PREV | PAGE-SELECT | NEXT

やたら日本語で話しかけられる走行8日目

いつも通りの時間に起床して朝ごはんを済ませると、
昨日は見かけなかった女性店員さんがテントを訪ねて来ました。

店員さん「ご飯食べる?」
「食べます」

朝ご飯を済ませた後だという点は、大した問題ではありません。



001_20130829074531282.jpg
本日の朝ごはん2

店員さん用だと思われるサンドイッチと珈琲をご馳走になりました。
とても美味しかったです。

人に貰った食べ物は世界で二番目に美味しいです。
一番はそりゃお母さんのご飯ですけども!
って言っておけば実家帰ったときにご馳走を食べさせて貰えるかもしれな



二回目の朝ごはんとおかわりを平らげ、
出発の準備をしていたら先ほどの女性店員さんが再来しました。

「写真撮りましょうよ!」
「え、はい」


P8140182.jpg

私のカメラを使い、店員さんと記念撮影。

「撮れた?オッケー!じゃあね!」

「写真送ってね」とかそういう会話はありませんでした。
彼女は何がしたかったんでしょうか。


自由すぎる女性店員さんに首を傾げながら荷造りの続きをしていると、
今度は店員さんではなさそうな見知らぬおじさんが現れました。

「こんにちは。(日本語)」

「こんにち・・・

日本語!?

その方は、この町にお住まいだという日本人男性でした。
いわゆる日系移住者さんです。

随分長いこと日本には帰っていないそうで、
また、ここは日系コミュニティではないため普段日本語は使わないそうで、
おじさんの日本語は少し片言気味でした。

それでも、ブラジルの田舎町で突如聞こえた日本語には本当に驚きました。



おじさんと話しこんでいたら、店員さんやお客さん達がゾロゾロ集まって来ました。

おじさんの通訳によると、
「こんな観光地でも何でもない町に何をしに来たのか」「これから何処へ行くんだ」など、
皆さん聞きたいことが色々あったんだそうです。

本当は昨日ここに到着してから沢山質問されていたのですが、
ポルトガル語を全く解さない私はほとんど答えることができなかったので。

おじさんに通訳してもらいながら全ての質問に答えると、

「へえ~素敵な旅だね」
「君は強い人だね」
「へえ自転車で・・気が狂っとる」

などと褒めてもらえました。



P8140185.jpg

今日の行き先について話すと、
店員さんの一人が地図を描いてくれました。

「分岐が少し分かりづらいので注意してね。途中までは真っ直ぐだけど、分岐で右折するんだよ」
とのことです。

私は重度の方向音痴なので、うっかり間違えそうです。
気を付けて行かなくては。


そんなこんなで支度が終わったので、少し遅めの10:00に出発しました。



P8150188.jpg
軌道修正中

道を間違えました。

店員さんの言う通り、分かりづらい分岐・・・ではなかったです多分。

看板か何か出ていたはずなのですが、分岐に牛がいたんです。
そっちが気になって右折どころではなかったのです。
仕方の無いことです。



1308141.jpg
正しい道に復帰

幸い、間違えて進んだのはほんの5キロほどだったようで、
来た道を戻らなくても迂回して正しい道に復帰することができました。

いやあ焦りました。
分岐に牛を仕掛けるなんて、酷い罠です。



P8150191.jpg

昨日から大きな高速道路を逸れ、
ちょっと田舎道っぽい所を走っているので景色が良いです。
途中で現れる村々も小さくてのどかで良い感じ。
そんな道ではやはり外国人チャリダーの私は目立つようで、よく手を振って貰えます。

途中でトイレ休憩のために小さな集落のガソスタに寄ったら、
トイレから出た途端に10人くらいのブラジル人に取り囲まれてビビりました。 

しかし私の覚悟に反して彼らはとても懐っこくて陽気で、
素敵な笑顔で話しかけてきてくれました。

でも私はポルトガル語はさっぱり分からないので、
英語かせめてスペイン語を話す方はいらっしゃいませんか・・とオタオタしていたら、
ブラジル人修理工みたいな人の口から

「ニホンジン?(日本語)」
「はいそうで・・・

日本語!?

