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チャリ旅59日目/神様のパン屋さんに泊めてもらう

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最後の野宿は極寒でした。

寒くて眠れない・・・なんてことはなくグッスリ寝たおかげで、
気付いた時には既に足先の感覚が無くなっていました。

こいつはやっべえ・・と思いながら二度寝したら、起きた時には少しだけマシになっていました。

そんな中で出発する気になれず、テントの中で自炊して暖をとったり
寝袋にまた潜り込んだりしているうちに出発は11:00近くに。



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1キロ走ったら、この看板がありました。
昨日はリオ・グランデの町中でフラフラ走ったり、タイヤのパンクに振り回されたりしたおかげで、
正確な位置が分からなくなったのですが、トルインの78キロ手前で野宿していた様です。
106キロの予定がだいぶ縮まりました。
今日も昨日に引き続きお天気が良くないので、昨日の私グッジョブです。

トルインとは、私が本日の目標にしている小さな町です。
ここには美味しくて有名なパン屋さんがあり、
なんと、パン工房の倉庫にあるお部屋にチャリダーを無料で泊めてくれるそうなのです。
そんな神様のパン屋さんに是非泊まりたい!そしてパンをたらふく食べたい!
というわけで、今日はとっても楽しみにしていた日なのです。

看板をよく見ればウシュワイアまでもあと141キロ。
目と鼻の先です。

チャリ旅の終わりが、着実に近づいています。



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パタゴニアは紅葉が始まっています。

「冬が来る」「寒くなる」ということにばかり気を取られていましたが、
冬の前には美しい秋があったのでした。

私は日本の真っ赤な秋が大好きですが、
こんな色とりどりの秋にもまた、優しい魅力を感じました。



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勾配ばかりの道をせっせと上り下りし、50キロほど走ったところでパン屋さんの看板が出ました。
まだ27キロもあるのに、こんな手前から宣伝するとは気合いが入っています。



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パン屋さん

残り27キロのアップダウンをやっつけ疲れ切ったところで、無事本日の目的地に到着しました。
場所は知りませんでしたが、町の人に聞いたら皆教えてくれました。人気のほどが伺えます。

そしてお店に近づくと、西洋人っぽいチャリダーの女性が声をかけてくれました。
彼女もまた今日はパン屋に泊まっているとのこと。そして彼女は私を知っていました。

「バックパック背負った日本人の女の子がそろそろ着くって、
クリスティアンとトラックの運転手が言ってたから待ってたの〜」


だそうです。

バックパックはもう背負っていないし、女の子と言ってもらえるような歳でもないし、
クリスティアンは先日会ったチャリダーで知ってるけどトラックの運転手って誰!?
と突っ込みどころ満載でしたが、疲れていたので追求はしませんでした。



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パン屋さんの倉庫

買い物に出かけた西洋人チャリダーさんと別れた後、
入り口を探してキョロキョロしていたらパン屋の従業員らしき女性が出て来てくれました。
女性は私に何も聞かずに笑顔で手招きをしてくれ、こちらのお部屋に案内してくれました。



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本日の寝床

こちらは、パン屋さんの裏にある別棟の倉庫兼パン工房です。
その一角にあるこちらのお部屋に、こうしてチャリダーが泊まれるスペースを作ってくれているのです。
さらに、倉庫の一角にはシャワーがあり、こちらも使わせて貰えました。
「使っていいよ」と言われているのに、あまりにありがた過ぎてちょっと躊躇しました。



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本日の晩ご飯1

「お腹減ってる?」と聞かれたので素直に「はい」と答えたら貰えました。

サービスでパンを頂けるとは聞いており、ありがたすぎて申し訳ないと思いながらも超楽しみにしていたのですが、まさかの豪華プレートでした。多分お惣菜パンに使う肉とかを載せてくれたんだと思います。
暖かくて美味しくて、とても幸せな気持ちになりました。



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出して貰った食事を美味しく頂き、お礼を言ってお店の方へ。
思ったより大きなお店だし、かなり繁盛しています。

ここではフリーのWi-Fiが使えるので、しばらく休憩させて貰いました。



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本日の晩ご飯2

タダで泊まらせて貰えるばかりか食事まで出して頂き、黙って帰るわけには参りません。
お礼と言うには弱過ぎますが、お店に行ってパンを購入しました。

しかし、店員さんは私を見るなり「シクリスタ(チャリダー)?」と聞いてくれ、「はい」と答えたら
パン一個分無料にして貰えちゃいました。ああお礼にならない・・・



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本日の晩ご飯3

一度部屋に戻り、夜になってからお礼リベンジ!
と思っていたのにまた工房のおばちゃんにパンを貰ってしまいました。

お礼が・・・お礼ができない・・・



夜、さきほどの女性チャリダーさんと話していたら新しく男性チャリダーさん2人が来ました。
ウシュワイアから北上してきて、これからカナダまで行くんだそうです。
ということは今日が1日目で、これから何ヶ月か、1年以上かけて旅をしていくことになります。

明日自転車旅が終わる自分と、これから始まる彼ら。

「羨ましい」と思ってしまう自分がいました。


<情報コーナー>

○ 野宿ポイントからトルイン/78キロ

緩いが、勾配が多い。50キロくらい行った所からは勾配ばかりに。最後10キロは下りと平坦になる。

○ トルインのパン屋さん

「Panadelia La Union」
村へ入る道をそのまままっすぐ進んで4ブロックくらい行ったら、
三角のロータリーみたいなちょっと広い道に出る。そこで右折すると正面に見える。
写真の、建物の右側の道を行った右手にある建物がパン工房で、その中に泊めてもらえる部屋がある。
お店の入り口は、建物の左側の道を行くとある。お店は朝7:00から夜23:00までやっている。
お店ではフリーのWifiが使える。


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