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世界遺産に泊まりたい


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今日はリラ僧院に行ってあわよくば泊まってくるつもりです。
リラ僧院は世界遺産ですが、僧院内に宿泊できるようなのです。保護とか防犯とか大丈夫なんでしょうか。


たったの一泊なので荷物はソフィアの宿に預かってもらって必要なものだけ持って行きました。
もしかしたら泊まれないかもしれないし、泊まれたとしても帰宅は翌日の夕方以降なので。
ソフィアからのバスは1日1往復しかないのです。

宿の人に明日もう1泊泊まりたい旨を伝え、ではまた明日と言って出発しました。



昨日ツーリストインフォメーションの人に聞いたらリラ行きのバスは10:20発とのことでしたが、
宿の人は皆10:50と言っていました。でもまあ念のためと思い早めに出たら、
トラム乗り場までの道を一本間違えてタイムロスし、10:15にバス停に着きました。

そしてバスは10:20に出ました。

危なかったああああああああ




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こちらがリラ行きのバスです。
撮影している時間などもちろん無かったのでリラに着いてから撮りました。



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運転席のセクシー美女カバーが非常に気になります。
神聖な修道院に行くのになんちゅうものを付けてるんですか。


ソフィアからのバスは一日一台一往復という厳しいタイムテーブルですが、
利用者は思ったよりは少なくほぼ満席ですが全員座れました。
他のもっとリラに近い町からも出ているのかもしれません。




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リラ僧院入り口

2時間40分後の13:00ちょうど、バスはリラ僧院に到着しました。
僧院内は露出の多い服は駄目だと書いてあります。サンダルは大丈夫でした。




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ゴッツイ建物がお出迎え。
周りをぐるっと囲んでいるのが修道士達の寝床のようです。宿泊施設というのもおそらくこれです。

さっそく見学したいところですが、まずは宿泊の申し込みに行くことにしました。
今日の寝床を確保しないと気が気じゃないので。




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レセプション

結果から書きますと、泊まる事はできました。
が、良い方の部屋には泊まれませんでした。

なんでも修道院内には新しい部分と古い部分があるらしく、新しい方はバストイレ付きでお湯も出るけど
古い方は洗面台はあるけどお湯は出ず、バスシャワーは無し、トイレは共同、なんだそうです。

新しい方に泊まれない理由はよく分かりませんでしたが、多分満室か修繕中とかだと思います。
敷地内に修繕作業中の場所が沢山あったので。



受付の人(修道士)はあまりこちらに泊まる事を推奨していないようでした。
「今晩泊まりたいのですが」と聞いて最初に返って来た答えが「すぐ側に良いホテルがありますよ」だった上、
レセプションの前にもそのホテルの情報が張り出されていました。ホテルの回し者かあんたと思うくらい細かく。

受付の人があまりに勧めるのでそちらのホテルになびきかけましたが、
しかしやはり僧院内と外ではだいぶ意味が違うだろうと思い直し
古い方で構わないと言って泊まらせてもらいました。

20レヴァ(約1000円)でした。
ブルガリアの宿の相場と部屋の設備からすると少し高いなという印象で、
でも実際の部屋は無駄に4人用で広かったのでそう考えるとかなり安く、
世界遺産だと思うと格安です。




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2階以上へは普通は立ち入り禁止です。
鍵を貰った人だけ入れると言うのは特別な感じがして嬉しいですが、
この柵を越えて中に入るので違反をしているようで少しソワソワしてしまいます。




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泊まった部屋はこれです。
上の写真で言うと左上らへんです。4階部分。
真ん中の写真は廊下です。廊下にたくさんのドアが並んでおり、この一つ一つが部屋になっています。

私の部屋は4人用ですが一人分は別室になっており、ベッドも違いました。偉い人用でしょうか。




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室内にもフレスコ画があります。

カバーもかけずにそのまま展示しちゃって落書きされたりしないんでしょうか。
そして何故私がハラハラしないといけないんでしょうか。


下に写ってるのはオイルヒーターです。
現在8月下旬ですが、室内は結構ひんやりしています。
冬には相当冷え込むだろうなと予想できますが、この小さなオイルヒーターではすぐには部屋は暖まらないのでそれなりの防寒対策が必要なんじゃないかと思います。



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偉い人のベッド(仮)だけ木製でした。その上に布団がしいてあります。
他の3つはパイプベッドです。私は何も考えず広い方の部屋のパイプベッドを選んでしまいましたが、
2つ隣の部屋に泊まったフランス人ぽい女性は偉い人のベッド(仮)で寝たそうです。
確かにそっちの方が古くて狭くて気分が出そうなので、そっちが正解だったなと今更ながら思います。




