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国家ナーダムとウランバートル滞在記


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ナーダム会場、スタジアム

ウランバートルでは、国家記念日の7月11日から3日間「ナーダム」というお祭が開催されます。年に一度のスポーツの祭典です。

7月中はモンゴル中の町や村で小さなナーダムも開かれますが、ここウランバートルの国家ナーダムが一番大規模で、ここの各競技で優勝することは大変な名誉なのだそうです。

競技はモンゴル相撲、子供達が競い合う競馬、弓射などがあります。
特にモンゴル相撲は大人気で、国中から集まった力自慢達500人以上、ときに1000人以上がそのナンバーワンを決めるために競い合うのだそうです。





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スタジアム前のお祭り会場

そんな面白イベント期間中にばっちりウランバートルにいる抜かりない私でございますが、チケットを取っていません。抜かりました。

チケット価格はツーリストは25ドルくらいだとかいう噂を耳にしました。それくらいなら買いますが、私が到着した頃にはもうとっくに売り切れていたようです。あとは送迎込みのナーダム見学1日ツアー・120ドルというのがありましたが、流石にそこまでは出せません。





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でも大丈夫です。広場にある大型テレビでナーダムリアルタイム中継をやっているからです。町中のメイン広場でも中継していたし、一般家庭のテレビでももちろん見られます。

モンゴル相撲は是非是非是非ともこの目で見たいですが、それは地方ナーダムまでお預けとします。7月の一ヶ月間この国にいれば、どこかの村でナーダムに出会うチャンスもきっと生まれるはずです。

というわけで、今回の日記では国家ナーダム会場前の雰囲気のみ寂しく書いて参ります。





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VIP用会場入り口では、偉そげな方々が次々に黒塗りの車から降り立ち、会場に吸い込まれていきます。日本大使らしき人もいました。私はあわよくばドルジ朝青龍に会えないかとここで30分ほど張っていましたが、かの人は現れませんでした。





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ナーダムホーショール

ナーダム名物のファストフード、ナーダム・ホーショールです。あちこちの露店で買うことができます。一個40円とか50円くらい。羊肉の肉汁たっぷり揚げ餃子みたいな感じで、すごく美味しいです。





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クバス

ロシアや東欧の飲み物だそうですが、ウランバートルでもよく見かけます。甘くて微炭酸でアルコール度数の限りなく低い黒ビール、という感じの飲み物です。少し癖があるので人を選ぶと思いますが、意外と爽やかで私は好きです。





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騎馬の選手と思われる子供達です。こっそり隠し撮りのつもりでカメラを構えたのですが、皆いい笑顔を向けてくれました。モンゴルの子供達は素朴で可愛いです。大人達ですら素朴でいい人達で可愛いです。





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ナーダム会場を後にし、スフバートル広場を見に来ました。

こちらはウランバートルの街の中心とも言える広場です。ここからナーダム会場まで盛大なパレードが行われると聞いていたのですが、朝から張っていても全くその気配はなく、ついにナーダム会場にて開会式が始まってしまいました。そんな観光客にもバレないくらいこっそり移動するパレードってあるんですか。





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この人が、広場の名前にもなっているスフバートルさんです。モンゴルの大英雄の一人です。




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こちらはチンギス・ハーンさん。言わずと知れた、モンゴルの偉大なる英雄です。

手前は知らない人達です。皆さんのまとう民族衣装があまりに格好良かったため、隠し撮り・・・はせずにカメラマンの横で堂々とシャッターを切りました。

こちらの皆さんの派手な衣装も格好良いですが、私はどちらかと言うと、普段着っぽいシンプルな色合いのそれの方が好きです。最初の方に載せたVIP入場口に集まる偉い人達は、一見シンプルだけど実は高価そうな上品な色合いのデールを着ていました。

デールとは、モンゴルの人々が日常的に着ている民族衣装のことです。写真のこれもそうです。デールに帯やベルトを締め、ゴタルと呼ばれるブーツを履くのが一般的な着方です。女性はデールにハイヒールやサンダルを合わせることもあります。

詳しいでしょう。今調べました。




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こちらはそのへんに停まっていたラクダのブーブーです。手前のラクダは何故メンチを切っているのでしょうか。お前なぞ大人の私が体重をかければひとひねりやぞ。





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夜になると、スフバートル広場はすっかりお祭り騒ぎになっていました。何やら人気歌手らしき人が来て生ライブを披露。花火も大量に打ち上がり、人々は歌って踊って大興奮です。

私はあわよくばドルジ朝青龍に会えるのではないかと一時間ほど張っていましたが、かの人は現れませんでした。





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引き続きウランバートルです。

この3日間は街全体がお祭り騒ぎ!と思いきやそうでもなく、博物館やマーケットなども普通に営業していました。休みの所も少しはありますが。

写真は、スフバートル広場近くにあるモンゴル民族博物館です。





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大興奮

この博物館が想像の遥か上を行く素晴らしさでした。

この土地の古代史から始まり、中世、近代を経て現在のモンゴルまで。人々の歩みとその生活様式、芸能文化に至るまで、モンゴル人の築き上げてきた全てがここに集約されています。

