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ワイナポトシ2日目/ハイキャンプに移動

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本日の朝ご飯

腹ごしらえをすませ、ハイキャンプに移動します。

昨夜泊まったベースキャンプは標高4,700m。
これから行くハイキャンプは5,200mです。
標高差は500m。2時間で行けてしまいます。



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レンタル装備一覧

こちらがツアー会社に借りている装備です。

ハイキャンプまではまだ普通の山道なので、これらを着ける必要はありません。
なので、全てリュックに入れて行きます。
私は普段使っている45リットルのバックパックを持って来ていますが、
全ては入りきらず、リュックの外側に靴やピッケルを括り付けてもらいました。

旅行用リュックとして使っていますが、そういえばこれは立派な登山用リュック。
これまで気にかけていなかった小さなベルトや紐や隙間にあっという間に登山用品をくくり付けられ、
「ああそうやって使うものだったのね」と、旅立ち7ヶ月目にして初めて知るのでした。




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ベースキャンプより

真ん中右寄りに見えている白いのがワイナポトシ山です。
今いるここもワイナポトシですが、頂上はまだ遥か向こうです。

「たった1,400m登るだけホイ」などと能天気なことを申しましたが、1,400mは垂直距離。
実際歩く距離はそんなもんではないのです。しかも雪山で足場が悪く、空気はごく薄いです。

それを知らなかったわけではないですが、
いざ目の前にしてみるとやはり、「ずいぶん遠いな」という感想を抱いてしまいました。

が、遠いなりに近いです。見えているのですから。
ここからハイキャンプまで登れば、残るは900m。
確実に山頂に近づきます。



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予定通り、朝9:00に出発しました。
写真左がガイドさんで、右がカロリーナです。

最初は割となだらかな道を歩きます。
なだらかと言ってもそりゃ坂道ですが、そうキツイものではありません。
しかし、荷物が重いせいでそこそこの時間がかかります。

もともと持っていた荷物は非常に少ないのですが、
買い足した水(3日分で3リットル)と装備を入れたらあっという間に重くなってしまいました。
ちゃんと計った訳ではありませんが、いつもの感じと比較するとおそらく13、4キロはあると思います。

この荷物は、頼めば別料金でガイドさんに持ってもらうこともできるようです。
体力を温存したい方はそれもありかもしれません。



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入山受付

ベースキャンプを出て少し歩いたら、入山受付所がありました。

ワイナポトシの入山料は10ボリ。120円です。
6,000m以上の山に入る為には何千とか何万とかするのが普通らしいので、これは破格です。



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後半は急な登りです。
が、これを登り切ればすぐそこにハイキャンプがあるんだとか。

この斜面の前で、先日会ったイギリス人2人と日本人青年と再会しました。

結果は、「登頂成功」。
彼の頑張りが自分の事の様に嬉しく、一緒にはしゃぎ合いました。

この彼には余った高山病の薬を貰ったり、登り方のコツを聞いたりもしました。

そして最後に、
「頑張って下さいね。絶対登頂出来ますから!」
と、勇気をもらいました。




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ハイキャンプ

急斜面はさすがにキツく、立ち止まって休憩しながらも無事ハイキャンプに到着しました。
体力はまだ大丈夫ですが、空気の薄さがやはり邪魔をしてきます。

5,200mは以前にも一度ワラスのパストルリ氷河で体験しましたが、
明日はここからさらに900m登らなければいけません。
900の違いは、大きな違いなんだそうです。



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左の池のあたりにベースキャンプがあります。

こうして見ると、あまり登って来ていないなという感じがしてしまいます。
しかし目の前を過ぎて行く雲を見ると、やはり「高いところにいるんだな」と言う事が分かります。




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山小屋の中にはたくさんの書き込みがありました。
これらは全て、登頂成功した人達が残したものなんだそうです。
私もここに名前を書きたいです。



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トイレ

小屋の側にはトイレがあります。
ボットンなのですが普通のボットンよりパンチが効いていました。

そんなことより、この斜面を登る前からずっと見えていて、目標にしていた「あれがハイキャンプだよ」が
このトイレだったと知ったときの衝撃はなかなかのものでした。
確かにこれはハイキャンプの一部ですが、もう少し具体的に言うと、トイレだと思うのです。

