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ゴビ砂漠ツアー2日目・星降る夜にひとり


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岩に登るヤギ

昨夜は大変よく眠れました。最近宿で寝ていてもいちいちうなされるので、やはり夜行バスなり列車なりに揺られていないと眠れないのか・・・と社会復帰がさらに遠退く感覚を覚えていましたが、そういうわけではなかったようです。いざとなったら会社の近くにゲルを建てればいいということです。希望が見えて来ました。





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本日の朝ごはん

朝ごはんは山羊ヨーグルトのベリージャム入り、珈琲、パンです。山羊ヨーグルト以外は至って普通の朝食ですが、青空の下で食べるとこうも美味しいのですね。

ヤギヨーグルトは、ヤギ乳の味をそのまま引き継いだヨーグルトでした。草っぽいというか、ヤギのうんこっぽ・・・いやそこまでは言いませんが、まあヤギの香りです。ヤギ乳が好きなら問題ないでしょうが、そうでないならちょっと癖が強いかもしれません。





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本日の水確保

ヤギと羊と牛の群れにブーブー言われながら井戸水を汲ませてもらい、本日の命の水確保です。飲み水は1.5リットルのミネラルウォーターを1日1本支給されるので、この井戸水は主に調理用に使われます。





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本日の肉確保

小さな町の小さな売店にたまに寄って貰えるので、足りない飲み水やツマミやビールはそこで買い足します。暑いので、アイスを買ってみたりも。

食材も随時買い足されます。食費はツアー代金に含まれているので、こちらにはお金を出す必要はありません。お酒はもちろん自分で買っています。






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本日もひたすら移動です。暇なのでツアー仲間同士で喋ってみたりもしますが、だいたいカナダ人おばあちゃんの独壇場になり、集中しないと全てを聞き取れない私はいつの間にか寝ています。ちょっと集中力の持続性に問題があるようです。

おばあちゃんは74歳だったかな?だいたいそれくらいのお年で、とっても元気です。旦那さんが亡くなってからというもの、こうして一人で世界中を飛び回って遊んでいるのだそうです。格好良くてハイカラなおばあちゃんです。





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本日のお昼ごはん

昼食は元軍事施設の廃墟脇で頂きました。日陰も何もないもはや草原でもなくなった荒野を進んでいるので、廃墟でも何でも日陰はありがたいです。

お昼ご飯はトマトツナパスタと、にんにくマヨネーズで和えたニンジンサラダでした。ツナパスタですが、当然のように羊が入っています。そしてやはりしょっぱく、たっぷり油が効いています。





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そしてまだまだ移動します。砂漠が近づいているのか単に南下している影響か、昨日より暑い気がします。でも空気が乾いているので汗をかきません。というか、かいた端から乾いていきます。

全身サラサラを保てるので不快指数は低いですが、汗と一緒に命も揮発していっている気がします。こんなところに一時間も立っていたら枯れてしまいます。





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そんな炎天下の荒野に、馬らしき影が見えました。ガイドさんに聞いたら、野生ではないそうです。「2、3ヶ月したら飼い主が迎えに来ると思うよ」だそうです。それって飼ってるって言うんですかね。






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いよいよ砂漠じみて来ました。ラクダの群れです。何故か皆お日様の方を向いて座っていましたが、うちのドライバーのおっちゃんが脅かしたせいで皆慌てて立ち上がり、ワタワタ土煙を立てていました。おっちゃんやめなさい。





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本日のハイライトはこちら。ナントカカントカ言う名所です。名前は忘れましたが多分ガイドブックに載っていると思います。

壮大な景色です。
地球に立っている、という感じがします。

下の写真は少しカッパドキアにも似ています。懐かしや。





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その後30分くらい走って、本日の宿に到着しました。2日走ったかいあって、ウランバートルから結構遠くまで来ているようです。

今日はツーリストキャンプに泊まるようですが、予約とかはしていないみたいで、「空きある?」という感じのやりとりをしていました。ホームステイではなくツーリストキャンプな点は、正直なところ少し残念な気持ちになってしまいました。人が多くて騒がしいし、ゲルが10個くらい並んでいるだけで面白みに欠けます。

物陰はあるにはありますが昨日ほどではなく、そしてこの人の多さ。私はどこで青空トイレをすればいいんですか。いやツーリスト用のトイレがちゃんとあるんですけど、そこはホレ、あれですよ。


ところで誤解を招きそうなのでこれだけは言っておきたいのですが、そういうのは大自然の中だから許されるのであって、町中で立ちションをするおっちゃんとかは絶対イカンと思っていますよ。念のため。





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本日の宿は完全なるツーリストキャンプかと思いきや、ラクダ牧場を兼ねているようです。牧場のお母さんが器用にバケツをかかえ、ラクダの乳絞りをしていました。

余談ですが、ラクダのうんこはちょっと臭いです。山羊のそれはそんなに不快じゃないのですが、食べているものの違いでしょうか。ラクダもヤギと同じく、草を食んでいる様子でしたが。


昨日からうんこの話ばかりしていますね。これまでエレガントでシャレオツな旅ブログとしてやってきたのに、台無しです。




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ここにもチビッコがいたので、キャンディーをあげました。




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喜んでいました。




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本日の晩ご飯

夕飯は麺入りのトマト羊スープです。昨日と同じ感じ。しかし昨日よりさらにしょっぱくて、食後に身体が小刻みに震えるほどでした。ビールに合うを通り越してビールがないとやってられません。





