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低橋、赤道に立つ

今日は赤道をまたぎに行きます。

エクアドルとは、スペイン語で「赤道」という意味なんだそうです。
でも3人目の先生に聞いたら「エクアドル?違うわよ、Mitad del Mundoよ!」と言っていました。
なんだかよくわかりませんが先生がそう言うならそうなんだと思います。
なお「Mitad del Mundo」は直訳すると「世界の半分」という意味です。多分。


さて赤道ですが、
キトの市街地より20キロくらい離れた所に赤道記念碑&赤道博物館というのがあり、
公共バスを乗り継いで1時間半くらいで簡単に行けます。

実は、ここには赤道が2つあるそうです。

一つは赤道記念碑。
こちらは一昔前に「赤道直下」として記念碑が建てられ観光名所となりましが、GPSが開発されてからちゃんと計り直したら違ったらしいのです。金のかかった盛大なギャグが成功した良い例だと思います。

もう一つは赤道博物館。
こちらが真の赤道で、赤道直下では一体どんな現象が起きるのか、数々の実験を見せてくれるんだそうです。




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赤道記念碑チケット売り場

赤道行きのバスに乗ったら赤道記念碑前に着きました。
この時点ではキトの赤道についてほとんど何も調べておらず、「なんか2つあるらしい」程度の知識で臨んだので、ここは真の赤道なのか間違った赤道なのかも分かりませんでした。
とりあえず皆バスを降りてここに並んだので一緒に並んだ次第です。




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中は広い公園になっていました。お土産物屋さんやレストランもあります。



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昆虫博物館

敷地内には小さな博物館が沢山あります。

この昆虫博物館には美しい蝶類や大きなカブトムシなど、沢山の珍しい昆虫の剥製が展示されていました。
生きているカブトムシやタランチュラもいました。

タランチュラを手に乗せて記念撮影できるようで、うらやましかったのでしばらく待っていたのですが係の人に気
付いて貰えませんでした。声を掛ければ良かったのですが、私は変なところでシャイなのでございます。



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本日のお昼ご飯

敷地内の食堂で頂きました。揚げ物のセットです。



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赤道記念碑

なんか人だかりができとると思って近づいたらザ・赤道でした。
カメラマンさんがおり、赤道をまたいだ記念写真を次々に撮っていました。



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赤道をまたいでみる

この時点では知らなかったのですが、こちらが間違った赤道でした。
かなり立派で神々しさすら感じる記念碑なのに残念なことです。

でも、多くの観光客が訪れ良い観光収入にはなっているようなので良いのではないでしょうか。




しばらく敷地内をうろついていたのですが、噂に聞いていた赤道実験がどこにも見当たらなかったので
「もしやここは偽物か!?」と今更気付いて見学を終了しました。
やはり真の赤道を見なければいけない気がするので。

警備員さんに道を聞き、ここから徒歩5分だと言う真の赤道へ。




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これのようです。



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間違っているはずの赤道記念碑に比べ、ずいぶん貧相と言うか地味と言うか、
あまりにもひっそりと存在する博物館なのですがあまり人気がないのでしょうか。

あまり宣伝もしていないように思えます。
記念碑からこちらに来るのも、特に案内表示などありませんでした。
立派な記念碑を建ててしまった手前「間違ってました」と大きな声で言って
入場希望者が減っては困るとかそういうことでしょうか。




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こちらが真の赤道です。


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赤道から見上げる太陽。

赤道直下というと猛暑なイメージがありますが、
ここは高所なためかあまり暑くありません。



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ガイドさんに説明をしてもらいながら実験開始。
英語ガイドを希望する客が私しかいなかったため1対1です。
写真はスペイン語ガイドさんとツアーの皆さんです。



写真がありませんが、まずは赤道上を歩く実験。

赤道上は南北半球の引力だか遠心力だかの影響で体が左右からひっぱられ、まっすぐ歩けないというものです。
目をつぶって両手を伸ばし赤道上を歩くのですが、確かにグラグラしてまっすぐ歩けませんでした。
でも私普段からグラグラふらふらしてるので赤道は関係ないかもしれません。




