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伝統音楽見学、サウン・アンクルン・ウジョーが怖い


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本日はアンクルンを用いた民族音楽を見に来ました。
アンクルンとは、ジャワ島西部に期限を持つと言われる竹製の打楽器です。

タイトルのサウン・アンクルン・ウジョーとは、劇場及びジョーの名前です。ここはウジョ−さん(故人)が作った劇場なので、その名が使われています。なお、パンフレットには「ウジョー竹楽器小屋」と書いてありますので、楽器製作もしているのだと思われます。




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ショーは15:00からと聞いたのでちょっと早めに出たら早く着きすぎまして、現在13:30でございます。が、すでに始まっていました。本当は何時からだったんでしょうか。

パンフレットを見てみると、「上演は15:30~17:30ごろです。ご注意ください」と書いてあります。今13:30ですが上演しておりますね。それどころかだいぶクライマックスっぽい雰囲気です。注意するのは貴方の方です。即刻パンフレットの修正をお願いします。



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サウン・アンクルン・ウジョーは伝統文化継承、演芸教育施設としての役割もかねているそうで、ショーにはちびっこ達が沢山参加しています。しかし子供のショーだと思って学芸会みたいなのを想像するとこれが大間違いで、かなり派手でレベルの高いショーを見せてもらえます。

なお、写真の子供達がその手にもっているのがアンクルンです。
後でまた写真を載せますが、アンクルンは竹を組み合わせた楽器で、その長さによって音階を調整しています。竹はしっかり固定されておらず、左右に揺らす事でコロコロコロ・・・と心地よい音が鳴ります。また、ひとつのアンクルンが出せる音は一音だけです。なのでこれを使って演奏するために、大勢で別の音階アンクルンを持ち、協力してメロディーを奏でるという面白い楽器なのです。

アンクルン隊の後ろには、他の竹製楽器やガムラン(青銅打楽器)演奏隊がいます。
これは大人が担当しているのですが、中には15歳くらいと思われる子供の姿もあります。



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ところで、司会のお姉さんがさっきチケットを売ってくれた人でした。
チケット売り場の人にしては妙に着飾っているし美人さんだとは思ったのですが、
まさか司会のお姉さん自ら出て来てくれていたとは。この働き者め。

チケット代は100,000Rp(900円)と結構お高いのですが、
貴女になら払いましょうとオッサンみたいなことを思ってしまったのは内緒です。



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アンクルン

子供達のアンクルン大合奏および大合唱の後は、観客全員にアンクルンが配られました。

ひとつひとつ音が異なるアンクルンですが、ちゃんと番号がふられており、自分がどのアンクルンを持っているか分かります。そして司会のお姉さんが「1番の人はドです。ハンドサインはこれ。私がこの手の形をしたら1番の人は音を鳴らしてくださいね!」という様なことを言っていると思われますが、いかんせんインドネシア語なのでさっぱり理解できません。

私は2番なのでおそらく「レ」なのですが、何度鳴らしてみても「レ」に聞こえません。そもそも1番が「ド」なのかどうかも推測の域を出ません。でも、じゃあ私のコレは何なのかと聞かれると、絶対音感など持っているはずが無い私はよう分かりません。さらに、さきほどから観客の奏でる色んな音に完全包囲されており、感覚は狂って行く一方です。



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最初は「ドレミ」の音合わせ。
それで私が何の音を持っているかはだいたい分かりましたが、その後がまた大パニックでした。

お姉さんのハンドサインに合わせて音楽を奏でるのですが、サインが速いのなんの。
最初はゆっくりでしたが、どんどんスピードを上げて行くのです。
しかしその曲はインドネシア人は皆知っているものの様で、ほとんどの人は、サインに合わせて上手い事メロディーに参加しています。ズルイぞお前ら!



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「そこ音違いますよ〜!(笑)」なんていう面白おかしな司会のおかげで会場は和気あいあいとしていますが、こんな言葉も分からないところで下手に目立ちたくない私は一人戦慄を味わっています。絶対名指しされたくありません。大人しくしていなくては。


そして大合奏の後はお客さん達も舞台に上がって演奏し、



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果ては踊り始める始末。

一体何が始まってしまったんでしょうか。
こんなに怖いショーだとは思いませんでした。



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そのへんにあったヤシの実

あまりの恐怖に私は一人裏庭へ逃げ、そのへんにあったヤシの実を撮影しております。
インドネシア人のメンタルはどうなっているのでしょうか。それとも私が弱すぎるのでしょうか。日本でなら・・・と思いましたがそれはもっと怖いです。注目されたくありません。土管があったら入りたいです。



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お土産物コーナー

恐怖!サウン・アンクルン・ウジョーの公演が終わったので、
併設されている土産物屋を見に来ました。

結局最後の方しか見られなかったので、15分程度の休憩後に再開されるらしい、次の上演を見させてもらうことにしました。そしてダンスパーティーが始まる前に帰ります。

写真は、土産物屋の一角にあったアンクルンの叩き売りです。180円だそうです。

何か楽器と共に旅をしたいと常々思っておりましたので買っても良いのですが、アンクルンはその性質上一つだけ持っていてもあまり意味がありません。一音しか出ないので。それに、私が欲しいのはどちらかと言うと管楽器です。山の上とか荒野で一人ピーヒョロやりたいのです。

あるいは、弦楽器がいいてす。モンゴルのあれとか。名前知りませんが。
しかしこちらはそう小さいものはないでしょうから、やはり狙いは管楽器です。



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このように、沢山の音を一人でならせるアンクルンもあるようです。「アンクルン・モダン」と書いてあったので、割と最近開発された形なのかもしれません。解説がインドネシア語で理解できないので、実際の所は分からないのですが。



