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常夏のビーチ・サバンへ

今日はサバンという町に移動します。
町と言うか村と言うか海の家というか。

ここにはアンダーグラウンドリバー(地下河川)と呼ばれる舟で行く洞窟があるので、それが目的です。
ビーチもあり、バカンスに訪れる観光客も少なくないようです。

プエルト・プリンセッサからサバンは比較的近いため日帰りツアーもありますが、
折角なので泊まっていきたいと思い、私はバスで行くことにしました。
2泊の予定ですが、プエルト・プリンセッサの宿は快くバックパックを預かってくれました。
おかげで軽量なので、動きやすいです。

サバンまではバスで2時間半〜3時間あまり。
バスの時間は昨日ツーリストインフォメーションで聞きましたが、
先日書きました通り、なんとなく疑問が残ったので一応早めに出て見ました。
駄目だった場合に他の手段を探せるように。



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この中古車販売店かカー用品販売店にしか見えないのが、バスターミナルです。
バスターミナルというか、バス会社オフィスと移動用バン運行会社が集まっているエリアです。
中は結構広く、この中古車販売店以外の部分はそれなりにバスターミナルっぽい顔をしています。

ターミナル到着後まずはバス乗り場に行ってみましたが、
バスはやはり既に出てしまっており、次の便は少し待つようです。
これは予想通りだったので、次はバン乗り場へ。

バン乗り場でキョロキョロしていると、
「エルニド行き」と書かれたバンのドライバーさんが話しかけてきました。
俺のバンに乗って行けと言っているようです。

しつこく自分のバンを勧めるおじさんの英語がちょっと分かりにくくて、
不毛な会話を繰り広げてしまったのですが、要約するとだいたい以下の通りです。

私「すみません、サバン行きってありますか?」
おじさん「サバン!?ディスバン!(訳:サバンに行きたいの?じゃあこのバンに乗りなよ)」
私「でもエルニド行きって書いてありますよ」
おじさん「エルニド!サバン!プエルトプリンセサ!(訳:このバンはエルニドに行った後サバン経由でここに戻るんだよ)」
私「でもエルニドって遠いでしょう?」
おじさん「エルニドアンドサバンベリーニア!(訳:エルニドとサバンはとても近いよ)」
私「どれくらいですか?」
おじさん「ハーフアワー!(訳:30分だよ)」
私「30分!?嘘でしょ?距離は?」
おじさん「200!(訳:たったの200キロ!)」

時速400キロ計算じゃないかふざけるなよ。


埒が明かないので、バンに乗っている西洋人女性2人組に聞いてみました。

私「お二人はどこに行くんですか?」
西洋女性「エルニドよ」
私「私はサバンに行きたいのですが、エルニドとサバンって近いですか?よく知らなくて。」
西洋女性「サバンは分からないけど、エルニドはここから7時間よ」
私「しちじかん・・・」

そしてお2人が見せてくれた地図によると、





何がベリーニアだおっちゃんふざけるなよ。


仕方がないので西洋女性お2人にガイドブックを借り、地図を見ながらおっちゃんと再び協議。
そしてその結果、途中のサルバドール(だったかな?忘れた)いう町で乗り換えれば
サバンに辿り着けそうだという事がわかりました。

しかし私はおっちゃんを信じたい気持ちが既に地の底まで落ち込んでおり、
「サルバドールで乗り換えられるよ!ただし今日はもう便がない。」
とかそういうオチも十分考えられるなと思い至った為、別のバンを探すことにしました。

おっちゃん「何故乗らないんだ!?」
私「サバンに行けそうにないからです」
おっちゃん「エルニドから行けばいいんだよ!!」
私「エルニドはもういいっつーに」

そして少し場所を移動し、おっちゃんの息がかかっていなさそうな人を選んで聞いてみました。

私「サバン行きのバンはありますか?」
お兄さん「ちょっと待つけど、10:30ならサバン直行があるよ」
私「おお・・・」

的確かつ明瞭な答えが帰って来ました。

サバン直行便なこと、10:30に出ること、少し待ち時間があるけどという丁寧な断り。
一呼吸でここまで完璧な答えを提供するとは、やっこさん何者でしょうか。
エルニドおじさんの後な分、その短くも的確な返答にいたく感動してしまいました。
私が旅行会社社長だったらヘッドハンティングしているところですよ。
社長どころか無職ですけど。


