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グヌンムル2、洞窟探検につぐ洞窟探険


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本日の朝ご飯

宿の無料朝食です。
朝食は本部敷地内にあるカフェで頂くのですが、
ウェスタンスタイル、ムルスペシャル、アジアンの3タイプ計5種類くらいから選べます。

今日はパン気分だったのでとりあえずウェスタンスタイルにしました。
明日は気になるムルスペシャルを頼んでみようと思います。


さて、本日の行程ですが、

(1)午前8:45〜13:00くらい/クリアウォーターケーブ&ウィンドケーブツアー
(2)午後14:00〜16:00くらい/ファストライン、ラガンケーブツアー

となっております。ケーブ=洞窟です。




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まずはクリアウォーター&ウィンドケーブツアーに出発します。

洞窟入り口までボートで直行するそうです。だいたい30分くらいの距離とのこと。
随分ラクチンなツアーじゃないですか。周りは半袖半ズボンとか水着+短パンとかなのに、一人だけトレッキングする気満々の勝負服で来てしまいました。



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川を上って洞窟を目指します。
水は茶色くあまり綺麗には見えませんが、よく見ると結構透き通っています。

川沿いには民家が並び、地元の人達がボートを修理したり、川の水で水浴びしたり歯を磨いたり野菜を洗ったりしていました。川と一緒に生きているんですね。なんかこういうの良いです。真似したらもれなくお腹ピーピーでしょうけども。いやでもこの辺りからじわじわ慣らしていってインドに備えるというのも・・・。




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バトゥ・ブンガン村のマーケット

洞窟へ向かう途中にある村で毎日朝市が開かれるとかで、それに寄りました。

この朝市は日曜はやっていないそうです。何も考えずにこのツアーを今日(土曜)に持って来ましたが、明日にしなくて良かったです。朝市というかただの観光客向け土産物市でしたが、アクセサリー類に混じって吹き矢とかパンチの効いたものも売っていたので、割と面白かったです。そしてそれを欧米人のおっちゃんが買っていました。誰を射るつもりなんでしょうか。

少し驚いたのは、国立公園内に結構人が住んでいるということです。空港から公園本部に向かう途中でも民家は見ましたが、この川沿いにはもっと沢山の人が暮らしていました。

ガイドさんに聞いてみたところ、ここが国立公園になったのは42年前で、
彼らはそれよりずっと前からここに住んでいるんだそうです。

何を生業にしている人達なんでしょうか。最寄り町のミリからここは空路なら30分ですが、
地元のやり方(ボート)だと8〜10時間かかるそうですし、色々と不便そうです。
便利なところに住む事が全てではないですが、彼らはどこからここに流れて来たのか、何故ここを選んだのか、色々聞いてみたいです。



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さっきまで平らなジャングルだったのが、
だんだん山が近付き岩肌が露出し、洞窟が近い感じがしてきました。



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ウィンドケーブ入り口

ブレてしまいましたが、本日最初の洞窟、ウィンドケーブに到着しました。
ウィンドケーブ、直訳して「風の洞窟」です。

なんとも爽やかな名前ですが、船着き場からここまで200段の急な階段を登り、参加者全員汗だく及び虫の息で爽やかさとは無縁の出で立ちです。今こそ爽やかな風が望まれますが、完全に無風です。仕事してくださいウィンドケーブさん。


さておき、このポッカリ開いた洞窟入り口のワクワク感。大好きです。
ときどき思い出したように主張しますが、実は私は洞窟好きだったのです。2年前の東欧旅行で大小各種洞窟を尋ねる旅をしたことが思い出されます。スロヴェニアのナンチャラ洞窟とかブルガリアのカンチャラ洞窟とか最高でした。名前は全然思い出せませんが。




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洞窟内へ

洞窟内は一応少しは照明がありますが、ほぼ無いと言っていいくらい暗いです。

それでも辺りはうすぼんやり見えるし、ガイドさんのライトが強力かつ他の人達の手持ちのライトもあるので、結果的には結構明るくなります。ライトは私も一応持って来てはいるのですが、昨日の日記に書きました通り全然明るくなく、お話にならないのです。



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壊れカメラ(デジイチカメラ宮崎君)とフラッシュが弱いカメラ(ニューカメラオレンジ君)と消え入りそうなヘッドライトでなんとか頑張っておりますが、なかなか良い写真が撮れません。

