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チャリ旅第二ラウンド開始、目標ブエノス・アイレス


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ついに出発の時が来ました。
およそ1ヶ月ぶりのチャリ旅です。

今旅の目標はブエノス・アイレス。
ここからブエノスまではアルゼンチン国道3号線を北上して行くのですが、
ここではアウストラル街道の様に美しい景色が見られる訳ではなく、
ひたすら荒野の退屈な道を走らなければいけない様です。
ただ、3号線はアウストラル街道とは違い全てアスファルトで、
峠越えなども無い平坦な道、という点は助かりますが。

何にせよ、今回の旅の目的は景色ではなく、
「移動費節約」と「運動不足解消」と「風になるんだ私は」と「野宿大好き☆」なので問題ありません。
走って野宿してまた走るというだけで私は楽しいのです。

1ヶ月も休憩していたので体はすっかりなまっていますが、頑張って参りたいと思います。



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本日の朝ご飯兼昼ご飯

本日の目標は130キロ先のガソスタです。

ハイウェイ上にはよくガソリンスタンドがあり、
良い所だとWifiが使えたりシャワーがあったりするそうなのです。
そして、大抵のガソスタでは敷地内の隅っこにテントを張らせて貰えるそうなのです。
つまり無料のホテルです。

なので、今旅では宿はできるだけ使わずガソスタ泊狙いで行きたいと思います。
1日に進める距離は限られているのでガソスタが無い場合もあるでしょうが、
その際は土管に泊まるので問題ありません。むしろ望むところです。


上の写真ですが、朝スーパーに寄って買った菓子パンの詰め合わせです。
チャリ旅が久しぶり過ぎて、お弁当を用意するのをすっかり忘れていたのです。
夕飯の食材数日分と水と・・・というのは念入りに計算したのに、3食中2食を忘れるこの体たらく。
なまっているのは体ではなく頭だったようです。



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ブエノスアイレスまでは2,584キロあるそうです。

ウシュワイアからだと3,000キロを越えていましたが、バスで少し短縮したので。
それでも前回のチャリ旅の総距離を軽く越えておりますが、大丈夫でしょうか。
まだ5キロくらいしか走っていないのに何かもう止めたくなってきました。




大きな地図で見る

確認です。

(A)が私のチャリ旅スタート地点であるプエルト・モン。
(B)がゴール地点であるウシュワイア。
(C)が今回のスタート地点であるリオ・ガジェゴス。
(D)が新たな目標であるブエノス・アイレスです。

どうですか。私の心からのゲンナリ、伝わりましたか。



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国道3号線はとにかく北に向かう道ですが、
リオ・ガジェゴスを出て30キロ程度は西へ進みました。
なので、向かい風が酷かったです。

バスで数百キロワープしたものの、ここはまだまだパタゴニア地方。
パタゴニアの風は西または南西から吹き、そして強風です。
ついでに今はもう冬なので、とても冷たくて強い風が真正面から吹いてくるわけです。

出発して1時間でお家に帰りたくなりました。

今日はしょっぱなから130キロ走ろうと意気込んでいたわけですが、
この風を受けて早くも諦めムードになってきました。
寒さはともかく、向かい風の中ではスピードが全然出ないのです。

前回の旅では130キロくらいなら無理なく走れ・・いや無理はしていましたが、
まあ一応走れる距離でした。ですが、今回は多少の無理では走りきれません。
何故なら、あの頃と今とでは日照時間がまるで違うからです。

チャリ旅開始当時は朝6:00前には日が登り、夜は21:30くらいまで明るかったのですが、
現在は8:30日の出、18:30日の入りです。
つまり、マトモに走れる時間は9時間程度になってしまっているのです。

130キロを9時間で片付けようと思ったら、時速14〜15キロで走る必要があります。不休で。
しかし本日は思いっきり向かい風を食らっていますので、時速は10キロを越えるのがやっとです。