さて、10:30までは1時間以上ありますが、それくらいはわけないです。
よく分からん経由便を探すより、大人しくこのバンが出るのを待つことにしました。



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サバン

バンは時間通りに出発し、やっぱり予定よりだいぶ早く到着しました。
2.5〜3時間と聞いていたところが1.5時間です。
フィリピン人の速度感覚はどうなっているんですか。


しかし、さすがは世界遺産の最寄り村。
何かと便利なプエルトプリンセサに宿泊客及びツアー客を奪われているとはいえ、
こちらも十分頑張っていました。

端から端まで徒歩で行ける小さなビーチ村ですが、
土産物屋、レストラン、コテージ風のオシャレ宿がひしめいています。



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宿通り

いくつか宿の候補は上げていたので、
とりあえずちょっと歩いて回ってみることにしました。
ほとんどの宿はこのビーチ沿いに並んでいるようです。

それにしても、どうにも人が少ないです。
皆洞窟ツアーに出ているんでしょうか。



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値段によって造りや見た目に差はありますが、
宿はこんな感じのコテージが多いです。
ここは多分結構お手頃な宿と予想。



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高級リゾートもあります。
ここは人気があるようで、いくらかの人の気配がしました。



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本日の宿

こちらの宿にしました。
看板も壁の絵も傾いていますが、経営は多分傾いていません。
宿がひしめくエリアとは反対方向に歩いたところにある、小さな森のコテージです。

サバンに来た目的は洞窟ツアーと「とにかくのんびりする」というものだったので、
ちょっと奮発して良さげな宿をと思っていたのですが、聞いていた値段よりだいぶ安くして貰えました。
客が私一人しかいない、つまり客不足が理由であると思われます。
やっぱり経営も傾いているかもしれません。

バストイレ付きのオサレコテージのダブルルームが、
お1人様利用と言うことで500ペソ(1150円くらい)です。
いつも選ぶ宿の感覚からすると贅沢なお値段ですが、この素敵コテージからするとだいぶ安く感じます。



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観光エリアからやや離れたところに位置している宿なため、非常に静かです。
そしてご覧の様にジャングルみたいな庭の中にあるので、部屋の回りを歩くだけでとても楽しいです。



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見て下さいこのおシャンティーなカーテンの結び目を。
リゾート感満載ではありませんか。

結び目どころかカーテンが破れておりあまつさえ
窓にも風穴が空いていたエクアドルの宿は、ちょっとこれを見習ってほしいですね。




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オサレバルコニーだってあります!

ハンモックがかかっているんですよ。
2部屋あるコテージですが私しかいないので、ハンモックで揺られ放題です。
これはもう朝から晩までユラユラするしかありません。酔い止めを持ってくるべきでした。



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そしてこのお洒落な壁と来たら。

植物を編んでつくられています。
美しいです。楽園ですかここは。あ、隙間からアリが!



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しかも電源があります!

全く期待してなかったのに!

ネットは当然ありませんが、電源が使えるというのは何かと心強いです。
ハンモックに揺られながら、iPhoneに入れてある趣味のナンプレでもやってのんびりしたいと思います。
ビーチリゾートでナンプレ。実に優雅ではありませんか。軽い自己嫌悪に陥れそうです。



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夜は電気がつきます!

「あたりまえだろ」と思った方!昼はつかないんです。
昼は電気が来ておらず、夕方18:00〜23:00ごろまでしか使えないのでございます。
でもあるだけ良いです。
コンドルの谷の宿では明かりはロウソクだった上に風ですぐ消えてしまい、非常に切ない思いをしました。



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蚊帳をつけてもらいました!

蚊に刺されてかゆいこと自体嫌ですが、なんといってもここは東南アジアです。
蚊を媒介にして蔓延する熱病もありますので、こういった措置はありがたいです。
せっかくですのでドアを開けたまま寝る事にしましょう。



さて、夜の宿の紹介まで済ませてしまいましたが、
実際のところはまだ昼の13:00ですので、今日はまだまだ遊べます。
洞窟ツアーは明日の午前中と決めているので、今日は泳ぎにでも行きましょうか。

・・・というのは止めて、今は寝た方がいいです。

なぜなら、風邪気味だからです。
ビーチリゾートで風邪。笑えるでしょう。
昨日扇風機をつけたまま寝てしまったのがマズかったようです。

まあちょっと喉が痛いだけで熱もありませんので、
寝て食べて遊び倒して汗をかけば治ると思います。
幸いなことに基本的に頑丈ですので、大抵の風邪は一晩で治ります。




そんなわけで数時間仮眠をとったのち、ちょっとお散歩へ。

でもその前にツーリストインフォメーションで洞窟ツアーの申し込みと、情報集めです。

ツーリストインフォメーションはポスターやパンフレットに溢れているわけでもなく、
インフォメーションと言うよりは洞窟ツアー管理オフィスという感じでした。
そしてほとんどの観光客はすでにプエルト・プリンセッサに帰ってしまい、暇そうでした。

