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グヌンムル国立公園へ


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本日のフライト

本日はいよいよグヌンムル国立公園に入る日です。
ボルネオ島私的ハイライトなので、すごくワクワクしています。

本日の飛行機は小さなプロペラ機で、乗客は私を入れて12人しかいませんでした。ミリからムルに行くフライトは1日2本あるようで、コタキナバルなどの都市から来る人は乗り換えの関係上午後の便にしか乗れないので、午前便であるこれはあまり利用者がいないのだと思われます。




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機内ジュース、ミロ

ミリ空港からグヌンムル国立公園の入り口であるムル空港までは、たったの30分です。なので機内食などは出ませんが、代わりにドリンクを出してくれました。憧れのミロです。ミリを出てミロを飲んでムルです。言ってみたかっただけです。




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ミリから飛び立ってすぐに、眼下に広がる景色は深い森に変わりました。
生い茂る緑の中に土色の川が蛇行し、これぞまさにジャングルという感じです。
国立公園探検への期待が一気に高まります。

ただ気になるのは、雲がかなり多いことです。
昨夜もその騒音に叩き起こされるほどの大雨でしたし、天気予報は昨日載せた通りですし、グヌンムル観光に影響が出ないか心配です。つい先月まで乾期でしたが、どうやらぼちぼち雨期に入るようなのです。




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仮眠も取れない程あっと言う間の30分を経て、ミリ空港に帰ってきました。

天候の関係でムルに降りられないとかで、戻って来てしまったのです。

再出発はおよそ4時間後の13:45とのことです。そしたら到着は2時過ぎになってしまうではありませんか。午後からの洞窟探検ツアーに参加しようと思って朝の便を選んだのに、どうしてくれるんですか!




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お昼ご飯チケット

お詫びにと言って、ランチチケットをくれました。ならば許しましょう。


ところで私こういうのを貰うのは初めてなんですけど、これはアレですよね。「空港内のレストラン」としか書いてありませんので、どこで何を食べてもいいんですよね。

よーし良いもの食べちゃうぞ!




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本日のお昼ご飯

お店もメニューも限定されていました。
お詫びって言ったくせに言ったくせに。

でも、これはこれで美味しかったです。私はジャンクフードでも何でも好きなのです。



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本日のフライト(2度目)

そして2度目の旅立ちへ。

さっきからセキュリティゲートを何度も言ったり来たりしているせいで、係員の人とすっかり仲良しです。最後はもう「いいから通りなさい」とほとんど顔パスです。何か怪しいものを買い足していたらどうするのですか。

2度目のフライトは遅れに遅れた13:45からさらにまた遅れ、14:30の出発となりました。
後から知ったことですがこれは午後の便そのものだったので、午後の便を予約していた人達と混ざって乗客は全部で20人強になりました。

午後の便にはみっちり利用客が詰まっているものと思っていたら、こちらも少なかったんですね。
もしかしてグヌンムル国立公園はあまり人気の観光地じゃないんでしょうか。
あるいは、ハイシーズンは先月で終わっており既に雨期の入り口なので、そのせいでしょうか。

後者であることを期待します。大人気の観光地というのも風情が無くて嫌ですが、あまりに人気がないというのも寂しいではありませんか。




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ムル空港

今度こそ到着しました!

いやあ良かった良かった。
本当にムル空港なのか疑わしいので、同じ写真を何枚も撮ってしまいました。右から左から。




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グヌンムル国立公園本部に到着しました!

ムル空港から公園本部までは3キロもないので歩くつもりでしたが、狙った様なタイミングで乗合タクシーのお迎えが来てくれたので乗りました。ようなと言うか、狙って来てくれています。

こちらはちゃんとしたタクシーではなく、空港周辺に住む普通の人の、普通の車です。1日2本しか来ない飛行機ですので、お空がゴゴゴッとうなったら家を出れば間に合います。そういう緩い感じのタクシーサービスです。

