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チャリ旅57日目/イミグレで泊まらせてもらう


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おはよう日本!
ここチリだけど。

昨夜吹き荒れていた風が弱まり、爽やかな朝を迎えました。

今日はペンギン村という所に行こうかどうしようか悩んでいます。
ここから少し道を逸れ、15キロか20キロか走ったところにペンギン村というのがあります。
キングペンギンという珍しい種類のペンギンの営巣地なんだそうです。
が、これを見るには入場料が必要です。12,000ペソ(2,500円くらい)もします。ボッタクリーヌです。
そんな大金払いたくない私は、というか今3,500ペソ(700円くらい)しか持っていない私は、
ここに入る事ができません。

が、抜け道があります。

ここは大きな町から離れたところにあり、ツアーかレンタカーかくらいでしか来る事が出来ないため、
目立った観光地ではないのです。よって、人はあんまりいません。
入場ゲートみたいな立派なものがあるわけではなく、ツアー用の小さなテントが立っているだけです。
営巣地がある海辺手前には柵がありますが、越えられないものではありません。

チャリダー達はその隙を見逃しません。
過去のチャリダー達は皆、自力でここへ行き、柵を乗り越え、キングペンギンと戯れて来たのです。

チャリダー悪い子!私もやろっと!

・・・と思っていたのですが、寝坊しました。
夜明け前に出発してツアーの人に見つかる前に撤退したかったのに、
うっかり夜明けと共に起きてしまったのです。
衝撃のあまり思わず撮影したのが、先ほど載せた朝焼け写真です。



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昨日の寝床

でもまあ駄目もとで今から行ってみようかなと思い、とりあえず朝ご飯を食べ、おべんとうを作り、
さあそろそろ行こうかね〜と思っていたら警察が来ました。


ななな何ですかまだ何もしてません!今からするつもりだけど!


私の寝床であるバス停前に停まり、そこから動こうとしないパトカー。
中に居たポリスマンは、こちらを見ながら無線でどこかに連絡しています。
あわわとっ捕まる・・・何の罪で!?悪い事しようとしたから?柵越え未遂の罪で!?

・・・と最初はビビっていましたが、だんだんこの状況に慣れてきました。
あちらは全く動く気配を見せないし、私はまだ何もしていないのです。何をビビる必要がありましょうか。

まあバス停にテントを張って寝ているのはちょっとどうかと思いますが、
捕まる程の罪では無いでしょう。多分。



なのでポリスマンに見つめられながらのんびりテントを片付け、荷造りをし、
でもまあ流石にペンギン村は諦め、「チャオ〜(バイバーイ)」と挨拶をしつつ走り出したら
ポリスマンはニヒルな笑みを返してくれました。怒られませんでした。

今思えば、ペンギン村へ向かわない様に見張られていたのかもしれません。
過去何百人ものチャリダー(日本人に限らず)が突破して来た悪の道ですが、
最近監視が厳しくなったそうなのです。



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キングペンギンに会えなかったのは残念ですが、仕方がありません。
スパッと諦めて本来の目的方向へ向かいましょう。



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グワナコの群れ

今日は西風が吹いています。
追い風を感じられるほどの強さではありませんが、
立ち止まるとそれなりに強い風なんだなということが分かります。



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今日はあまり距離を走らなくていいのでのんびり行きました。
本日の目的地は57キロ地点にあるアルゼンチンのイミグレ。
ここの待合室は、チャリダーを泊めてくれることで有名なんだそうです。




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チリ側イミグレに到着しました。

行ったり来たりしすぎて自分が今どこの国にいるのかよく分からなくなりますが、
今日までいたのはチリで、今から入るのがアルゼンチンです。

ついこないだチリ入りしたばかりだというのに、
パタゴニアの国境線は旅行者泣かせなのです。
おかげでチリとアルゼンチンのハンコがやたらと増えていきます。



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本日のお昼ご飯

チリ側イミグレの手前にカフェがあったので入りました。
残っている3500チリペソ(700円くらい)を使い切りたかったので。
多分もうチリに入る事は無いので、こんな中途半端なをお金持っていても仕方ありません。

で、腹ごしらえも完了したのでイミグレに赴き、あっさりと出国印を貰い、チリ出国完了です。



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国境

2キロ走って国境へ。
ここのイミグレもまた、チリ側とアルゼンチン側で12キロも離れています。



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最終目的地ウシュワイアまではあと300キロだそうです。
ゴールが見えて来ました。



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こちらが気になる牛


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逃げる牛


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やっぱり気になる牛


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気になる牛達



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アルゼンチン側イミグレに到着しました。

イミグレは少々混んでいましたが出国審査自体は簡単で、

「何で来た?」
「自転車」
「ふむ」

で終了でした。

そしてついでに「ここに泊まっていいですか?」と聞いたら、宿泊できるお部屋を教えてもらえました。



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本日の寝床

本日の寝床はこちら!
アルゼンチン側イミグレの待合室です。

屋根あり!壁あり!水道あり!コンロまであり!ベンチ広々!暖房効いてて暖かい!(むしろ暑い!)

こんな楽園の様なお部屋を使わせて貰えるなんて、アルゼンチンは神様の国なんでしょうか。
カラファテを出た日に泊まらせてもらった工事現場詰め所もアルゼンチンです。
本当に、本当にありがたいことです。


<情報コーナー>

○ オナイシンとの分岐(十字路)からサン・セバスチャン、アルゼンチン側イミグレ/57キロ

最初は登りだが、その後は平坦な道が増える。道は酷いコルケージョンで、非常に走り辛い。20キロ地点に無人小屋あり。2段ベッドの骨組みと、テーブルと椅子がある。45キロでチリ側イミグレ。ここにはカフェとイミグレがあるのみ。お菓子などちょっとしたものなら買える。さらに12キロ走ってアルゼンチン側イミグレ。男女トイレの間にある待合室で泊まらせて貰える。この建物の裏の方に歩くと商店があるらしい。


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