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来た道を戻るだけ、南部ザミンウード国境越え①


〜前回までのあらすじ〜

早くモンゴルを出ないと滞在期限が切れるのにまだ国境行きの足が確保できていない。

〜あらすじおわり〜




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ウランバートル鉄道駅

というわけで、朝イチで鉄道駅に来ました。

ここからは国境の町ザミンウードまでの夜行列車が出ており、到着後の国境越え公式バスの手配もできるのだそうです。北京からウランバートルを目指したときにも利用した列車の逆向きを、今回は利用することになります。





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チケットオフィス

買えませんでした。

満席ですってよ。わはは!笑っとけ笑っとけ!

しかし一応粘ってみる私。

私「二等が無いなら一等でも三等でもいいので!」
駅員さん「全部売り切れよ」
私「三等ならあるでしょう!?(自由席らしい)」
駅員さん「ないわ」

だそうです。

お~しまい!(色んな意味で)




とか言いつつまだ手はあるので、とりあえず町の中心に戻ります。しかし第二の手も塞がれたら?第三の手も駄目だったら・・?と強い不安にかられる私。最近失敗が続いているので、少々追い詰められ胃が痛くなりつつあります。

と、ここで事件は起きました。

交差点で信号を待っていると突然後ろから突き飛ばされ、車に轢かれかけたのです。

振り向くと、何やらガーガー怒っている30代くらいのモンゴル人男性がいました。何を言っているのかはさっぱり分かりません。

怒りたいのはこちらです。いきなり何をするのかと。流石にファックくらいは言ってやってもいい案件だと思うのですが、私はこの時それどころじゃ無かったので黙って怒鳴られ続けてしまいました。そしたらその人の友人が「日本人か?」と気付き、本人も「あ、日本人か」とばつが悪そうにして、「ソーリー」と呟いて去っていきました。

日本人じゃなかったらやっていいと思ってんのか?

大体日本人だったら何だっつーんだお前ちょっとそこに直れそいで一発$$€*◁>€~£◻︎'\*|*





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動物の写真で中和しておきます

さてさて、そんなこんなですが国境越え問題は全く解決しておりません。

第二案として一応「二連浩特行き国際バス」、あるいは「国境の町ザミンウード行きバス」という手も残っていますが、当日でチケットが買えるかどうか。もし買えなかった暁には

不法滞在でも何でもしてやるぞコンニャロー!

大暴れしてやんぞ!!

交差点で大の字になってやんぞ!!





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ノミン・デパート

不安と余計なストレスで死にそうだったので、現地ツアー会社に来ました。これはデパートの写真ですが、この中に大きなツアー会社があるのです。もちろん、トチ狂ってツアーに参加しに来たわけではありません。ツアー会社、というか旅行代理店が押さえている列車チケットがあるんじゃないかと思ったのです。

しかし、この会社では列車チケットは扱っていませんでした。代わりに駅までの行き方を教えてくれようとするツアー会社のお姉さん。眼鏡がよくお似合い。

お姉さん「駅までの行き方はね、」
私「あ、いえ、駅にはもう行ったんです。でも売り切れてて」
お姉さん「駅で売り切れなら、どこの代理店で聞いても売り切れよ」

そりゃそうか。


でも、お姉さんはとても優しかったです。今の私に親切にしたところで会社にとって何の得にもならないのに、第二案の国際バスについて丁寧に教えてくれ、何かのサイトを使ってバスチケットの残数を調べてくれ、ターミナルまでの市バスの番号や降りるバス停も細かく教えてくれ、最後に「大丈夫、買えると思うわよ」と励ましてくれました。

ありがとう眼鏡のお姉さん。さっきのアレなど、もうどうでもよくなりました。私は一回のプチハッピーで十回の悲しみも打ち砕いてみせます。一回の失恋で100曲書ける中島みゆきのように。

・・なんか違うかもしれませんね。





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国境越えバスチケットが買えました!

いやー良かった良かった。

中国語の書かれたこのチケットには見覚えがあり、チケットはあるのに国境を越えられなかった数日前の笑い話が甦りますが、大丈夫です。ザミンウード国境は外国人通り放題だし、万が一駄目でも国境の町がすぐ側にあるので、そこに戻ってやり直せばいいからです。(どうやり直せばいいのかは検討もつかないけど。)


今回乗るのは21:00発の夜行バスです。バスごと国境を越え、およそ12時間後には中国側国境の町、二連浩特(エレンホト、またはアーリェンホト)に着けるそうです。

先ほど少し触れたように、モンゴル側国境の町ザミンウードまでのバスもあり、こちらの方がだいぶ安いです。しかし国境越え専用ジープ50元〜(800円くらい、要交渉)を足すと、その値段はどっこいどっこいになります。ならば、二連浩特までスムーズに行ける国際バスの方が楽です。