なお、運賃は5RM(140円くらい)。良心的です。




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吊り橋

入り口前で降ろして貰い、吊り橋を渡って公園本部へ。
吊り橋はユラユラとよく揺れ、高さもそこそこあるため高所恐怖症の人には辛いかと思われます。

いや、そもそも高所恐怖症の人は飛行機に乗らないでしょうか。
あと、窓などのない完全密室のエレベーターだったらどうでしょうか。
どうなんですかそのあたり。

お客様の中に高所恐怖症の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。




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公園本部受付



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入場登録証明の腕輪

まずは入場料30RM(800円くらい)を支払って名前を登録し、写真の腕輪を巻いてもらいました。入場券は5日間有効で、この腕輪も滞在中ずっと付けたままにします。

本部受付では国立公園の簡易マップや、観光パンフレットなどをもらえます。現在申し込み可能なツアーのリストやツアー料金表なども置かれているので、非常に分かりやすいです。

ツアーは半日ツアー、1日ツアー、長いものだと2泊3日ツアーなど様々です。公園観光のメインとなる洞窟探検はガイドツアーへの参加が必須ですが、洞窟以外ならば個人で勝手に行けるコースも沢山あります。



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簡易マップにはメモ欄があり、本部の人とツアーの時間などを相談しながら、ここに自分のスケジュールを書き込んで行きます。この作業は実に楽しかったです。

そして出来上がった私のスケジュールが、こちらです。
ツアー以外の予定も含め、3泊4日、朝から晩までミッチリです。
伊達男のデートスケジュールの様ではありませんか。

本当は今日の午後も洞窟ツアーに割くつもりだったのでちょっと予定が狂っているのですが、丸一日当てるつもりだったサラワク・チャンパーツアーというのがどうやら参加できないみたいで、予定が1日空いたので上手い事納まりました。ホッとした様な、残念なような。

サラワクチャンパーというのは世界最大の地下空間を誇る洞窟で、ムル公園内にあるのですが、本部からここに行くまでがかなり大変みたいです。
公式サイトを見る限り往復9時間のツアーとのことでしたが、実際の所は1泊2日かかり、「他の希望者がいないから一人では連れていけない」とか「今はそのツアーやってない」とかそんなようなことを言っていました。「無理」と言われてすっかり意気消沈し、あまり真面目に聞いていなかったので詳細不明です。




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カフェ

本部の横にはギャラリーやカフェや小さな売店もあります。

公園内に宿泊する人はここで朝ご飯を食べます。昼食、夕食、軽食のメニューも充実。
お値段はやや高めですが、内容に見合った値段設定ですので良心的と言っていいと思います。




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本日の宿

本日から3日間お世話になる宿はこちらです。

公園内には沢山のバンガローが建っていますが、1軒だけドミトリーがあります。このエリア内にある宿泊施設ではこちらが最安値なので、私はここを選びました。1泊52RM(1500円くらい)です。マレーシアのドミトリーとしては非常に高いですが、国立公園内の公式の宿だと思えば、かなりお安い部類なのではないでしょうか。

20個ベッドがあるドミトリーで、入り口に鍵は無いのでセキュリティはユルユルですが、ロッカーを完備しているので安全対策は取れます。ロッカーはベッド数の倍くらいあるので、2個でも3個でも使い放題です。ただし鍵はついていないため、南京錠を持参する必要があります。

エアコンはついていませんが、夜は涼しいので扇風機を回すと寒いくらいです。窓にはしっかり網戸が貼ってあるので、虫の心配は無い・・・かと思いきや割といつもドアが開けっ放しなので、運が悪いと蚊の襲撃に遭います。

トイレシャワーは共同で、よく掃除されていますが夜はクワガタとかが出ます。

キッチンはありませんが、お湯は湧かせるのでカップ麺が作れます。

なお、水道水は土の味がします。でも「国立公園の土の味」と書くとちょっと希少価値が上がる気がします。北海道産じゃがいもみたいに。じゃがいもの生産地なんてほとんど北海道だというのに。




ちなみに、本部エリアの外には民家が何軒もあり、その中には民宿をやっているお家もあります。
そちらだと、先程のタクシードライバーさん曰く35RMというのがあるそうです。

また、車で少し走った先にはお高いリゾートホテルもあります。
写真だけ見ましたが、ジャングルの中でものすごい異彩を放つ立派なホテルでした。
私もいつかあんなホテルに泊まれる身分になりたいですが、今生ではまあ無理でしょう。




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本日の晩ご飯

本日の晩ご飯は、国立公園入り口目の前の大衆レストランで頂きました。
いやここもあそこも全部国立公園なのですが、便宜上、主に本部エリアを「公園内」と呼ぶ感じでお送りしております。でも本部外をそう呼んだりもしますので、適当に察して頂けますと幸いです。