他の人達のカメラがパシャーッ!とまばゆい光を放つ横で、申し訳程度に光ってみせる私のオレンジ君。そして時々は働くものの、基本的に壊れておりシャッターが押せない宮崎君。大好きな洞窟に来ているのに、私はあまりにも無力です。

いいんです別に。写真を撮りに来た訳じゃないですし・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




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鍾乳石と、これと同じ理屈でできる石荀が共に成長して繋がった石柱です。
この高い天井から伸びた1本と地面から伸びた1本が出会ってひとつの柱になるまでに、いったい何万年かかったのでしょうか。気の遠くなる様な長い年月をかけて作られた世界が、今目の前に広がっています。ロマンを感じずにはいられません。



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洞窟の中程にはこんな大穴が空いており、外の光と空気に出会うことができます。

ここでガイドさんが風がうんちゃらかんちゃら言っていた気がしますが、あんまり聞いていませんでした。ウィンドケーブの名前の由来が分かったかもしれないのに。相変わらず無風なんですよね。




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ウィンドケーブの探検を終え、続いてはクリアウォーターケーブへ。

ウィンドケーブとクリアウォーターケーブは非常に近く、入り口同士は徒歩5分の距離です。
そして、洞窟内は一部繋がっているそうです。




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クリアウォーターケーブ入り口

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洞窟天井(真下から撮影)

また見事な洞窟ではありませんか!
ヤリの様に尖った岩石が天井をビッシリ埋め尽くし、今にも降って来そうです。




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クリアウォーターケーブの前に、入り口すぐのところで分岐しているもうひとつの小さな洞窟、「ヤングレディーケーブ」へ。名前の由来は写真の石荀で、この影が若い女性の立ち姿に似ている事からこの名前が付けられたんだそうです。




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その奥には巨神兵(ナウシカより)の顔みたいな石荀が。
この石荀から、ここはモンスターケーブという別名もあるそうです。

名付け方が安易すぎやしませんかね。




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洞窟の終点には巨大な穴が。この穴は今は空っぽですが、大洪水の際には水で満たされ、地底湖になるそうです。そう滅多にあることでもないようですが。

ところで、「地底湖」っていう響きが怖いです。暗いし深いし冷たいし、何か住んでいそうですし。「洞窟」には惹かれますが、「地底湖」は得体が知れなさ過ぎてロマンを通り越してしまいます。一方、地底湖よりさらに暗くて深い「深海」には筆舌に尽くしがたいロマンを感じます。




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入り口まで戻り、続いてクリアウォーターケーブへ。
今度は地下深くへと階段を降りて行きます。




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プロの写真

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素人の写真

まあ例によってぶブレまくっておりますけども、
洞窟内には透き通った川が流れており、これが洞窟名の由来です。

上のポスターには広い洞窟と透き通った川が写った美しい写真が使われていますが、あれはプロの仕事です。素人&壊れカメラでどうしろとおっしゃるんですか。


なお、この川の水は洞窟の外まで流れ出し、さきほどボートで上って来た川に繋がるんだそうです。




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洞窟内風景



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水泳タイム

洞窟探険の後は、クリアウォーターケーブから流れ出した川の水で水泳タイムです。
ここが地上の川の始点のようで、綺麗な溜め池のようになっていました。

しかし水は結構冷たく、泳いだ人達の半分は凍えた顔で出て来ました。
なお、私はさっさと辞退して見学していました。
震える人達に「寒いですか?(笑)」と聞く事を一時の趣味としながら。




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大きな魚が沢山泳いでいました。
釣りは禁止と書いてありますが、そうでなければ是非2、3匹獲って帰って塩焼きにして食べたかったです。そしてキャンプがしたいです。キャンプが!したいです!!せっかくジャングルにいるのに、変に小綺麗な宿に泊まっていてつまらないです。




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タランチュラ

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川で遊ぶ地元っ子たち

最後に良いものに出会えて、本日午前中のツアーは終了しました。




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そして午後のツアーへ!

