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天国の洞窟と暗黒の洞窟

本日は洞窟ツアーに参加します。
天国の洞窟&暗黒の洞窟ツアーというやつです。

天国の洞窟は割と最近発見され、「世界一美しい洞窟」と言い切った冒険家がいるくらい美しい場所なのだそうです。暗黒の洞窟はその近くにあり、ジップラインやカヌーや洞窟内水泳を楽しめるという、冒険色の強いツアーだと聞いています。

全てフォンニャ洞窟群ですが、肝心の世界遺産・フォンニャ洞窟には行きません。その理由としては、ツアーを申し込んだ宿の人に「何故暗黒の洞窟に行かないの?あそこが一番面白いのに」と力説され、押しに負けたというだけの話です。3つ行く時間はなく、天国の洞窟は絶対に行きたかったのでこういうコースとなりました。




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植物園

10人程の参加者をバンに乗せ、ツアーが始まりました。

まずはちょっと寄り道して植物園へ。しかし時間がないため15分くらい見学しただけで終わりました。奥まで行くと小さな滝があるとのことでしたが、そこまで行く時間もなく入り口近くで蛇を見ただけで終了です。

しかし走って滝を見に行った人も何人かいたようで、そのうち一人が滝壺で転んで足を痛め、早くも脱落しました。まだ始まって30分だと言うのに、さすが冒険ツアーを自称するだけのことはあります。洞窟に着くまでに何人ふるい落とされるんでしょうか。





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特に寄る必要を見いだせなかった植物園見学を終え、続いては天国の洞窟へ。

朝の時点では「まずは暗黒の洞窟に行ってから天国の洞窟に行く」という説明でしたが、予定が変わった様です。暗闇を先に見せて後から天国に救い上げるのではなく、天国を先に見せておいて最終的に暗黒界に突き落とすというスケジュールです。酷い世界だなと思いました。




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洞窟の全長は31kmと書いてありますが、観光客が入れるのは右端のごくわずかな部分だけです。画像でいう所の、茶色く汚れているあたりまでです。写真を撮りながら行って帰って一時間半くらいとのこと。





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天国の洞窟です。

今まで行った洞窟の中で一番良かったかもしれないです。とにかくスケールが大きく、石荀の形が美しく、壁面の色合いも宮殿の様に優美です。どうやったらこんな美しい空間が勝手にできてしまうのでしょうか。




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こちらが観光コースのゴールです。
遊歩道はここまでしかありませんが、洞窟自体はこの先まで続いています。

この先に行くのかどうかは定かではありませんが、フォンニャ洞窟群には一週間くらいかけて洞窟探険をするという超面白そうなツアーがあります。昼は洞窟内を歩いたりカヌーで移動したりして、夜は暗闇でテントを張って寝る、という聞いただけで興奮状態に陥る大冒険ツアーです。が、参加費が30万くらいします。これが装備レンタル料など全て混みで8万くらいまで安くなった日には、是非参加したいと思っております。

しかし、今回私が参加したツアーのガイドさんに「そのツアー、今後もっと安くなる可能性はありますか?」と聞いてみたら無言で目を反らされたので、安くなる予定は全くないのかもしれません。むしろ、知名度が上がるごとに恐ろしい勢いで料金が跳ね上がって行くのが東南アジアです。(南米も)。そう考えると、ツアーが発足したばかりの今がチャンスなのかもしれません。




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本日のお昼ご飯

興奮が覚めやらぬままあっという間に集合時間が来て、暗黒の洞窟に移動しました。
時刻は既にお昼過ぎですので、洞窟前のレストランでランチタイムです。

お昼ご飯はツアー代に含まれていますが、大皿にご飯、麺、ライスペーパー、焼肉、野菜、その他様々な食べ物が乗っており、それを大人数でつつくスタイルでした。こんな豪華なものが出てくるとは思わなかったので、大興奮しました。そして3人前くらい食べました。皆全然食べないんですもの。何が気に入らないんでしょうかコンニャロー。





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腹ごしらえも済んで、いよいよ暗黒の洞窟の冒険が始まります。見た感じ結構強めの雨が降っているのですが、本当にこの中でジップラインやらカヌーやら水泳やらをやるんでしょうか。

