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チャリ旅25日目/あらこんなところに日本人が


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本日の目的地はプエルト・ベルトランドという村です。走行距離は65キロ。
この村には用はありませんが、次の目的地のコクランという町まではだいぶ距離があるので、
今日はこの村に宿泊して、2日かけてコクランを目指そうという計画です。



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いきなり坂続きで堪えました。
途中に牛が沢山いたり、轢かれ野うさぎが沢山いたりしましたがのんびり見ている余裕はありません。
牛は相変わらずカメラ目線ですが、カメラを出す余裕などあるはずがありません。
一応目は合わせますが。そしてまた道を外れてすっ転びかけましたが。

最近は一日の走行距離をできるだけ60キロ未満に抑えていましたが、今日は65キロです。
勾配の多いダートの道で65キロなので、ちょっと頑張らないといけないのです。




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今日の天気予報は曇りのち晴れな感じ。
朝わりと早めに出たため辺りは薄暗く、そして肌寒かったです。

しかし、そんな空気の中でナンチャラ湖はとても美しく輝いていました。
何湖だったか忘れましたが、綺麗でした。




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青の美しさ、そして水鏡の美しさ。
息を飲むその輝きに、息を飲むのでした。

・・・賞賛系のボキャブラリーが尽きたのです。



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登ったり下ったりの連続でとても疲れるものの、
景色がとにかく素晴らしいため比較的爽やかな気持ちで走れていました。
が、突然の雨です。
アワワワワワと思っていたらちょうど良いタイミングで集落が現れ、バス停があったので雨宿りしました。
屋根さえあれば、こんな待ち時間は嫌いではありません。




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雨は割とすぐ上がったため、出発しました。

その後はしばらく平坦な道が続き、距離を稼ぐことができました。
65キロも走れるか心配でしたが、この分だと無理なくゴール出来そうです。
残り15キロ少々。うまくすれば18:00過ぎには着けるかな〜

・・と思いながら走っていたら、面白い出会いがありました。

少しキツめの登りの途中で立ち止まって休憩していたら、
後ろから追い抜いて来た車が急に止まり、ドライバーの男性が話しかけて来てくれたのです。
スペイン語だったのでよくわかりませんでしたが、
「ここから数キロ走った先にある集落に日本人女性が住んでいるので、是非尋ねてみなさい」
というようなお話でした。

地球の裏側、パタゴニア地方という僻地、さらに僻地のアウストラル街道、
そして私の地図には載っていない小さな小さな集落に、日本人女性が住んでいると。
突然貰ったその情報にはとても驚かされ、そして、是非その人に会ってみたいと思いました。

でも私は人見知り。
私のそれは全然顔に出ないどころか初対面から笑顔でものすごく喋るので、フレンドリーだと思われがちなのですが、テンパって喋りまくっているだけなのです。笑顔の裏は冷や汗ダーダーです。
心の準備もなしにどんな人かも知らない方のお宅を尋ねるなんて怖い!というか迷惑では!?

と思いましたが折角なので尋ねてみました。
旅先のテンションの勝利です。


先ほどの男性に書いてもらった地図を頼りに集落内の小道を進んで行くと、
一番奥に可愛らしいロッジがあり、大型犬3匹と大型羊1匹が出迎えてくれました。

そして外から声をかけてみると、噂の日本人女性Tさんが出て来てくれました。
挨拶だけできればと思っていたのですが、Tさんは私をお家に上げてくれ、紅茶とお菓子を出して下さり、
「ありがとうございます、お腹ぺこぺこだったんです!」と言ったらリゾットを食べさせてくれ、
さらにさらに、お家に泊めて下さったのです。



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わんさん

先ほど声をかけてくれた男性は、Tさんの旦那さんでした。
お二人とも以前はアメリカで働いており、退職した後、
前からよく遊びに来ていたこの地に住む事を決めたんだそうです。
この集落にはスーパーなど無いため、野菜も、肉も、全て自分達の手で育てているものなんだとか。
パンもご自分で焼き、自作できない生活用品だけ別の村に買い出しに行くんだそうです。

素晴らしい出会いと、本当に楽しくてワクワクするお話の数々。
とてもとても美味しいお夕飯に、暖かいベッド。
さらに、お言葉に甘えて泊まらせて頂く事に決めた直後に外は大雨になったので、
本当に「助けて頂いた」気持ちです。あのまま進んでいたら今頃山中でずぶ濡れになっているところでした。

自転車旅をしていなかったら立ち寄る事の無かった小さな集落での素敵な出会いに、
「旅をすること」の意味とその楽しさを、しみじみと感じた夜でした。


<情報コーナー>

○ トランキーロから50キロ地点の分岐にある集落

最初10キロくらい登り続き。15キロ地点から長い下りを挟み、その後はひたすらアップ&ダウン。
25キロ地点くらいから割と平坦。40か45キロ地点くらい(うろ覚え)からまたアップ&ダウン。
ダートの状態は非常に悪いが、昨日までよりはいくらかマシかも。

6キロ地点にキャンプ場「プエルト・マルモル」あり。景色が素晴らしく、お勧めのキャンプ場だと人から聞いた。30キロ地点の村にカバナス&キャンピングあり。50キロ地点、エル・ソルサルとエル・ミテンとの分岐あたりにある集落はカバナスやロッジが沢山あるが、どこも高そう。この集落の手前にカバナス&キャンピングあり。


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