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ポーンサワン巨大壺の謎


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本日の相棒

本日はレンタバイクを駆ってポーンサワン周辺観光をしたいと思います。
バイクを駆るのは私ではなく昨日知り合ったイタリア人ドレッド野郎改めイタリア君で、私は後ろで風に吹かれるだけです。良い相棒を得たものです。

ポーンサワンに来た最大の目的は、タイトルにある巨大壺です。この辺りの高原には石でできた巨大な壺のような物が多数転がっており、それがいつ、何のために作られた物なのかは全くの謎なのだそうです。そそられるではありませんか。

巨大壺が見られる場所はポーンサワン近郊にいくつかあるので全部回るつもりでしたが、レンタバイク屋のおやっさん(これまたイタリア人)が「どこも似たようなもんだ。壺は一箇所でいいから、余った時間で他の見所も回った方が有意義ってもんだぜ・・。」とワイルドに言い放ったのでそうすることにしました。




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良い天気です。
昨日も言いましたが、この辺りの風景は本当に良いです。

そしてそんな風景の中、早速道に迷っております。




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なんせ地図がこれですからね!

標識もないですし、二人とも現地語はこんにちはありがとうくらいしか知らないですし、目的地に真っ直ぐ辿り着けるはずがなかったのです。

なお、本日最初の目的地はロシア軍の置き土産の壊れ戦車、通称「ロシアンタンク」です。

二人ともそれにはあまり興味がないのですが、その向こうにある仏陀パークとやらが気になっていて、そちらを目指す途中についでに寄ろうという話になっていました。

取り扱い言語の異なる地元民の皆さんに道を聞くべく、イタリア君は

「ピピピピピピピッ・・・ドゥーン!」

と大砲を打つジェスチャーをして見せますが、地元民の皆さんはワーパチパチと大喜びするばかりで分かってくれません。そして褒められてちょっと嬉しそうなイタリア君。おい目的を見失うな。




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結局全然辿り着けないまま2時間消費してしまったので、いい加減諦めて壺を見に来ました。こちらは目的としていた壺鑑賞エリアではないのですが、道の途中にあったのでちょっと寄ってみたのです。

入場料が必要だったようで、観光客の姿など皆無の入場ゲート前で少年がチケットらしきものを出そうとしましたが、イタリア君は「いや、ちょっと見るだけだから大丈夫だ。チケットはいらない。」と言ってそのまま通過しました。

その「ちょっと見る」ためにチケットというものが存在するのでは・・?と思いましたが、少年も納得したようだったのでそのまま無賃入場しました。

こんなに緩い世の中でいいんでしょうか。
今まで真面目にやってきた自分の足下がグラつくような感覚を覚えます。




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で、壺です。

あーうん・・壺だね・・・

以外の感想が出てきません。
イタリア君も無言です。

このエリアには、こんな感じのものが数個転がっているだけでした。




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無言のまま切り上げて道に戻り、途中で織物工房の見学をしました。
こちらは蚕の飼育から製糸、織物を縫い上げて製品にするところまでを一挙にこなしている工房です。看板は出ているもののあまり観光地化はされていないようで、そこで働く人々も「え、何しに来たんですか?」みたいな反応でした。




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しかし言葉が通じない中でも身振り手振りで丁寧に作業工程を説明してくれ、
それがとても面白くて2人とも真剣に見学しました。

工場生産の安い衣類ばかり着ている私ですが、こうして人の手で丁寧に作られた布やそれを使った製品の美しさを知らないないわけではありません。買えないだけで。

良いものを長く着る、という簡単そうに見えて意外とできない生活スタイルに切り替えたいですが、野山で膝を破いてばかりの今の日々ではそれは遠い夢です。





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本日のお昼ご飯

町に戻り、お昼ご飯にしました。
本日のお昼ご飯は毎度おなじみ、ヌードルスープです。米粉ラーメン。

ヌードルスープの作り方はだいたいどこも同じなのですが、
この店のそれは今まで見た中で一番シンプルでした。

(1)丼に米粉麺と乾燥具材をあらかじめ乗せておく。
(2)お湯をかける(せめてダシ汁だと信じたい。)
(3)味付けは自分でやんなっ。

以上です。

正確には(2)までが調理手順で、(3)についてはテーブルの上に調味料が沢山置いてあるので、セルフサービスで味付けを行います。

調味料が置いてあり味を調整できるのはどこの店も同じですが、最初から自分でやれとはなんと大雑把なんでしょうか。じゃあもう(1)から自分でやりますから材料だけ下さい。