で、晩ご飯ですが、公園内のカフェレストランよりこちらの方が安いので来ました。
頼んだのは中華で、白身魚フライの甘酢あんかけです。
先週キナバルツアーの昼食で食べて以来、ちょっとハマっているのです。





さて、本日は午後のツアーに参加できなかった分、ナイトツアーというのを申し込んであります。
こちらはその名の通り夜間に行われるツアーで、暗闇の中でうごめく野生動物や昆虫類を見学しようというものです。料金は、約2時間のガイドツアーで20RM。およそ580円とお手頃です。

そんなわけで、軽い気持ちで参加したこのツアーですが、大当たりでした。
滅茶苦茶面白かったのです。


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大きいカタツムリ

次から次へと生き物を発見していくガイドさん。ライトを当てられビクッと固まるカエルやカタツムリや昆虫類は日本では見た事のないものばかりで、ときに可愛く、色鮮やかに、そして大部分がキモチワルく、私はカメラ片手にテンション上がりっ放しでした。

そして、そこらじゅうから聞こえる虫達の声がとても心地よいです。
リンリンという聞き覚えのある音から、チェロやバイオリンの様な不思議な音色まで。
ひとつひとつは小さな音ですが、それが大合唱となって美しい音色を奏でます。


ところで、今回は「虫の写真があるので注意うんぬん」書きませんでしたが大丈夫でしょうか。
この後だいぶパンチの効いた見た目の虫を載せますので、ご注意ください。って一応書いておきますね。




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体長15センチくらい

一応遠巻きに撮った方の写真にしてみたので伝わらないかもしれませんが、
これとかだいぶ気持ち悪かったです。さすがにウワ〜となりました。

なのでそのまま感想を言ったら、ガイドさんに「じゃあ自分の部屋にクモが5匹と、コイツが5匹ならどっちを選ぶ!?どっちが嫌!?」と輝く様なワクワク顔で聞かれました。その笑顔に対し、その不毛な質問。何なんですか貴方は。

ちなみに答えはコイツです。蜘蛛は割と好きだからです。

しかし見た目は気持ちの悪い「コイツ」も、触ってみると木の枝みたいで意外とキュートです。すっかり固まっているくせに、ちょっとつつくとビクッと一瞬動くのも良いです。ふふ。私が怖いですか。私は貴方より強いですが、貴方はきっと日本の女性達より強いですよ。そして私は日本の女性達(特に若い世代)がちょっと怖いので、見事な三角関係が築けていると言えますね。




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寝てる鳥

ガイドさんが就寝中の鳥を発見しました。発見したと言うか、この鳥は毎晩同じ場所で寝ているので探すまでもないんだそうです。よほど快適なのでしょう。飛べない私からすると、よくそんな危ないところで寝られるなと思うのですが。




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ぶらさがってるコイツ

名前が思い出せないのでもうコイツで通しますが、別の場所で別のコイツがなんかぶら下がっていたので写真に撮りました。これは危機的状況なのか、好きでやっているのか・・・。

「どうなんですか?ガイドさん」
「好きでやってるんだと思う」

だそうです。

コイツは至る所に居て、このナイトツアー中一番遭遇確率の高い生き物でした。
本当に何度も現れるので、虫嫌いの人には過酷なツアーになりそうです。
そもそもそういう人はこのツアーに来ないかもしれませんが。




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カエル

一緒にツアーに参加している台湾人の女の子が見つけました。
珍しいカエルだそうで、ガイドさんが誰よりも夢中で写真を撮っていました。

ガイドさんはこの仕事を「ただの仕事」としてではなく本当に楽しんでいる感じがして、
参加しているこちらも、なんだか嬉しくなりました。


ナイトツアー、本当にお勧めです。



余談ですが、先日買ったばかりのヘッドライトが駄目な子でした。
灯りがものすごく儚いのです。バッテリーを変えても一緒で、うすらボンヤリです。ちゃんと表示を読んで明るさ度数の高いものを選んだつもりでしたが、事前にテストしなかったのは大きなミスです。

