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チャリ旅15日目/始めからなんとなく諦めていたコイヤイケへの道

今日は90キロ走ればコイヤイケに着きます。

コイヤイケはこの辺りでは一番大きな街で、大手スーパー・UniMarktがあったり、大手ホームセンター・ソディマックがあったりします。破れパンツと破れトレッキングシューズと破れレインコートとその他色々に悩まされている私は、早くこの町に着いて破れていない色んなものを買いたいのです。

90キロ走れば、コイヤイケです。
90キロは普通一日で走れる距離です。この辺りは全てアスファルトですし。

が、私は全然着ける気がしません。
最近疲れがたまっているらしく、全くスピードが出ないしすぐバテるのです。

というわけで、今日中に着くのは無理だろなというのが本日のタイトルです。



が、一応はコイヤイケを目指すつもりだったので、日暮れまでに90キロ走る為には朝一で出発だ!
・・・と思いながらばっちり寝坊して、10:00に出発しました。

ああ今日は無理だなと、改めて思いました。



P2178915.jpg

道は前半、比較的勾配も少なく綺麗なアスファルトで、なかなか良い速度で走り出す事ができました。
時速は速いときで13〜15キロほど出ています。
普通のチャリダーさんなら20キロ以上は出すのでしょうが、
ここ数日全くスピードの出ない私にしてはよく頑張っている方です。

「なかなかいい速度だぞ。時速13キロって事は、1時間後には13キロ進んでるってことだぞ!」
とワクワクしながらスピードメーターをチェックした1時間後の11:00。
メーターには「9.8キロ」って書いてありました。

あれぇ〜?



P2178914.jpg

すっかりやる気をなくし、パチンコに向かうおっちゃんよろしくちんたら走り出しました。
そして気付いたのは、景色が綺麗だと言う事です。

ここ数日間はずっと雨との戦いで、景色など全く見ていませんでした。
見たとしてもどうせ真っ黒で美しくは無かったのでしょうが、
なんだか勿体ない事をしていたんだなと改めて気付きました。

思えば、アウストラル街道を走る目的は美しい景色を見るためだったのです。
ゼエゼエ言いながら今夜の寝床を探す旅をするためでは無かったのでした。
いやそれはそれで楽しいから困るのですが、やはり景色も楽しまなければいけません。

今日もまだ快晴とはいかず曇り空ではありますが、それでもこれだけ良い景色が拝めるのなら、
晴れた日のアウストラル街道はきっと息をのむ様に美しいのだろうなと、今後の旅に胸が高鳴るのでした。




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ここらは道も橋も綺麗に整備されており、所々に屋根付きの休憩所まであったりします。
そして、写真撮影スポットの看板には三脚が付くようになりました。
これまでの看板はカメラだけだったのに、三脚を付ける余裕を見せるアイゼン州。
やはり、大きな街コイヤイケや有名観光スポットの存在が大きいのでしょうか。
金の匂いがチラついております。

なお、上の写真は「坂を撮れ」と言われている様にしか見えなかったため私も非常に困惑しましたが、
もう一個上の写真を見て下さい。ほぼ同じ場所から撮ったものです。多分こっちが正解です。




P2178916.jpg

分岐です。どちらへ行ってもコイヤイケに繋がります。

事前に聞いていた情報によると、まっすぐ行くとダートで右に曲がるとアスファルトです。
先に聞いておいて良かった!と思ったのですが、よく見るとものすごく分かり易くダートが始まっていますね。
情報の無い人でも選択しやすくて良いと思います。右一択です。

が、本当はまっすぐ行きたかったです。
まっすぐ行った方が23キロ短くなるし、この道には野犬のはなこちゃんがいるかもしれないのです。
チャリダー師匠のトオルさんから、大変愛らしい野犬(トオルさん命名:はなこ)がいると聞いており、
是非会いたいと思っていたのです。今日までは、是非この道を行こうと決めていました。

が、まっすぐ行った先にはキャンプ場は無さそうで、
今の私はダート50キロを越えてちゃんとコイヤイケに着ける自信が無かったので諦めました。
はなこちゃんに会いたかったのですが。



相変わらずスピードは出ませんが、もう完全に諦めていたので気持ちは楽でした。
今日中にコイヤイケに行かないとなると、新たな目標となるのは中間地点のキャンプ場。
ここまでは40キロ少々の走行でいいので、今の私でも辿り着けます。
私は1日だいたい60キロくらいまでなら頑張れるのです。出た時間や道の状態にもよりますが。

