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エベレスト街道トレッキングまとめ


これから行かれる方への情報まとめです。 
素人のまとめに過ぎませんので、詳しいルートや安全情報はちゃんとした所から入手してください。


<期間>

私が歩いたのは2018年10月16日〜11月6日まで。カトマンズからの移動日、帰還日も入れて全22日間。

10、11月がエベレスト街道トレッキングのハイシーズンなので、とんでもなく混んでいた。宿が取れない日があるくらい。(ラウンジで寝た)


<ルート>
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(簡易地図。実際はもっと色々道がある)


私が歩いたルートは以下の通り。

カトマンズからファプル、ファプルからタクシンドゥまでシェアジープ
・カトマンズからファプル、タクシンドゥ(1日目)

タクシンドゥから歩き始めてナムチェ、タンボチェへ
・ヌンタラ手前〜カリコッラ(2日目)
・カリコッラ〜チェプルン(3〜5日目)
・チェプルン〜ナムチェ(5、6日目)
・ナムチェ・バザール(6、7日目)
・タンボチェ、マニ・リンドゥ仮面舞踏祭(8、9日目)

ゴーキョへ
・タンボチェ〜ゴーキョ(10〜12日目)

チョラパスを越えてゴラクシェプへ
・ゴーキョ〜ゾングラ(13、14日目)
・ゾングラ〜ゴラクシェプ(15、16日目)

ゴラクシェプからファプルまで下山、
ファプルからカトマンズまでシェアジープで帰還
・下山、カトマンズへ(17〜22日目)



<エベレスト街道までの道>

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エベレスト街道

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・殆どのトレッカーはカトマンズからルクラまで飛ぶ。時期にもよるだろうが、片道17,000〜20,000ルピーくらいとのこと。

・または、ルクラまで徒歩一週間くらいのジリからスタートする。カトマンズからジリまでバスで500ルピーくらいとのこと。

・あるいは、ルクラまで徒歩3日くらいのサレリまたはファプル(村同士が繋がってるのでどちらでも同じ)からスタートする。カトマンズからサレリまでバス1,500ルピーくらい、シェアジープ2,000ルピーくらい。



<持ち物>

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パチモノのジャケット(埃をかぶったセール品の箱から発掘、1,500えん)

私は出来るだけ手持ちのものを使ったが、カトマンズで色々買い足しもした。カトマンズのタメル地区ではトレッキング用品が何でも安く揃えられる。ただし多くはパチモノだし不良品も多いので、しっかりチェックして納得したものを買う。

参考:カトマンズ日記(記事後半にトレッキング準備編)



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ナムチェ・バザール

また、カトマンズの1.5〜3倍ほどの値段になるが道中のルクラ、ナムチェ等でも大抵のものは買える。

持ち物は少しでも軽く、余計なものを持っていかない様にする。また、山中で出来るだけゴミを出さずに済むよう気をつける。



以下、持ち物の簡単なまとめと有ると便利なものなど。

・現金/
道中はナムチェ(多分ルクラも?)にしかATMや両替屋が無いので、十分な現金を。

・パスポート/
入山登録、国立公園入場チケット購入時などに必要。

・ザック/
ポーターを雇う人は20〜30リットルくらいの小さなリュック、自力の人は45〜60リットルくらいの大きめのリュックの人が大多数だった。私は手持ちの45リットルを使用。重量はおそらく8〜10キロくらい、スペースもいくらか余裕あり。

・トレッキングシューズ/
歩きやすいちゃんとしたやつ。滑り止めも無い町用スニーカーみたいなので歩いている人もいるが、怪我や疲労の軽減のため是非ちゃんとしたやつを。

・地図/
紙の地図が確実だし電池切れとかも無いしロマン溢れて楽しいけど、maps.meなどのスマホアプリで代用する人も多い。紙地図はすぐ擦り切れて来るので、事前にテープで補強しておくのが良い。

・軽アイゼン、杖/
私はアイゼンは持っていなかったが、チョラパスでは持って来れば良かったと思った。時期によっては必須なのかもしれない。杖は無くてもいいがあると楽。殆どの人が使っており、カトマンズで安く買えるそう。私は山で竹の棒を拾った。