明日から洞窟ツアーなのに、いきなり爆弾をかかえてしまいました。遭難しないといいのですが。


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<情報コーナー>

グヌンムル国立公園の情報は、アクセスから宿、ツアーの種類及び料金まで、公式サイトがかなり詳しく載せている。宿やツアーの予約もこのサイトからできる。宿、ツアーともに飛び込みでも行けるが、繁盛記(4〜9月)は事前予約が安心。公園内は場所によっては個人で勝手に行けるが、洞窟探検などはガイドツアーの申し込みが必須。

http://mulupark.com/
(グヌン・ムル国立公式サイト)

○ グヌンムル国立公園の行き方

ミリからムルまでMas Wingsの直行便で所要30分。ムル空港から国立公園本部まで車で5分くらい。約2.6キロなので歩けないこともないが、往路復路共に、個人でやっているエアポートタクシー(片道5RM)が飛行機の時間に合わせて来てくれるので、それを利用できる。

http://www.maswings.com(NAS Wings公式サイト)

○ グヌンムル国立公園本部

国立公園本部に着いたら、まず入場料大人30RMを支払い名前を登録する。チケットは5日間有効。ここで宿泊施設、ツアーの申し込みなどもできる。事前予約した分の支払いもここで。

○ グヌンムル国立公園の宿泊施設

国立公園内に宿泊施設はいくつもある。公式の宿から、高級リゾート、公園周辺の民家がやっている宿まで様々。民家の宿は、タクシードライバーさんが紹介していたのでは35RMというのがあった。

私が泊まったのは公園本部の敷地内にあるホステルで、20ベッドドミトリーが1泊52RM。公式サイトから予約できる。空きがあれば当日飛び込みも可。ホットシャワー、洗濯&物干場(ただし湿度が高いので全然乾かない)、セキュリティロッカー(南京錠は自分で用意)、湯沸かし器あり。朝食付き。Wifiなし。タオルは無料で貸してくれる。

○ 公園内での食事

本部にカフェがあり、軽食からちゃんとした食事までメニューも豊富。値段はドリンクが5〜10RM、食事が12〜20RMといったところ。

本部入り口の脇にもう一つ食堂があり、こちらは本部カフェよりお手頃価格。食事8〜15RMくらい。水ペットボトル(600m)3RM、缶ジュース3.5RMなど。値段見忘れたがビールもあり。

○ インターネット、WIfi

ホステルには無いが、本部横のカフェで有料のWifiが使える。支払いはカフェ内の売店で。1デバイスにつき5RMで、毎朝8:00にパスワードがリセットされるが、それまでは無制限。速度はとても遅いが、メールチェックくらいならできる。

| マレーシア2 | 22:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2015/10/16 21:35 | |

>Mさん

ああナナフシ!英名で言われたので全く分かりませんでしたが、日本にもお仲間がいる子だったんですね。急に親しみが湧きました。ぶら下がってるヤツは、擬態と言われて納得しましたが、あんまり上手く化けられていませんでした。笑

カエルは、確かにガイドさんが毒があるとか言っていたような言っていなかったような・・・
カエルと見ると高確率で手を出す私が触らなかったということは、毒ありだったのかもしれません。
アフリカマイマイは、はい。調べました。気を付けます。笑

いいですね、おうちに毎日来てくれる小鳥。
私は虫も好きですが鳥もすごく好きなので、羨ましいです。
喧嘩・・可愛いじゃないですか。。論文書いても微笑ましく読まれてそれで終わりそうな気がしますが。笑


あと最後になりましたが、そしてコメント欄で言うのも失礼かと思いますが、リペ島のことを教えて頂いてありがとうございます!今まさに来ているのですが、本当に楽園かと思う程の美しく透き通った海で、こんな世界があったのかと感動しています。
教えて頂いてありがとうございました!来て良かったと心から思っています。

| 低橋 | 2015/10/17 22:43 | URL |

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| | 2015/10/18 19:55 | |

>Mさん

プーケット行きフェリーに乗れたらそれが一番楽だったのですが、11月からだったようです。私も船は好きなので、残念です。でもかなりお高いので結局乗れなかったかもしれません・・・。

砂金取りいいですねえ。でも利益を奪うなと怒られそうですね。。
200ドルのが見つかるなら、地元民と一戦交えてでも挑みたいですが。笑

教えて頂いた辺りは、多分全部行けると思います◎
今はスケジュール通り動いている感じですが、バンコクからは全くの未定なのですごく楽しみです。
田舎の方を中心に行ってみたいなあと思っております。

| 低橋 | 2015/10/20 13:56 | URL |















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