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チャリ旅29日目/急いで着きたいトルテル

昨日お菓子をくれたお兄さんとあの後少し話したのですが、
謎の分岐の向こうには川沿いの集落があるんだそうです。結構綺麗で良い所なんだとか。
バス停からは全く見えませんでしたが、集落まではたったの1キロだそうです。
そして、西方向(進行方向)300メートルにも農家があるとのこと。
ということは、昨日の謎のおじいさんは川沿いの集落から来て、1.3キロ歩いて農家に行って、
謎のペットボトルの中身を渡すか貰うかして、帰って来たということなんだと思います。

謎は全て解けました。ペットボトル以外。



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本日はトルテルまで行きます。トルテルまでは46キロ。
距離も近いし特に勾配も多くない道だと聞いていますが、早めの8:00に出発しました。
できるだけ早くトルテルに到着したいのです。

トルテルは海に面した斜面に出来た町で、階段だらけだそうなのです。
そして、そんな町で唯一階段を降りずに行ける宿が一軒だけあるとの情報が。
自転車を持って階段を上り下りするのは想像するだに大変なので、
狙いの宿が満室になる前に到着したい、という訳なのです。




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朝早くに出ると車も少なく空気が綺麗でとても気持ちが良いのですが、めちゃくちゃ寒いです。
日向に出るとまだマシですが、今日の道は日陰が多かったので特に寒かったです。

私はいつも半袖Tシャツ&全くウィンドをブレイクしないペラペラのウィンドブレイカーを着て
走っているのですが、今日はTシャツの上にもう一枚着ました。
自転車をこいでいても寒いというのは相当です。冬が着々と近づいて来ております。




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しばらく平坦な道で、その後に増え始めた勾配も緩やかだったので
驚くほどスムーズにトルテルとユンガイとの分岐に到着しました。

アウストラル街道を進むにはユンガイ方向が正解ですが、今日の目的地はトルテルです。
アウストラル街道を少し外れ、トルテルに寄り道しようという訳です。




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分岐にあった小屋でお昼休憩にしました。
ツーリストインフォメーションと書いてありますが、どう見ても噓です。




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トルテルまではあと22キロ。道は平坦なのであっちゅーま!

・・と思っていたのにダートが酷過ぎてスピードが出ず、チリ政府は真面目にやれと思いました。
ボッコボコでガタガタでジャリジャリで、こぐというより石と砂利をかき分けて這い進む感じでした。




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町の手前でやたらと登らされ、せっかく登ったのに下らされ、トルテルに到着しました。




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駐車場

町の入り口は駐車場になっています。

車両はここから先には進めないので、車で来た旅行者は宿の場所がどこであれ皆ここに車を停めて、
徒歩で移動します。駐車場はバス停もかねている様で、大きな荷物を持った旅行者を沢山見かけました。
また、この駐車場にはツーリストインフォメーションがあり、
係のおじさんがものすごく暇そうにベンチに腰掛けていたので町の地図を貰いました。




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本日の宿

こちらが本日の目標の宿です。
ここに入れなかったら、自転車をかついで階段を降りなければいけません。
時刻は14:00。
結構早めに来られたのでまだ満員では無いとは思いますが・・いざ尋常に勝負!

宿の人「一人なの?ダブルは埋まってるし、あと3人部屋しか空いてないから駄目^^」

ぎゃふん。

早く着くとか着かないとかは関係なかったみたいです。

が、ここで諦めたら階段地獄が待っています。
なので、

「では3人部屋をドミトリーにすればいいのでは!?他の人と一緒になっても私は全くかまいませんから!
自転車持って階段降りるのは嫌です心の底からポルファボール(プリーズ)!」


とものすごい剣幕で説得した結果、泊めてもらえることになりました。

ここまでしつこく食い下がったのも初めてなら、ここまでペラペラとスペイン語を喋ったのも初めてです。
人は追いつめられるとものすごい力を発揮するのですね。

その後、フルパワーで説得した疲れが出たのか単純に走行の疲れが出たのか不明ですが、
ちょっとベッドに横になったら一瞬で意識を失い、1時間ほど寝てしまいました。




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で、起きたので観光に出かけました。

トルテルの階段地獄をご覧頂いております。
海沿いに降りるにはこの階段を下るしか無いのです。
なので、駐車場の宿を取れなかった場合はとても大変なことに。




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海沿いはこんな感じです。なかなかオシャレではありませんか。

海沿いだけでなく、町にある全ての家々がこんな道で繋げられています。
この町を歩くにあたって、土やコンクリの地面を踏むことは一切ありません。
実際歩くのはキツイのですが、景色はとても楽しいため、この町は立派な観光名所となっています。



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チャリンコ発見!

チャリダーのっぽくないので地元民のでしょうか。
こんな階段だらけの町ではチャリンコなどお荷物以外の何者でもないので、
これの持ち主はただのマゾだと断言します。



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トルテル犬

やたらイケメンだったので激写。



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お祈りスペースとテレビ

この組み合わせは絶対おかしいと思うのですが。
マリア様もそんな片手間に祈られたくないでしょうよ。



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公園

公園も木製で、愛らしかったです。



観光おわり。

商店で買い物して、宿に戻って夕飯を食べて、明日出発する準備をして寝ました。

走行疲れで膝が痛いのであんまり遊びたくないのでございます。
そしてこの町は食料品の品揃えが非常に悪く、テンションが下がる所まで下がったのでございます。
全て高いし、牛乳は売り切れてるし、野菜は痛んでるし、町の人はどうしてるの?と聞きたいレベルです。

本当はここで2泊するつもりだったのですが、
栄養を取れない町に長居は無用じゃ!という訳で明日ユンガイに向けて出発します。

ユンガイでフェリーに乗って小さな湖を渡り、
その後2日かけてビージャ・オヒギンスを目指します。
オヒギンスは、アウストラル街道最後の町です。
もうすぐです。


<情報コーナー>

○ 謎の分岐のバス停からトルテル/46キロ

15キロくらい平坦な道。その後勾配が増え始めるが緩やかなものばかり。24キロ地点にユンガイとトルテルの分岐。トルテルへは22キロ。最初と最後の数キロ以外ほぼずっと平坦だが、ダートがかなり酷い。

○ トルテルの宿

「Hospedaje Chanito」
駐車場の右奥。

ドミ一人7000ペソ。ダブル1部屋、3人部屋2部屋。
Wifi、キッチンなど何も無いが、暖炉があるので料理できないこともない。私は自分のガスで調理した。
併設のミニスーパーにパンが売っているが、ここはトルテルで唯一パンが買える店っぽい。多分。

この宿に入れなかった場合、宿右手(駐車場向かって右手)あたりの地区はそれほど段差がなく、
宿も見かけたのでこちらを当たってみてもいいかも。値段は不明。

あるいは、「ツーリストインフォメーション脇に自転車だけ停めさせて貰った」というチャリダーと会ったので、
自転車は置いて荷物と自分だけ下の宿に降りるという手もあり。


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| チャリンコ旅 | 23:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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