目標、トイレです。



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共同スペース

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寝床




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本日のお昼ご飯

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コカ茶

ベースキャンプもでしたが、ここでもお湯はたくさん貰えます。
なので買ってきた水は今のところほとんど消費しておらず、重たいだけです。
が、実際のところはもっとどんどん飲まないといけないそうです。
水か、できればコカ茶をどんどん飲んで、どんどんトイレに行く事が高山病の予防になるんだとか。




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本日の晩ご飯

お昼にはもうハイキャンプに着いてしまい暇だったのですが、
体力を温存しなければいけないのでずっとゴロゴロしていました。

少し昼寝をしたりもしつつ、あっという間に夕方5:00。
明日深夜1:00、今日に直すと25:00には登頂開始なので、
早めに夕食を取って少しでも寝ておかなければいけないのです。




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ここでクリスマスケーキの登場でございます。
1人で食べようと思っていましたが、嬉しい事にカロリーナがいます。
また、別ツアーで来ているアメリカ人男性も加わったので3人になりました。
ガイドさんはどっか行きました。

カロリーナは街中で買ったサンタの指人形を持って来ており、おかげでちょっとクリスマス気分が出ました。
登頂前に無理はしたくないのでお酒も何もありませんが、ささやかなクリスマスパーティーとなりました。
どれくらいささやかかと言うと、2分で終わるくらいです。




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夕飯を食べた後は、すみやかに電気を消し就寝時間となりました。
標高が高いとなかなか寝付けないと聞いてはいましたが、
私も例にもれずなかなか寝付けず、少し外に出てみました。

日暮れ直後、眼下には幻想的な風景が広がっていました。

世界を覆い尽くす青い雲と、そこから顔を出す雪山と、月。
反対側を見上げれば、ワイナポトシの頂上がこちらを見下ろしています。

明日は必ずあの上から世界を見るのだと、「絶対登り切ってやる」と、小さく声に出して誓いました。


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| ボリビア | 23:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あけましておめでとうございます。
ワイナポトシ登頂もおめでとうございます。

低橋さんの旅行に刺激されて、長い旅に出たいところですが、それは不可能なので、時々の短い旅や、ホームページをいじることで(たまたま撮った写真に「もしかしてワイナポトシ?」という山をみつけました)自分を満足させたいと思います。

今年も刺激を与え続けてくださいね。

| オフ | 2013/01/03 21:37 | URL |

>オフさん

あけましておめでとうございます。

ありがとうございます!
大変でしたが、行って良かったです。
そして、今回の挑戦でやはり自分は体を使うことが好きだということが分かったので、
今後もトレッキングを中心に色々と挑戦していきたいと思っております。

今年もどうぞよろしくお願いします。

| 低橋 | 2013/01/04 12:15 | URL |

前言の若干の修正です。

刺激を与えてと書きましたが、知らない場所をあれこれ障害を克服しながらする旅は、旅好きの自分にとっては十分刺激的です。つまり、この先もマイペースで旅を続けください。それをこちらは楽しみますね、ということです。
低橋さんはサービス精神旺盛そうなので、読者の期待に応えようと、チャレンジがどんどんエスカレートしていきそうで心配になってしまいます(笑
それから田部井淳子さんを目指さなくていいですからね(笑
めざしてもいいけど。

| オフ | 2013/01/04 20:45 | URL |

>オフさん

読者の期待に応えようと〜のくだりを読んでハッとしました。
確かに、自分の中にそういう部分はある気がします。芸人魂の様な。笑
でも挑戦すればするほど、自分自身が楽しくて嬉しいのも本当なんですよ◎
心配して頂いてとても嬉しいです。ありがとうございます!

田部井さんはとても格好良い人だと思うので目指せるものなら目指したいですが、
だいぶハードルが高そうですね・・命がいくつあってもたりません。笑

| 低橋 | 2013/01/04 23:03 | URL |















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