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ゴロカ2、ネット対策に奔走するが

昨夜は夕方4時頃に仮眠を取ろうと布団に入ったまま、翌朝9時まで目覚めませんでした。
夜9時なのになんでこんなに明るいのかしら・・と思いました。

意外と疲れていたようですね。
特に何をしたわけでもないので、おそらく緊張疲れでしょう。



さて、本日はちょっとネット対策をしようと思います。

何度か書きました通り、パプアニューギニアはネット環境がよくありません。一部の超高級ホテルになら無料Wifiがありますが、少し高級くらいのホテルではそれがありません。有料ネットはあっても、1時間1,000円近くとかなり高額です。そして私が泊まっている安宿・・・安くないけど一応安い部類の宿では、有料ネットすらありません。

パプアニューギニアには全部で9泊しますので、この間ずっとネットが使えないのはちょっと困ります。ですのでたまにネットカフェに行くしかないか・・と思っていたのですが、そういえば私はプリペイドWifiを持っていました。オーストラリアで買ったものでSiMロックがかかっていますが、これを解除できればニューギニアでも使える筈です。



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プリペイドWifi、ポケットWifiなど色んな呼び名が

実は私もよく知らないのですが、ご存知ない方のために私のなけなしの知識を披露しますと、プリペイドWifiというのは小型のインターネット受信機のようなものです。これを持っていれば、どこでもwifiを使えるという代物です。



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SIMカード

そしてSIMカードというのは、電話およびインターネットアクセスカードのようなものです。写真右の小さなチップのようなものがSIMカードです。携帯電話やプリペイドwifiにこれをセットして使用します。

「SIMロック」がかかっている機種だと、決められたSIMカードしか使えません。
「SIMフリー」の機種だと、行く先々の国でSIMカードを購入し差し込む事で、現地の安い回線を使えます。

で、私のプリペイドWifiは「SIMロック」がかかっているというお話ですが、
これをむりくり解除する方法をネットで見つけました。今回はそれを試したいと思います。
決戦はインターネットカフェです。1時間20キナ(800円)。

・・・と長々と説明しましたが、結論から言いますと、できませんでした。

何がいけなかったのかは分かりませんが、1時間800円のインターネットカフェではこれを調べる時間もろくになく、1200円ほど使ったところで諦めて出て来ました。

そういう事情で9日間ネットがやれなかった事から、今ブログが激しく遅れているのでございます。
原因はそれだけではなく私の遅筆 全部!ニューギニアが悪いのでございます。



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ゴロカ市内風景

ゴロカ市内ではおばちゃん達がビルンを編み、売っています。
ビルンとは写真に写っている鮮やかな織物のことで、ニューギニア伝統工芸の一つです。
ニューギニアの人達は皆このビルンを下げて歩いています。
中には肥料袋みたいなので手作りしたバッグを下げている人もいて、意外とイカしてます。



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謎の物売り

町中は人で溢れ帰っており、変な人がたくさん歩いています。写真の人は何かの生き物の皮を売っていました。しかも背中とお腹の両方に下げて。新しいファッションかと思う所です。

私も歩いているとこういう物売りの人に声をかけられますが、「それ買うと思うの?」と聞き返したくなるような訳のワカランものを売ってくる人もいます。石斧とか。それで誰を倒せばいいんですか。

あと別の物売りの人が遠くから走って追いかけて来るので話を聞いてみたら、全長80センチほどの淡水魚を嬉しそうにかかげ、「50キナ!(約2000円)」と言われました。意外と安いなと思いましたが、買ってどうしろと言うのでしょうか。



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フラワーボール

安いと言えば、物価の異常に高いニューギニアでも市民の口にするものは安いです。写真はニューギニアの代表軽食であるフラワーボールですが、これは一個20円です。薄い塩気のあるドーナツみたいな感じです。他にも、揚げバナナとか焼き芋も20円で買えます。あと市バス。こちらも20円です。他に安いと思ったものは、ツナ缶くらいでしょうか。一番安価なものは50円くらいで、種類も豊富です。

逆に高いと思ったのは、まあ色々ありますが食材に限定すると、パスタ1袋200円とかです。オーストラリアだと60円くらいのがあるのですが、日本だといくら位でしたっけね。
あと牛乳500ccが250円とか、乳製品も高かったです。お菓子は自国製品は比較的安く買えますが、オーストラリアのメーカーとか、何故か売ってる日本のお菓子とかはすごく高いです。


ゴロカの特色なのかニューギニア全体がそうなのかは分かりませんが、異常にスーパーが多いのも気になるところです。5軒も6軒も隣同士でこれが建っており、裏の道に行くとさらにまた5、6軒あったりします。品揃えも値段も似た様なもののくせに、意味が分からないです。

でもこれだけスーパーが多いのに生鮮品、特に野菜を置いているスーパーは少ないです。野菜は市場で買えということなのでしょうが、市場は治安が良くないので旅行者はあまり近づけません。困ったものです。



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町の中心から少し外れたところにある公園です。公園というかただの広い場所ですが、人々の憩いの場所となっているそうです。彼らはそこかしこで憩っているので場所なんかどうでもいい気もしますが、のんびりと気持ち良さそうなので何も言いません。

