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チョコレートヒルと小猿のターシャ

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本日はチョコレートヒルというのを見に来ました。
写真に写っているゴミみたいなのはチョコレートヒルの入場券です。
5ペソ券10枚つづりで50ペソですよという実に無駄の多い代物です。



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展望台までちょっとした坂を登り、



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眼下に現れたこちらが、チョコレートヒルです。

アポロチョコレートみたいな形をした小さな丘が何百と連なっており、
今は緑色のこれが乾期には茶色く染まるため、
その色合いからチョコレートヒルという名が付いたんだそうです。

一つ一つの丘は小さく、底辺の直径は数十メートル程度です。
乗ってきたバスの車窓からも丘は見えていましたが、
不自然な形のそれが何十何百と連なる光景はとても奇妙でした。

何故こんな地形になったのかについては、
巨人の喧嘩の後だとかそういう伝説がおもしろ半分にささやかれるばかりで、
実際のところはよく分かっていないんだそうです。




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実は展望台はさらにこの先なのですが、



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去年起きた地震によりあちこち崩壊、閉鎖されており、
現在は一番見晴らしの良い場所には入れません。
チョコレートヒルを望める丘の上の名物ホテルも、どうやら修復中のようでした。



思いの他シンプルな観光名所だったために5分で見学が終わってしまい、
時計を見てみれば、現在まだ朝の10:00です。

ですので、このまま昨日見損ねた小猿のターシャを見に行きたいと思います。


昨日行ったターシャ保護施設へは、まず宿を取っている町タグビラランまで2時間半かけて戻り、
バスを乗り換え、また1時間ほど揺られなければ辿り着けません。
しかし、この近くにも別のターシャ保護施設があることが分かったので今回はそちらに行く事にしました。

その施設を発見したのは半分偶然でした。
チョコレートヒルからタグビラランに帰る途中、
バスの窓から外を見ていたら偶然ターシャなんちゃらと書かれた看板を見つけたのです。
そういえばこの辺にも一個あると聞いたような・・・と思い次の町で慌てて降り、
なんか町役場みたいな小綺麗な建物に入り聞いてみたところ、
「うん、あそこでターシャ見られるよ」という答えが得られたのでございます。

というわけでまた道に戻り、その辺にいた人に
「ターシャなんちゃらの前を通るバスはいつごろ来ますかね」と質問していたら、
近くの商店にいたおっちゃんが

「ターシャ以外にも面白い所がいっぱいあるよ!全部回れるツアーに参加しなよ!」
「そんなのがあるんですか?どこから参加できますか?」
「俺が連れてってあげるよ!」
「あんた誰」

という流れで、知らないおっちゃん企画・実行のバイクツアーに参加することになりました。
実際には、知らないおっちゃんが電話で呼び出した別のバイク乗りのおっちゃんと行くツアーです。

もちろん無料なわけはありませんが、それでいいです。
ここフィリピンでは、お金が絡むとその場で即座に立派なビジネスが成立します。
どう見てもただの主婦なマッサージ屋や謎の物売りや通りすがりの即席ツアーガイドがそこらじゅうにいます。

そしてそういう人達は、お金をちゃんと払うと正規のそれよりよほど真面目にやってくれたりします。
経済の安定していない国ですので、皆仕事を求めて一生懸命なのです。
中には何か企んでそうなのもいますが、そういうのは意外と分かるものです。


さて、肝心の行き先に付いてですが、
おっちゃん2人で雁首揃えてあれこれ提案してくれましたが、
そのうち興味のあるものだけを選び、

(1)ターシャ保護施設
(2)なんか森
(3)スリル満天!竹製の吊り橋


の三本立て、各種入場料別の140ペソ(320円くらい)で話はまとまりました。



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ターシャ保護施設の入場券

そして来たのがこちら、ターシャ保護施設のターシャなんちゃらエリアです。
入場料60ペソ。
入場券は可愛い写真付きの葉書になっていました。

先日も少し触れましたが、この写真に載っているプリチーな奴がターシャです。

ここボホール島にはターシャを保護飼育している施設がいくつかあり、
そのうち一つが昨日行って閉まっていたあそこ、もう一つが今日きたここ、
そして他にも多分ありますがどこにあるのか全然分からなかったので、
旅行者にとって行きやすい施設に限定すると、
この二つのどちらかを尋ねておけば間違いないと思います。




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施設内には森があり、この中にターシャ百数十匹が放し飼いにされているそうです。

なにせ手のひらサイズな上にとってもシャイなチビ共ですので、
その姿を見つけるのは至難の業・・・と思いきや、職員の方が何匹か見つけて教えてくれました。




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ターシャです。

歩道からは少し距離を取って隠れているので大きさが掴み辛いですが、
本当に小さくて、両手のひらを広げた上にすっぽり収まるくらいのサイズです。
細い手足で木の枝にぎゅっと掴まり、小さくまとまっている様がなんとも愛らしいです。
大きなお目目でこちらをじっと見つめる姿は妙に弱々しく、
なんだか保護欲をかき立てられてしまいます。

