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夢追い人の方舟

昨日の宿はネットが使えなかったので最初に狙っていた宿に移動しました。
こちらの方が少し安いですし。



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あと昨日の宿はシャワーがシャワーに切り替わらなかったので。
脳天に喰らうと結構気持ちいいのですが2日連続でやりたいものではないです。





ドウバヤズットに来た目的はアララト山を見る事です。
アララト山はノアの方舟伝説がある所です。面白そうでしょう。

またしてもタクシーかツアーでしか行けないということなのでツアー会社を探しに行きました。

バスターミナル内のツアー会社でやってるとのことなので行ってみたら20メートルの間に20人くらいに声をかけられ、さすがにギョッとしたので一番手前のオフィスに逃げ込みました。
ターミナルではやたらと声をかけられるのが常ですが、ここまでのは初めてです。
東の人は商魂たくましいのかアジア人がよほど珍しいのか。



こうして適当に入ったツアー会社ですが、失敗しました。

まず行った時間が少し遅かったので他の参加者が集まらず、2時間ほど待つ羽目に。
ツアー1回の料金を参加人数で頭割りするので1人では高すぎるのです。

そんなに待たずに他を探せば良かったのですが、
最近待つ事に慣れすぎていて簡単に2時間が過ぎてしまいました。

しかし2時間待っても誰も来なかったのでもう諦めて帰ろうとしたら、オフィスのボスっぽい人に必死に引きとめられ、半額まで値が下がったのでまあいいだろうと思って1人で参加しました。そしたら何故かボス自ら車を出したのですが、この人がただのセクハラじじいでした。

ボスが調子に乗り始めたのはツアーが大分進んでからだったので山中に置き去りにされてはかなわんと思い強く逆らえず、さらに相手は一応年齢的にも立派なじじいなのであんまりキツくあたるのもためらわれ、仕方が無いので3時間苛立ちを抑えて微笑み続けたのでした。さらに半額にならんかなとか思いながら。




それはさておきツアーの内容です。
ドウバヤズット発のツアーはみんなだいたい同じ内容で、

イサク・パシャ宮殿
クルドの村
ノアの方舟
メテオ・ホール
アララト山パノラマ

の5つを2.3時間かけて周ります。

自力で行くのなら、結構険しい山道ですがバイクでも可能かと思います。
原付だと厳しいです。チャリンコでは行き倒れます。




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イサク・パシャ宮殿

壁や柱の彫刻が見事ですが、中は散らかり放題です。修繕中とかでしょうか。




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健全なツアーの皆さんと遭遇しました。一体どこから出ているツアーでしょうか。
そして何故私を誘ってくれなかったんでしょうか。




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眼下に見える町はドウバヤズットです。
観光客が歩く範囲は狭いですが、こうして見るとそこそこ大きな町です。




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次の目的地までは凸凹の山道を走っていきますが、じいさんが脇見運転をするので死ぬかと思いました。
できれば一人で死んで頂きたいものです。




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クルドの村

ドウバヤズットから少し走ればクルドの人達が暮らす村が沢山あります。
彼らは石の家に住み、放牧や伝統工芸の織物をつくりながら生活しています。

村の子供達が大はしゃぎで車を追いかけて来るのが滅茶苦茶可愛いかったです。





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女の子達も健康的に日に焼けていて、元気ですごく可愛いです。





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これは見なかったことにしました。




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「お金」のジェスチャーです。

知らない方が幸せでいられますが、私だけ不幸になるのは嫌なので暴露しました。





トルコ東部はもちろん、西部にも沢山のクルド人達がいます。

彼らの言語はトルコ語とはかなり異なるそうですが、クルド語を載せてくれてるガイドブックは日本のとポーランドのだけだ!と街で出会ったクルド人がはしゃいでいました。




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ノアの方舟

最近アメリカの研究者によって発見された舟の様な形の何かです。
分かるでしょうか。真ん中少し右寄りの、槍の様な形に盛り上がってる部分です。


科学的根拠は認められなかったそうなので一研究者の夢の跡に過ぎませんが、だからこそロマンがあります。
「そうだ」と確定するより「そうじゃない」と結論付ける方が難しいというもの。
この研究者が信じ続ける限り可能性は消えないのです。




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横には研究者をここに案内したという人が作った博物館があります。

ご本人がいらっしゃいました。
科学的根拠が無いとして人々に否定されても、ここでずっと夢を守っているんですね。




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イラン国境「ギュルブラック」

全長何キロにも及ぶトラック大渋滞が出来ていました。
爺さんの話によると何日も待ってようやく通過できるそうです。んなわけあるかと思いました。



私がイランに入国することは今後もおそらく無いです。

宗教の関係上、女性の個人旅行者は入国が難しいからです。
最近は大分規制が緩和されたそうですが相変わらず面倒な手続きはある模様。

安全面に関しては、行って来た人の話では「別に大丈夫だよー」との事ですが
最近のニュースとかを見ているとあんまり行く気にはならないです。


ここを通れさえすればインドまでの道が開けるのに残念です。
バックパッカー御用達のルートがあるのですが。





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メテオ・ホール

ここへ来る直前に検問所があり、パスポートを預けなければいけません。
山一つ越えればイランという場所なので。

今回はツアー代表者として爺さんのだけ預けました。



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100年くらい前に隕石が落ちた跡なんだそうです。
現在は半分くらい埋まっていますが、それでも深さは30メートルあります。
殺るなら今だと思いました。




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アララト山

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大アララト山と小アララト山

トルコ人はアールと呼びます。
平坦で乾いた大地の中に悠然とそびえる様は確かに神々しいです。

下の写真はノアの方舟のあたりから撮ったものです。
アララト山の横には一回り小さな山があり、こちらは小アララト山と呼ばれています。




以上でツアーはおしまいです。

方舟伝説とかそういう類いのものにそんなに興味は無かったのですが、
実際この眼で見て、その夢を追っている人に会って話を聞いたら信じてみたくなりました。

沢山いたはずの研究者達が立ち去り風に吹かれるばかりになった方舟と、
それをじっと見つめる館長さんの姿はどこか寂しげでもありました。




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| トルコ | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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