ここは入場料が8000Tg(380円くらい)なのに写真撮影に追加で1万Tg必要です。なので最初は写真なしでいいやと思い入場したのですが、展示内容があまりに良かったので「これは写真撮らなきゃ!」とハアハア言いながらチケットオフィスに逆戻りし、写真券を購入しました。





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その他の興奮した展示物達

また調子に乗って写真を撮りまくってしまいました。各国の民族博物館やら武器博物館やらを訪れてはこうして大量の写真を撮ってくるので、いつか役に立ちそうで今のところ何の役にもたっていない資料写真が大量にあります。

西洋各国で撮った中世武器写真群とか、ゲームやコスプレ好きの人達を興奮の渦に巻き込めそうです。そんな簡単には披露しませんけどねえウェッヘッヘ。

ただの自慢ですよ。イラッとしましたかフフ。





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ザイサン・トルゴイ

ウランバートルを一望できる丘に来ました。バスで15分くらいです。頑張れば歩けますが、バスは500tg(25円くらい)なのであまり頑張らなくていい気がします。





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山と草原の中に広がる街です。
街の規模と山に囲まれている感じから、なんとなくボリビアのラパスを思い出します。





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丘の反対側は山です。この辺りにもマンションぽいものが建っていますが、建設中なのか建てたはいいもののあまり人が来ないのか、どことなくゴーストタウンみたいな匂いがします。




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ウランバートル猫

見た目は山猫みたいですが割と懐っこかったです。





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ザハ

マーケットです。近代的なスーパーもありますが、何でもかんでも積みます売りますという面白マーケットもまだまだ現役です。小分けのものが安く買えたりするので、ときにスーパーより使い勝手が良いです。





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民族音楽と踊りのショー

市内の劇場で毎日見られる伝統芸能のショーです。一時間少々の公演が25,000tg(1200円くらい)と非常にお手頃価格な割に、ホーミーに馬頭琴に名も知らぬ不思議な音を奏でる楽器達に、軟体動物の様な柔軟な女性のダンスショー、お面をかぶった演者達によるちょっとしたお芝居など、もっとお金取っていいんじゃないですか!?と叫びそうになるくらい豪華な内容でした。

特に素晴らしいと思ったのが歌姫の山の向こうまで届きそうな高らかな歌声で、この歌を草原の風の中で聞いた日にはうっかり号泣してしまいそうなくらい感動しました。

なので、CDを買いました。こういうのはその土地で聞くからこそ価値があり、日本の自室で聞いてもこの感動を再び味わえる訳ではないという事は分かっているのですが、つい買ってしまいます。




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グリヤシとかゴリヤシとか

続いて、ここ数日で食べたものの写真を少々。

まずはグリヤシみたいな名前の肉料理です。こちらはハンガリーの名物料理・グヤーシュが起源で、グヤーシュは牛肉を主に使うのに対し、グリヤシは羊肉のお料理となっています。すごく美味しいです。グヤーシュが好きで羊肉も好きな人ならドンピシャリです。




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バンシタイ・ツァイかな?

こちらは(多分)バンシタイ・ツァイというお料理で、ミルクスープみたいなのに水餃子を浮かべたものです。Wikipedia先生によると、このミルクスープはスープではなくミルクティなのだそうです。




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スーテイ・ツァイ

ミルクティとは多分これのことなんじゃないかと思います。ザミンウードからの列車の中で飲んだやつ。ミルクティとは言うものの日本で一般的な甘いやつではなく、バターの風味と塩気が特徴の温かいミルクという感じです。

これがまた何とも言えないお味で、マズイとは決して言いませんが一味足りないというか、ダシの要素が皆無というか、ただただ塩気のみを感じる淡白な温かいミルクという感じで本当に・・・何とも言えないお味です。





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ビールとつまみ

キャビアといくらが共に一瓶2500tg(120円くらい)だったので、思わず買ってしまいました。正確には、宿で知り合った人と一瓶ずつ買って半分こしようという話になったものの相手が一口食べて頭を抱えてしまい、全部私のものになってやったぜ!という品です。味付けが塩気のみで、ちょっと生臭いんですよね。

手前のワラみたいなのはこう見えてチーズで、ワラみたいな部分も全部食べられます。いわゆるスモークチーズです。こちらもまた塩気が強いものの大変ビールに合う良い味わいで、かなり気にってしまいました。


こうして見ると、モンゴル料理はどうも味付けはシンプルに済ませるものが多いのでしょうか。今のところ塩と素材の味のみかなというお料理ばかり当たっている気がします。あと、羊肉率が非常に高いというか、圧倒的です。羊好きには嬉しい世界ですが、嫌いな人は辛そうです。

今後まだ3週間以上あるので、モンゴル料理は他にも色々試してみたいと思います。



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