曇り空ながらも美しい景色に包まれながら、比較的平坦な道を走ること数時間。
平坦なのに時速7キロくらいしか出なくて「大丈夫か私?」と思いましたが、
全ては肉を食べれば解決すると言う思い込み確信があったので、気持ちは前向きでした。

今日は無理でも、明日は必ずコイヤイケに着けます。
そしたら肉を食べるのです。鳥ではなく、牛か豚を。
肉さえ食べれば筋肉疲労もふっとび、体力も回復し、時速30キロくらい出ると言う思い込み確信があります。
肉です。全ては肉が解決します。

なお、鶏肉では駄目な理由は単に飽きたからです。南米は鳥料理が多いのです。




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本日の宿

に、着きました。

アイゼンとの分岐を過ぎてもキャンプ場は見つからず、地図はアバウト過ぎて読み取れず、
このまま見つからなかったら野宿か、はたまたヒッチハイクをしてでもコイヤイケを目指すか・・
今まだ明るいしあと20キロくらいなら頑張れるかも・・・

・・・などと考えながらスピードメーターを見たら時速6キロくらいしか出ておらず、
「あ、無理だ」と思ったので人に尋ねたら見つかりました。
分岐から7キロ地点にありました。



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本日の宿は、屋根があって火も焚ける小さなキャンプ場です。
キッチンやホットシャワーもあります。
鈍足ながら、ネットが出来るパソコンも置いてありました。
私以外のお客さんは家族連れが2組で、個人旅行者はいませんでした。

よく考えたら、キャンプ場に泊まるのは初めてです。
テント泊は2回やりましたが、どっちも野宿だったので。

キャンプ場は野宿と違って安心感があるし、居心地の良いものだったんですね。




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キャンプ場のオーナーの本職は酪農家で、野菜を育てています。
これから畑仕事をしにいくというので付いて行って見せて貰いました。




P2188935.jpg

ルッコラの花を食べました。
育ちすぎたルッコラにはこんな可愛い花が咲くのですが、
驚くべき事に、この花はルッコラと同じ味がするのです。
ムシャムシャ食べました。腹が空いていたのでつい。



IMG_4368.jpg
どいてくれない犬

夜は火を囲んで皆で談笑・・の中に入る勇気がなく物陰でブログを書いていた私ですが、
皆さん優しく、火で焼いた野菜やらソーセージやら謎の練り物やらを沢山食べさせてくれました。

私ピーマンが苦手なのですが、ピーマンの丸焼きが異常に美味しくて驚きました。
この辺りの野菜はとても美味しいので、ピーマンそのものが美味しいのか、火で焼いたのが良かったのか。
旅をしているうちに、色々な苦手を克服してきている私です。


<情報コーナー>

○ ビージャ・マグワレスからアイゼンとの分岐7キロのキャンプ場

道はよく整備されている。勾配はそこそこあるが、大きなものはない。また、なんとなく下りの方が多い印象。
商店は皆無だが、分岐から7キロ行ったところ(キャンプ場の前)にレストランならある。

13キロ地点で道が2つに別れており、どちらを通ってもコイヤイケには着く。
(1)右に曲がる方が正規の道で、よく整備されているが距離が長い。76キロ。
   通りすがりのチャリダーの話によると、前半は下りで向かい風、後半は登りで追い風らしい。
(2)まっすぐ行く方は53キロだが、ダート。前半登りで、後半下りらしい。

○ 分岐近くのキャンプ場

コイヤイケとアイゼンとの分岐から、コイヤイケ方向に7キロ走ったところの右手にキャンプ場あり。
入り口からキャンプ場までさらに2キロダートを走る。

5000ペソ。キッチン、屋根付きのテントスペースの中央にたき火場があって暖かい。トイレは清潔。シャワーは冷水だが、言えば母屋のホットシャワーを使わせてくれる。オーナー夫妻は少し英語を話し、ものすごく親切。この後の道の詳しい情報や、コイヤイケの地図をくれた。夜はオーナー夫妻も混じって談笑して楽しかった。毎朝、本職の農場を見学する無料ツアーをやってる。

あと、農業をちょっと手伝うと宿泊費がタダになったり安くなったりすると言われた気がする。
よく聞き取れなかったし、手伝う体力が残っていなかったので詳細不明。


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| チャリンコ旅 | 22:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なんだかずっと犬に左右される旅ですね(笑)
ちなみにピーマンは日本でも美味しいですよ(>_<)牛の頭は食べれるのに不思議ですね。

| コミ | 2013/03/01 01:26 | URL |

>コミさん
苦味が駄目なんですよー。同じ理由でゴーヤも苦手です。笑

| 低橋 | 2013/03/01 22:40 | URL |















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