こういうのを見ながらふらふら宿を目指していたら、自称ツアーガイドの男に声をかけられました。そしてそのツアーを申し込みました。毎度おなじみ、ガイドさんと2人きりで行くしんみりゲンナリ個人ツアーです。

ツアーの内容は、「アサロ渓谷のマッドメンショー見学」です。




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マッドメンこれです。単数系メッドマンです。

マッドメンは私がパプアニューギニアで一番見たかったものであり、最大の目的です。ゴロカショーももちろんそうですがこれは割と最近知ったもので、長年見たいと思っていたのはやはりマッドメンです。諸星大二郎という不思議漫画家の作品に「マッドメン」というのがありまして、子供の頃にこれを読んで以来気になっていたのです。

マッドメンはおそらくゴロカショーにも来ますが、
ちゃんと彼らの村にいるそれを見たいのでツアーに参加しました。


本当は、このツアーは誰か他の旅行者と行けるかなと思っていました。
パプアニューギニアは観光客の多い国ではありませんが、最大のお祭りゴロカショーの目前なのでいつもよりこれが増えると踏んでいたのです。そして、その人達に声をかけて一緒にツアーを申し込めば安くあがるだろうと。

でも誰も来ないんですよね。広い宿に旅行者は私一人だけです。
ちょっと来るのが早過ぎたんですかね。

仕方が無いので一人で町のツアーデスクに聞きに行ったら、やはりすごく高かったです。
ゴロカには日本人女性が働くPNGジャパンというツアーデスクがあるのですが、ここで聞いたら私が行きたいツアーはどれも1万円越えでした。ニューギニアは宿泊費に続き、観光費用もすごく高いのです。もっとも、大勢で頼もうが一人で参加しようが値段は一緒だった様ですが。

で、ツアーの参加は諦めゴロカショーまでの数日間どうすっかなと思っていたら、自称ツアーガイドの男に声をかけられた、という訳です。そして交渉の結果、町のツアーデスクで頼むよりだいぶ安くすんだので決めました。

安いと言っても驚きの250キナ(一万円くらい)なのですが、ツアーデスクで頼んだら内容はかなりグレードアップするとは言え390キナ(一万六千円くらい)払わないといけないので、これに比べればまだ払える値段です。

それでもかなり悩みましたが、自力では危なくて行けないと言うのならこれを受け入れるしかありません。わざわざニューギニアまで来ておいて、行きたい所に行かなかったら必ず後悔します。

というわけで、明日はマッドメンに会いに行きます。



その後すぐ宿に帰ってシャワーを浴び、夕飯を食べる事にしました。
実は昨日からろくに食べておらず、空腹を通り越して何も感じなくなってきております。
あんまり出歩くなとか言うから・・・。

宿にキッチンがあるのでそれを使わせて貰おうと材料を買ってきてあるのですが、今日は何故か閉まっていました。なのでその辺を歩いていた警備員さんに開けてもらえないか頼んだ所、なんだか大事になりました。


警備員さんは鍵を持っていなかったので、ボスに聞いてみるねとまずは敷地内のボスの家へ。
  ↓
そしたらボスは留守で、代わりにその娘さんが出て来てくれた。
しかし娘さんでは勝手が分からず、隣の謎の人の家へ。
  ↓
謎の人も鍵は持っておらず、私がボスを捜してくるわ!
と走り去るその人をアワワ・・と思いながら見送る私。
  ↓
5分ほどして戻って来たその人は結局ボスを発見できておらず、
キッチン近くの謎の人2の部屋をノックする謎の人1。
  ↓
謎の人2は鍵を持っており、ついにキッチンの扉が!と開けてもらったは良いもののキッチンは昨日見たそれとは別室のように綺麗に片付けられており、調理器具なども一切ない。
  ↓
すると謎の人2がそれらを貸してくれ、お礼を言いつつさっそく調理開始。
  ↓
早めに終わってさっさと引き上げたいのに、先程の警備員さんが何故かずっとキッチンにいて延々と話しかけて来て、さらにはもう2人警備員さんが増殖し3人の警備員さんに取り囲まれながらパスタを茹でる私。
 
なんだこの状況。


息つく間も無く書き殴ってしまいましたが、
息つく間も無くパスタを茹でていた私の気持ちを理解して頂けたでしょうか。

協力してくれた沢山の人々に感謝すると共に、もう二度とキッチンは使うまいと固く心に誓った夜でした。


明日はアサロ渓谷、マッドメンショーです。


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| パプアニューギニア | 21:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

マッドメンの漫画が出てきて嬉しさと驚きです(^-^)
私も若い頃読んで、強烈なインパクトが残った本でした。

本物のマッドメン、楽しみにしてます‼

| サンギタ | 2015/09/20 09:15 | URL |

>サンギタさん

あの漫画は相当印象に残りますよね!笑
父が諸星大二郎が好きでうちの実家には彼の作品が沢山あるのですが、私の今の旅はその影響がかなり大きい気がします。諸星風景を求めてしまうというか・・・笑。

| 低橋 | 2015/09/23 07:36 | URL |















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