列車もまたザミンウードまでしか行けませんが(国際列車ももちろんあるが高い)、ザミンウード駅からの国境越え専用バスも一緒に手配できるそうなので、これもかなり楽だと思います。しかも寝台列車で、二等は国際バスの半額くらいです。

高いお金を払ってわざわざ寝台でもないバスに乗る物好きは、多分本当に物好きか、列車からバスへの一回の乗り換えすらしたくない面倒臭がりか、私と同じ列車チケット難民であると思われます。





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本日のお昼ご飯

そんなわけで、少々高くついたものの無事国境越えの足は手配することができました。モンゴル滞在期限も、ギリ一日前にクリアできるので一安心です。

いや実際に国境を越えるまでは絶対油断しませんけど、第一段階はクリアということで。

昼食は、チケット購入祝いに町の小さなレストランでゴリヤシを食べました。度々出てくるモンゴル版グヤーシュ、肉の煮込みです。羊のゴリヤシが好きなのに今回は牛っぽかったです。あるいは、完全に臭みを抜いた羊かもしれません。あの羊臭さがいいのに。





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今度こそ最後と信じたいウランバートル風景

バスは21:00と遅いので宿のロビーで時間を潰させてもらい、19:30ごろ出発。バスターミナルまではそう遠くなく、該当の市バスにさえ乗れれば30分で着くのですが、今日に限って全く捕まらず焦りました。

該当のバスは一度すぐに来たのですが、プリペイドカードの無い現金の私は乗せられないと言って通りすぎてしまって。

こういうことは、ウランバートル滞在中に何度かありました。最初の二回は同じ人で、かなり乱暴に降ろされたのでクッソーこのおっちゃんめ!と思ったものですが、その後優しそうなおじちゃんと女性ドライバーさんに立て続けに断られたので、現金を受け入れがたいというのは共通の見解のようです。そんなルールはないはずですが、まあ面倒臭いんですかね。プリペイドカードは初回160円で買えますし、いいから買いなさいよということでしょうか。

そうこうしているうちに本当にギリギリの時間になり、タクシーを拾う覚悟を決めるもそちらも全く通らず、もはやこれまでかと思い始めたタイミングでようやくバスが来ました。いつも私を弾くT2番トロリーバスでしたが、よほど切羽詰まった顔をしていたのか、すんなり乗せてくれました。で、ギリギリではありますが何とか無事バスターミナルに着き、バスに乗り込むことができたのでした。

ああ胃が痛い。痛いというか、キュッと縮んで消滅しそうです。





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ザミンウード国境越えバス/人が多いので翌朝隠し撮りしたもの

バスはいつもの4列シートでしたが、いやに立派でキャビンアテンダントみたいな制服の人が乗っていました。マイク片手に色々とアナウンスしてくれます。

乗っている人達はモンゴル人がほとんどだと思いますが、西洋人バックパッカーの二人組もいました。もしや列車の切符が買えなかったんですね?うふふ。

明日は国境越えからスタートです。


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<情報コーナー>

○ ザミンウード国境越えバス(ウランバートルから二連浩特まで直通)

バヤンズルフ・バスターミナルから、毎日7:00/21:00発、所要12時間くらい。56,000Tg。寝台ではなく普通の4列シートだが、他の国内長距離バスに比べるとかなり立派。

○ その他の陸路国境越え手段

(1)ザミンウードまで寝台列車+国境越え公式バス
多分毎日17:20発ー翌7:20着。二等22,850Tg。確か一等は35,000Tgくらいで、三等は12,000Tgくらい。数日前の早めの購入が望ましい。ザミンウードから二連浩特までの公式バス切符はウランバートル駅で購入でき、8,000Tg。

(2)ザミンウードまで長距離バス+国境越えジープ
20:00発、所要11〜12時間と思われる。毎日あるわけじゃ無い模様(モンゴル語が解読できず不確定)。バスが35,600Tgで、国境越えジープが50元〜(要交渉)。

(3)北京まで国際列車

メモる気にもならないくらい高かったので詳細不明。ウランバートルから北京まで一気に行ける。確か2泊3日とか。席さえ取れれば、これに乗りザミンウードや二連浩特で降りることももちろん可能。

※ (1)、(2)は実際に試した訳ではなく不確定要素が多いので、 そして(3)は情報として問題外なので、必ず現地で再確認してください。

| モンゴル | 21:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2017/08/10 00:07 | |

>Mさん

私はなんとなく③な気がしております・・・まあ確かめる術はないのですが。
それよりも、袖捲りが目を付けられる原因になるんですか!?そのときは確か普通の半袖Tシャツだったと思いますが、袖捲りをしているときも割とあるのでビビっております。そんな理由で死んだら末代までの語り草です。

あと一応お伝えしておきますが、私は普通のまっとうな旅人でいたいんですよ。笑

| 低橋 | 2017/08/10 22:24 | URL |















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