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ネットは使えませんが電源はあります。



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レセプション付近にはwifiが飛んでいましたが、パスワードは教えて貰えませんでした。
しかしリラ僧院にwifiが飛んでるって色々と台無しな気がしないでもないです。
せめて名前をカモフラージュしてみるとか、何かこう。リラて。




チェックインをした時点でまだ午後2時で、
リラ僧院内は観光客で溢れていたので見学は後にすることにしました。

きっと夕方や朝方の人が少なくなったころの方が雰囲気が出ます。



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本日のお昼ご飯

周りにはあまりお店などは無いだろうと思いお弁当を持って来ました。
パンとハムとオリーブペーストと水です。
あとビスケットと、イスタンブールで買ったトルコのお菓子詰め合わせも少し残ってます。

このハムが1本60円くらいと大変お安かったのですが、値段に反してとても美味しかったです。
このパンは一晩で食べるつもりはなく、余ったら持って帰る気だったのですが
ハムがあまりに美味しいのでもりもり食べてしまいました。



僧院内で夜遊びをする予定なのでこの後少し寝て、夕方起きて辺りを散策に行きました。




まずはメインの教会へ。中も外もフレスコ画で埋め尽くされ、圧巻の光景です。
ただ内部は撮影禁止です。外は撮れますが暗いので撮影は明日にすることにして、中に入ってみました。

中では僧侶の皆さんが聖書を読み上げ、何やら歌っていました。

中もフレスコ画と金色の細工が綺麗なはずですが、明かりがあまりないので暗くてよく見えませんでした。
こちらの見学も明日へ持ち越しです。



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僧院内の見学を終えた後は敷地の外に出てみました。こちらは裏門です。



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裏門の外にはお土産物屋さんやホテルやレストランがありました。
また、意外なことにスーパーマーケットもありました。
スーパーは8畳くらいの本当に小振りな店で品揃えは少ないですが、
水やジュース、お菓子、パン、チーズ、ハムなど、数日間の食に困らない程度のものは揃っていました。




付近の散策も終えあっという間にやる事がなくなってしまったので、
大きな荷物を持っている人を探して「ここに泊まりますか?」「受付もうすぐ閉まっちゃうので急がないと」
と話しかけて回るという不審者まがいの事をしたのですが、新しいお仲間を見つけることは出来ませんでした。
どんどん人が減って行くのが寂しくてやった事ですが、よけいに寂しくなっただけでした。

仕方が無いので自室に戻って昼間と同じメニューの夕飯を食べ、時間を潰しながら夜を待ちました。




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夜9時を過ぎると2つの門は閉鎖され、敷地内は静寂に包まれます。
教会は特にライトアップされるということもなく、暗闇の中に静かにたたずんでいます。




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修道士達の寝床兼宿泊施設となっている廊下を歩いてみました。
一応電気は点いていますがところどころ暗く、階段を踏み外しそうになりながらもゆっくり歩きました。

私以外にも泊まっている人はいて、ベンチに座って食事をしていたり、
敷地内を散歩していたり、ただ静かに空を見ていたり、思い思いの時を過ごしていました。



インターネットも無く、本も持って来ておらず、門は閉められ遊びに行けるわけでもなく、
お天気のせいか期待していた星空も無く、本当にただ僧院と、そこにいる自分というだけの夜でした。

ただ、何も無いこの静かな時間こそが本当は貴重で、価値あるものなんだと言う事を知ることが出来ました。
無の時間というのが人には必要なんだと思います。そしてそれは、何でもあるはずの街には無いものです。



<情報コーナー>

○ ソフィアからリラ僧院の行き方

オフチャ・クペルという小さなバスステーション(中央バスターミナルとは違う所)から1日1本バスが出ている。オフチャ・クペルまではトラムNo.5で行けるが、街の中心からは30分近くかかる。

リラ僧院行きのバスは10:20発、所要約2時間40分、13:00着。
復路はリラ僧院を15:00発。同じバスで帰る。
片道11レバ。乗車時にドライバーに直接支払う。


○ リラ僧院に宿泊する

予約もできるがソフィアのツーリストインフォメーションの人は「必要ない」と言っていた。
予約方法はおそらく電話。私は予約してないので不明。

現地で直接申し込むのであれば、
リラ僧院の正門から入り、中央にある教会を通り過ぎ、右奥の角まで行くとそこがレセプション。

受付時間は
14:00〜16:00、18:00〜19:00、19:30〜21:00の3回。でも変則的に開いていたりもする。


○ 宿泊施設の設備

トイレに紙がない。宿泊施設に限らず全体的に全くないので持参すること。


○ リラ僧院の周辺のホテル

リラ僧院の裏口から100メートルくらいのところにホテルがある。
また、リラ僧院に行く途中にペンションが点在している。
言えばバスはここにも停まってくれる。リラ僧院から歩いていくには少し遠い。


明日の記事でもう少し情報足します。



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