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アルゼンチン日暮れ後のパンク祭り


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夜明けとともにパンク修理の続きです。
何故こんな爽やかな朝に穴だらけのタイヤと向き合わなければいけないんでしょうか。
ガッデムでございます。



塞いだはずが塞がっていなかった穴があったり、タイヤがうまくはまらなかったりして、
修理に2時間くらいかかってしまいました。おかげでだいぶ遅めの11:00出発です。

今日も今日とて爽やかな道ですが、路肩には鬼オナモミ達が落ちている可能性があるので、
絶対ここへ入らない様に手に汗握りながら走りました。

今日は後ろから大型車が来ても避けません。
ものすごく邪魔になっている事は自覚しており、申し訳ない気持ちで一杯なのですが、
パンク祭りはもう勘弁して頂きたいので心の中で謝り倒しながら道の隅っこを走り続けました。
一応、白線の外側に15センチくらいはみ出したアスファルトを走るという無駄な努力はしました。
これが今日の私の精一杯です。許してください。



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ちょっと休憩

今日はそんな走り方だったために、昨日ほどのスピードは出ませんでした。
でも今日は100キロくらい走らなきゃいけないので、黙々とこぎ続けるしかありません。

休憩しようにも、路肩に入ると一発パンクな気がしてなかなか止まれませんし。
写真の様に土の地面を見つけた時にだけ、安心して路肩に入り、休憩することができます。



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後半は道幅が広くなり、走りやすくなりました。

この辺りはずいぶん緑も増えました。
退屈な荒野を抜け、爽やかな緑や花の中を走るのはとても気持ちが良いです。



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後半の追い上げが効いてなんとか日暮れ前にバイア・ブランカに着きましたが、
街が大き過ぎて縦断するのにひどく時間がかかってしまいました。

買い物は済ませたのであとはガソスタを探すだけですが、
街を抜けるだけで1時間以上かかり、この有様です。

こうなることは予想できたので街には入らず迂回する作戦だったのですが、
鼻歌混じりに走っていたら気付いた時にはすでに街中だったのです。
都会の罠にはまりました。

街の中でもガソスタは何軒も見かけましたが、狭いやら人が多いやらで野宿には向きません。
なので、もっと町外れにある物件を押さえる為にとっとと街を縦断し、国道に復帰しなければいけません。



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トヨタのお店がありましたが、残念ながらお店は閉まっていました。
トヨタヘルメットを印籠の様にかざせば、ビップルームに泊まれるかもとか思ったのですが。



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トヨタヘルメット(トヨタさんお小遣いください)



その後少し走ってやっと街の外に出ましたが、ガソスタが見当たりません。
なのでとりあえず、明日から向かうべき方向に走り続けました。
大きな街、国道沿い、というグッドな条件を満たしたここなら、
ガソスタの1軒や2軒や5軒や10軒あるはずなのです。

日は完全に落ち、辺りは暗くなる一方です。
そして先ほど寄ったスーパーでテンションが上がり、
牛乳とか缶詰とか大量のパスタとかを買ってしまったのでリュックが重いです。
寝床を決めてから買い出しに行くべきでした。

そしてトドメに、前輪がパンクしました。

前輪がパンクしました。

前輪がパンクしました。


・・なんかもう、その場に崩れ落ちてしまいました。

しかし崩れ落ちていては状況は改善しません。
15秒ほどの沈没で気を取り直し、とりあえず自転車を押して先へ進む事に。
修理していてはどっぷり日が暮れてしまうので、こうするしかありません。


目を凝らしても行く先にガソスタの灯りは見えず、辺りは暗くなるばかり。
そろそろヘッドライトを着けないと足下が見えなくなってくるぞ・・・
と思いながら歩き始めたまさにその時、救世主が現れました。

後ろから来たトラックが一時停止し、声をかけてくれたのです。

「どうしたの?」
「パンクしてしまって。このあたりにガソスタはありますか?」
「5.6キロ戻ればあるけど。」
「この先には?」
「124キロ行かないと無い。」

いやに具体的な数字だなと思ったら、次の町のガソスタの事を言っているようです。

今から124キロ進むのは無理なので、戻るしかありません。
しかし暗闇の中チャリ押し5キロはなかなかに辛いものがあります。

どうしたものかと悩んでいたら、
運転手さんが「乗ってく?後ろに自転車積めるよ。」と提案してくれました。

ここまで来たらもう自力でブエノスまで行きたいなと2ミリくらい思っていた私は2秒くらい悩みましたが、
日も暮れそうだし仕方が無いので、已むなく、断腸の思いで、ワープを決意しました。



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本日のガソスタ

20:30ごろ、暗闇の中にぽつんと佇むガソスタに到着しました。

隣町のガソスタだと思っていましたが、実際は町の数キロ手前にあるものでした。
こういう所の方が広いし静かだし野宿しやすいので好きです。



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重かった

バイアブランカで買った物達です。
他にも色々あります。

バナナはいつも買うし、牛乳も好きなので隙あらば買うのですが、
左上のニューカマー・豆にご注目下さい。
グリーンピースだか何だかの缶詰です。

トレレウで再会したチャリダーももちゃんに一度食べさせてもらって以来、
私の中で豆の缶詰が大ブームなのです。

豆缶は安いし、タンパク源だし、なんとなくヘルシーなイメージだし、
豆ごはんにして良し、豆パスタにしてよし、そのまま食べて良しのスーパーキャンプ食だったのです。


<情報コーナー>

○ エスタンシア・アルガローボからバイアブランカまで約92キロ
  +市内縦断約10キロ +コロネル・プリングレスまで124キロ/計226キロくらい

10キロ地点左手にガソスタがあるが、多分潰れてる。周りにあるカフェとかレストランはやってるっぽい。
45キロ地点右折2キロで小さな町マダノス。その少し前から町は始まっており、町と22号線の分岐左手にガソスタYPFあり。WiFiあり、シャワー多分なし。水道水が炭酸っぽくて美味しくない。45キロ地点検問。49キロで3号線と合流。ここから路肩の幅が増えて比較的走りやすくなる。65キロ地点にガソスタYPF、レストラン、ホテル。70キロ地点あたりにもう一軒ガソスタがあったと思うが、ちょっとうろ覚え。92キロでバイア・ブランカの入り口、と思ったらだいぶ真ん中まで来ていた。セントロまでは96、7キロくらいかと思われる。街の手前まではいい土管が結構ある。

バイア・ブランカはかなり大きな街で、セントロのあたりは人も車も多く、オシャレな店が並んでいる。町中にも多数のガソスタがあるが、狭くて騒がしいので野宿には向かない。3号線へは町の南側をぐるっと抜けられるが、私はこちらを通っていないので未確認。北側を通ると51号線に抜けられるが、こちらの道は後半ガソスタは無いので注意。

バイア・ブランカからコロネル・プリングレスまでは、3号線ではなく51号線を走る。こちらの方が、アスルまでは57キロ近い。コロネル・プリングレス4キロ手前の分岐にガソスタYPFあり。WiFi及び電源あり、シャワーあり、24時間営業(多分)。シャワーは鍵を借りて入るのだが、個室が4つほどあり、脱衣スペースもあるし湯量も申し分ないし、超快適だった。そんなに快適なのに無料だったのは徴収し忘れか。


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