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アンナプルナ9、アンナプルナ・ベースキャンプ(20〜22日目)


<12/8 トレッキング20日目の続き>

前回の続きです。



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本日の携帯食/りんごとかシナモンのパン

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9:45 ゴレパニ出発

ゴレパニは大人気景勝地プーンヒルの最寄り村なだけあって、小さいながらも賑やかでした。売店も多いしパン屋まであります。お値段も山中にしては良心的(180ルピー)でしたので、美味しそうなりんごのパンを一個買いました。今日のお弁当にと思って。

まあ案の定店を出た15秒後には半分になっていたのですが、レンジで温めてくれたので仕方ありません。美味しさ5割増しだったんですもの。



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ここから目指して行くのはアンナプルナ・ベース・キャンプ、通称A.B.Cです。アンナプルナ一周、ジョムソン街道、プーンヒルまで片付けたので、いよいよここが最終目的地となります。

ふざけて書いた上の地図ももうお役御免です。こんな何回も使うならもっとちゃんと書けば良かったですよ。載せるたび恥ずかしいんですけど。



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今日の道はまず登りから。一旦登ってその後下るようです。それは別に構わないのですが、



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人が多すぎるのYO。

この人達みんなABCを目指すんですかね?行列になって歩くんですかね?人混みは苦手だって!!言ってるでしょうが!!



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プーンヒルとABCはアンナプルナ二大人気コースですので、その二つを繋ぐコース上には浮ついた旅行者が好みそうな宿が沢山ありました。

しかし宿自体は多いものの、アップダウンがきついので一応「寝床探しは計画的に」と書き添えておきます。登りの途中でくたばるとだいぶ辛いことになりますので。



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せっかく登ったのに豪快に下らされ、その後また登らされ、



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タダパニ

少し大きめのロッジ街、タダパニに着きました。

霧も出てきたし寒いし何も急いでないし、ここに泊まっても良いかなーなんて少し考えましたが、もう少し先へ進むことに。まだ13:00なんです。わたくし16:00より前に足を止めると動悸息切れがするんです。



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Chuile

途中にChuileという集落がありました。こちら多分ツイッターにて景色が素晴らしいとお勧め頂いた集落だと思うのですが、合っているでしょうか。

残念ながら霞がかっていましたが、午前中の天気が良いときならかなり壮大な景色が望めるだろうなと思いました。ので、ここに一泊しようかとかなり真剣に検討しましたが、先へ進むことに。まだ14:00なんです。



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一旦谷底へ下り、また登ります。



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途中で集落やロッジ街にぶつかるたびに「ここまでにしようかな」なんて思うのですが、足が全く止まろうとせずあっという間に通り過ぎてしまいます。頭は休もうとしているのに身体がエンジン全開です。疲れてはいるのですが、車は急に止まれない的なアレでしょうか。



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16:30 チョムロン到着(標高2,170m)

で、結局日暮れを気にしながらギリギリまで歩いてしまい、チョムロンという村まで来ました。明日明後日の行程を考えると、ここまで来る必要は全く無かったです。



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チョムロンの宿「Chhomrong Cottage」

チョムロンは山の斜面に張り付く村で、宿の数はそこそこありましたが一旦下ったらもう登りたくない感じでした。ので、真ん中やや下あたりの宿で手を打ちました。ドン底まで行って安いのが無かったら嫌なので。



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本日の晩ごはん/ベジカリー&ライス

最近妙にカリー気分なので、本日もベジカリー&ライスです。

カリー&ライスは量が少ないことが多いので、今回は「量多いですか?お腹いっぱいになる?」と聞いてから頼んだのですが、ちゃぶ台を遠投するレベルで少なかったです。「ええ十分よ」って言うたやんけ。こんなんで十分とかどんだけ燃費良いんですか貴女は。

でも駄目元でおかわりを頼んでみたら、無料でご飯を追加してくれたのでハッピーでした。一応腹5分目くらいにはなったので頑張れば眠れそうです。



<12/9 トレッキング21日目>

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本日の朝ごはん/グルン・ブレッド&ヤクチーズ

メニューにグルンブレッドとやらが載っていたので頼んで見たら、いつも食べてるチベタンブレッドと同じ形のものが出て来ました。味も同じで美味しかったです。別名ですかね。



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8:00 チョムロン出発

宿の窓からの景色が大変良かったです。

どちら様か存じませんが、そちらにおわしますのはアンナプルナ1様か2様か3様かサウス様かノース様でしょうか。あるいは別のどなたかでしょうか。名札貼っといて貰わないと全然分からないです。