以前少し日本語を勉強したことがあるそうです。

びっくりしました。



P8150189.jpg

P8140187.jpg




P8150203.jpg

その後また数十キロ走りましたが、後半は向かい風とエネルギー切れで
全然スピードが出なかったため、もうこの辺で止めることにしました。



P8150203.jpg
分岐

進むべき方向は右ですが、直進して町へ入ります。

この先数十キロ町も大きな分岐もなくガソスタの気配皆無なので、
今日は無理せずこの町で泊まることにしたのです。
寄り道嫌いのわたくしですが、暗闇で行き倒れるくらいなら多少の寄り道は我慢します。



P8150208.jpg
本日の寝床

町で泊まるとは言っても、まあいつも通りのガソスタ泊です。

国道沿いには無かったので町中のガソスタなのが残念ですが。
町中のガソスタはキャンプスペースが無かったり人の出入りが多かったりで、居心地が宜しくないのです。
私は国道沿いにポツンとあるガソスタや、小さな集落のガソスタが好きです。


テント設営の後は、外はまだまだ明るいのでスーパーに行ってみることに。



P8150209.jpg
嗜好品

今日食べると思うと重さや保存の心配をする必要がないため、
テンションが上がって嗜好品を沢山買ってしまいました。

牛乳とかハムとか味が付いてるパンとか、
あると嬉しいけど無くても走れるものは全部嗜好品です。

嗜好品シリーズのうち、右上のパンが異常に美味しかったです。
ただ完食後に思ったのは、これ多分焼いて食べるものだったなということです。
生にんにくとニラが胃にガツンと来ました。


間食(夕飯はまた別)も済ませたのでシャワーを借りようと思い支度をしていたら、
中国人ぽい店員さんが片言の日本語で話しかけてきました。
今日はやたらと日本語を聞く日です。

で、何のご用事かと聞いてみると、

「社長が呼んでるよ」

だそうです何ですかごめんなさい私何もしてません



社長・・・おそらくガソスタのオーナーさんだと思うのですが、
その人はガソスタ泊をする私を心配し、話をするために呼んだんだそうです。

実際に会って話してみた社長はとても良い人で、
「一晩なら泊まっていいけど、悪い人もいるから気をつけてね」
と言ってくれました。

また、
「うちは24時間警備員が張ってるから大丈夫だと思うけど」
とも教えてくれました。

心強いです。

さらに、
社長とのお話が終わった後、シャワーを借りるためレジにお金を払いに行ったら、
社長の一声で無料になりました。

社長・・・!


あんまり優しくされると私が耐えられる優しさの許容量を越えて頭がパーン!するので、
ちょっと、そろそろ、私に冷たくしてくれるブラジル人を募集中です。


<情報コーナー>

○ パラナシティ~テオドーロ・サンパイオ/79キロ

22イナジャー、28あたりで正しい道に復帰(多分19あたりで間違えた)。30分岐、左折。31小さい集落、商店あり。43町、ガソスタあり。56ジャルディン・オリンダ。57小さい橋渡ってからダート、60アスファルトに復帰。78テオドーロ・サンパイオ入口。町に入り、79ガソスタ、シャワーあり、併設のレストランにWiFiありだがアスセスできなかった。さらに1キロくらい先にスーパーあり。
道は一部(3キロのダート)を除いて全てアスファルト。路肩は広いが、穴が開いていたり雑草が茂っていたり、非常に走り辛い場所が多かった。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
ブログランキング参加中です。記事が面白かったらクリックお願いします。

| チャリンコ旅 | 23:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

低箸さん、こんにちは!
無事、弓場農場に着いたとの事でおめでとうございます
最近、ボリビアの宿情報をググるとトップページの下位にこちらのブログが乗っているのでとても参考にさせていただいております
チャリンコ度旅ギアナ三国編楽しみにしております.

| masao seino | 2013/08/30 12:08 | URL |

>seinoさん

oh...お久しぶりです!
お二人も無事に旅を続けているようで、何よりです。

弓場農場到着から明日で2週間となります。
あっという間に1日が、そして1週間が過ぎていきます。
弓場農場生活の充実っぷりは半端ないです。

ギアナ三国、特にベネズエラにチャリで入るのは
自殺行為を通り越して自殺だと思うのですが、いかがでしょうか。
いのちをだいじに作戦で参りたいのですが。

| 低橋 | 2013/08/31 11:12 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://watatobu.blog.fc2.com/tb.php/482-244f19c0

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT