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中国へ


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今から中国に入ります。
中国国境はラオカイ駅前から2キロ弱と、非常に近いので徒歩で行けます。




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ベトナム側イミグレ

まずはベトナムの出国審査。

隣国へ向かうベトナム人なのか祖国へ帰る中国人なのかは分かりませんが、イミグレは非常に混みあっており、長い行列が出来ていました。

私もそこへ並びますが、私の前のちょっとした隙間に入ろうとする人が。
 ↓
「ここ通りたいのかな?行列で道塞がってるし」
 ↓
少しよけてあげる私。
 ↓
そこに収まってしまい二度と動かないその人。
 ↓
「割り込みだったんかい・・」

という感じでごくごく自然に割り込まれるので、2度3度と同じミスをやらかし一人で悔しがる私でした。中国人(ベトナム人かもしれないけど)強しです。




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ベトナム出国印をもらい、橋を渡りきって正面のゲートをくぐれば中国です。右の建物が中国側のイミグレなので、入国印を貰う為にまずはこちらへ。私は中国のビザを持っていませんが、日本人は15日以内の観光ならビザは不要なので大丈夫です。

で、入国審査に向かったのですが、速やかに別室に連行されました。

審査官にパスポートを見せたその瞬間、表紙を一瞥しただけで連行です。せめて渡航歴を精査してからにしてもらいたかったですね。この数ヶ月というものどいつこもいつも人を質問攻めにして荷物をひっくり返して、そんなに私が好きですか。好きな人のことは全部知りたいタチですか。

まあ荷物を調べられたところで危ないものは何も出て来ないのですが、今回はパソコンの中身までチェックされたので少し驚きました。何容疑をかけられていたんでしょうか。別にネット履歴でも日記でも何でも見ていいですけど、日本語分かるんですかね。




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中国入国

結局、たっぷり40分ほど足止めされた後無事に解放されました。私はただの善良な旅行者なのでそれは当然と思いたいですが、ここは色んな意味で最強の国、中国。よく分からない理由でしょっぴかれる可能性も十分にあったので、ちょっと冷や汗をかきました。

ちなみに解放後は優先的に入国審査に行かせてもらえ、並ばずして行列の先頭に躍り出ましたが、審査官が目の前にいるにもかかわらず横から強引に割り込んでくる人がいるのであまり意味はありませんでした。なんでしょうねこのガンガン攻めてくる感じは。私も既にパスポートを出しているのに、その上に無理矢理別のパスポートを重ねてくる感じです。中国人には一生勝てないと思いました。というか、挑んではいけないと思いました。




そんな訳でやって参りました写真の場所は、中国・河口です。

基本的な雰囲気で言えばベトナムと似たものを感じますが、看板などの文字が全て漢字である点が、「ああ中国に来たんだなあ」としみじみ思わせてくれます。

が、狙いの長距離バスの発車まであと40分なので感慨に耽っている場合ではありません。まず中国のお金を手に入れ、6キロほど離れたバスターミナルまで移動し、バスチケットを買うまでを40分足らずで済ませなくてはいけないのです。何故こんなに時間が無いかと言うと、入国審査で引っかかったせいです中国さん・・!。

幸い事前にネットで調べておいた場所にATMがあったので、現金の入手は容易でした。あとは残ったベトナムドンを両替したかったのですが、これは銀行窓口でやらなければいけないそうで、時間がかかるのでパス。イミグレの近くに道端両替商もいるそうですが、こちらも探す時間がないのでパスです。まあベトナムはいつかまた来るので、このベトナムドンは取っておこうと思います。


さて、お次はバスターミナルへの移動です。市バスが安いと聞きましたが、それを探す時間がないのでタクシーで行くことに。しかしここ中国ではタクシー勧誘のおっちゃんが声をかけてくれません。ベトナムやカンボジアやラオスでは探さなくても向こうから話しかけてくれ、取り囲まれ、身の危険を感じるくらいのタクシー祭りが起きていたのに。国境を一つ越えただけでこうも変わるものなんですね。




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本日のバス

その後バイクタクシーのおっちゃんを捕まえることができ、無事バスターミナルに到着しました。バスが5元だと聞いたので、バイタクは10元(175円くらい)でどうだと頼んでみたらOKでした。言葉は分からないので筆談と身振り手振りでどうにかしました。

これから参りますのは、雲南省の省都・昆明です。河口発、昆明行きバスは149元(2,600円くらい)。このときは焦っていたので気付きませんでしたが、バスに乗った後お釣りを数えたら155元払わされていました中国さん・・。




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河口と昆明の位置関係はこんな感じ。

私の中国での最終目的地は上海ですが、昆明から上海行きの列車が出ているので明日それに乗ります。また、ツイッターで知り合った方が昆明に住んでいるので、遊びに行っちゃおうそうしよう大作戦なのです。