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ACAPチェックポスト

チェックポストがあったので寄りました。

こちらはABC行き入山チェックポイントみたいな位置付けらしく、「帰りにも寄ってね」と言われました。ここからABCまでは一本道で、全員またここに戻って来ることになります。



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一旦谷底まで下り、再び標高を上げていきます。またえらく沢山人がいますね。撒いたと思ったのに。



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本日の道はこんな感じです。ゆったり登っていく道かと思いきや意外とアップダウンがありますが、森の中を歩いてみたり急に視界が開けたり、良い感じに景色が変化するので大変楽しいです。



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ABCは思ったより近く、あと二日もあれば着けそうです。

今日は二つ手前のデウラリ辺りまで行けそうですが、そうすると明日は4時間でABCに着けてしまい物足りないことこの上無しなので、一個手前のヒマラヤくらいで勘弁してやろうと思います。標高が低い方がレストランも安いですし。

でも私は分かっております。私は必ずデウラリまで行くだろうと言うことを。



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15:00 デウラリ到着(標高3,200m)

ほらな。

明日の行程を考えるとここまで来る必要は全然全く無かったのですが、体力を残した状態で歩き終わるとサボった様な気になってよく眠れないのです。なんならもっと行きたいくらいですが、次のロッジ街までは2時間かかるみたいなので流石に止めておきます。日が暮れますので。

一応書き添えておきますと、体力が底無しな訳ではないです。そこそこ疲れてはおりますが、考え方が体育会系なんです。限界を越えないと意味が無いみたいな。苦しければ苦しいほど楽しいみたいな。



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デウラリの宿「Shangrila Guesthouse & Restaurant」

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本日の晩ごはん/ダルバート

頑張ったのでダルバートです。ここのダルバートはどノーマルな野菜カリーと豆スープだったのですが、妙に美味しかったです。給食的美味しさ。

ダルバートと言えばおかわり、おかわりと言えばダルバートなので今日もその様にしましたが、持ってきてくれたおかわりを控えめに皿に移す給仕係さんに「もっとください。てか全部ください。」と伝えたら大変喜んで貰えました。「君ネパール人みたいだね!(笑)」と。ネパールの人達はいつもものすごい量のダルバートを食べるのです。仲間に入れて貰えて光栄です。


<12/10 トレッキング22日目>

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本日の朝ごはん/チャパティ&ハニー

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7:40 デウラリ出発

先述しました通り、今日は4時間でゴールできる予定です。しつこい様ですがわたくし異様に元気なので3時間もあれば着くと思います。つまらないですね。クタクタの状態でやっとこさゴールするから感動的なのに。



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今日の道はずっと谷底を歩きます。ので、日が当たらず大変寒いです。そしてところどころ雪が残っている道もあり、滑りやすいので怖いです。



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トレッカー達を見下ろす山々は実に壮大で格好良く、すぐ近くにあるのにとても届かない世界の様に思えます。私はただただ、首を痛めながらそれを見上げるだけです。

・・なんて思っていたのに、あの上から今いるここを見下ろす日が来ようとは。具体的には3日後です。また後日書きます。



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マチャプチャレ・ベースキャンプ(標高3,700m)

500mほど標高を上げましたが、ゆるやかな登りなので全然そんな感じはしませんでした。

こちらのマチャプチャレ・ベースキャンプ(通称MBC)はABC前最後のロッジ街で、ABCまではたったの2時間です。ですが、ABCは標高4,130mと言う事で高山病の危険が伴う高さなので、念の為ここで一泊する人も少なくないようです。

私はつい10日程前に4,000〜4,500m界隈をうろついており、高度順応はしっかり出来ていると思われるので、このままABCに向かいます。



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マチャプチャレ

ちなみにマチャプチャレとはこちらです。これは昨日撮った写真。このときはなんか格好良い方がいるな〜くらいにしか思っていませんでしたが、最終的にはこれが一番思い出深いお山になりました。詳しくは次々回あたりの日記で。



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MBCからABCへの道は踏み固められた雪の道で、大変よく滑りました。アイゼンを履いているトレッカーもチラホラ見られます。そして寒いです。

が、



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現在時刻9:20

お日様が出勤されたので一気に暖かくなりました。

重役出勤ですね。まあお日様は重役どころか太陽系のシャッチョーさんでいらっしゃいますから、誰も文句を言える人はいません。この人が退職したら我らは星ごと終了です。




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その後は大変気持ちの良い道を歩き、



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10:30 アンナプルナ・ベースキャンプ到着(標高4,130m)

