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7泊8日ゴビ砂漠ツアー1日目

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ツアーバン

「さあ明日は朝8:00に出発よ!遅れないでね☆」

とか言われていましたが迎えが来たのは9:00で、出発は9:30でした。早くもモンゴリアンタイムが炸裂しております。いいぞいいぞ〜。

ツアーの足は、こちらのロシアンバンです。人数が少ない場合はランクルなども使うそうです。ロシアンバンは見た目格好良く中は広く、荷物もたっぷり積めます。ですので、我々ツアー参加者はバックパックをそのまま持って来ております。

ツアーの参加メンバーは、フランス人カップル、カナダ人おばあちゃん、宿で知り合った日本人男性と私の計5人です。それに運転手さんが一人に、モンゴル語/英語通訳を兼ねたガイドさんが一人の計7人の珍道中となります。

なお、フランス人カップルは3日で離脱し、別のツアーに参加するためウランバートルに帰るそうです。それって砂漠に着く前に終わりませんかね。砂漠まで結構かかると聞きましたが。大丈夫ですか。





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ビールとつまみ/7泊には全然足りないので随時買い足す予定

あと、最初に聞いた話ではドイツ人の二人組が来るはずでしたが彼らはどこに行ってしまったんでしょうか。ドイツと聞いてビールを沢山買っておきましたのに。聞かなくても買いましたけど。





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ゴビは遠いのでツアーの大半は移動時間ですが、その途中で色んなお楽しみが用意されていました。まずはウランバートル近郊の、馬を育てている遊牧民のゲルを訪問。土煙を立てる馬達が格好良かったです。モンゴルの馬はどちらかというと小柄な品種です。





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ここで馬乳を飲ませてもらいましたが、これが非常に酸っぱくて不思議な味でした。レモンを効かせたチーズ汁みたいなのを想像して頂ければ、大体そんな感じです。





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水飲みヤギと羊達の群れ

まだまだ砂漠は遠いので、水はたっぷりあります。たっぷりと言いつつ、どこまでも続く荒野にポツポツと池や井戸がある程度なので、実際のところは余裕たっぷりというわけではなさそうな印象を受けます。ただ後日聞いた話だと、ウランバートル近郊は地下水を引いているので水問題は特にないよ、とのことです。

遊牧民の姿はそこらじゅうで見かけますが、近年では牧草地を求めて移動を繰り返す遊牧民は減少傾向にあり、購入した牧草を家畜に与えて安定した生活を得る方法が主流となりつつあるようです。





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お昼時、バンが急に国道からはみ出して草原に突っ込んで行ったと思ったら、突然のランチタイムです。





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この青空の下で調理器具を広げ、本格的に料理を始めるガイドさん。昼食はもっと簡単にパンとかカップ麺で済ますものだと思っていました。嬉しいです。

そして塩を忘れたガイドさん。通りすがりの別のツアーバンに聞きに行き、無事ゲットォ!していました。袋か何かに分けてもらったのかと思ったら、手のひらに握りしめて戻って来たのには言いようのないモンゴル感を覚えました。





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ツアー最初のご飯はこちら。羊と根野菜のトマト煮込みです。これがまた美味しいのなんの。モンゴル料理の特徴なのか彼の好みなのかやや塩が効きすぎているのですが、そこだけ目をつぶれば本当に美味しいです。昨日までに口にしたモンゴル料理の半分くらいがしょっぱかったので、多分モンゴル料理全体の特徴です。





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ひたすらに走り続け、何の目印もない所で急にまた荒野に突っ込んで行ったかと思ったらこんな所に連れて来てもらえました。他にもツアーのバンが沢山停まっていたので、ゴビツアーの定番コースなのでしょう。





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隠れ仏教寺院

ちょっとガイドさんの説明が二転三転して初日から不安になる感じなのですが、要約すると、ここは150年ほど前に作られた仏教寺院跡で、お坊さん達がソ連軍から逃げてここに隠れたものの結局全員殺されてしまった、というようなことを言っていました。

ええと仏教の伝来がいつごろでロシアとモンゴルの関係がどんなんでモンゴル国内の仏教の立ち位置が・・・と頭の中で必死に世界史とガイドさんの説明の辻褄を合わせようとしましたが、所詮は世界史9点の私。知識が乏しすぎて、結局よく分からないまま遺跡観光を終えました。

そういうわけで上の解説は全くの嘘っぱちかもしれないので、参考にしないでください。





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本日の宿

本日はこちらの遊牧民のお家に泊まらせてもらうようです。ご家族が暮らすゲルの後ろに、ツーリスト用に用意されているらしい綺麗なゲルが二つ並んでいました。

ここへ来るまでにいくつものツーリストキャンプを目にしました。ゲルが沢山並んだ、遊牧民ではなく旅行者のためだけの宿泊施設です。そういうのももちろん必要なのですが、どちらかというと現地に溶け込む旅の方が面白いというもの。ツーリストキャンプを通り過ぎてここに連れて来てもらえたことに感謝です。





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こちらのご家族は羊とヤギを育てているようです。

私は羊とヤギの区別がつきません。モンゴルの羊は主に食用なので、日本人が一般的にイメージするようなモコモコした体毛は持っておらず、体格も顔もヤギとよく似ているのです。





