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ダニーデン市内観光

本日はダニーデン近郊にサイクリングに行くつもりでしたが、オークランドからの気温の急落にあっさり負け、取りやめました。よりによってダウンヒルをハイスピード下降しようとしていました。凍ってしまいます。

でも本日予定していたサイクリングはちょっとした肩ならしのつもりで、そこまで重要でもなかったので悲しくありません。実は、この後2泊3日のスペシャル景勝サイクリングを予定しているのです。予定して・・・いたのです。それについては今日の日記の後半で・・・。


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まずは市バスに乗って、ボルドウィン・ストリートという所に来ました。
標識にも書いてあります通り、ここは世界で一番急な坂道なんだそうです。
ギネスブックにも登録されているとのことです。



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こちらです。
実際目の前にするとひるんでしまう急勾配なのですが、写真では分かり辛いかと思います。

せっかくなので登ってみます。



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お分かり頂けますでしょうか。

雪の日にここをソリで滑ったら面白そうです。
ただちょっと、「滑る」と言うより「落ちる」寄りの体験になる可能性があります。
生命保険には入っておいた方がいいかもしれません。



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てっぺんにはベンチを利用した騙し絵と、水飲み場が用意されていました。
よく分かっていらっしゃいます。登り切った人はたいてい息が切れ、喉が渇いているので。



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ダニーデン植物園

行きは市バスにのりましたが、行ってみれば意外と近かったので帰りは歩き、途中で植物園に寄りました。いかんせん冬なのでだいたいの庭園が薄ら寒いことになっておりましたが、春先や夏などはそれはもう色とりどりの花が咲き乱れ、美しいんじゃないかな〜と今想像しても虚しいだけなのでしませんよバーロー。



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ダニーデンの町並みは可愛らしいです。
丘の上にさりげなく立っている建物が小さなお城みたいな形をしていたり、
並ぶ家々がやさしい色合いでヨーロッパのどこかの町みたいだったり。




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オタゴ大学時計塔

先日書きました通りここはスコットランド人が開いた町なので、
100年以上前の荘厳なスコティッシュ建築も多く見られます。

上の写真は、オタゴ大学構内にある時計塔です。

オタゴ大学構内は写真のような歴史的建造物とモダンな建物が共存していて、
カフェも沢山あり、道行く学生達もなんだかお洒落に見えました。



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ダニーデン鉄道駅、駅舎

ここからは週に2本ほど、ダイエリ渓谷鉄道という景勝列車が出ています。

あ、いま地球の歩き方を見たら「ダニーデン駅内部の美しい造りは一見の価値あり」と書いてありますね。外観しか見ませんでした。歩き方せっかく買ったのに、情報を使い切れていません。



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ファースト教会

背の高い、ネオゴシック様式の教会です。
私は正面からしか見ませんでしたが、横から見た姿も美しいそうです。



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市議会議事堂

町の中心、オクタゴンという広場にある議事堂です。
私がこの町に降り立ち、最初に目に入り見入られた建物がこれです。
バスを降りたら急にヨーロッパだったものですから。



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セント・ポール大聖堂

議事堂の隣に建っており、こちらも町のシンボルマークの一つとなっております。



続いて、オタゴ博物館へ。

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こういうのたまらない

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マオリ族の伝統的なカヌー

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一昔前の刃物類

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ニュージーランドの絶滅動物、及び現存野生生物コーナー


博物館が好きです。
特に昔の調度品や衣装、乗り物、武具の類を扱かった博物館が好みです。
オタゴ博物館はまさにそんな世界で、しかも無料でした。ありがたやありがたや。

オタゴ博物館、とても面白くてお勧めです。



さて、この日記の最初の方で少し触れましたが、
この後予定していた2泊3日のスペシャル景勝サイクリングの話を書きたいと思います。

そのサイクリングとは、ここダニーデンがあるオタゴ地方の、ミドルマーチという町からアレクサンドラという町あたりまで伸びる、現在は使われていない鉄道線を走る2泊3日(〜3泊4日くらい)150kmの中距離サイクリングのことです。「オタゴトレイル」または「オタゴセントラルトレイル」などと呼ばれている道です。

非常に美しい景色に、ダートながらも比較的走りやすい道から人気が高く、2、3泊のガイド付き安心ツアーから個人の利用まで、幅広く愛されているサイクリングコースなんだそうです。乗馬コースでもあります。車両の通行は不可です。