忙しいですぞ。

午前のツアーが終わり宿に帰って来たのは13:00ごろで、午後のツアーは14:00からなのでろくに休息も取れませんでした。レストランで優雅に茶をしばく時間もないので、ミリで買っておいたカップミーゴレンでお手軽昼食を済ませ、駆け足で午後のツアーに参加です。

本日午後のツアーは、その名も「ザ・ファストライン・イン・ラガンケーブ」。
ラガンケーブのファストラインツアーです。なんだかよく分かりませんが、「観光と冒険の合体ツアー、所要2、3時間」だそうです。洞窟探険人気ナンバー2と書いてあったので申し込んだ次第です。




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トンボ

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巨大ダンゴムシ

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木の根っ子

ボートを降りてから洞窟まで15分程ジャングルを歩いたのですが、これが大変面白かったです。
熱帯雨林のシットリした空気の中を、虫の声と枯れ木を踏みしめる音を聞きながら歩きます。

巨大ダンゴムシはこの後私も触らせてもらいましたが、調子こいてなで回していたら「毒あるから気を付けてね」と言われました。どう気をつければいいんでしょうか。もう触ってますが。




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ラガンケーブ

洞窟に入りました。

洞窟内は狭く、天井も高くありません。また、灯りは一切ありません。そこに遊歩道が造られており、懐中電灯で足下を照らしながら進んで行きます。「観光と冒険の合体」とはこのことだったのですね。確かに、広い空間に美しい石荀を持つ午前の洞窟2つに比べ、こちらは地味ですが冒険色が強いです。

なお、写真はフラッシュを使って撮影しております。
午前に行った洞窟と違いこちらは狭いので、フラッシュがよく届きます。



ここで「ファストライン」という名前についての説明が入ったのですが、「この洞窟の正式名称はラングケーブですが、ファストラインケーブと言うのは通称で、意味は・・・うーん何でしょうね。」だそうです。知らんのかい。

しかし別名「ショートカット(近道)ケーブ」とも言うそうで、山を早く抜けられる道とかそんな感じの意味で付けられたんじゃないかなとのことです。



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鳥の巣とはみ出すしっぽ

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寝てるコウモリ

洞窟内には野生動物もいます。コウモリの姿もチラホラ。
ライトを当てると迷惑そうに身をよじり、体勢を立て直すのが可愛いです。
すいませんねお休み中に。

なお、コウモリは強靭な爪で天井にぶら下がっており筋力は全く使っていないそうです。なので、この体勢でも全然辛くないんだとか。まあそれは人間が解剖して調べて「そうじゃないかな〜」と言っているだけで、実際はすごく頑張っているかもしれませんが。




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虫取り糸とガイドさん

なんか良い写真が撮れてしまいました。

右上で光を反射している短い糸の群は、虫達が仕掛けた餌取りの罠です。ネバッとしたこの糸に小さな虫がかかるのを待ち、それを食べるんだそうです。ニュージーランドの蛍の洞窟でも同様のものを見ましたが、これは蛍ではないとのことです。虫の名前も言っていましたが、聞き慣れない名前で忘れてしまいました。




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洞窟内風景

洞窟内をぐるっと回って、およそ1時間の冒険が終わりました。

途中全てのライトを消して真っ暗闇の中で1分間過ごしてみる時間が設けられたのですが、あまりに闇が深くて、あまりに静寂で、「無」ってこんな感じかなと思いました。

そしてその静寂の中で、自分の体の中の音を聞いた気がします。心臓や血管や筋肉がグワングワンと音を立てて、フル稼働の生産工場の様に激しく動いている感じです。

実際そんなものは気のせいなのでしょうが、なんとなく、「おお、生きているぞ」と思いました。


明日は午後からまた別の洞窟探険ツアーに行きます。午前中は空き時間にしてあるので、公園内をぐるっと回るジャングルトレッキングをしてみようと思います。


<情報コーナー>

○ クリアウォーター&ウィンドケーブツアー/65RM

午前9:00前後発のツアー。所要3.5〜4時間。日曜以外はバトゥ・ブンガン村のマーケットに寄ってもらえる。洞窟までの移動は往路復路共にボートで、洞窟前の階段と洞窟内のみ徒歩。歩きやすい靴、水、ライト、泳ぎたい人は水着とタオル持参。クリアウォーターケーブ前のピクニックエリアにトイレあり。

○ ファストラインツアー(ラガンケーブ)/65RM

午後2時くらい発のツアー。所要2〜3時間。
ボート約15分+ジャングル内の遊歩道を15分くらい歩いて、ラガン洞窟に着く。歩きやすい靴と水とライト。ライトだけあればほぼ手ぶらでもいい感じ。


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| マレーシア2 | 22:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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