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とにかく距離を稼ぐのだ

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ガソスタの隣の民家で飼われているらしき犬2匹が、昨夜から何度も襲撃してきます。

懐っこくて可愛いのですが、超ハイテンションで飛びかかってくるわ、
飯をしつこく狙って来るわ、鍋の水を勝手に飲むわ、テントに侵入しようとするわで
やりたい放題なので迎え討つ側としては大変でした。




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休憩中

今日はちょっと疲れが溜まっていた様で、朝一特急50キロは無理でした。
なので小休憩を挟みながらせっせと走り、70キロ行った所でお昼休憩です。
なんだか無性にポテチが食べたくなったので、先ほど寄ったガソスタで買っておきました。

ここ数日、道路脇にこんなピクニックスペースをよく見かけます。
テーブルと椅子とゴミ箱があり、木陰になっているので休憩にもってこいです。



今日はちょっと多めに走らないといけないので昼食終了後すみやかに出発しましたが、
1キロ程走った所で謎の渋滞に巻き込まれました。

いや巻き込まれたと言ってもこちらはチャリなので普通に通り抜けられるのですが、
結構長い渋滞で、ドライバーや同乗者達が車から降りてプラプラしており、
そこをチャリで駆け抜けるのは非常に目立つので何かもうこっち見ないでくださいって思いました。

5キロ程走ると、渋滞の原因まで辿り着きました。
大型トレーラーの事故の様です。
分岐の真ん中で事故った様で、十字路を見事に塞いでおり縦にも横にも長い渋滞が出来ていました。

事故現場を好奇の目で見るのもどうかと思うので、すぐに通り過ぎてしまいよく見ませんでしたが、
事故の規模からするときっとドライバーさんは無事なのではないでしょうか。



その事故現場を通り過ぎた後は、ちょっと面倒でした。
渋滞巻き込まれ中の対向車のドライバーさん達から、質問攻めにあったのです。

この事故現場を通過し渋滞を抜けられる人間と言えば、警察か徒歩の人か二輪乗りくらいなので、
現場の向こうから来た私は恰好の伝書鳩役となってしまったわけです。

とは言っても私は走っているので、
そして早くここを抜けたくていつもよりスピードを出しているので、
長い会話は出来ません。


「何があったの?」
「事故です」

「この渋滞なに?」
「事故です」

「何のトラブル?」
「事故です」

と、一言で返すのが精一杯です。


ただ私のスペイン語力は非常に低く、
相手の言っている事を100%理解出来る訳ではない上に
走りながらだとあまり聞き取れないので、

「やあどこ行くの?」
「事故です」

とか言っていた可能性もあります。



10キロの渋滞をようやく突破したら、小さな町に着きました。
そこの入り口にガソスタがあり、Wi-Fiが飛んでいたので小休憩&メールチェックです。

このガソスタに着いたのは15:00で、まだ80キロほどしか来ていませんが、
だいぶ疲れを感じていたのでゆっくり休憩してしまいました。

そして出発は16:00前。
このガソスタに泊まるという選択肢もあったのですが、今日はまだまだ進みます。

今朝出発したガソスタからブエノス・アイレスまでは200キロを切っており、
これを2日で行くなら1日だいたい100キロ。
今日は疲れているしあと10キロか20キロでいいや〜と言いたいのは山々ですが、
明日の為に、今日はできるだけ距離を稼ぎたいのです。

ブエノスは言わずと知れたアルゼンチンの首都で、大都会なので一筋縄ではいきません。
ただっ広い道10キロと街中10キロではかかる時間がまるで違うので、
明日、街中を走って日暮れまでに宿にたどり着く為には、
今日中にできるだけブエノスに近づき、明日の走行距離を減らしておく必要があります。

そこで、本日の目標は113キロ地点にあるハイウェイの料金所ということにしました。
地図を見る限り料金所の先に町もありますが、料金所から町まではさらに10キロほどあり、
ここからだと45キロほどあってちょっと辿り着け無さそうなので。

料金所に泊まるという行為がはたして許可されるのか・・というのは全くもって不明ですが、
町までまだ距離がある場所、日が暮れそうな時間、疲れた顔のチャリダー、
という気の毒要素を多分に含んだ私を断る事ができるのか!この鬼!

