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チャリ旅38日目/ここから始まる土管ライフ

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夜明け前から起きて準備をし、8:00に出発しました。
今日は130キロ走行が目標なので早めに出たかったのです。

これまでは最大60キロに抑えていたのに何で急に130キロ!?
・・・と、私も思ったのですが、情報を頂いているチャリダーさんが130キロ走っていたのです。
アスファルトで追い風なのでガンガン行けるんだそうで。
私のこれまでの最長走行距離は90キロなので、いきなりの100キロオーバーに少々ビビりましたが、
無理だったらそのへんで野宿すればいいやと思いとりあえず出発しました。
次の町カラファテまでは220キロあるので、3日かけて行く人も多いのです。



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とりあえずいつものパン屋さんに寄り、大量買いしました。
一番上が朝ご飯用のエンパナーダ(お惣菜パン)で、
真ん中が朝兼お昼ご飯用の菓子パンで、
一番下が夕飯用のでっかいパンです。カバンに入らなかったのでとりあえずぶら下げました。

やたらめったら通ったせいか、もともと優しいパン屋さんだったのか、
申し訳なくなるくらい大量のオマケを付けてくれました。パンとかクッキーとか。
チャルテンにはもう一度戻って来るので、また大量に買おうと思います。



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町の入り口で朝ご飯を食べ、緩くなっていた後輪ブレーキを調整していたら
1時間くらいロスして町を出たのは9:00になりました。
結局いつも通りの時間です。予定通り行かないのはいつものことです。

なお、後輪ブレーキは調整したかいあって全く効かなくなりました。
もう知りません。



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本日の道はこんな感じです。
青い空と、黄金色の大地と、どこまでも続く道。
滑らかなアスファルトはとにかく走りやすく、坂道も何のそのでどんどん距離を稼ぎました。



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振り向けばフィッツロイ。

フィッツロイ周辺は雲が溜まりやすく、特にてっぺん付近は隠れてしまう事も多いそうなのですが、
この日のフィッツロイは完璧な姿で見送ってくれました。
また戻って来るので首洗って待っていて下さいましね。




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その後はスピードアップして時速20〜25キロほどでひたすら漕ぎ続けましたが、
走っても走っても地平線は遠く、


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走っても走ってもフィッツロイがまだいました。

何でしょうこの終わらない地獄感。

しかしメーターを見ればすでに50キロ以上走っています。
追い風はあまり強くない・・というかほぼ吹いてないものの、自分の力だけでも結構な速度を出せるため
短時間でどんどん進むことができました。
ただ道がただっ広すぎるのと、フィッツロイが大きすぎるせいで全く進んでいる気がしません。



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60キロ走った12:30ごろ、お昼休憩を取りました。
バス停で座って食べるのが好きなのですが、アルゼンチンの道にはあんまりバス停が無いようです。
少なくとも、今日はまだ1軒も見かけていません。
他に休憩できそうな所もなかったため、特に何もない道で空と地面をボケッと見ながらパンを食しました。



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ところで、先日お伝えした死にかけのタイヤはこんな感じです。

側面にボコボコが付いていますが、買った当初はこれと同じ大きさのボコボコが真ん中にも付いていました。
そしてもちろん、麻は見えていませんでした。

チャルテンでタイヤを替えろと再三言われていましたが、
チャルテンには自転車屋は無かったんじゃないかなあ〜?というわけです。

忘れてました。




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さて、本日の行程はアスファルトでほとんど勾配無しで、一見楽勝な道に見えますが、
この先には魔の交差点が待っています。

ずいぶん魔の交差点感の強い写真が撮れていますね。さっきまで晴れてたのに。

この辺りは「風の大地」とも呼ばれ、木がひん曲がるくらいの強風で有名なのですが、
チャルテンから90キロ走ったところで合流する国道40号線は、
その強風に煽られる超危険な道だそうなのです。