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1枚目の地図だとそれなりの距離に見えますが、中国全土で見るとまだこんなんです。上海、そして日本が遥か彼方に見えていますね。上海まではだいたいベトナム一個分くらいでしょうか。目眩を覚える程の大きさです。



それはさておき、バスで2、30分走ったところに検問所があり、車内に乗り込んで来た警察の人にパスポートを見せたらまたも私だけ連行されました。

もうゲンナリしていた私は、「これは外国人だから疑われているのか?それとも日本人だからいかんのか?どっちだ?やんのかコラと内心ケンカ腰でしたが、顔には出さないように精一杯努力しました。言いがかりのネタをわざわざ提供してもいいことはありません。

結局、その後2分ほどで無事解放されバスに戻ることができましたが、ほっとしたのも束の間。国境で貰ったはずの出国カードを紛失した事実に気がつき、その場に崩れ落ちそうになりました。

出国カードとは、入国時に入国カードと一緒に貰って必要事項を記入し、出国まで大事に取っておかなければいけないアレです。最近はいらない国も多いですが、中国では必要です。これを失くしました。そういう大事なものを落とすほど不注意な性格ではなかったつもりですが、別室連行のゴタゴタで動揺していたので、その時にやらかしたかもしれません。




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車窓から見えた中国っぽい風景

きっとカードがないことを理由に出国でもまた引っかかり、今度こそ冷たいお部屋に入れられて何かの疑いをかけられて終わるんだろうな・・・日本の土はついに踏めないまま・・・・と遠い目をしながらバスに揺られるセンチメンタルジャーニーな私。

・・・でしたが、後から調べたら

「別になくしてもなんら問題はない。
出国ゲート前にカードが置いてあるからそこでまた書けばいい。」


という事実が分かりました。

随分適当ですね。私振り回されっぱなしじゃないですか中国さんたらもう・・。




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というわけで着いた昆明の宿です。

先程書いた昆明在住の方のお勧めの宿で、現地の人お勧めと言うだけあってすごく良かったです。広くて部屋数が多いし、綺麗だしお洒落だし、その割にかなりお手頃だし、流石はインターナショナル・ユースホステルです。横文字は伊達じゃありません。




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本日の晩ご飯

件のツイッターで知り合った方・昆明在住のWさんとお会いし、絶品中華飯屋さんに連れていってもらいました。こんなに贅沢で山盛りで、急いで食べなくても回収されないご飯(←ハロン湾クルーズの恨み)は何ヶ月振りでしょうか。

Wさんからは、中国生活や旅行に関するお話を沢山教えてもらいました。Wさんの経歴もとても面白くて、聞いているだけでワクワクしてしまいました。色んな旅人がいて色んな終着点があるんだなと、改めて旅の先にあるものについて考えた夜でした。



中国は今最も興味を惹かれている国であり、時間をかけてじっくり周りたい、本気で挑みたい国です。日中関係がどうとか中国人に対するイメージとかが色々と出来上がってしまっている感がありますが、そんな感じだからこそ自分の目で見てみたいという気持ちがあって。今回も少しは見られますが、たった4日間の都市間移動だけでは何も分からないと思うので。まずは野山に行ってみないことには。

まあそういう目的らしい目的は全体の5%くらいで、残りの95%は単に「中国絶対面白いわコレ・・・!」ってだけなんですけども。絶対面白いでしょう中国。それだけは行かなくても分かります。


そういう感じの昆明の夜でした。
Wさん、色々とありがとうございました!

明日は昆明を少しぶらりとし、夜行列車で40時間かけて上海を目指します。


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<情報コーナー>

○ サパからラオカイ

12/20の日記参照。

○ ラオカイから河口(中国国境越え)

ラオカイ駅前を横切る大通りを、駅を背にして右手側(北西)に直進、約2キロ。徒歩30分くらい。時差が一時間あるので注意。ベトナム国境を8:00に出たら中国は9:00。

○ 河口

天香街(天香通り)に中国銀行、ATMあり。ATMは英語表記あり。

○ 河口バスターミナル

イミグレから北西に6キロ程度。バイクタクシーで10分、10元くらい。市バスで行く場合、緑のミニバスがバスターミナル行きとのこと。(要確認)

○ 河口から昆明行きバス

8:45/10:50/12:30/ 13:00/19:00/20:00など。
運賃149元、所要約6時間、昆明東バスターミナル着。

○ 昆明の宿

「Cloudland International Youth Hostel」

ドミ一泊30元。部屋まで届くWiFiあり、朝食なし、各ベッドごとに電源、読書灯、大きな個人ロッカーあり。シャワー温かくて水圧も良い。大きなユースホステルで部屋数が多く、オシャレなカフェやバーも併設。全体的にかなり雰囲気が良い。人数制限があるが、Facebookやtwitterに繋げる特別ネット回線あり。

| 中国 | 21:05 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

中国入国大変でしたね。中国とベトナムはあまり仲が良くないので、たまたま入国審査が厳格化されたのでしょうかねえ。それとも、直近に”よからぬもの”をベトナムから中国へ持ち込むという事件が発生して、そのとばっちりを受けたのかも。

