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ピマーイ遺跡

本日はピマーイ遺跡を見に行きます。

ピマーイは遺跡を囲むように作られたとても小さな町なので、
宿を出て30秒ほど歩けばもう遺跡にぶつかります。非常にお手軽です。

しかしそれもなんだか味気ないので、先ずは郊外の目的地を片付けることにしました。




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市街地から2キロほど歩き、サイガーム公園というところに来ました。
写真のこれはベンガル菩提樹といい、これが20×50mもの範囲に広がり、森の様になっています。





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森と書きましたが、この光景を作り出しているのは樹齢350年という大高齢の、一本の木です。

ベンガル菩提樹は横方向に枝を伸ばし、さらに下に向かって根っこを生やし、それが幹になってさらに両手を広げ、どんどん大きく広がっていくのだそうです。つまり、一本の菩提樹が350年かけて育って行った結果、ここまで大きな森に育ってしまったということになります。

森の中は木漏れ日が美しく、さっきまで歩いていた外とは別世界のように涼しいです。
中には小さな寺院もあり、そのためか森全体に神秘的な雰囲気が漂っています。




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サプルン池

町に戻る途中、市街地とサイガーム公園のちょうど中間くらいにある池に寄り道しました。蓮の花が綺麗です。今は咲いている花は少なくほとんどが蕾ですが、聞くところによるともう1、2ヶ月待てば蓮の花の開花シーズンが訪れ、それはもう美しい光景が見られるんだとか。そのため、開花シーズンにはこの町はお花見目当ての客で賑わうんだそうです。


ちょっと話がずれますがうちの実家の近くにはかつて蓮華畑があり、幼少期はよくそこでキャッキャしたものですが、今そこは何かの工場になってしまいました。

さらに話がずれますが私はラベンダー畑というのに憧れており、もっと言えばコスモス畑にもヒマワリ畑にも憧れており、でもそこはおそらく恋人達の楽園なのであまり近寄れません。





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ピマーイ遺跡入り口

市街地に戻り、そのままピマーイ遺跡に突入しました。

正面入り口から入ってすぐ右手側にビジターセンター兼小さなギャラリーがあり、そこで日本語パンフレットが貰えました。今後ピマーイに来られる方は、是非これを入手してみてください。しかしこのビジターセンター、遺跡は7:00から入れるのに対し8:30からしかやっていないお寝坊さんなので、注意が必要です。でももしかしたら、パンフだけは入り口でも貰えるかもしれません。

というわけで、本日はこのパンフレット先生と一緒に遺跡探検と参りたいと思います。





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プラップラ

いきなり滅茶苦茶良いではないですか。

しょっぱなから興奮させてくれたこちらは、「プラップラ」という名前の建物です。王や貴族が用いた、儀式を行う際の控えの間なんだそうです。「控えの間」、そして「プラップラ」。この二つの単語を並べるとかなりダラけきった光景が想像できてしまうのですが、このイメージは正しいのでしょうか。




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竜王橋

続いてはこちら。遺跡中央に堂々と建つこちらは竜王橋と呼ばれ、入口の欄干にはナカラート(竜王)と呼ばれる7つの頭を持つ竜が・・・

・・とパンフ先生か仰っていますがそれ見てませんでしたね。ちょっと引き返します。




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引き返しました

「欄干にはナカラート(竜王)と呼ばれる7つの頭を持つ竜が縁取られており、



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橋の袂にはシンハと呼ばれる2頭の獅子が据えられている。」


だそうです。
まったく先生ときたら、もう少し早く言ってほしいものです。



「なお、この石橋は人界と天界を繋ぐ橋とされており、ナカラートとシンハの様式から推定して12世

というところで文章が終わっているのですが先生どうしたんですか!
応答してください!






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参道

「ぐように配されている。」

何ぐようにですか先生!

仰ぐようにですか?跨ぐようにですか?先生ちょっと!先生!





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中央祠堂

こちらはピマーイ遺跡のメインとも言える建物です。
外観の堂々たる姿もさることながら、入り口や建物内の天井近くに彫られた装飾が素晴らしいです。





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また、内部では座像が静かに微笑んでおり、その周辺はシンとした不思議な空気が流れています。

なお、この坐像含めピマーイ遺跡内にある像はほとんどがレプリカで、実物は同市内にある国立博物館で大切に保存されているとのことです。後でそこにも行ってみようと思います。




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ホ・ブラム(左)とプラン・ヒン・デーン(右)

「ホ・ブラムからは1954年、砂岩でできた7つのリンガが出土している。」
「プラン・ヒン・デーンの~中略~クリシュナが野生動物を殺す場面が描かれたリンテルが発見されているが、」


先生リンガって何ですか!?リンテルは!?

説明を!専門用語にはどうか説明をお願いします!