・十分な防寒着/
標高、朝夕で温度差が激しいので調節できるものを。歩くときは薄着、宿では全力の厚着。

・分厚い靴下と手袋/
適当なやつで行ったら凍傷になるかと思った。標高が低いうちは大丈夫。ゴーキョピーク、カラパタール、チョラパス等では手先足先の防寒は最重要課題。

・着替え少し/
Tシャツや下着、靴下だけ。洗濯はあまり出来ない(というか水が冷た過ぎてする気にならない)し乾かないので、後半は割と着たきりになる。ただし汗で濡れた服を着続けると風邪を引くのでそこは注意。

・レインウェア/
私の時は乾期だったので簡単なレインコートだけ。結果的には一度も使わなかったが、山では必須の持ち物。

寝袋/
私は夏用しか持っていなかったので宿の布団と併用。それで何とかなった。余っていれば二枚借りられたりもする。寝袋はカトマンズでレンタルも出来る。ナムチェでも出来るらしいが未確認。

・サブバッグ/
薄手のナップサックとか、簡単なもので十分。宿に荷物を置いて日帰りトレッキングをしたり、近くの丘に登る用。

・エマージェンシーシート/
結局使わなかったが、念の為。

・カイロ/
私は持っていなかったが、峠越えの時など「カイロがあれば・・」と5秒に一回くらい思った。ネパールでは今のところ見かけない。

・日焼け止め、帽子、マスクなど/
陽射しが強い。マスクは乾燥、防寒対策にもなる。サングラスなども。

・水筒、浄水タブレット/
湧き水や水道水を飲む用。水筒はペットボトルでもいいし浄水タブレットはフィルターでもいい。耐熱水筒があるとお湯(宿で買う)を入れて湯たんぽにできる。ミネラルウォーターはどこででも買えるがすごく高い。(詳しくは費用の項で)

・予備バッテリー、ポータブル充電器/
充電はどこの宿でも出来るがナムチェ辺りから上は有料。すごく高い。寒いとバッテリーの減りが早いのでスマホやカメラは出来るだけ懐で守る。

・トイレットペーパー/
標高が上がると水が凍りインド式(水洗浄)ができなくなる。そして山中のトイレットペーパーは信じられないくらい高いので、十分な量を持参する。

・アルコール除菌、ウェットティッシュなど/
水が凍りろくに手も洗えなくなるので、感染症対策のためにも必須。また、お湯シャワーが高いのでウェットティッシュで身体を拭くとサッパリする。

・携帯食、飴、インスタント珈琲など/
スニッカーズ美味しい。グラノーラバーも美味しい。乾燥と土埃で喉を傷めがちなので飴があると助かる。飲み物系は、宿の飲み物は高くお湯はそれよりはマシなので節約用に。無くてもいい。

・高山病の薬(ダイアモックス)/
ネパールの薬局で10錠100ルピー前後で買える。程度の差はあれど誰もが高確率でかかるし命に関わるので、念の為持参を。飲めばかからないとか治る訳では無いが、軽減はできる。

・ヘッドライト、懐中電灯などと予備電池/
宿が停電したり、トイレまでの道が真っ暗だったりする。また、夜明け前からビューポイントまで歩く場合にも必要。

・薬類、絆創膏など/
念の為。私は峠越えの際正露丸に助けられた。また、履き慣れたトレッキングシューズでも連日の山歩きで軽い靴擦れを起こしたので、絆創膏は本当に助かった。

・サンダル/
宿でくつろぐ用にビーチサンダルを持って行ったが、寒くて裸足になどなれるはずがなかった。靴下ごと履ける形のサンダルなら便利。

・その他カメラ、洗面具、メモ帳など各々必要なもの/
充電もろくに出来ない(高い)ので、ノートパソコンを持って来るチャレンジャーはまず見ない。私はiPadを持って行ったが重いだけでほぼ使わず。捨てたろかと思った。



<トレッキングに不要な荷物>

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不要な荷物はカトマンズの宿で無料で預かってもらえる。有料の宿もあるらしいので事前に確認のこと。

鍵付きのちゃんとしたバッグやスーツケースで預けるべきだが、私はそういうのを持っていないのでその辺で買った100円くらいのビニールバッグに南京錠を付け、南京錠ごとガムテで閉じて何ヶ所か境界線にサインをし、開封・盗難対策とした。(※開封は簡単だが、それをされたらすぐ分かる様に対策するだけで抑止力になる。)私は割といつもこれ。