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仏像と仏塔

さきほど迷った方向とはほぼ反対側に向かって30数キロ。
戦火によって打ち崩れた仏像と、すっかり自然に帰りつつある仏塔を見に来ました。




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入れます。好きな感じです。



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奥にももう一塔。
真ん中に写りこんでいるのがイタリア君です。




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続いてメインの壷スポットに参りますが、その途中で異様に盛り上がっているお寺があったので寄ってみました。何だか分かりませんが皆さんとても楽しそうで、写真の様な状態です。マイクを持って歌う人、写真を撮れと笑顔で走って来る人、酒を飲み酔いつぶれている僧侶(←!?)。

厳かで礼儀正しいはずの仏教国ラオスも、たまには羽目を外すのでしょう。




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もう日が傾きかけておりますが、第二壺スポットに来ました。
さきほどの残念壷スポットとは違い、こちらには壷がいっぱいあります。




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壷の中はこんな感じ。

空っぽのもあるし、水が溜まっているのもあるし、割れているのもあります。
壷というより、湯のみの様な形をしています。

何百年も何千年も前に作られたものと推測されているそうですが、誰が何のために作ったのでしょうか。湯のみにしては大きすぎますが、巨人の仕業でしょうか。ロマンがあるではありませんか。

イタリア君と二人でこれなんだろねーと話していたのですが、二人で頭をひねった結果、イタリア君が出した結論はトイレです。

私「なんでトイレがこんなにあるの?」
イタ「毎日どこでするか選ぶんだよ。」
私「空間が広過ぎるでしょ。プライバシーは?」
イタ「皆仲良しだから大丈夫。」


イタリア君は阿呆の子なんだなと思いました。




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ちなみに私の予想は、骨壷。お墓です。
普通だけど非常にそれっぽい答えでしょう。

ほとんど全ての壺には蓋がないのですが、
一個だけわざとらしい蓋が乗っているのがあったのでそう予想した次第です。

ただ中から骨が発見されたという話は聞かないため、その案はおそらく外れているのでしょう。




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あともう1つ予想したのは、単純に雨水を貯める器だったんじゃないかというものです。
結構たっぷり溜まっている壺が多いので、水桶として十分な役割を果たすのではないかと。

そのあたりは研究者が何十年も頭を捻っても答えが出ていないので、私なぞがちょっと考えたくらいでは真相は掴めないんですけどね。今後研究が進んで、「結局のところトイレでした。」という結論が出たら嫌だなとそれだけが心配です。




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洞窟

壺の近くには洞窟がありました。

中に何かありそうなのですが、入り口にいくつもの蜂の巣ができていて危険なので近づけませんでした。

そんな中、悪戯っ子の様なワクワク顔をして洞窟に入っていく世界の無謀代表、イタリア君。今この瞬間に蜂の巣に石をぶつけたらどうなるだろうかと考えながら、そっと彼の冒険を見守るしかない私でした。





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壷の謎も魅力的ではありますが、ここら一体の景色がやはり好きです。高台からの眺めはなんとなく南米、パタゴニアのプエルト・ナタレスに似ていて、ひどく懐かしい気持ちになりました。


以上、ポーンサワン観光でした。
明日はラオス首都のビエンチャンに移動します。


<情報コーナー>

○ ポーンサワンの名所めぐり

レンタバイク相場一日80,000キープ。
ツアーもあるが結構高い。

壺スポット15,000
崩れた仏像10,000
仏塔10,000


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| ラオス | 22:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2016/01/08 21:53 | |

>Mさん

絶対イタリア君の方が阿呆の子ですよ!笑
空の石壷に頭突っ込んで「わー!」と叫んで耳がキーン・・・と一人コントやってましたもの。

市役所での私は何か聞かれるたびキョドッていたので、相当怪しかったと思われます。
お役所というか、手続きだとかの真面目な場が苦手でして・・・緊張するのです。

| 低橋 | 2016/01/09 17:54 | URL |















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