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ゴロカ3、マッドメンに会いに行く


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アサロ渓谷、マッドメンショーの見学に参りました。
渓谷とか言ってますがそれほど渓谷感はなく、車道沿いにある普通の村でした。
未開の地じゃなかったんですか。

写真にある「ムームー」とは、パプアニューギニアの伝統料理で芋や肉などをバナナの葉につつみ、焼け石と共に地中に埋めて蒸し焼きにするお料理です。

是非食べてみたかったのですが、これを頼むと+5000円だと聞いてどうでもよくなりました。
こんなもん実家の庭に穴掘って石焼いてアルミホイルに包んで焼いたらいいでしょうが。
バナナの葉がなんだと言うんですか。



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マッドメンの村です。

写真の緑の芝がマッドメンショー会場で、右の小屋で今マッドメンが準備をしています。
ちょっと10分くらい待って!今泥塗ってるから!と言われました。
そういう舞台裏は黙っておくものなんですよ。



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マッドメンを待っている間暇なので、村内をちょっと見学。
マッドメン仮面の中途半端な笑顔が愛らしいです。




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始まりました。

いつもツアー客相手にパフォーマンスをしてくれるマッドメンの皆さんですが、今日は私一人しかいないので、私のためのショーだと思うと感慨深いです。すみませんね、この暑いのに。



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このシュールさ。

夢にまで見たマッドメンですが、想像を遥かに越えるシュールっぷりに言葉も出ません。
話には聞いていましたが、マッドメンは音楽も歌も言葉も無く、

のそり・・・・のそり・・・・

とこちらに近付いて来ます。
あたりはシンとしていますが、私の心の中はザワザワしています。



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あ、なんか子供を連れています。
その子供をどうするつもりですか。食すんですか。その土仮面の小さな口からチュルッと。

そして後ろの人がまた意味不明なのですが。
なんか葉っぱみたいなのをパタパタ振りながら歩いて来ますが、その葉っぱに何の意味が。



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こっち来ないでください。

あと仮面の中で吹き出すのはやめてください。
中の人がはみ出していますよ。もっと集中して!



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マッドメンとはそもそも、他民族からの攻撃をのらりとかわすために考え出された仮装なんだそうです。800を越える部族がいるニューギニアの中で、この村の人達は争いを好みませんでした。しかし他民族は容赦なく攻撃してきます。そこで、全身に泥を塗り、不気味な仮面をかぶり、悪霊や精霊のふりをすることで相手民族をおどかし、撤退してもらうよう工夫したんだそうです。




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いやしかし、連行される子供達の可愛らしいこと。

ガイドさんに「何故子供を連れているんですか?」と質問したところ、「マッドメンは他民族の攻撃から・・・」と始まり全く質問の答えになっていなかったので、なんか面倒くさくなりそれ以上聞きませんでした。多分生け贄とかそんなんじゃないですかね。



およそ2分に及ぶシュールな劇は体感10分くらいの苦しい時間でしたが、何とか終劇しました。「わあ〜」と言っていいのか黙って見ていればいいのか、こんなにリアクションに困るパフォーマンスは初めてです。もちろん、マッドメンに会えた感動はあります。でもその感動を吹き飛ばすほどの異様な空気だったものですから。これは泣く子も黙ると思います。そしてトラウマになる恐れがあります。




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仮面を被らせてもらいました。

重そうだなとは思っていましたが、想像以上に重いです。おそらく10キロは軽く越えています。私は腕で支えてようやく被っていられますが、マッドメンはこれを被って歩かなければいけないので、そりゃ動きもゆっくりになるわなと納得です。仮面を体に固定するものは何もないので、激しく動くと中の人がコンニチハしてしまいます。


ショーが終わった後は仮面を脱いだマッドメン2人と、村の人と談笑しました。村の人はこのショーは何百回と見ているでしょうが、何故か一緒に見ていたので。ショーというか、観光客である私の反応を見るのが面白いのかもしれません。

マッドメンに会いたかった理由となる漫画「マッドメン」の話をしたら、ちょっと「ああ〜」みたいな反応だったので知っているのかもしれません。と思い後から調べたら、作者の諸星大二郎さんは最近ゴロカを訪問しており、マッドメンにも会っていたんだそうです。逆に、これまで会わずにあの漫画を描いたことの方が驚きであり、漫画家の想像力及び創造力ってすごいなと思ったのですが。