2泊3日なので当然途中の宿泊が必要になってきます。ですが今回私はテントやキャンプ用品などを持ってきていないので、バックパックは事前にゴールの町まで送り、着替えと軽い食事、水のみの軽装で走り、行く先々の小さな町で宿をとるつもりでいました。お店にもよるかと思いますが、レンタル自転車にはちゃんとサイドバックを付けてくれているようなので、ちょっとした荷物なら問題になりません。

現在完全なシーズンオフですが、事前にインターネットで調べたところ、ツアー会社や宿の中には冬期営業休止中のものもあるものの、道自体は閉鎖されておらず、この時期に走る人もちらほらいるとのこと。

問題は寒さですが、そんなものは走り出せば一瞬で解決します。
野宿するわけではないので何の問題もありません。
あとはお天気次第ですが、どうかなあ〜?

くらいの気軽さでひとまずダニーデンのツーリストインフォメーション「i-site」に情報収集に行ってみたところ、私の担当をしてくれたご夫人はとても親切で、かなり細かいところまで相談に乗ってくれました。

私がオタゴトレイルを1人で走りたいと言うと、地図をくれたり、2泊3日の走行スケジュールをたててくれるやさしい担当の人。さらに、私が希望していた明後日からの走行では雨と雪にぶつかるため、私の今後のスケジュールを確認した上、全ての予定を完遂するための新しい日程まで組み立ててくれました。

加えて、シーズンオフであることから、レンタル自転車やトレイル始点までの移動手段を事前に確保しておいたほうが良いということで、わざわざ現地に問い合わせ及び予約の電話を入れてくれました。

もらった地図やパンフレットを見ながら、なんとなしにその会話を聞いていた私。
そしたら、

「来週からオタゴトレイルを走りたいって子がいるんですけど」
「ええ、いえ、個人で行きたいそうよ」
「え?」
「でもサイクリングの経験はあるそうよ・・ええ・・・」
「・・・そう・・・わかったわ・・・」


電話を切る担当のご夫人。

担当の人「雪で危ないからやめとけって」
私「そんな」
担当の人「待って、もう1件電話してみるわ」
私「お願いします」

予想外の展開です。
再び電話をかける担当の人。

「もしもし、1人でオタゴトレイルを走りたい子がいるんだけど、レンタル自転車を・・・」
「・・・・」
「でもわざわざ日本から来ているのよ・・・」
「そう・・・仕方ないわね・・・」


担当の人「貸せないって。あと参加者が貴方しかいないからバスを用意できないって」
私「ジーザス」
担当の人「待って!もう一軒だけかけてみるから!」
私「すみませんお願いします」

祈るような気持ちの私。
三たび電話をかける担当の人。

「もしもし、来週から個人でオタゴトレイルを走りたいお客さんが・・・」
「・・・ええ、なんとかならないかしら」
「・・・・」
「・・・どうしても?・・そう・・・」


担当の人「・・・・」
私「・・・・」
担当の人「・・・ごめんなさいね、お役にたてなくて」
私「・・いえいいんです。色々とありがとうございました」

平静を装うのに失敗しうなだれる私を見て、担当の人は区間の一部を往復するサイクリングツアーなども紹介してくれましたが、丁重におことわりしました。せっかくなので全走破したいですし、ツアーとなるとどうしても自由度が下がってしまうので。私はひとりで好き勝手走りたいのです。好きな所でおべんとうを食べて、好きな所に寄り道して、好きな所で寝たいのです。

私「本当にありがとうございました。是非また別の季節に来てみますね」
担当の人「待って!良いパンフレットがあるわ!たとえば春に来たとすると・・・」

担当の人は最後まで親切でした。
悲しいだけなら耐えられましたが、相手があまりに優しかったのでちょっと泣きそうになりました。



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記念に貰ったパンフレット類とメモ

そういうわけで、私はニュージーランド旅最大の私的ハイライトを失ったのでした。

そうしたらこの後の予定が全てどうでもいいように思えて、どうせサイクリングがなくなって4泊くらい余裕ができたし、行く予定なかったけどミルフォードサウンドでも行ってみるかな・・・と、ニュージーランドの一大観光名所の一つに大変失礼な態度で臨むことにしたのでした。

そうしたら、誤算が誤算を呼びこの後の予定に大波乱が。
結果、自分の首を絞める展開になることをこのときの私は知る由もな・・・
・・・いや何かちょっと予感はあったけど、当たるとは思わなかったのでした。


つづく。


<情報コーナー>

○ ボルドウィンストリート

観光案内所i-site前から出る9番のバスに乗って、約15分。片道3ドル。
バスは平日の日中は15分間隔くらいで運行。


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| ニュージーランド | 20:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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