一般の日本人の持つ中国人のイメージは日本に来て爆買いをする人たちというものだと思いますが、彼らのような人は中国では少数派で(大都市では増えているのかもしれませんが)、圧倒的な多数派である中国人民の生活とかを知るとまったく違う中国というものが見えてくるように思います。

それと、おっしゃる通り、すごく面白い国だと思います。見るべきものはバラエティに富んでいて、不思議一杯で。

| オフ | 2016/03/21 10:44 | URL |

>オフさん

事前に他の人のブログなどを見た限りでは国境越えはスムーズのようだったので、別室に呼ばれたときは驚きました。何かタイミングが悪かったのかもしれませんね。少しゴタゴタしたものの、無事越えられて良かったです。

中国という国や中国人について、日本で話題になるのはやはりそういう派手な部分が多いと思うので、滅多にテレビに出ない様な田舎の村や地方都市にこそ行ってみたいです。そしてそういう所で暮らす人々と少し話してみたいです。でも北京などの大都市や万里の長城など観光地もそれはそれで魅力的なので、本当に色んな顔を持つ国という意味で中国に対する興味が尽きません。

| 低橋 | 2016/03/22 22:42 | URL |

中国

夏前にモンゴル情報の質問をさせて頂いた者です。
一つ前の記事にも『この前日までここに居ました!』とコメントさせて頂いており、しつこくてすみませんがまたコメントしちゃいます。

私は昆明のCloudlandYHにも、低橋さんの来られる10日前まで泊まっており、サパ~昆明までほとんど同じ道のりを行き違っていたようです。
私が国境越えした際はなにもややこしい事はありませんでしたが、低橋さんとは逆に、中国からベトナムに入った瞬間、人の印象が柔らかくなりました。

もう伝えていたらすみませんが、私も中国に得体の知れない興味を抱いた一人です。当時この時3か月半かけて中国を一周し、結果『中国はもう懲り懲り』となったにも関わらず、二年経った今年、先月まで中国・モンゴルを旅していました。
低橋さんが7月モンゴルでされていた『ビールとオイルサーディン』がとても素敵で マネする気満々でしたが、お腹を壊して出来ず仕舞いでした。

中国は一度足を突っ込んだら“なんだかんだで”出られないと感じました。自国だけを1年以上も旅している中国人バックパッカーに出会ったりしてこの国の広さに脱力したりもしました。

ご興味持っていらっしゃるのはどの辺りの田舎でしょうか。
きっと誰も見たことのない景色をご覧になられることと思います^^



| りょう | 2017/10/03 17:55 | URL | ≫ EDIT

Re: 中国

>りょうさん

こんにちは!
中国は本当に奥が深い国ですよね。お隣の国なので良い情報もそうでないものもワンサカ入って来ますが、実際この目で見てみると想像以上に訳の分からん国だなと、ますます好きになります。・・・いえ、好きとか面白いとか一言で言っていいのか分からない、まさに「得体の知れない興味」の尽きない国だなと思います。

でも、私も前回ちょっと行っただけで「しばらくいいかな」と思いかけています。笑
あまりに広すぎるのと、賑やかすぎる事で体力がみるみる削がれて行く感じが。。でも、次の旅も中国スタートなことは決まっているのですが。

中国で漠然と興味を抱いているのは、観光地図の扱いが雑な中央以西のエリアです。雑というか、広過ぎて空白が多い感じに惹かれます。ただ野山と田舎が好きなだけかもしれませんが。次の中国ではまた列車旅を楽しみたいです。

| 低橋 | 2017/10/04 23:31 | URL |

中央以西というと甘粛・青海・チベット・新疆ウイグル自治区あたりでしょうか。私はこのエリアにドンピシャにはまってしまっています。
地図の空白の箇所に実際に行くと、あるんですよねぇ見所が…!
行った先で行きたい場所が増えてしまって、ぜんぜん制覇できません。
そうこうしながら中国の定義にも悩んでしまったりして、気付けばドツボにいます…。

| りょう | 2017/10/13 16:15 | URL | ≫ EDIT

>りょうさん

>甘粛・青海・チベット・新疆ウイグル自治区
まさにその辺りです。その辺りの、さらに情報の少ないエリアにふらりと迷い込みたいです。チベットはそういう旅は難しそうですが・・・
今回は多分チベットには行けないのですが、ウイグル自治区は通りそうな感じです。
りょうさんと同じく、私もドツボin中国に嵌まりそうなので何年もかかる覚悟で(数回に分けて)挑みます。笑

| 低橋 | 2017/10/14 06:18 | URL |















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