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デスロードを駆け抜ける

本日はデスロードツアーというのに参加します。

デスロードツアーとは、ラパス近郊の4,700mのお山から1,200mのナンチャラいう村まで、
自転車で一気に駆け抜ける面白ツアーのことです。
標高差は3,500メートル。約5時間かけて下るんだそうです。

何故デスロードと言うかというと、人がよく亡くなるからです。
この道は2006年まで公道として使われており、崖っぷちの未舗装の道路ということで
バスやら車やらバイクやらがしょっちゅう転落。年間うん百人という死者を出していたんだそうです。

現在は別の道が作られ、死者数はガクンと減りました。
が、ここがデスロードツアーなる狂った遊びに使われる様になってからは、その参加者が時々死にます。


私はこれに参加するわけですが、大丈夫です。
今ブログを書いているという事は生きているという事です。




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スタートポイント

朝ホテル前でピックアップしてもらい、ツアーの車でスタート地点まで来ました。
標高が高いので、そこそこ冷えます。




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ツアー参加者達

本日のお仲間は私を入れて7人。
ツアー会社に借りた装備に身を包み、早速出発です。

なお、カメラや携帯以外の持ち物は全てツアーの車に乗せてあります。
ツアーの付き添いはガイドさんが2人と運転手さんが1人。
ガイドさん1人が先頭を走り、最後尾にもう1人が付きます。
また、このガイドさんはツアー中ずっと写真や動画の撮影をやってくれ、最後にCDに焼いて渡してくれます。
運転手さんは、私たちの荷物と予備の自転車を乗せた車で後ろから付いて来てくれるので安心です。

至れり尽くせりでしょう。
良く出来たツアーなんです。




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最初はちゃんとした道を走ります。30分くらいでしょうか。
これを練習代わりにし、本番のデスロードに備えるわけです。




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景色の良いところでは止まり、撮影大会が催されます。
陽気なツアーです。

私はすっ転んでカメラを壊してはかなわんので携帯しか持って来ておらず、
さらに、手袋をしているためそれを出すのが面倒臭くて、ほぼ撮影はしていません。
今日載せている写真の多くはガイドさんが撮ったものです。
よって、世界中のブログなりフェイスブックなりに同じ写真がアップされているかと思われます。
世界中と言っても7人なので、見つけるのは難しいと思いますが。




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やって参りました。ここからが本番です。




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デスロードはこんな感じ。

そんなにデスな感じはしないでしょう。
実際走ってみると、意外と命もってかれそうな道なんですよ。




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目を凝らしてご覧下さい。
真ん中のゴミみたいなのは私たちです。

道幅は5メートル強と言ったところでしょうか。もう少しあるかも。
その道がウネウネと曲がりくねり、片側は崖。さらに、拳大の石ころがゴロゴロしているため結構大変です。
小さいのと大きいのは良いのですが、この拳大の石は誤って踏むとタイヤを取られ転ぶのです。

実際、私も2度程これを踏んでしまい豪快にスライディングし、壁に突っ込みました。
反対側に滑っていたら死んでいるので、いやあ生きてて良かったねと思います。

あと私ではありませんが、ドイツ人少女がブレーキを左右かけまちがえて空を舞っていました。
こちらの自転車はブレーキが左右逆ということもあるそうなので、参加される方は必ず事前に確認を。
舞う方向が崖だった場合、もれなく死にます。




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ときおり全員で止まって、撮影大会をします。

なお、この写真はガイドさんの撮影の腕が絶望的に悪いだけで、実際は平らな道です。
本当にこんな傾斜が付いているとしたら、この後一人崖下に消える事になります。

この撮影大会は、先頭集団と最後尾の差を縮めるためにも重要です。
先頭集団は自殺願望があるので、ほとんどブレーキをかけないのです。
放っておけば先頭と最後尾の差は広がるばかりです。

なお、私は後ろから2番目でした。
最初は一位を狙っていたのですが、何がいけないのか、あまりスピードが出なかったのです。
先頭の欧米人共はあっという間に見えなくなってしまったので、
その後はもうどうでも良くなって鼻歌混じりにチリンチリン走りました。

鼻歌混じりに壁に突っ込んだりはしたのですが、
プロテクターのおかげで無傷なので別にどうということはありません。



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途中休憩です。

午前中の車内ではバナナとチョコレートを貰え、
ここではサンドイッチとコーラを貰え、
さらにゴールの後には昼食が待っているそうです。

素晴らしい包囲網ではないですか。
これで行き倒れるのは至難の業です。




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チリンチリーン

私です。

どうですこの爽快な走り。
まるで近所のスーパーに買い出しに行く主婦の様な爽やかさでしょう。

ちょっとツアーの趣旨を理解していなかったかなと、反省している次第です。




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途中、滝の下を走ったりもします。
一瞬の事なのに、ビッシャビシャになりました。カメラをお持ちの方は注意です。

デスロードを走っていると、沢山の十字架や供えられた花をみかけます。
この道で亡くなった人へ捧げられたものだそうです。
また、崖下に転落した原型を留めていない車両も見ました。
割とゾッとしました。




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川を渡ったりもします。
川と言うか、単に浸水した道と言うか。

そこそこ深いので一気に走り抜けないとならず、
ガイドさんは冗談混じりに「ハマった人はラパスまで歩いて帰るんだよ〜(笑)」なんて言っていましたが、
私はもちろんハマりました。


IMG_3535.jpg

この通りです。
防水スプレーなんて何の役にも立ちません。




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で、ゴールです。

文にするとあっさりですが、トータル5時間ほど走って来たので結構汗をかきました。
上の方は涼しいのですが、下は熱帯地方だとかでかなり熱いのです。

35番が私です。
チェケナーみたいなポーズをしているやつ。やれと言われたものですから。



IMG_3536.jpg

ゴールの後はリフレッシュタイム。
シャワーやプールを借りられるとは聞いていましたが、
まさかタオルとシャンプーまで貸して貰えるとは思いませんでした。
非常に気が利いています。




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本日のお昼ご飯

ビュッフェスタイルのご飯でした。
私は嬉々として全部盛り、当然おかわりもしました。2回。



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ラパスに帰って来ました。

デスロード完走は14:30。
その後昼食、休憩をはさみ、約2時間かけてラパスまで戻るので、
このころにはもう日が暮れかけていました。

最後まで気の利いたツアー会社で、景色の良い丘の上で車を停め、撮影タイムを作ってくれました。



IMG_3573.jpg 表

IMG_3574.jpg 裏

デスロードTシャツとCDです。
なかなかお洒落。

Tシャツはどこの会社でも貰えるそうです。
こちらで知り合った友人などは、Tシャツのデザインで会社を決めていました。


以上、デスロードツアーでした。
私は生きています。


<情報コーナー>

○ デスロードツアー

ツアー会社「Free bikes」
Sagarnaga通りを5分程(3ブロック)登り右折。
Av.llampu 通りを20メートルくらい歩いたところの右手側。

何軒か聞いたうちで一番安く、説明も丁寧で好感が持てた為決めた。
ツアー終了後にデスロードTシャツ、写真と動画を焼いたCDを貰える。
朝食(希望者)、軽食、ツアー終了後のシャワー、昼食、装備代込み。
朝7:30〜8:00ごろ出発、夜19:00〜20:00ごろラパスに帰還。

自転車のグレードによって値段が違う。300〜500ボリくらい。
私は一番安い300ボリのにしたが、問題無かった。
デスロードの入場料25ボリは別。


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