なお、彼らは驚かすとショックで死んでしまうこともある洒落にならないレベルのシャイなので、
大声を出したり、カメラのフラッシュを使ったりの行動は厳禁です。
あくまで穏やかに、静かに、慈しむ様な気持ちで見学させてもらう事が肝心です。




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職員「あ!いた!あそこにターシャがいるよ!」

私「え、ちょ、いいんですか大声出して」


職員「あ、あそこにも!可愛いだろうホラホラホラ!」

私「いやだから声・・・」

大声レベルの判断基準は曖昧のようです。




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寝てます。

コアラやコウモリなんかもそうですが、よくこの体勢で落ちないものだなと感心します。
人はベッドからでも落ちるというのに。
語学学校のルームメイトなんか2段ベッドの上の段から落ちてましたよ。




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ツアー目的地(2)なんか森

ターシャの命を奪うことなく無事見学を終え、続いてはなんかの森見学です。
一応この辺りの観光名所の一つにカウントされているもののようです。

相当長生きしていそうな巨大な木々が生い茂っており、とても立派な森だと言えるのですが、
なにせバイクで走っていた普通の道の真ん中で突然止まり、
「ここだよ〜」
「え、何が?」
という感じで観光が始まったので、感動し辛いものがありました。

そんなこんなで、見学時間は10秒でした。




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ツアー目的地(3)スリル満天!竹製の吊り橋

続いて、竹製の吊り橋見学です。
ここが一番面白かったです。



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竹でできた橋は人が通るたびにギシギシと音をたて、
今にも崩れ落ちるんじゃないかという恐怖感を与えてくれます。

とは言ってみたものの、実は結構頑丈な作りなので全く怖くないのですが、
それでもキャーキャー言うのが観光客の勤めです。




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コッコジュース

橋を渡った向こうには小さな土産物屋があり、
その脇でココナッツミルクやココナッツまるごとジュースが売られていました。

最初はココナッツミルクを買おうとしていたのですが、
その後ろで

「俺のを買ってくれ!ココナッツまるごとだよ!40ペソでいいからあああ!!!」

と激しい気迫を見せるおっちゃんがいたので、うっかりそちらを買ってしまいました。

相場よりだいぶ高かったのですが、なんかガッツに負けて。
あと全然売れなくて必死になっている割には、値引くどころかふっかけてくるその根性に感心しました。
その強さが欲しいと思えばいいのか、こうはなりたくないと思えばいいのか、判断に迷いました。


以上、どうなることかと思いましたが一応行きたい所は全部行けた、ボホール島観光でした。
明日マニラに戻って明後日マレーシアに飛んで、次回からマレーシア観光編です。



<情報コーナー>

○ チョコレートヒル

入場料50ペソ。
タグビラランのダオ・バスターミナルからカルメン行きのバスまたはバンに乗り、
所要約2〜2.5時間、運賃50ペソ。バスは約30分置きに出る。
料金回収の人にチョコレートヒルで降りる事を伝えておく。
バスよりバンの方が速いが、運賃がちょっと高く確か80とか90くらい。

チョコレートヒルにあるホテル、チョコレートヒルズ・コンプレックスは、
地震被害のため2014年7月現在閉館中。(に見えたけど実はやってるかもしれない。詳細不明)

○ Tarsier Conservation Area(正式名称はこれじゃないかも。)

入場料60ペソ。
ロボックからチョコレートヒル方向に8キロほど行った右手側。
タグビララン、カルメン間のバスに乗り途中下車するのがおそらくベスト。
チョコレートヒルの帰りに寄って来られる。

○ 竹製の吊り橋

入場料確か20ペソ。
ロボックから割と近いが、徒歩で行くのは無理な距離。バスなどがあるかは不明。
ロボック周辺には色々観光出来る所があり、
チョコレートヒルやターシャと合わせて回れるツアーがあるみたいなので、
タグビラランの観光案内所やツアーオフィスで聞いてみるといいかも。


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| フィリピン | 22:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

小さくて、機敏そうでもないような気がするんですが、
どのようにして生き延びてこられたんでしょうか。。。
目から光線でも出るんですかね。
以前のカシューナッツといいターシャといい、
目がドライアイとかゴミが入って痛いとか、進化の過程で工夫が見られないですね。
まぁ、カワイイから許しますけど^^

| ま~く | 2014/09/24 20:59 | URL | ≫ EDIT

>マークさん

動いている瞬間を見ていないので何とも言えませんが、
なんとなく鈍そうな感じの印象を受けました。
大きさといい性格といい、そりゃ補食されるわ・・と
言ってしまいたくなるくらい弱々しい生き物でしたので、
本当にどうやって生き延びて来たのか疑問です。
まあ絶滅しかかってますが・・・。
目に関しては、一応閉じるみたいなので大丈夫なんじゃないですかね。笑

| 低橋 | 2014/09/26 13:11 | URL |















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