ゴールのアンナプルナ・ベースキャンプに到着しました。

「おおここが・・!」感はありますが、「ついにここまで・・!」感が皆無です。近すぎました。



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ABCの宿「Annapurna Sanctuary」

ABCには宿が4軒ありましたが、どの宿もそこそこの規模に見えるのに部屋数は少なかったです。自然保護に関係するルールで、一宿あたりの部屋数やその他諸々に制限があるのだそうです。

一応個室が無いか聞いてみましたがシングルはどこにも無く、ツインやトリプルを一人で使うと500〜1,000ルピー。一方、他の人と同室ならどの宿も200ルピーでした。で、設備はどこも似たり寄ったりだしレストランメニューも共通だったので、じゃあどこでもいいやと思い最後に聞いた宿に入りました。



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レストランメニュー

レストランメニューですが、ここ三日間全く同じものを出されています。表紙も中身も、値段以外はまるっと全部同じです。

この辺一帯は全部共通メニューを使っているみたいですね。まあこの辺一帯どころかアンナプルナ全域もエベレスト街道も、山小屋ご飯はだいたい全部同じですけども。



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暇なのでお散歩。とは言ってもここには宿と小屋と石しか無いし、端から端まで1分で歩けてしまいます。

写真はベースキャンプ脇の巨大な谷です。どうもこれは氷河らしいです。



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ABCの裏手に小高い丘があり、ちょっとしたハイキングが出来るとの前情報があったのですがこれでしょうか。見た感じ誰も登っていないし、道も見当たらないので雪で登り辛くなっているのかもしれません。あるいは、全然ここじゃないのかもしれません。



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下から見たABC

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上から見たABC

アンナプルナ・ベースキャンプです。すごい立地ですね。壮大な雪山達に取り囲まれ、今にも飲まれてしまいそうな危うさがあります。



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特にやることが無いので昼寝していたら、同室の人が「夕焼けが綺麗だよ」とそっと起こしてくれました。

何ということでしょう。美しいではありませんか。

朝焼けと夕焼けなら、私はどちらかと言うと夕焼けが好きです。茜の間に見える桃色が優しいので。日が沈みもう終わったかと思った後に、空がもう一度美しく染まるのも良いです。マジックアワー、良い映画ですよね。



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本日の晩ごはん/ダルバート

今日は頑張っていませんが、ゴールなのでダルバートです。気のせいか昨日食べたダルバートと味も中身も酷似しています。

そして今日もモリモリおかわりしたら給仕係さんはたいそう喜んでくれ、しかし周りのお客さん達はドン引きしていました。

ドン引きついでに自分達が食べていたフライドポテトの残りをくれたのは大変ありがたかったですが、こちらこそドン引きです。そのただでさえ少ないフライドポテトを半分以上残し、生きるためのエネルギーは足りているのですか?ここまで歩いて登って来たはずだし明日も歩いて下山しないといけないのにその半皿の芋で脚は動くのですか?霞でも食って生きているのですか?リッター240キロくらいですか?



<12/11 翌朝>

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朝焼けです。

空が白み、山のてっぺんが紅く染まりだしたと思ったらあっという間にこの状態になりました。そして5分くらいだったか、この奇跡はすぐに終わってしまいました。

この5分のためにここまで来ました。素晴らしい時間でした。


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<情報コーナー>

◯ ゴレパニからアンナプルナ・ベースキャンプ(A.B.C)

GorepaniからChhomrongまではアップダウンが激しい。こちらからだとどちらかと言えば下りが多い印象。ChhomrongからSinuwaまでは一度谷底まで下って登り、また登る。その後は比較的なだらかな登りが続くが、Bamboo前後はまたアップダウンが忙しい。このコースに村は無く、全てロッジ街。

◯ チョムロンの宿

「Chhomrong Cottage」
シングル250ルピーを200にしてもらった。充電(ラウンジのみ)、ホットシャワー無料、Wifi200ルピー。ストーブ有料。おかみさんが少し日本語を話す。穏やかで良い感じの人達。ダルバート確か580ルピーとか。レストランメニューは全宿共通。

◯ デウラリの宿

「Shangrila Guesthouse & Restaurant」
ツイン250ルピーを200にしてもらった。Wifi300ルピー、充電200ルピー。七輪?か分からんけどストーブ代わりが確か一人250ルピーとか。ダルバート620ルピー。レストランメニューは全宿共通。

◯ アンナプルナ・ベースキャンプの宿

「Annapurna Sanctuary」
シェアルーム200ルピー、Wifi300ルピー、充電(ソーラー)250ルピー。ストーブ代わりが確か250ルピー。ダルバート670ルピー。レストランメニューは全宿共通。

| ネパール | 23:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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