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未知の国、東ティモールへ

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東ティモール行きフライト

本日は東ティモールの首都、ディリに飛びます。
利用航空会社はAir Northとかいう聞いた事無い会社ですが、オーストラリアのものだそうです。機体には違う名前が書かれていましたが。



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機内食

1時間半にも満たない移動にもかかわらず、機内食が出ました。
早朝なので完全なる朝食メニューです。
久しぶりに食べたコーンフレークはとても美味しかったです。



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ディリ空港到着

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空港外観

東ティモール、ディリに到着しました。
やはり、ちょっとインドネシアっぽい雰囲気があります。

東ティモールはあまりにも情報が少ないため、パプアニューギニアのゴロカ空港みたいなのを勝手に想像していましたが、ずいぶん綺麗ではありませんか。すごく小さな空港ですがちゃんと現代的な建物です。フェンスに住民が張り付いていたりヤマイモ(仮)がお預け荷物として流れて来たりしません。


東ティモール入国にはビザが要りますが、これは空港で取得できます。ですので観光ビザ代金30USドルを払い、滞在日数程度しか聞かれない簡単な入国審査を済ませ、東ティモールに無事入国しました。
東ティモールの通貨はUSドルなので、両替をしなくて良くてラクチンです。私はUSドルは常にいくらか持っているので、それを切り崩します。国際キャッシュカードの預金残高がみるみる減って行くのに胃を痛めていましたが、しばしの休息です。

ビザは3×6センチほどの小さなシールでした。
最近ビザシールをべたべた貼られてパスポートのページが削られて行く一方なので、こういう小さいのは助かります。どちらにせよ、私のパスポートはあと1年半で終わるので次の帰国時に更新しなければいけませんが。残りページも少ないので、ちょうどいいタイミングです。



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移動中

徒歩で空港の外に出て、ミクロレットという乗合バスに乗って移動しております。タクシーだと市内まで10ドルかかるとのことですが、このミクロレットなら25センターボ。約30円です。

空港にはタクシーの運転手さんが沢山待ち構えており、案の定取り囲まれて「タクシー?タクシー?」と聞かれましたが、インドネシアのそれに比べればかなり穏やかな勧誘でした。「ミクロレットで行くよ」と言うと比較的素直に引き下がるし、「あっちの道から乗れるよ」と教えてくれるし。中には「OK!OK!」と叫びながら自分のタクシーまで誘導しようとするおもしろお兄さんもいましたが。何がOKなんでしょうか。

さておき、しょっぱなからかなり好印象です。




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本日の宿

ミクロレットで10分少々。無事本日の宿に到着しました。
本日の宿はドミトリーです。

物価が高くて安宿無しとの情報も見かけましたが、ありがたい事にこういう宿もあったのです。
ドミ一泊12ドルと決して安くはありませんが、物価が高くて旅行出来ないと言う程ではありません。具体的に言えば、パプアニューギニアほど酷くはありません。あの国は大好きですが、宿代の高さだけはどうしても受け入れられませんでした。




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キッチンとティモール珈琲

宿には簡易のキッチンがあり、自炊もできます。
また、ティモール珈琲や紅茶が飲み放題です。

ティモール珈琲の飲み方としては、細かくひいた豆をカップに入れ直接お湯を満たし、ザラザラしたそれをそのまま飲むというのが現地流だそうですが、フィルターもあったので私は普通の入れ方で飲ませてもらいました。

香りが良く、酸味が少なく、またしても私の好きな味です。お土産に買おうかと思いましたが、インドネシアとパプアニューギにのそれでリュックは既に珈琲まみれなので、もうこのへんにしときます。



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宿には自転車乗りの人がたくさん泊まっていました。
東ティモールでは年に一回大規模な自転車レースがあるんだそうで、ちょうどそれが終わったばかりの皆さんです。山岳地帯を走るので、どの自転車もかなり太いタイヤをはいております。

中には一人、日本人男性もいました。
東ティモールで日本人に、しかも自転車乗りの人に出会えるとは感激です。
レースを始め、自転車関連の色々な話を聞く事ができました。

なお、日本人旅行者には、この後も3人ほど出会いました。
おそらくここはディリ最安値の宿なので、節約旅行者が皆集まるのです。

気になるのは、その全員が「こんな何も無い国に何しに来たんですか?」と聞いてくることです。
そういう貴方は何しに来たんですか?