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トイレ

トイレはもちろん水洗ではありませんが、綺麗に整えられています。おそらく旅行者のためにわざわざ用意してくれているのでしょう。





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トイレ2

こちらもトイレです。

こちらは前述のそれに比べて実に開放的な造り。ご家族はこちらをメインに使っているのかもしれません。




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トイレ3

大体全部トイレです。

ゴビツアーは(おそらく他のツアーも)いちいちトイレ休憩を挟んでくれるようなお上品なものではないので、基本的にトイレはそのへんの物陰で済ませます。

移動中のそれが許されるなら、宿泊地もまた然りです。そもそもすでに家畜のうんこまみれなので誰も気にしません。私はチャリ旅以来青空トイレに全く抵抗がないというか、むしろ好んでそちらを選ぶ傾向にあります。こういうことを言っているから結婚できません。





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荒野のど真ん中なので水道はなく、もちろんシャワーなぞあるはずがないですが、井戸水を汲んできて簡易の手洗い場を用意してくれています。一応ウェットティッシュも持って来ていますが、ちょっと手を洗えるだけで大変ありがたい気持ちになります。





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ヤギの乳絞り体験

を、させてもらいました。

無数のヤギが固定された異様な光景ですが、乳搾りを円滑に終わらせるための策です。写真を見るとヤギの首がコキッと捻られているように見えてしまいますが、こっちを向いている首は全て反対側のヤギのそれですので、ご心配には及びません。




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ヤギチーズ

屋根の上に干しているヤギチーズを一欠片頂きました。

かじった瞬間すごく良い風味がして、2秒後に強烈な酸味が来ます。つい梅干しを食べた時のような酸っぱ顔をしてしまいますが、これがなかなか癖になる美味しさです。同じヤギチーズなだけあって風味はフェタによく似ていますが、あれよりずっと酸っぱいです。





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ヤギは近づくと逃げて行くものの、じっと見ていると見つめ返してくれ、ときには向こうから近づいて来ます。そして油断すると服を食われます。ご注意ください。





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子ヤギも沢山いて、つぶらな瞳がすごく可愛いです。一匹捕まえて抱っこさせてもらいましたが、思いの外軽かったです。しかしTシャツがものすごくヤギ臭くなりました。当分シャワーも洗濯もできないというのに。





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ヤギ皮(羊皮かも)

そこらへんに無造作に皮が落ちています。これで何を作るんでしょうか。モンゴルでは是非何か革製品を購入したいなと思っております。ブーツとか。もちろん、手の届く値段だったらの話ですが。





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遊牧民は大抵犬を飼っているそうです。番犬ですね。割と凶暴なのも多いのであまり近づくなと言われていますが、この子は大変懐っこく、夕飯の残りのホネをあげたらその後ずっと隣に座って待っていました。愛らしいです。





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遊牧民の子供

ここに暮らす子供が私達のゲルに遊びに来ました。これまでもツーリスト達に遊んでもらっていたようで非常に懐っこく、そして英語を少し扱います。

このガキンチョが実におてんばで、お菓子を貰っては飛び回り、スマホを見せて貰ってはそれを奪って逃亡。はしゃいで笑って大地を転げまわり、とても微笑ましいのですが君が転がったその大地、ヤギのうんこが敷き詰められていますよ。





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おいうんこまみれの体ですり寄ってくるんじゃない。

いや私の体も子ヤギ抱っこのおかげで既にうんこ臭がしますけど、君ほどではないですよ。あっ!私のミネラルウォーターをうんこの上に投げるんじゃない!

ああ、水を飲むたびヤギのうんこ臭が・・・何故初日からこんな目に。





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少年の自撮り

カメラを奪われ、これもまたうんこまみれに。

そして特に必要のないハナタレ小僧の連続写真が20枚ほど。得たものに対して失ったものが多すぎます。これがゴビツアーの洗礼・・・大変なものに参加してしまいました。





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本日の晩ごはん

晩ごはんはシンプルに、スープとパンです。シンプルというか、何故か量が少ないです。スープはもちろん羊入り。モンゴル料理は羊がなければ始まらないのです。

昼食の山盛り度と夕飯のシンプルさについては、この後のツアーでもずっとこんな感じでしたので、「モンゴルでは夕食より昼食に重きをおくのですね」と質問したらガイドさんは「そうだよ」と答えました。ただこのガイドさん、割と適当なところがあるのでそれがモンゴル全土の特徴なのか、彼の趣向に過ぎないのかは不明です。





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夕飯後はお楽しみのビールタイムです。

皆で色んな話をしました。先日書きました通り、私はそう社交的な性格ではないのでツアーは苦手なのですが、ツアーで何日も行動を共にすることにより普段は聞けない各国の深い話もぐいぐい攻め込むことができ、知識が増えていくのが嬉しいです。逆にぐいぐい攻め込まれもするので、「そうか日本はそんな感じのイメージを持たれているのね〜」ということが分かって面白いです。日本の話になると、よく聞かれるのは漫画アニメ文化、食文化、宗教、隣国との関係あたりが主なところです。




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夕焼け

日の入りは遅く、21:00近くまで明るいです。

夕日を拝んだ後は各々岩山方面に消えて行き、岩の上から星空を見ました。一人になれる時間は大切です。その点、今回のツアー仲間達は個々の時間を大切にしてくれる人達でしたので、精神的引きこもりの私にとってはありがたいことでした。

もちろん、人との会話が嫌いなわけではありません。自分の知らない色んな話を聞くのは好きです。ただ、人と話した後は自分の中でその内容を整頓する時間が必要なのです。




この日は満点の星空を拝む前に眠くなってゲルに戻りましたが、ツアーは今夜を除いてまだ6泊あり、そしてゴビ砂漠はまだ先です。この先きっと、素晴らしい星空に出会えることでしょう。

ツアー2日目に続きます。


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