<入山料>

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チケット二種

去年までカトマンズで取得必須だったTIMSは、2018年11月現在廃止されている。よって、何も持たずに出発してOK。(※アンナプルナのTIMSは現在も取得必須)

代わりに、ルクラ後のモンジョという村のカウンター(二箇所ある)にてチケット二種の購入が必要。①国立公園入場料2,000ルピー、②何かよく分からないチケット3,000ルピーで、合計5,000ルピー。

ジリから歩く場合は、さらにもう一枚のチケット(③国立公園入場料、2,000ルピー)の購入が必要。私の同行者の一人は「僕は③で払ってるからもういいはずだ」と言って①のカウンターをサラッと通り過ぎていたが、その後②のカウンターも別のチェックポストも何も突っ込まれず難なく突破していたので、①と③は同じものなのかもしれない。(未確認、真偽不明)



<トレッキング総費用>

・入山料関係/
合計5,000ルピー(上記参照)

・移動費/
<エベレスト街道までの道>も参照。私の場合はシェアジープでファプル、次いでタクシンドゥまで行き、帰りはファプルから乗り合計5,600ルピー。行きは大型のお祭り休暇(ダサイン)と重なりかなり割高になった。

詳細は、行きカトマンズからファプルまでシェアジープ3,000ルピー、ファプルからタクシンドゥまでシェアジープ1,000ルピー。帰りはファプルまで歩き、ファプルからカトマンズまでシェアジープ1,600ルピー。

・宿泊費、食費/
宿代は併設のレストランで二回の食事を取ることを条件に、無料〜200ルピー程度と格安になる。私はツインの一人利用で100ルピーにしてもらうことが多かった。ハイシーズン価格で、タンボチェ付近だけは一部屋一律500ルピーだった。また、こちらもハイシーズン価格かもしれないが、ロブチェ、ゴラクシェプはどこも700ルピーだった。

私は昼は携帯食で済ませ、朝夕の食事と宿代で一日700〜1,600ルピーくらいだった。ある程度節約を意識していた。宿代は(一部を除き)そう変わらないが、食事は標高が上がるごとにどんどん高くなる。ダルバート(肉無し)は350ルピーくらいから始まり、一番高いところでは確か750ルピーくらいだったと思う。

・Wifi、充電/
充電はナムチェ辺りまでは無料で出来る宿も多い。その後は一時間いくらとか、一台いくらとか。ポータブル充電器は時間充電制のみ。一番高いところで確か一時間400とかだったか。 
 
Wifiはどこの村でもあるが、基本有料だし繋がりにくいらしい。だいたい100〜500ルピーほど。ナムチェにはWifi無料の宿やカフェも沢山あり、遅めだがそれなりに使える。

・ガイド、ポーター/
私は一人で行ったので詳しくないが、聞くところによるとガイドさんもポーターさんも一人頼むにつき一日あたり2,000ルピーくらいとのこと。+相応のチップ。

・その他/
水1リットルボトルは地上20〜30ルピーくらい、ナムチェで100ルピーくらい、ゴラクシェプで500ルピーくらい。トイレットペーパーは地上で一個40〜80ルピーくらい、ナムチェ150〜200ルピーくらい、ゴラクシェプ500ルピーくらい。コーラ500mlは地上70ルピー、ナムチェ確か250〜300ルピーくらい、ゴラクシェプ600ルピーくらい。

なお、ゴラクシェプでは無料の水が手に入らないので、買いたくなければ手前のロブチェで多めにくんでおく必要がある。手を洗ったり歯を磨く水もない可能性が高い。(凍るため)



<トレイル>

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綺麗に整備されている石畳の道や階段もあれば、土と岩剥き出しの山道もある。ルクラ辺りまではアップダウンが多く、そこからはなだらかな登りが増える。岩まみれの急坂もあるので歩きやすい靴で。

私が歩いた中で危なそうだったのはチョラパス(ゴーキョからゴラクシェプへの峠越え)くらい。危険という程では無いかもしれないけど、ハードではある。

時期によると思うが、私のとき(10月中旬〜11月上旬)は毎日午前中は晴れて午後は曇ったり霧が出て寒かった。



<宿泊>

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だいたい一時間に一回くらいは集落なりロッジ村なり宿一軒ポツンだったりがある。ただしシーズンオフは閉まる宿もあるかもしれないので無理のないスケジュールで。

