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雲上の民/クエラップ遺跡

バスは朝4:30にチャチャポヤスに到着しました。

所要10時間半だったので、2つめのオフィスの人が一番正解に近かったことになります。
20時間かかると言っていた会社のバスがどういうルートを通るのか非常に気になるところです。


それはさておき、夜が明けていません。
山の中の小さな町なためか電気もほとんど点いておらず、ついでに凍えそうなくらい寒いです。

宿も決めていないため行く当てが無く、仕方が無いので夜明けまでバスオフィスで過ごそうと思っていたら
同じバスに乗っていたオランダ人バックパッカーの女性がバス会社の人と交渉してくれ、
夜明けまでバスの中で寝かせてもらえる事になりました。大変ありがたいです。

これをきっかけに、彼女とはこのあと2日間にわたり行動を共にする事になりました。



夜明けから少し経ち、町も目覚めだした朝7:30。
そろそろ宿のレセプションも開くだろうと思い、オランダ人女性と共にバスオフィスを出ました。

寒くて眠いので「とりあえず宿を探そうか〜」となったのですが、
チャチャポヤスのメイン広場に行ってみたらツアー会社の人達の勧誘にあいました。

私も彼女も行きたい場所は一緒だったので興味を持ち、試しに何件か話を聞いているうちに
何だかんだとそのまま本日のツアーに参加することに。

「出発は何時ですか?」
「5分後^^」

すごく慌てました。


大きい荷物はツアー会社のオフィスに置かせてもらい、そのままツアーバス乗り場へ。
中には私たちの他に7、8人が乗っており、ぎゅう詰めのバスは山に向かって出発しました。



本日のツアーは「クエラップ遺跡」という所に行きます。

チャチャポヤスと言えばコレ!という名所ですが、
最近までほとんど注目されておらず、未だ観光客も少ないので今が狙い目な感じです。
今年のロンリープラネットに大きく特集されているそうで、今後一大観光地になりそうな気配があります。


クエラップ遺跡とは、インカ帝国の前、プレインカ時代の遺跡です。
ここにはチャチャポヤスの民が住み、チャチャポヤス文化という独自の文化を築いていたんだそうです。

「チャチャポヤス」とは、このあたりの言葉で「雲上に人が住む地」という意味なんだそうです。




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昨日の夜行バス車内がやや寒かったのでよく眠れず、早朝から体力0に近かった私は
ツアーバス乗車後すぐに寝ましたが、気付いたらこんな所を走っていました。

山を登ったり下ったりのグネグネの道は景色が素晴らしく、
眠くて力が入らない頭を窓にガンガン打ち付けながら、時折薄目に飛び込んでくる絶景を楽しみました。
いや本当に楽しめたかどうか自分でもよく分かりませんが、綺麗だったことはかすかに覚えています。
あとブレまくった写真が何枚か残されていました。努力はしたんだと思います。



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クエラップ遺跡まであと20分という所にある村で入場料を払い、その後またバスで遺跡の足下まで。

ツアーでは無く自力で行く場合のミニバスの発着場らしいティンゴという村はだいぶ前に過ぎました。
自力を重んじるバックパッカー達も、ここでは大抵ツアーを利用するという事実に納得しました。

ペルーの観光名所は行きにくい場所が多い為か、現地ツアーがかなり充実しており料金も安価です。



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遺跡への道はかなり綺麗に整備されていました。
下の写真はアンモナイトの化石です。こんなところに。



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標高3000メートルのここはさらに高い山々に囲まれており、霧が立ちこめています。



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山頂まで歩くこと約15分。遺跡の外壁が見えて来ました。
ここから入り口までまた少し歩きますが、この道がまた絶景でした。



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正面入り口

この石の壁は20メートル以上の高さがあるんだそうです。
正面入り口は狭く、何百何千もの軍勢が一気に侵入出来る様なものではありません。
そもそもこの場所にたどり着くまでが大変です。
そのため、この地は長らく他民族の侵入を退け、難攻不落の城塞と化していたそうです。

こんな格好良い説明をしているのに偶然写り込んだ犬の顔に締まりがありません。



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正面入り口は通り過ぎ、さらに奥にある別の入り口から遺跡内に入りました。

遺跡の中は一部整備されていますが大半はそのままで、森に飲み込まれた文明の姿は人間の弱さを見せつけられる様な、自然の強さを目の当たりにする様な、大きくて優しい力を感じるものでした。
これらは退廃的な景色であるにも関わらず、何故か妙に美しく感じられました。



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この道を走って来ました。



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集落の跡

丸い形ひとつひとつが民家の跡で、とんがり屋根は当時の家の再現です。
円の中には台所と思われるスペースなども残っていました。



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帰りは正面入り口から。
実際歩いてみて分かりましたが、やはり簡単には攻め落とせそうにない強固な作りです。




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しかし、インカ帝国にすら破られなかったこの地もスペイン軍の侵攻には適わなかったんだそうです。

最後はインカ帝国とともにスペインに滅ぼされ、その幕を下ろしました。





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本日のお昼ご飯

遺跡見学の後、チケットを買ったお店に戻り昼食を頂きました。
マスの丸揚げです。

骨までばりばり頂けてとても美味しかったです。



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本日の宿

オランダ人女性と一緒に泊まりました。

ツアー会社が一緒にやってる宿のようです。
チャチャポヤス帰還後、10ソル(300円!)の宿の当てがあったのでそこへ行こうとしたら「15にするからうちに泊まりなさい!」と引き止められ、そのガッツに心惹かれたので泊まりました。良い宿でした。


<情報コーナー>

○ クエラップ遺跡ツアー

朝8:30出発、夕方6時頃帰宅、料金30〜40ソルくらいが相場。
クエラップ遺跡の入場料15ソルは別。
私が参加したのは8:45出発、40ソルだった。


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