明日ツアーに行きたい旨を伝え、「何時頃なら他の客が集まるしょうか?」
と聞いたところ、じゃあ8:30に来てみてくれとのことでした。
洞窟までのボートやツアーは一人で参加すると一隻分丸まま払わないといけないので、
他のお客さんと徒党を組むのがベストな選択なのです。

ところで、私は方道ボートで行って帰りは山道を2時間歩いて戻るコースを選ぶつもりだったのですが、
この道について尋ねたら、「今閉鎖されてるよ」とのショッキングなお答えが返って来ました。
修復中なんだそうです。誰ですが壊した奴は。ガッデムですよ。
洞窟ツアーと同じくらい、このジャングルトレッキングを楽しみにしていたというのに。


まあ閉鎖されているものは仕方ありません。
明日はやはり、洞窟ツアーの後は海て泳いでみることにします。
人も少なく、一人で泳いでいても指は指されなさそうですし。
風邪が治ったらのお話ですけども。



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豚がドナドナされていく姿を目にしました。
そういう運び方なんですね。



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ちびっ子もよく日に焼けていて可愛らしいです。

ところでそのシャツ、どこで買ったんですか。
キティちゃんがとんでもない物を持っていますが。
夢も希望もないじゃないですか。



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犬も元気いっぱいです。
野犬なのか飼い犬なのか、やたらめったら犬を見かけました。



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落ち込んでいる犬も。
犬の世界も色々あるのでしょう。



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本日の晩御飯/ロミ

海沿いということでイカが食べたかったのですが、
品切れだったので無難にロミというフィリピン料理を頼みました。
中国から伝わった料理のアレンジだそうで、確かに中華風の出汁が効いています。
とろみのあるたまご入りラーメンみたいな感じです。


<情報コーナー>

○ サバン行きバスターミナル

プエルト・プリンセッサ市内から北へ5キロほど行ったサン・ホセ・バスターミナル発着。
ここまでは車で20分くらい。ジプニーで15ペソ、トライシクルなら80〜100ペソくらい。

○ サバン行きバス

2014年7月現在、7:00と10:30にバスがある様子。
その他、バンが一日5、6本ありそうだったが時間までは未確認。

○ サバン行きツアー

サバンで洞窟を見て帰ってくる日帰りツアー。
空港、宿、旅行会社、ツーリストインフォメーションなどで申し込める。
料金は申込先によって多少違うが、1500ペソ前後。洞窟入場料など込み。

○ サバンの宿

狭い範囲に安宿〜高級リゾートまで15以上の宿がある。コテージが多め。
高めの宿では電気やWifiも使えるところがある。

「DABDAB Cottage&Restaurant」
トイレバス共同コテージ300ペソ、トイレバス付きコテージ500ペソ。
※シーズンややオフ&一人ということでディスカウント価格。実際はもう少しする。

部屋はゆったりしていて、木・竹製の家具類が良い雰囲気。町の外れの森の中にあるので静か。
夜は波の音や虫の声が美しい。窓が大きく、風が通るのも気持ちがいい。
電気は18:00〜23:00頃しか使えない。充電もしかり。
シャワーは水だが、清潔感があり悪くない。
若干気になるのはシャワールームの上半分が網戸で外から見えること。木々で少し隠れてはいるが。


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| フィリピン | 23:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

まぁ。。。地球規模からしたらベリ~ニアでしょうね^^
きっと、おっちゃんの頭の中では、グ~グルア~スが南国タイムでゆっくりと回っていたんだと思います。

バルコニーの前の池? 沼? 巨大水たまりですが、日本だったらカッパいますよね。
ドアを開けて寝られましたと。。。
夜中に6メ~トル位のクロコダイルが添い寝(オプション?)に来るんじゃないかとか想像するだけで怖いです。
くわばら くわばら

| マーク | 2014/08/02 17:15 | URL | ≫ EDIT

>マークさん

常に地球規模で計っていたらそりゃどこだって近いですけども。笑

カッパがいるにはちょっと水が汚かった気もしますが、
夜中に何度もボチャンという大きめの水音が響いていたので、
何かしらいたんだとは思います。
残念ながら訪ねて来てはくれませんでしたが。

| 低橋 | 2014/08/04 22:50 | URL |















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