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アンクルン演奏のCD

CDを購入しました。こういうの結構買いがちです。

でも買う度思うのですが、民族音楽や路上音楽の類ってその場の空気と合わせての良さがあるので、家に帰ってCDで聞いてもピンと来ない場合が多いです。まあクラシックとかもきっとそうですよね。行ったことも買った事もないですが、歌手のライブCDとかも。



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無料アイスキャンディー

そろそろ始まりそうなので再入場しました。怒られるかなと思いましたが入場口のガードは緩々で、怒られるどころかアイスキャンディーをくれました。ありがとうございます。



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ワヤン・ゴレンの操り人形

今回は早めの入場なので、最前列・・・は何かに巻き込まれそうで怖いので前列二番目に腰を落ち着けました。写真は、始まる前に暇だったのでなんとなく撮ったお人形です。舞台袖に並んでいたので。この不気味な人形もまた、伝統芸能の一つである人形劇に用いられるものです。



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ワヤン・ゴレン

並んでいたお人形を使った人形劇、ワヤン・ゴレンが見られました。

バリで見た芝居ラーマーヤナも、ジョグジャで見た影絵芝居ワヤン・クリもそうだったのですが、演じ手の低くてもったりした喋り方が妙に落ち着きます。偶然か、それともこういう喋り方が伝統なんでしょうか。申し訳ないですが、落ち着きすぎてちょっと眠たくなってきます。ガムランの音も妙に眠気を誘うんです。




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ところでこの人もしやハヌマン氏ではありませんか?
芝居には出ず、さりげなく舞台袖に鎮座しておられたのですが。


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参考/ハヌマン氏(バリ島にて)




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喧嘩するお人形達


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共倒れ




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続いては子供達の演奏とダンスです。

ワーワーギャーギャーと賑やかに登場しましたがただ賑やかなだけではなく、
飛んだり跳ねたりのダンスの派手さに圧倒されてしまいました。

そして何やら偉そげな坊ちゃんが登場しました。
年上のお兄さん達に担がれて手を振っています。可愛らしいではないですか。



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子供特有の大きな動きは実にエネルギッシュです。
左の子なんてブレすぎてもはや未確認生物みたいになっているではありませんか。

この子達に限らず、2時間の公演中みんな激しく動き過ぎで全然写真が撮れません。
未確認生物か心霊写真かと思う様な写真が増えて行くだけです。



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と、ここまで見たところでさっき見た演目まで一周したので、
演目入れ替えのタイミングでこそっと退席しました。




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本日のおやつ

バス乗り場まで歩くためのエネルギー補給に。一個20円。
名前を忘れたのでネットでそれらしいものを探してみたら、「ラッラッ」というお菓子が非常に良く似ていました。が、それはシロップをかけた甘いお菓子であるのに対し、私が食べたこれはどちらかというと塩気がある食べ物でした。真ん中の粉は魚介のフレークのような風味がありました。



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本日のおやつ2

バス車内で買った揚げパンです。一個9円。通常砂糖かチリソースを付けて食べるものだそうですが、なんとなくそのまま頂きました。美味しかったです。



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本日の晩御飯

ちょっと気分を変えて中華が食べたくなったので、昨日見つけた中華屋に行ってその隣の丼もの屋に入り、アメリカンBBQソースのチキン丼を食べました。ちょっと疲れてたみたいで、途中で自分を見失いました。中華は。



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本日の晩御飯2

チキン丼が小ぶりだったのでもう一軒。宿の近くに並んでいる屋台群のうち一軒の、一番上の謎メニューを指差してみたらこれが出てきました。なんかモチみたいなすいとんみたいな何かと卵を炒めた何かです。不思議食感ですが、何でできているのかよく分かりません。私は一体何を食べているんでしょうか。


<情報コーナー>

○ サウン・アンクルン・ウジョー

サウン・ウジョーという劇場で行われる、伝統楽器アンクルンの演奏を中心としたショー。
入場料100,000Rp。公演約2時間。開始時間は結局よく分からないが、おそらく15:00くらいまでに行けば見損ねることはないと思われる。

○ サウン・ウジョーの行き方

鉄道駅南口正面通りの、一本南側の通りKabon Jati通り(一通)を通る大型市バスを捕まえ、約1時間。バスは二種類あり、青色のバスは3,000Rp、白色のバスは乗っていないので分からないが、宿の人曰くこちらの方が少し安くて2,000~3,000位だろうとのこと。どちらのバスもCibeureum→Cicaheum行きと書いてあるのが目印。CibeureumかCicaheumのどっちだったか忘れたが、これは終点のバスターミナルの名前。終点で降りて、サウン・ウジョーまでは徒歩10分程度。ターミナル前の大通りを左に向かって歩き、(たしか)500mくらい歩いた1つ目の角を右折、そこからまっすぐ行って、右手側。ちょっとちゃんと見てなかったので、正しい道順はそのへんの人に聞いてください。


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| インドネシア | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あぁ‥ ショーの強制参加程ウザい勘違いサービスはありませんね。
サービスと勘違いしているあたりが特にやっかいです。
迷惑ですし、そっとしておいてほしいですよね。
ですよねって同意を求めてしまいましたが、違ったらごめんなさい。

無料アイスキャンディーはあずきバーなんですね!
見ると食べたくなるー!

| とな | 2015/09/05 20:42 | URL |

>となさん

あれは不思議なサービスですよね。日本人だったら多くの人が「巻き込まれまい」と目を反らす気がしますが、インドネシア人は自ら進んで行っている人が多かったです。まあ、恥ずかしそうにしている人もいてちょっと安心しましたが。笑

| 低橋 | 2015/09/06 02:27 | URL |















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