というわけなので、今日は130キロ走るのは無理です。
まあ、病み上がりですし初日くらいは短い走行で様子を見るのも良いでしょう。
沈没生活を脱しただけで別に何も病み上がってませんが。



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草原地帯に入りました。

30キロほど走った所でグキッと右折したので、先ほどまでの向かい風は横風になっています。
横風ですが、斜め前から来る向かい風気味の横風です。

方角が変わったことにより追い風を受けて一気に130キロ先まで!
とかちょっと思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。



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強風注意の看板

「まあ確かに強風ですよね」とは思うのですが、
どう注意したらいいのか分かりません。
なので「言われんでも分かっとるわ!」と理不尽な怒りをぶつけてみたのですが、
看板は静かにそこに立っているだけなのでした。この役立たずが!



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SOS電話の看板

10キロ置きくらいにSOS発信電話が設置されていました。

この辺りは数百キロ単位で町が無く、携帯も圏外になる場合が多いので
こういうものが必要になってくるのでしょう。



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SOS電話

あまりにも頻繁に目にするので「ちょっとこの風止めてください!」と
SOS発信しようかと何度も思いましたが、どこにかければいいのか分かりませんでした。
ここはやはり気象庁とかでしょうか。



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なお、電話はこれではなく、



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こちらですのでご安心ください。

SOSを叫んでいる人にさらにポールを登らせるなど、
そんなスパルタなSOS発信器聞いた事ありません。



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本日の寝床探し

特に面白い景色もなく、とにかく風と戦っただけの一日でしたがもう夕方です。
なので寝床探しをしているのですが、良い土管がありません。

アルゼンチンは土管天国なので期待していたのですが、
ここらの土管は何故か5キロに一個くらいしかなく、しかも小さかったのです。
さらに、土管前の死角も土と草で凸凹していてテントを張れません。ゴミだらけだし。
アルゼンチン人ドライバー達は人の寝床に何さらすんでしょうか。ガッデムです。

今日は土管泊だけを楽しみに走ってきたのに、これは由々しき事態です。
チャリ旅初日からいきなり寝床が見つからない大ピンチ。


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で、もう仕方が無いので道から離れた所にあった謎のくぼみにテントを張りました。

土管と違い雨風を避けられませんが、くぼんでいる分風はちょっとは弱まります。
雨は、今日は雲ひとつない晴天なので大丈夫だと思います。



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久しぶりの野宿が嬉しいです。
このテント内の落ち着くこと。
ある意味、宿に泊まるよりよほど寝心地が良いのです。



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季節は完全に冬なので夜はいっそう冷えこむでしょうが、
今日からはマットも新しいし、



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ブランケットだってあります。
なので、多少の寒さは乗り切れると思います。

・・と思いながら8:00に就寝したら0:00すぎにあまりの寒さで目が覚め、
それでも我慢して寝ていたら3:00くらいから小雨が降り出し、
寒いわ、雨がしみて来て冷たいわ、風がうるさいわ、テントは揺れるわ、
あと地面が斜めなのでズルズルと寝袋が逃げるわ、という過酷な夜を過ごすことになりました。

やはり土管です。謎のくぼみは駄目です。


<情報コーナー>

○ リオ・ガジェゴス(の宿)から72キロ地点

最初30キロ程度は真西へ向かうので、向かい風に遭う可能性大。
25キロ地点に検問(自転車は基本スルー)、30キロ地点に分岐、3号線ルートへ。この分岐が何本もあって非常に分かり辛いが、3号線の表示に従って進み、右折して高架下を通る道が正解。その後3キロの登り。
登りの後はほぼ平坦な道が続くが、勾配も割とある。坂は緩く、大きいものではない。
ずっとパンパで見晴らしが良く、野宿出来そうなポイントはあまりない。
土管は5キロ置きくらいにしかなく、しかも小さい。土の山や謎の穴がときどきあってちょっと死角になる。


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