でもそれを聞くと、皆口を揃えて「いやあ〜・・・まあ一応見てみようかなと」と言います。
私もそうだしその理由で充分だと思っているのですが、何がいけないんですか。
東ティモールの人々の暮らしを見てみたいじゃないですか。



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宿に荷物を置き少し休憩した後は、その辺の散策へ。

東ティモールは内紛や独立運動のニュースの印象が強く、また、日本の外務省の発表でも色々と不穏な事が書かれています。なので首都なんか一番危険で日中でも一人で出歩かない方がいいくらいかと思っていましたが、全くそんなことは無かったです。誤解もいいとこでした。



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とりあえず海に出ました。

ここに来るまでにディリの住民達に沢山会いましたが、向こうからぐいぐい来る感じではないものの、「ハロー」と声をかけると皆さん笑顔で応じてくれました。なんだか良い感じです。誰ですか修羅の国みたいなことを言ったのは。

なお、住民の皆さんの言語は現地語及び、若い層には英語が比較的通じます。また、ポルトガル語とインドネシア語もよく通じます。一定の年齢以上の人相手には、インドネシア語が良いようです。先日たたきこんだインドネシア旅行会話を役立てる時が来ましたが、歴史の関係上、これを笑顔で使っていいものかと躊躇ってしまいます。

なお、学校で習う外国語はまず英語が先で、ポルトガル語が選択制なんだそうです。
また、現地語とインドネシア語はよく似ているそうです。


海は、この辺りは生活排水イラッシャイ状態で全く綺麗じゃないですが、少し歩けば美しいビーチもあるようです。というわけで、少し歩いてみようと思います。



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キリスト像「クリスト・レイ」

あそこまで行ってみようと思います。
遠くの山の上に見えますあれは「クリスト・レイ」というディリ唯一とも言える観光名所で、世界で2番目に大きなキリスト像なんだそうです。一番はブラジルのリオデジャネイロです。




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海沿いの道は綺麗に整備された遊歩道になっており、カップルの姿を多く見かけました。
また、ところどころに小さな売店が出ていたりココナッツジュース売りのリヤカーが止まっていたり、食べ物や飲み物を買うにも困りません。ちょっとぬるそうではありますが。



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こういう立派な木をよく見かけます。
幹がトンネルになっていたので当然くぐりましたが、中はただのトイレと化していました。入る前はワクワク顔だったものが、出る時は無表情になっている私。それを目撃した人達も「あー・・」という顔だったので、察してくれたのでしょう。



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戦争の記憶を残すこういう像は、市内のいたるところで見かけます。




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バーガーキング

バーガーキングがありました。ここは良い街です。
バーガーキングがある街は良い街です。あとスターバックスがある街はお洒落な街です。
すべて私が勝手に抱いている偏見です。



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魚を穫っている人達がいました。割と立派な舟の割に海岸からかなり近くで漁をしており、そしてその舟の大きさに対して搭乗人数が多過ぎます。海岸では、日本でも見かける水色の巨大バケツ(というかゴミ箱というか)に魚を山盛りに集めており、その場で販売もしていました。なんか色々と不思議な光景です。




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ティモールプラザ

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本日のお昼ご飯

歩いても歩いてもキリスト像に着かないので、ちょっとサボろうと思い適当なミクロレットに乗ったら、全くの反対方向に連れて来られてしまいました。そして宿の前を通りました。振り出しに戻る・・・。

が、降りずにそのまま乗っていたらティモール・プラザというディリ唯一のショッピングモール前を通ったので、コレ幸いと思い入店しました。そして遅めのお昼ご飯です。

東ティモール料理が何かないものかと思いながら町を歩いていましたが、見かけるのはインドネシア料理ばかりです。ナシゴレンとかミーゴレンとか。あとは、ハンバーガー屋さんや中華もちらほら見かけます。

私が今回頼んだものは、インドネシアでも見かけた豆料理です。
異常にぬるかった点を覗けば、懐かしい味で美味でした。
ちなみに2.5ドルでした。



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本日のお買い物

スーパーは大抵が華僑経営なんだそうで、中華食材は容易に手に入ります。
お値段としましては、写真が今日買った分で、できるだけ安いものを選びながら買って総額4ドル少々でした。やはり全体的に物価は高めと感じますが、日本感覚で見ればだいたい似た様なものです。ただし物によってはすごく高いものも安いものもあります。

具体例をいくつか。
なお、東ティモールのお金はUSドルと、独自の補助通貨センターボです。
1ドル=100センターボ=120円程度。(2015/9現在)

水600mペットボトル40センターボ、牛乳1リットル2ドル前後、キャベツ1キロ1.5ドル、インスタント麺一袋20センターボ、豚バラ肉1キロ4.5ドル〜、牛ステーキ1キロ12ドル〜、玉子・・値段書いてなかったので不明、ヨーグルト4個パック1.2ドル、缶ジュースは一本45センターボ、フレッシュジュース1リットル1.5〜2ドル、小振りなスナック菓子一袋70〜90センターボ・・・・