何を隠そうこのわたくし、昨日から風邪っぴきの兆候がありまして、今全身の悪寒と戦っておるのですがこんな体調で冒険して大丈夫なんでしょうか。

最近月一のペースで熱を出します。
毎日のように大人数部屋に泊まり、暑い地域に暑がり西洋男共が詰まっているのでクーラーは氷点下、風呂はなくシャワーは冷水で、連日長距離バスで移動し、夜行バスの利用も多く、暑いところと寒い所を行ったり来たりし、人混みにもよく顔を出し、栄養は偏りがちで、最近特に休みなく動き回って体力の限界に挑戦中・・・・という日々なのだからそりゃ風邪の一つや二つ引いて当然なのですが。

しかし地域の特性上風邪じゃない熱の可能性もあるので、喉の痛みなど明らかな風邪の兆候がある場合はむしろ安心します。




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さて、そんなわけで暗黒の洞窟探険に繰り出します。1グループは20人ほどで、各グループが時間差でどんどん入場していきます。参加者は予想通り欧米系若者バックパッカーが9割8分で、残り2分は私と中東系のおじいちゃんです。

ツアー開始の前に、まずは全員水着に着替えてヘルメットや救命胴衣を身につけました。あと一応冒険ツアーということで、怪我などに備えて保険の申し込みをしました。こちらは入場料に含まれております。

カバンや着替えは全て無料ロッカーに預け、靴やサンダルもここで脱いでいきます。ここから先はカメラを持ち込むと確実に水につけて壊してしまうので、これも置いて行きます。防水カメラのみ持ち込み可です。




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全ての準備が整い、まずはこちら。ジップラインです。やや高い所から低い所に向かって張ったロープに滑車を引っ掛け、一人ずつ滑り降りると言う何の生産性もない阿呆みたいなアクティビティです。

実は私、ジェットコースターとか絶叫系がてんで駄目です。
バンジージャンプなんてその最たるもので、大金積まれたってやりたくありません。いや大金積まれたらやりますけど、自ら金を払ってやるなんて絶対に御免です。ジップラインはバンジージャンプよりは大分難易度が低いですが、金を払ってやるものではありません。今回は最初からツアー料金に含まれているので料金回収のつもりで参加してやってるだけなんだよバカヤロー!帰りたい!





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何が嫌って、誰も叫んでいないんです。こういうのって「キャー」とか「アーアアー」とか言うものじゃないんですか。何故みんな無言で流れて行くんですか。そんなに怖くないんですか。それとも怖過ぎて声も出ないんですか。何とか言ってください。

ガイドさん「着地のときは必ず足をたたんでね。地面にぶつかると足なくなるから」

それは聞きたくなかったです。





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生還しました。

初めてのジップラインでしたが、写真を撮る程の余裕はないものの思ったよりは大丈夫で、私も無言で滑り終えました。もう一度やれと言われてもあんまりやりたくないですが、絶対嫌だと言う程は怖くないと言う事が分かったのは幸いでした。いややりませんが。





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全員が降りて来るのを待って、すぐそこに見ている洞窟入り口に移動しているところです。

カヌーが繋いであったので当然これを使うものと思っていたら、まさかの水泳移動でした。救命具がよく浮くので泳げない人でも大丈夫ですが、風邪を引いている人は大丈夫じゃありません。みるみる体温を奪われていきます。





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洞窟入り口

いよいよ洞窟探険です。「洞窟探検」と言うとドラクエみたいですが、このパーティーは人数だけ異常に多くて職業は全員「旅人」ないし「遊び人」なので、戦闘力が最低です。しかも丸腰です。





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腰くらいまで水に浸かりながら進みます。




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途中で救命具を脱ぎ岩の上に置いて、狭い道に入りました。奥に行くにつれて道はどんどん茶色くなっていき、ついには壁も地面も泥まみれに。足下はぬるぬる、手元もぬるぬるでかなり歩き辛いです。