ナムチェだとかには小洒落たホテルもあるが、基本的には簡素な山小屋が多い。布団はあるし、余っていれば二枚借りることも出来る。ラウンジには大抵薪ストーブがあり暖かいが、夕方17:00〜19:30くらいまでしかつけてくれない。また、宿泊客が一人とかだとつけてくれないこともあるのでチェックイン前に確認を。

部屋よりもラウンジの雰囲気(暖かそうか、人は多いか)やおかみさんのお人柄で選んだ方がいいと思う。人気の宿は美味しくて優しくて暖かい。



<食事>

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ダルバート

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フライドポテト&ベジチーズ

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パスタ

ダルバートは他のメニューに比べ高めだが、おかわり自由なので沢山食べる人にはコストパフォーマンス最高。350ルピーくらいから始まり、一番高いところでは確か750ルピーくらい。フライドライス、フライドヌードル、フライドポテト(揚げ芋ではなく炒め芋)辺りは比較的安め。他にもピザ、パスタ、モモなどが常連メニュー。肉はあまり見ないしあっても高い。



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パンケーキ

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チベタンブレッド

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目玉焼きトースト

朝ごはんはトースト、チャパティ、チベタンブレッド、シリアル、スープなど色々ある。夜寝る前に時間と食べるものを頼んでおくとややスムーズ。時間通りに出てくることはまずないが。



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スモールポット

飲み物はカップ、スモールポット、ミディアムポット、ビッグポット等があり、ポットで頼んだほうがお得。ただしスモールポットでも1リットル以上あるので、独り身には多すぎる。



<お風呂事情>

水シャワーは無料だが、寒くてやってられない。また、山頂付近は水が凍るので、水シャワーどころか手も洗えない場合がある。

ホットシャワーは有料で、ガスシャワー、ソーラーシャワー(ぬるい)、薪で沸かしたバケツシャワーなど色々。私の知る限りでは、ファプル以降100ルピーくらいから始まりナムチェでは400〜500ルピーくらいに。その後は知らない。

私は寒いのもお金を払うのも嫌なのでシャワーは使わず、濡れタオルやウェットティッシュで代用していた。頭も一週間くらい洗わなかった。皆そんなもん。



<Wifi、モバイルネットワーク>

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<費用>の項も参照。Wifiはどこにでもある(基本有料)。モバイルネットワークは私は最大手Ncell使用で、ファプルからナムチェまではほぼ使えず、ルクラ付近で数回拾えた程度。ナムチェ、タンボチェでは使えた。その後はまた拾えなくなり、ゴラクシェプでは弱いが一応拾えた。記憶しているのはそれくらい。



<高山病>

程度の差はあるが、割と皆かかる。ゆっくり登り、定期的に休息&高度順応日を設ける。危ないと思ったら(思う前に)標高を下げる。そのときは大丈夫だと思っても寝て起きたら体調が激変していたりする。絶対に無理はしない。

私はナムチェでしか高度順応日を設けなかったためか、ガッツリ高山病にかかり非常に苦しい思いをした。本来はゴール前にもう一度順応日を設けないといけなかった。

※ 命に関わることなので、ガイド無しで行く人は出発前にちゃんとしたサイトや本を読んで対策を知っておいてください。



<その他覚え書き>

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・ロバやヤク等の大型動物にぶつかるとかすっただけでも吹っ飛ばされるので、全力で避ける。転落防止のため、必ず崖側ではなく山側に避ける。

・ポーターさんにも何が何でも道を譲る。あちらはとんでもない重量を背負って歩いており命がけなので、とにかく尊重する。

・山中で売っているお菓子などはたまに酷い賞味期限切れのものがあるので、きちんと確認する。ネパールでは一般的に製造年月日が書かれており、「一年以内に食べること」だとかの添え書きがある。



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・水をくむ場合、朝方は凍って出てこないことが多いので夜のうちにくんでおく、または貰っておく。歯磨き用の水も確保しておきたい。

・ゴラクシェプでは無料の水が手に入らず買うしかないので、手前のロブチェで多めにくんでおく。エベレスト・ベースキャンプの氷河の辺りで水がくめるという情報もあったが、私は発見出来なかった。



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エベレスト(ゴーキョ・ピークより)

以上、エベレスト街道トレッキングのまとめでした。

高山病と怪我だけ気をつけて、楽しんでいらしてください。


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