という作戦で行きます。
大丈夫です。きっと同情を誘えます。



とか悪巧みしていた罰が当たったのか、到着前に日が暮れました。

しかも113キロ走っても料金所は影も形も無く、本当にどうしようかと思いました。

で、仕方が無いので料金所は諦めて近くの農家に駆け込みました。

が、ここには泊まる事はできませんでした。

でも有益情報が。


「ごめんね、うちは駄目だけど、この先にナンチャラがあるから泊まれるかも」
「そうですか、何キロ先ですか?」
「2キロくらいよ」
「わかりました、ありがとうございます」

何があるのかは全く聞き取れませんでしたが、2キロ走れば何かがあるそうです。

犬小屋とかだったらどうしよう。



その後2キロどころか5キロ走らされましたが、料金所を見つけました。
地図の数字が思いっきり間違っていた様です。ガッデムです。

思っていたより巨大な料金所でビビりましたが、
すでに日が暮れているのでこれ以上走る事はできません。
何としても野宿の許可を貰わなくては。
貰えなくても暗闇に紛れて勝手に泊まりますけど。

料金徴収をしている人は忙しそうなので、脇にあった事務所っぽい建物へ。

「わたし今日300キロくらい走ってとても疲れているのに、泊まる場所が無くて困ったわ・・」
みたいな顔を作りつつ、ここで寝ていいかどうか聞いてみました。

でもなんかものすごく早口なおっちゃんで、何も聞き取れませんでした。
が、「わからない」と言ったら速度を落とし、ゆっくり話してくれました。

「泊まってもいいけどペラペラペラ」

ふむ、とりあえず泊まるのはOKなんですね。

「ここは駄目だけど向こうにペラペラペラがあるのでそこで・・・」

ふむ、向こうに何かのスペースがあるんですね。

「モンターニャ(山)の向こうに・・」

山!?

今から峠越えですか!?
もう暗いしちょっと厳しいんですが!
てかこの辺山なんてないでしょうが私は何を越えるの!?


「ペラペラペラ・・・分かった?」
「わかりました。」



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さっぱり分からなかったのでその辺で勝手に寝ました。



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翌朝撮った写真

こちらでございます。

事務所の向こうにトイレがあり、その向こうに垣根があり、
さらに向こう側に瓦礫の山があったのでその裏です。



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翌朝撮った写真2

瓦礫の山の向こうには、こんな素敵スペースがありました。
事務所のおっちゃんが言っていた「山」とはおそらく瓦礫の山の事で、
その向こう側、つまりこのスペースを使ってキャンプしなさいという事だったのだと思います。

私がテントを張ったのは瓦礫の裏側でしたが、
キャンプスペースから10メートルくらいの所だったので、まあ正解だったと言えます。



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翌朝撮った写真3

なお、料金所はこんな感じでした。
私はチャリなので一銭も払っていませんが、一応ここは有料道路の様です。



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本日の晩ご飯

寝床も決まって一安心。
あとは夕飯を食べて歯を磨いて寝るだけ〜

とテント内でパスタを茹でていたら、鍋ごと豪快に倒しました。
お湯とパスタだけならともかく、具とスープも一緒に煮ていたのでそれはもう大惨事に。

慌ててタオルで拭いて被害を食い止めようとしましたが、時既に遅し。
マットからカバンから何からスープ浸しになり、荷物がみんな美味しそうな匂いになりました。

そしてさらに、スープをぬぐったタオルをテントの外で絞ったら、
それが自分の靴の上だったという阿呆の極みをやらかしました。

直火で熱くなったコンロが倒れてマットを溶かしてくれましたし。
マットを貫通してテントの床にも穴を開けてくれましたし。

何故最後のキャンプでこういう阿呆をやらかすんでしょうね私は。
まあ火事にならなくて幸いでしたけども。


そんなこんなで、明日一日走ればブエノス・アイレスです。


<情報コーナー>

○ ラス・フローレス手前の分岐のガソスタ〜3号線沿い料金所/118キロ

5キロ地点ラス・フローレス。町に入ると左手にガソスタYPF、シェルあり。ただし両方野宿はできない。7キロ地点左手にペトロブラス、未確認だがテント張れそうなスペースはある。49キロ地点検問?ガソスタみたいな建物だけどポリス表示が。50キロ地点左手ガソスタ、WiFiなし、シャワー未確認、トイレの水は飲用不可。80キロ地点あたりからサン・ミゲル・デル・モンテ。81キロ右手にガソスタYPFあり。WiFi、シャワーあり、未確認だが看板にテントマークがあったので野宿OKっぽい。サン・ミゲル・デル・モンテの町中でもガソスタは数件見かけたが、スペース的に野宿は厳しそう。118キロ地点に料金所。バイク、チャリはスルー。料金所にはトイレ、シャワーありだが、シャワー女性用は蛇口が取れてて使えなかった。男性用が使えるかどうかは知らない。


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