そんな当たり前のようによく分からんカタカタを混ぜられても普通の旅人は対応できません。そんな当然知ってる前提で話さないでください。ついでに聞きますが最近よく聞くデコルテ?デコルタ?って何ですか先生。デルタ航空の子会社ですか。ちょっと油断した隙に皆当たり前の様に知らんカタカナ用語を使いこなしていてもう全然付いていけないんですよ日本コワイ。




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プラン・ブラマタット

中には両腕が欠けてしまった座像があります。しかし、それがまた妙に美しく感じられます。ミロのヴィーナスのように。なんかいい位置に鳥がとまっており神妙な雰囲気が台無しですが。




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回廊

祠堂を中心とした遺跡群の周りは写真のような回廊にぐるっと囲まれており、この回廊は実際歩くこともできます。




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回廊の周りは広い庭園のようになっており、随分長生きしていそうな木々や、小さな池などがあります。




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庭園の周りはさらに巨大な外壁で囲まれており、遺跡は厳重に守られています。
しかしそのさらに外側は適当な柵や植木でしか囲まれておらず、あまり守られていません。しかも所々低い所があり、おそらく侵入し放題です。というか、ヤンチャな若者とかが間違いなく夜間侵入しているでしょうね。そしてツイッターに阿呆な書き込みをして炎上するのです。





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ピマーイ国立博物館

遺跡観光を終え、博物館に来ました。
広い館内には貴重な出土品や遺跡の一部が展示されており、かなり見応えがあります。




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こうして実物を見ると確かにレプリカより重厚感がありますが、あちらはあちらで結構上手く出来ていた気がします。私に本物を見る目が無いだけでしょうか。それとも先日の地獄寺ですっかり目がおかしくなってしまったのでしょうか。

あれ以来、彫刻作品を見る度に「あらまあ上手にできてること」とオカンみたいな事を思ってしまうのですが。考古学者に聞かれたらハリセンでめった打ちにされてしまいます。





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屋外展示場にも沢山の遺物が並んでいます。
私は歴史の知識に乏しいのでパンフレットを見ながらへーほー言うくらいしかできませんが、そういう知識が無くても、十分美しいと思える作品達でした。

私は彫像より、レリーフの類が好きです。
遺跡観光をすると、何かの資料写真のようにこのレリーフを沢山撮ってしまいます。
クメール遺跡群はレリーフが素晴らしいものが多いので、毎回大興奮です。




やや駆け足でしたが、遺跡観光を終えた後は宿に戻って預けてあった荷物を受け取り、
市バスに1時間揺られてコラートに戻りました。

本日はこのまま、タイ北部のチェンマイに移動します。

本当はピマーイ近郊の別の遺跡や、カンボジアとの国境近くにある国立公園やら何やらにも行きたかったのですが、例によってあまり時間の余裕がないので泣く泣くカットしました。

タイにはおそらくまた来られるので、その辺りは次回に持ち越しです。




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ナコンチャイツアー社

さて、本日は夜までにバンコクに戻り、夜行バスに乗り換えてチェンマイに行くつもりでしたが、コラート発チェンマイ行バスがあることが分かったのでそれに乗ることにしました。




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このチケットは・・!

次のバスがVIPだったのでそれにしたのですが、チケットを見る限りどうやら夕飯付きのようです。うふふ。今度はできれば、0時を回る前に出して貰えると良いのですが。

チェンマイまでは所要約12時間とのことです。
19時発のバスに乗ったので、明日の朝には着けると思います。


<情報コーナー>

○ サイガーム公園のベンガル菩提樹

市街地から西北西方向に進みサプルン池の南側を通り、さらに500mほど行ったところで左折、直進、左手側。市街地から2キロくらい。タイ語以外の案内板が一切ないので、事前に地図で確認してから行かないと多分迷う。私の案内だけを頼りに行ったら必ず迷う。私はGPSを見ながら行ってもちょっと迷った。バイタクか何かで行くのがいいかも。入場無料。

○ ピマーイ遺跡

入場料100バーツ。7:00-18:00。
日本語のパンフレットあり。

○ 国立博物館

入場料100バーツ。9:00-16:30。
日本語のパンフレットあり。

○ コラート(ナコーン・ラーチャシーマー)発チェンマイ行きバス

コラートの新バスターミナルにあるナコンチャイツアー社が、早朝3:00から夜20:30まで、一日11本のバスを出している。所要12時間。VIP630バーツ。一等の値段は知らないけどVIPより安いのは確か。二等なし。


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| タイ | 22:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2015/11/30 21:31 | |

>Mさん

ああ、言われてみればただ者じゃなさそうな気配が・・してたかなあ。。
でも自信に満ちあふれた顔ではありましたね。笑

ひまわり畑に行ける日は永遠に来そうにありませんが、覚えておきます・・

| 低橋 | 2015/12/01 19:36 | URL |















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