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次に水を流す実験。

日本がある北半球では水は左回転で落ちて行きますが、南半球では右回転で落ちる。
そして、その真ん中である赤道上では渦を巻かずに落ちて行く、というものです。

写真ではよくわからないと思いますが、実際見てもよく分かりませんでした。
何故なら写真を撮るのに夢中でよく見ていなかったからです。




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釘の上に卵を立てる実験。

釘の上に垂直に卵を立てるなんてどだい無理な話ですが、
赤道上では重力が真下にかかるのでそれができる、とかいうものです。

私もやりましたが、無事立ちました。


実験終わり。


あと秋分の日と春分の日の正午には、太陽が赤道の真上に来るので影も物体の真下にでき、
この瞬間に地に足をつけて立っていると自分に影が無いかの様に見えるんだそうです。

これは是非見たかったですがチャンスが1年に2回となるとなかなか狙い辛そうです。




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ここは野外民族博物館もかねている様です。
ジャングルの村のような作りになっており、中を歩くだけで楽しいです。



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ハムちゃん

クイという名のハムスターです。愛らしいですね。
エクアドル、ペルーあたりの高地に住む人々はこれを丸焼きにして食べるんだとか。
そういえば丸焼かれてる彼らをキトの食堂で見た様な見てない様な。

ガイドのお兄さんは「日本ではペットだろうけどここでは貴重なタンパク源だから・・」と申し訳なさそうに
語っていましたが、大丈夫です。私はこういうおもしろ食材は自ら進んで食べる方です。



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蛇の皮

左下のおじさんに注目しないで下さい。上です。



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生首

本物だそうです。右です。



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小さい生首の作り方

こんな感じで首を狩り、首の辺りから頭蓋骨を取り出し、頭部の生皮に石を詰め、
首をキュッと縛って防腐加工か何かして完成だそうです。完成品は拳大くらいになります。





赤道実験も蛇皮も生首も見て大満足し、さあ帰るかと赤道記念碑前に戻ったら
ちょうどキト行きのバスが出る所でした。

「乗りまーす」と駆け寄り乗りこんだのですが、これが間違いでした。
キトにはちゃんと着いたのですが、来たときと同じバスターミナル行きではなかったのです。


そうとは知らず爆睡し、ターミナルに到着するはずの約40分後に目を覚ますと
キトっぽい大きな街を見下ろす高い所を走っていました。

「あれはキトでは?」と思いながら10分ぐらいボーっと乗り続けた所でいろいろと見覚えのある景色を目にし、
「絶対キトだ。そしてターミナルはだいぶ過ぎている」ということに気づき途中下車しました。



ここはどこだろうとあたりを見回すと、キトの街がすぐ下に見えました。丘の上にいる様です。
そして、家々の向こう側に見覚えのある彫像が見えました。


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(写真は9/29撮影のもの)

これはもしや「徒歩で登ると必ず強盗に遭う」と名高い
パネシージョの丘の上の天使象では?それが今すぐそこに。

あ、強盗に遭う。


おひゃあああああと思いながら小走りで近くのバス乗り場に飛び込み、
どこ行きかはわからないけどとりあえず最初に来たバスに飛び乗り、丘を降りました。

ああ怖かった・・・

・・・けど、降りて冷静になって考えてみたら降りたのは住宅街の真ん中では無かったし、警備員さんが何人も立っていたし、彫像も手が届く程の近くでは無かったし、危険地帯ど真ん中ではなかったかもしれません。
用心するには越した事はないですが。おかげさまで無事です。



適当に乗ったバスは当然適当な場所にしか行かないので、とりあえず見覚えのある建物が目に入るまで乗り続け、「多分このへんかな?」と思われる場所で降りて携帯のGPSでチェックしたら割と良さげな場所に居たのでそこからは歩いて帰りました。



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無事知ってる道に出た記念に買ったココナッツジュースが美味でした。


<情報コーナー>

○ 赤道の行き方

(1)青いメトロバスで北側終点の「エスタシオンオフェリア」まで行く。旧市街からだと約45分。25セント。
(2)エスタシオンオフォリアから「Mitad del Mundo」と書かれたバスに乗って約40分。15セント。
(3)バスは赤道記念碑正面入り口前に着く。真の赤道博物館に行くには、記念碑入り口前の道を右(入り口を正面に見て右)に曲がって徒歩5分くらい。左手側に看板が見える。

○ 料金

赤道記念碑(間違いの方の赤道)3ドル。
赤道博物館(本当の赤道)4ドル。ガイド料混み。英語ガイドあり。


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