そしてちょうど今(もしかしたら終わったかもですが)、諸星大二郎の「マッドメンの世界」という展覧会が日本巡回中なんだそうです。ちょっとそれ、私の帰国まで待っていてもらえませんかね・・・。



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村の子供達

これからマッドメンの村の見学をさせてもらいます。
写真は村にいた子供達です。
小さな村ですが立派な小学校があり、子供達も沢山いました。




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ガイドさん(左)とマッドメンリーダー(右)

俺たちの写真を撮ってくれと言われたので。
右の人はマッドメンリーダーと名乗っていましたが、おそらく村長さんです。




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村の人達

私達の写真を撮ってくれと言われたので。
ニューギニアの人達は写真が好きです。

そして彼らはこの後もずっと、ニコニコしながら私の後をついて来ました。ついでに犬も付いて来ています。一方、ガイドさんとマッドメンリーダーは私を置いてスタスタ先に行ってしまいました。
この温度差。ニューギニアの人ってよく分かりません。



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村の居住エリア

期待した通りの村の光景が広がっており、感動しました。
こういうところに泊まってみたいです。

実はガイドさんの故郷の村に宿泊する個人ツアーを提案されましたが、ツアー料金が笑っちゃうくらい高かったので断りました。観光地じゃない村の訪問体験は魅力的ですが、高いお金を払ってそれをするのはだいぶ違う気がするのです。



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珈琲の実と花

ゴロカは珈琲の産地です。ゴロカ珈琲と言えば世界的に有名・・・なんですか?私はそういう知識に乏しいのです。とりあえずお土産に買ってみたので、お母様、近日中に送りますね。ついでにインドネシアのうんこ珈琲も送りますので、飲んでもいいし飲まなくてもいいですよ。飲まない場合はトイレに流さず取っておいてくださいね。




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宿に帰って来ました。
ゴロカショーの会場設営が着々と進んでおります。
いよいよ明日ですからね!すごく楽しみです。



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本日の晩ご飯

宿の食堂でいただきました。

食堂に行ったら私以外に客はおらず、キッチンにいたおっちゃんに「夕飯食べれますか?」と聞いたらそれ以上何も聞かれずにこれが出て来ました。どうやらメニューは決まっているようです。思ったより豪華なものが出て来て、身も心もほくほくになりました。

しかしこれは宿受付にて前払いするものだったそうで、おっちゃんには料金を請求されず受付も閉まっていたため、結果的に食い逃げになりました。もちろん、翌日払いに行きましたが。




その後、ゴロカショーの会場設営は夜が更けても引き続き行われており、
ああ間に合ってないのかなあと心配になりました。

そして現在深夜1時過ぎですが、会場からは大音量の音楽が流れて来ております。スピーカーの確認なら100歩譲って許しますが、それにしてはここ数時間流れっぱなしです。ついでにバンド練習らしきものも聞こえて来ております。この馬鹿どもが。


明日はいよいよゴロカショーです。
3日にわたって開催される民族の祭典です。


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| パプアニューギニア | 19:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

>こっち来ないでください。
>あと仮面の中で吹き出すのはやめてください。
>中の人がはみ出していますよ。もっと集中して!

この場面傍で見てたら面白そうです(笑)


以下、手遅れなコメントです。
もっと早くお伝えすればよかったのですが、タイミング見計らってたらパプア済だったっていう。

パプアニューギニアのカカオってどんなの?
http://ameblo.jp/cake-p-okada/entry-11161114378.html

今も活火山を多く持つ風土で火山性の土壌で育まれたカカオは刈りたての草や革のような野生的で官能的なアロマほのかなビター感個性的な酸味をかもし出すものもあります。

官能的なアロマ!!
こんな… CM的な風味が実在するなんて!

↑以上、リポートしてほしかったアレでした。
今後パプア再訪などございましたら、お試しくださいませ。

| とな | 2015/09/23 19:59 | URL |

>となさん

おっとお〜それは是非試してみたかったですね。
でもそんなものをリポートしたら官能的なブログになってしまうので、全年齢対象を目指している私としては、避けて正解だったかもしれませんね。やるからにはしつこくねちっこく魅惑的にリポートしますので。

| 低橋 | 2015/09/24 16:03 | URL |















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