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そんなわけで、本日も当然ビールタイムがあります。

昨日は常温でしたが、今日は気化熱を利用したビール急冷法を試してみました。これがなかなかに良い仕上がりで、キンキンに冷えはしないもののややひんやりな感じに。昼間はあんなに暑かったのに夜はそこそこ冷えますので、これくらいの冷たさでもまあいっかな!と思えます。

我慢できなくて日の入り前の30分ほどしか試していませんので、日の入り後に何時間かやればもっと冷えると思われます。良い風が吹いていますので。





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今日も夕焼けが綺麗です。

夜になると、あちこちのゲルから話し声や笑い声が聞こえてきました。人の多いところが苦手でツーリストキャンプに否定的な意見を持っていましたが、こういうのも悪くないなと思いました。

自分がそうであるのと同じように、皆それぞれの旅をして、こうして笑いあっているのです。この騒がしさも、なんだか愛おしく思えてくるではありませんか。





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夜のゲル村

カメラ以上に私の腕に問題があって写真を提供できませんが、星空が綺麗でした。涙が出るほどに。北斗七星がはっきり見え、天の川も輝いています。



ゲルキャンプから離れて、大地にそのまま寝っ転がり、ひとり星空を見上げていました。

最近親友が結婚しましてね。
それは大変喜ばしく、幸せになって欲しいと思う気持ちに一切偽りはないのですが、少し寂しく思う気持ちもあり。そしてそれが事後報告であったため、彼女にそんな相手がいたことも知らなかった自分にショックを受けました。それ本当に親友か?という突っ込みはとりあえず飲み込んでいただくとして。

私の今の生活は楽しくて、幸せです。旅をしていないと息がつまるようで、一度は日本で社会復帰をしようと試みましたが、どうしても苦しくてまたこちらに戻ってきてしまいました。日本でそんなに酷い目にあったわけではありません。ただ、私が弱かっただけで。

そうしている間に、親友はちゃんと自分の未来を見つけていました。



私はいつも好き好んで、一人になれる道を探します。人といると色々なことを意識してしまい、よく分からなくなるからです。私はおかしなことを言っていないか、嫌な奴になっていないかと。私は決して出来た人間ではなく、駄目だとわかっていながら人に不快な思いをさせてしまうことも多々あります。感情が不安定になることもあります。きっと誰もがそうであるように。私はボロを出すのが嫌で、一人になりたがるのかもしれません。

誰だったかが歌の中で、「孤独と自由はいつも抱き合わせ」というようなことを言っていました。一人を選び、自由を謳歌しながらも、身勝手にも孤独を感じる瞬間があります。あの歌はこのことを言っていたのかと、旅の中で気がつきました。

おそらく、他の旅人達も少なからず似た感情を抱いているのではないでしょうか。
・・そうであって欲しいと、思ってしまいます。寄り添えなくていいし分かり合えなくてもいいので、ただ私は、「皆そうだよ」という安心が欲しいのかもしれません。




・・・なーんてことを考えてセンチメンタルに浸っていたら、いつの間にかゲル村の灯りが全部消えていて遭難しかけました。

帰る方角が全然わかりません。これはヤバしです。

こんなときはアレです。方位磁石!!・・・は、ゲルに置いてきてしまいました。では、星を見て方角を知る!!北斗七星があそこにあるから〜・・・北斗七星は北斗七星と言うからには北でいいんですよね?

で、ゲル村は東?西?南?

助けてー!!



その後、半泣きで荒野を彷徨いましたが星空を撮りに来たらしきツーリストを捕まえることができ、方角を聞いて、無事ゲル村に帰ることができました。

センチメンタルはほどほどにしようと思いました。


ゴビ砂漠ツアー3日目に続きます。


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| モンゴル | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

低橋様、まずはおかえりなさい。

低橋様のブログは以前から読ませていただいてました。フィリピンにいた時ぐらいからかな?フィリピン→オーストラリアが同じだったので(時期も)勝手に低橋さんも頑張ってるんだからなんて思ったりしてました。時々ブッって笑えるとこがたまらなく好きで。

そして何故この記事に今更コメントしてるかというと、一人が楽で自分から一人の道を選んでるくせにたまに無性に孤独を感じるときがあるというその感情にひどく共感したからです。

私はおそらく低橋様よりだいぶ年上ですが一人で生きていくつもりでずっと過ごしてきました。けど先月結婚しました。はい。私が一番驚いています。ここまで一緒に過ごして楽な人もいるんだと。

そうです。一人でいる時と同じくらい楽でそれでいて孤独を減らしてくれるヒトもこの世のどこかに存在していたということです。

低橋様にも必ずそういう相手とめぐり逢うことを本当に心から勝手に願っています。

このままだとコメントが低橋様のブログの記事並みに長くなりそうなのでそろそろやめときます。

どうかこれからも自分の理想を求め、自然体で過ごしてください。
きっとそのままの低橋様を受け入れてくれる方がいるから。

漫画の方も楽しみにしています。

| cony | 2017/08/19 13:49 | URL |

>conyさん

ご結婚おめでとうございます。
そして、暖かいお言葉をありがとうございます。

書いて頂いた色々なことが心に響き、響きすぎてまだ整頓できていないので上手くお返事が出来ませんが、10年後20年後の自分はどうなっているのかなとボンヤリ考えています。未だ一人なのか、一人でも楽しくやっているのか、あるいは隣に誰かがいるのか。ついでに世界のどこにいるのか。
もうすっかり一人に慣れてしまってこれが気楽ではありますが、conyさんの未来を羨ましく思う気持ちがあるということは、やはりちょっと寂しいのだろうなと思います。親兄弟にも心配されていますし。笑

とりあえず、笑って生きるという目標を大事にしたいと思います。

| 低橋 | 2017/08/20 19:57 | URL |















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