、以前、コルカタで面白い(興味深い)ものを見ました。
バスの後ろに”HORN DANGER PLEASE"と書いてあったのです。
”DANGER"が真ん中にある意味がちょっと理解できないのですが、「危ない! クラクション頼む」「当方危ない運転するから、どんどんクラクション鳴らしちゃって」とか、そんな感じ?
もしかしてインドではクラクションはドライ―バー同士の礼儀?なんでしょうかね。

| オフ | 2018/01/17 19:51 | URL |

>オフさん

いつもありがとうございます。インドに入ってからというもの道を歩くだけで衝撃の連続なので、私も楽しく、そして疲れています。笑

確かにあのスピードで無音で突っ込んで来られたら危険極まりないですから、必要なクラクションなのかもしれません。そもそもスピードを緩めればいいのでは?という気もしますが・・まあ、そういうところもインドの面白さなんですかね。そろそろ耳がどうにかなってしまいそうですが。笑

| 低橋 | 2018/01/18 02:09 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://watatobu.blog.fc2.com/tb.php/834-e7868f35

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT