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チャリ旅13日目/土手を転がり落ちたり雨に降られたり

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天気予報によると今日は晴れ間が見えるとのこと。
まあでもどうせ雨でしょうよと思いながら8:00前に出発したら、やっぱり雨でした。

どうせ雨だと思っていたのなら最初から雨対策をしておけば良いものを、
サボってそのまま出て来たため、村を出て5キロくらいの所でいそいそと雨天モードに切り替え。
ついでに数日前から調子が悪かったギアを見てやろうかいと思い立ち、
雨の中、屋根も無い道端で30分くらい作業をしました。
阿呆です。



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ケウラット国立公園入り口

作業終了後から30キロ地点くらいまでは比較的良い速度で進みました。
ダートなのに良い速度が出たものだから私はまたスピードメーターを疑いましたが、
今日もちゃんと合っていました。体感速度とスピードメーターが噛み合いません。


さて、今日の頑張りポイントは約7キロの峠越えです。ケウラット峠とか呼ばれているそうです。
ダートで峠越えでついでに雨なのでそれなりに覚悟を決めて来たのですが、
よしそろそろ登りに入って来たぞ!頑張るぞ!と気合いを入れ直す為に一度止まったところ、



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止まった場所がちょっと端っこすぎたようで、



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このナナメの所でバランスを崩し、



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ここに落ちました。 (頭から)


いやあびっくしました。

葉っぱに隠れて見えませんが、1.5メートルくらいの深さがあったみたいで自転車ごと転落でございます。
そして私は半回転くらいしました。傾斜は45度くらいでしょうか。気付いた時には世界が逆でした。

まあ落ちてしまったものは仕方が無いので脱出しようとしたのですが、
自力ではどうにも動けず大変困りました。
で、どうしたかというと、
もがいていたらちょうど4人組のライダーさんが通りかかって助けてくれたのでございます。
自転車も荷物も私も全部引っ張り上げてくれたのです。これぞまさに九死に一生。

草むらから足だけ生えてるみっともないところを見られて恥ずかしい!なんて事はないです。
多分落ちるところから見られていましたから。
恥ずかしいも何も、あちらさんも「えええええ!?」状態だったでしょうよ。

心配そうな顔で「大丈夫?怪我は無い?」と確認してくれるライダーさん達と、
泥だらけで一人笑いが止まらなくなっている私。
「本当に大丈夫?」と再三確認されたのは、頭を打っている可能性を疑われたのかもしれません。



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晴れていたら綺麗だと思われる景色


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増水している川

ライダーさん達と別れた後また何事も無かったかのように走り出しましたが、
峠越えは想像通りの厳しさで、全然登れませんでした。

途中抜かれた2組のチャリダーさん達はこぎながら登って行ったのですが、私はもう全然ダメです。
歩いた方が速いんじゃないの?くらいの速度しか出ないし、すぐ止まってしまいます。
素人だから・・の言い訳が何週間目まで通用するのか分からないので新しい言い訳を考えたのですが、
ギアの調子が悪くて軽い方に入らないのです。今朝調整したはずですがまだ少しおかしい様で。
なので、もう諦めてほとんど押して登ってしまいました。




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特にこのグネグネのあたりがキツかったです。
あと何回曲がれば終われるの・・・と雨の中つぶやき続けましたが、地獄の峠越えは何時間も続きました。




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てっぺんから落ちる川だか滝だか

雨にも負け風にも負け自転車はもう捨てたくなりながらも、3時間くらいかかって峠へ。
おそらく、通常の1.5倍くらいの時間がかかっています。




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登り切ったと思ったら2キロくらい平坦&小さい起伏のある道を走らされ、
あやうくこの世の全てを呪いそうになりましたが、ここからやっと下りになりました。

下りはそりゃもうスカッとしました。

あれだけ苦労して登った高さをこんな短時間で下ってしまうのは惜しいのですが、というかどうせ下るなら
登らせるんじゃないよと憤慨したのですが、自然の中を走るのだから仕方が無いのです。
トンネルでもぶち抜いて頂ければ大分楽なのですが、そしたら景色を楽しめないですし。
まあ私はいつもキツイ&雨の中なので景色は全く楽しんでないんですけども。

トンネルぶち抜いてください。




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プエルト・シスネスとの分岐

坂を下り切ったら急にアスファルトになりました。
ここから当分は綺麗な道を走れるそうです。

ダートからアスファルトになったというだけですごく嬉しくて、どこまででも行ける気がして、
よーしこのまま行ったるでえ!と走り始めましたがすぐに力尽きました。
だってもう60キロ走ったんです。峠も越えたんです。ダメなもんはダメなんです。

次の目標の町はここから30キロ先のビージャ・アメングアール。
そこまでの道にはまた10キロの登り坂があります。
アスファルトとは言え、10キロです。これは無理ですぞお〜
・・と思ったので、実はもともと、今日は60キロ走ったら終わりにしようと決めていました。
峠越え2つ&90キロを越えられる体力など、自分に無い事はよく知っているので。

というわけで、今日はこのあたりの村で宿泊し、明日頑張って10キロの坂を登ろう

・・・と思っていたのに村がありませんでした。

ええええええええええええ

地図を見るとこのあたりに村っぽいものやキャンプ場っぽいものがあるっぽいのですがポイ・・


時刻はこの時点で17:00。
21:00までは明るいのであと4時間あり、普通のチャリダーさんなら行けない距離ではないのかもしれませんが
私は普通じゃないって言ってるでしょ!ばか!助けて!


ヒッチハイク・・・いや野宿・・・でもまた雨が来そう・・・どっか屋根があるとこ・・・
と悩みながら何だかんだと5キロくらい走りましたが、いい場所が見つかりません。

と思ったらキャンプ場発見!

天の助け!と思いさっそく自転車を停め入り口に駆け寄りましたが、誰もいません。
鍵がかかっている入り口の前で「ハロー!誰かー!」と叫ぶこと数十秒。

犬が来ました。

あらカワイイ。でも君に用はないので人を呼んで来てくれますか?
「ワンワン!」走り去る犬。
まあ賢い犬だこと・・と思ったら彼はもう一匹犬を呼んできました。

君達に何ができるって言うの。



その後10分ほど叫び続けましたが結局人は出て来てくれず、
仕方なくまた野宿ポイントを探して走り出しました。

途中、広めの芝生や、少し死角になりそうな木陰や、川沿いなどもありましたが屋根はありません。
あたりまえですが。
しかし屋根の件を抜きにしても、アスファルトの広い道の脇なのでちょっと野宿には適していません。

結構本気で困りながら走る事さらに数キロ。
キョロキョロダラダラ走っていたし、登り気味の道だった事もあり、
あっという間に19:00になってしまいました。

これはもう無理そうです。
日暮れまでに着けるとはとても思えないし野宿もできそうにないので、ここで人生発のヒッチハイクを決意しました。チロエ島で一度乗せてもらいましたが、あれはヒッチでは無く向こうから提案して下さったものなのでノーカウントです。

しかし、決意したのは良いものの、道のせいか時間のせいかあまり車が通りません。
自転車を押してトボトボ歩きながら、つかまるかな・・つかまらなかったらどうしよう・・・
と振り向いた瞬間一台通ったので

ハイッ!!

と高らかに手をあげたら2秒でヒッチ成功しました。

勢い余って30センチくらい飛んだのが効いたのかもしれません。



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ビージャ・アメングアール

おそらくご友人同士と思われる、品の良いおじさまおばさま方の車に乗せて貰って20キロのワープ。
無事、本日の目的地ビージャ・アメングアールに到着しました。
本当にありがたくて嬉しくて、お礼を言って別れた後も、車が見えなくなるまでずっと手を振っていました。

自転車と一緒に荷台に乗せて貰い20分ほど揺られて来たのですが、
通った道は「10キロどころではないのでは?」と疑う様な長い長い登り坂でした。
穏やかな坂で、綺麗なアスファルトではありますがあまりにも長いです。
鈍足の上に疲れ切っていた私の足では、日暮れを迎えるどころか途中で力尽きていたかもしれません。
自力で来なくて良かったと少しゾッとすると共に、乗せて下さったおじ樣方に再び感謝するのでした。



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本日の宿

村に入ったらイギリス人チャリダーの男性が声をかけてくれ、
自分が泊まっている宿が安いからと紹介してくれました。
ドミトリーっぽいですがお客さんが少ない様で、3人部屋を一人で使わせてもらえました。

キッチンが使えなかったので夕飯は作れず、何かを買いに行く体力もなくそのまま寝ました。


<情報コーナー>

○ プユワピからビージャ・アメングアール

最初約40キロは、ダートだが割と平坦で走りやすい。その後約7キロの峠越え→だいたい同じ距離の下りを走り切るとプエルト・シスネスとの分岐に出る。ここからアスファルト。10キロくらい走ったところから登りが増え始め、その後10キロひたすら登り。坂は割と穏やかではある。峠越えの後何キロか下った右手側にビージャ・アメングアール。
なお、分岐からプエルト・シスネスまでもアスファルト。
プエルト・シスネスとの分岐から7、8キロ(だったと思う)の右手にキャンプ場あり。
私が行ったときは無人で入れなかったけど。

後半ヒッチだったので距離とかかなり曖昧です。

○ ビージャ・アメングアールの宿

「Residencial Encanto」
カストロ通りの・・住所不明。

7号線をそのまま下って、村の下の方にあるバス停脇の道から村へ。右手に公民館みたいな大きな建物、左手に小さな公園がある道(ビージャ・アメングアール写真に写っている道)をまっすぐ進むと、右手側にカストロ通りが。カストロ通りを少し進むと、右手側に宿がある。

ドミ一人5000ペソ。キッチンはあるが使えない。Wifiあり。併設の小さな商店あり。
朝食は無いが、追加2500ペソで付く。


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