という感じです。牛乳が高くて手が出せません。

他に印象に残ったのは、インスタント麺やカップ麺です。
これらはインドネシアと全く同じ顔ぶれだったのですが、輸入品なので値段がかなり違います。
インスタント麺は、インドネシアでは16円だったものが東ティモールでは25円。
カップ麺はインドネシアでは37円だったものが、東ティモールでは45円でした。
一個一個の違いは微々たるものですが、ここに住むとなるとかなりの差が出て来ると思います。



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東ティモール観光パンフレット

その後一旦宿に帰ったらもう面倒くさくなり、この日の営業は終了しました。

そして、宿で東ティモール観光パンフレットを拾ったことにより、当初はたったの2泊、しかもディリだけの予定だった東ティモール滞在をあと5泊ほど延長することにしました。
そこに載っている写真の数々を見て、「行かなきゃ!」と思ったからです。

実は、このパンフレットは日本人のジャイカ職員の人が作ったものなんだそうです。
その人ご本人にも偶然会うことができましたが、東ティモールは言われている程治安は悪くない事、ボッタクリなども滅多に無い事、言葉や公共交通機関の関係上旅行するには少し大変ですが、優しく親切な人が多い事、などを教えてもらいました。

私は既に明後日の東ティモール脱出便、及びもう一個先の便まで予約してしまっていますが、ネットで調べたところ変更手数料は払えない程高くはなさそうです。というか、これをキャンセルしてでも東ティモールをもっと見たいという気持ちです。

さきほど行ったティモールプラザにティモール・エアの支店(本店かも)があったので、
明日朝イチで行って変更手続きをしてこようと思います。
その後のエアアジアは、オンラインで変更手続き済みです。


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<情報コーナー>

○ 東ティモールの行き方

(1)オーストラリア・ダーウィン便
(2)インドネシア・バリ便
(3)シンガポール便

の計3つの路線がある。全て首都のディリ行き。
シンガポール便は知らないが、少なくともダーウィン便、バリ便は毎日1往復ずつ運行。

入国にはビザが必要だが、観光用アライバルビザなら空港で取得出来る。30USドル。ちなみに出国税もかかり、こちらは10USドル。出国税なので、もちろん出国時に支払う。

○ ディリ空港から市内へ

市内までタクシー片道10ドル。
タクシーは交渉制だが、市内まではほぼ一律料金。一応乗車時に確認を。

または、空港の外まで5分歩いて出て、左方向(西方向)に向かうミニバン型市バスのミクロレットに乗れば、一回25センターボ(1ドル=100センターボ)。下記の宿や海沿いのホテルに行くなら、ミクロレット10番が便利。車体に大きく番号が振ってあるのですぐ分かる。

ミクロレットは路線上ならどこからでも乗車でき、どこでも降りられる。降りたい時は、車内の窓や手すりなどをコインでキンキン叩くと止まってくれる。ちゃんと路肩に寄せて止まってくれるし急かされないので安心。支払いは下車後、助手席の窓から運転手にお金を渡す。あまり大きいお金はおつりに困るので不可。せいぜい1ドル程度まで。また、バックパックくらいなら載せられたが、荷物置き場があるわけじゃないので大きなスーツケースは難しいと思う。計10路線あり、市内ならだいたいのところに行ける。

○ ディリの宿

「East Timor Backpackers」

http://www.easttimorbackpackers.com/


空港からタクシーまたはミクロレット10番で約10分。外国人バックパッカーのほとんどが利用することから結構有名な宿で、満室になる場合もあるようなのでできればメールにて事前予約を。飛び込みでもほぼ問題ないとは思うが。

ドミ1泊12ドル。この他シングル、ツインなどもあり。
キッチン、無料の珈琲紅茶、ときどきホットにもなるが基本は水のシャワー、エアコン、無料Wifiなどあり。Wifiはかなり弱く混雑時は厳しいものがあるが、メールチェックなどはできる。あとなつっこい大型犬と猫2匹がいる。室内は清潔だがベッドによってはマットが沈んでいるのと、水回りがちょっと荒れ気味なのが難点。あと中庭は蚊の楽園なので虫除け必須。

宿の人は英語が堪能で、色々情報ももらえるので助かる。奥さんはちょっと気分屋さんで、その時によってものすごくフレンドリーだったり不機嫌だったりするのでビビリな私は連日ビビりまくり。でも基本はいい人。

あと詳細は不明だが、通りすがりのタクシー運転手が「バックパッカーあるよ!」と言って「バックパッカー○○(名前よく見えなかった)15ドル」と書かれたプラカードを見せて来た。そういうのもあるらしい。

| 東ティモール | 22:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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