ここまでの道は、ずっと東方向に走っていたので追い風で爆進!・・のはずでしたがほぼ無風でした。
しかし魔の交差点に近づくにつれ少しずつ風が吹き始め、暗雲たちこめ、不穏な気配がし始めました。



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国道40号線

とビビリながら突入した国道40号線は、無風でした。
今日はやはり風は無い様です。

拍子抜けですが、横風向かい風の強風など無いにこしたことはありません。
追い風は吹かなかったくせに方角変えたとたんに強風が吹き出したら非難囂々です。



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方角が変わっただけで、風景は変わりません。
どこまでも続く平坦な道は走りやすいですが、少し退屈です。
さらに、平坦な道とは言えすでに90キロ走っているのでだんだん疲れて来ました。
膝とお尻が痛いです。



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と、ここで100キロ突破!

初の3桁です。

走行初日に入ったチロエ島では90キロでヒーヒー言っていたのに、
「ちょっと疲れたわあ」くらいで100キロ走れる様になりました。
チロエ島は勾配が多かったのに対し今日の道はほとんど平坦だというのもありますが、
この後増え始めた勾配もちゃんと登ることができたので、逞しくなったのは確かの様です。



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妖怪出没注意の看板

120キロほど走り、今日はもうこの辺で終わりにしてもいいかな〜風強くなって来たし。
と思いながら野宿ポイントを探し始めましたが、いい場所がありません。

今朝走り出した頃から気付いてはいたのですが、辺り一面広大な草原で、隠れられる場所が全く無いのです。
また、川もほぼ全くありません。ときおり見かけるそれは遠すぎたり、大き過ぎたりで利用できません。
バス停も無いし、森も無いし、道路と草原の間にはずーっと柵が張ってあって入れません。
どうせいっちゅーんじゃ。という感想です。
しかし夜通し走る訳にもいかないので、どこかは見つけないといけません。



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本日の野宿ポイント

なんとか発見。
本日の野宿ポイントはここに決定しました。

だいたい130キロくらい走った所にあった、道路下のトンネルです。


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こんな所です。いいでしょう。

別のチャリダーさんのブログを見てこういうのがある事は知っていたので、
ここ10キロくらいずっと道路下を気にしながら走っていました。
何度も書いていますが、私のテントは防水が激弱なので屋根が欲しかったのです。
また、夕方になると風が強くなって来たので、壁も欲しいところでした。
となると、道路下に作られているこんなトンネルや大きな土管はうってつけです。


しかし良い場所はなかなか見つかりませんでした。
トンネルや土管は多い所だと数百メートルに一個くらいあるのですが
小さいものばかりだったのです。テント幅120センチに対しトンネル幅90センチとか。

そんな中で、このトンネルは幅と言い高さと言い向きといいパーフェクトで、
雨はしのげるし西風はしのげるし上からは全く見えないし、素晴らしい物件だったのです。

そしてこの日以来、私はすっかりトンネル及び土管にハマり土管チャリダーと化したのですが、
それについてはまたおいおい。引かれない程度に。


<情報コーナー>

○ エル・チャルテンからカラファテ方向の途中/130キロ

チャルテンを出てしばらくは勾配があるものの、傾斜は緩く、越えやすい。その後はほぼずっと平坦。ごくたまに緩い勾配がある程度。この道は東に向かうため、追い風が吹くことが多い。
90キロ地点で国道40号線に合流。ここからは南に向かうため、風が強いと向かい風や横風に翻弄され危険。
道はずっと平坦だが、110キロ地点あたりから緩い勾配が出てくる。
全体を通して道はほぼ平坦で、綺麗なアスファルトで、速度を出しやすい道。
辺りは見渡す限り草原で、川もほとんど無いため野宿ポイントは道路脇の死角(道は少し盛り上がっているため、上からは見え辛い)くらいしかない。オススメは土管。
110キロ地点にホテル&キャンピングあり。でも高そう。


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