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泥のプール

最終目的地はこちら、泥のプールでした。さきほどの小道でチョコレートフォンデュみたいな連中とすれ違いましたが、ここで遊んだ帰りだったのですね。

泳ぐだけならカメラをビニール袋に入れて持って来れば何とかなるのでは?と思っていましたが、こんな所に来るのなら確かに普通のカメラでは危険です。全身泥まみれで、まずシャッターボタンに触れる事すらできません。一方私のカメラはウォータープルーフ!・・ですが、泥プルーフかどうかは確認し忘れました。大丈夫でしょうか。




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浮くでも沈むでもない、不思議な感覚です。泥の中に座っているのですが、下は地面ではありません。なので「浮いている」状態なのは間違いないのですが、この不思議な安定感。今までしたことのない体験です。




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泥プールからスロー再生のような動きで脱出し、また水のプールへ。ここである程度泥を落としましたが、ここの水もさほど澄んではないので綺麗サッパリとはいきません。しかしチョコレートをかぶった状態から珈琲を被った状態程度までには回復したので、だいぶ動きやすくなりました。




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特に貼る意味のない写真しか残っておりませんが、これは暗闇水泳体験をしているところです。

15メートルくらいの距離を全員で泳ぎ、そこで全てのライトを消して、スタート地点に置いた一つの灯りだけを頼りに泳いで戻るというものです。今は大勢で泳いでいるので声も聞こえるし手足が衝突してイテテな程度で済みますが、一人で完全な暗闇を泳ぐ羽目になったらと思うと、精神を保てる自信がありません。漫画なんかでたまに暗い洞窟やらトンネルの中を泳いで移動するシーンを見ますが、あれ無理だと思います。




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生還

来た道をまた歩いて戻り、ついに洞窟の外に出ました。
ここからはカヌーに乗り、ツアーのスタート地点に帰ります。





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冷水シャワーを浴びて泥を落とし、着替えを済ませてレストランに戻ったらこんなものが用意されていました。ラム酒と足湯のサービスです。なんてありがたいんでしょうか。全身冷えきっていた参加者達が皆、ほっこり笑顔になりました。





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本日の晩ご飯

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本日のバス

宿に帰って温かいシャワーを浴びて温かいお布団で寝て風邪からの回復!・・・といきたいところですが、本日も移動があります。ハノイ行きの夜行バスを既に予約してしまっているのです。宿のロビーで5時間程バスを待っている間、いよいよもって体調が悪くなって来たので熱を測ったら39度を優に越えており笑いました。

しかしこの後夜行バスでぐっすり寝たかいあって、翌朝にはすっかり熱も引き元気になっていました。風邪は引いても回復が早い、基本的に頑丈な自分が好きです。


明日からベトナム北部観光です。


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<情報コーナー>

◯ 天国の洞窟+暗黒の洞窟ツアー

ドンホイ又はフォンニャ発。植物園(少し覗くだけ)、パラダイスケイブ、ダークケイブをセットにした一日ツアーが60ドル前後。移動、ガイド、各種入場料及び舟代、昼食、ミネラルウォーター込み。フォンニャ洞窟と上記どちらか二つを組み合わせたツアーもある。洞窟探険はシーズンがあるので、それによってツアー料金も前後するかもしれない。

フエ発の日帰りツアーもあるが、洞窟までの移動に片道4時間かかるため行ける洞窟はどれか一つになる。ツアー料金は30〜40ドル。

◯ 各種入場料

個人で行く場合の入場料は以下の通り。

植物園80,000ドン。
天国の洞窟250,000ドン、洞窟麓までの電気カー代別途。(歩ける距離)
暗黒の洞窟3/15-9/15は450,000ドン、9/16-3/14は250,000ドン。
ガイド、カヤックレンタル、ジップライン、保険料込み。ラム酒と足湯は多分無し。

天国の洞窟は個人で自由に見学できる。暗黒の洞窟はガイドの同伴が必要。私は行っていないが、フォンニャ洞窟は小舟で見学するのでその手配が必要とのこと。各洞窟までの移動は、フォンニャの村からだとレンタルバイクが便利。距離も近く、道も整備されている。個人で行く人も少なくないようだった。

○ フォンニャからハノイ夜行バス

スリーピングバス220,000ドン。所要約10時間。

| ベトナム | 20:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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