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エベレスト街道6、タンボチェ・ゴンパの仮面舞踏祭(初日)


<10/23 トレッキング8日目、タンボチェへ>

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ナムチェの朝

ダラリと二泊したナムチェに別れを告げ、ついでに牛歩隊にも別れを告げて次なる目的地タンボチェに向け歩き始めました。

いや牛歩隊に別れを告げたと言うのは嘘ですが、一人で出発したのは本当です。本日の目的地タンボチェは明日から三日間、仮面舞踏祭「マニ・リンドゥ」というのが開催されるため、宿が大混雑することが予想されます。牛歩隊に付き合っていたら日が三回くらい暮れて宿確保どころか祭が終わるので、私だけ先行して4人分のベッドをゲットォするのです。


牛歩隊は皆すごく優しいので、

「皆で行きましょうよ。部屋が取れなかったらロビーで寝ればいいじゃない。」byマリアン
「君が僕らの分までプレッシャーを感じる必要は無いんだよ。」byトマークおじさん

なんて言ってくれましたが、

「じゃあ6:00出発ね!先に行っちゃ駄目よ!」byティファニー

とか言ってたくせに6:00を過ぎても誰も起きて来ませんでした。



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6:15出発

遠くの雲海が綺麗です。一人で見るとなおさら綺麗ですバカヤロー!



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タンボチェまでの道は、前半はなだらかな登りと平坦でした。標高はとっくに3,500mを越えているので大変寒いですが、良い景色の中を歩けるので気分爽快です。



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綺麗な鳥がいました。



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宿ブッキングカウンター

途中の村に宿の予約カウンターがありました。

タンボチェ含む三つの村に泊まる場合は、全員必ずここで予約しなければならないそうです。そんな情報は無かったぞと不思議に思いましたが、ハイシーズンのみのシステムだと言うので最近始まったのかもしれません。マニ・リンドゥは特に関係なく、あくまでトレッキングハイシーズンへの対応との事です。てことはこの先のロッジ街でも同じ措置が取られているんですかね。

なお、お値段は一部屋(ツイン)500ルピーでした。ここまでの宿は無料〜200ルピー程度でしたのでかなり高く感じますが、致し方ありません。

また、ここはお金を払うだけのカウンターで部屋を確保出来るわけではないという何じゃそらなシステムなため、「部屋が取れなかったらお金はどうなるんですか?」「今からでもタンボチェの宿は取れますか?」という質問をしましたが、「そしたら返金する。」「午前中早めに着ければ取れると思う。ガンバ!」とのことでした。頑張ります。



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10:30 タンボチェ着(標高3,860m)

頑張りました。



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タンボチェの宿「Tengboche Guesthouse」

ギリギリ最後の二部屋でした。



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タンボチェは山の上の広々とした場所にゴンパと宿5、6軒があるだけの、気持ちの良い場所でした。一応全ての宿を訪ねましたが、どこも「今日はギリギリ空いてるけど明日以降は満室」とのことで、二泊取れるのは上記の宿だけでした。また、明後日からは本当に全宿満室なので、二泊取るのが限界でした。

お祭りは明日から三日間。一番盛り上がるのは最終日だそうなのでそれが見られないのは残念ですが、初日だけでも見られるだけ良しとしたいと思います。



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本日のお昼ごはん/炒飯
 
牛歩隊を迎えるため村の入り口にてしばらく待っていましたが、2時間待っても全然全く影も形も見えてこないので一人でお昼ごはんにしました。

山小屋ご飯は芋、炒飯、焼きそば辺りが安いのでよく頼みますが、炒飯はどこも量が少なめに感じます。いや炒飯が少ないというか、芋と焼きそばが多めなのかも。一番量が多いのはおかわり自由のダルバートですが、その性質上少し高いので毎回は頼めません。



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昼食後再び見に行ってもやっぱり誰も来ないので、一人でタンボチェ・ゴンパの見学に行きました。ゴンパ内ではマニ・リンドゥの踊りの練習みたいなのをやっていました。明日の本番が楽しみです。

その後、夕方のお祈りの時間に合わせて再びゴンパを訪れましたが、割と面白かったです。お教を唱えながら鈴を鳴らしたり手先をコチョコチョ謎の動きを繰り返したり、ルンビニやブッダガヤで見学した各国寺院のお祈りとはまた違うやり方をしていました。

とある小国の家出王子が始めた個人的な修行に過ぎなかったはずのそれが、いつの間にやら信者を増やし、勝手に宗教になり、何千年もかけて宗派を増やしに増やし、もはや原型は留めていないのではないでしょうか。天界におわしますかもしれないしおわしまさないかもしれないかの元王子様・仏陀も、今頃「何がどうなってこうなったのやら」と首を傾げていらっしゃるのではないでしょうか。



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本日の晩ごはん/ダルバート

さて牛歩隊でございますが、待てど暮らせど全然来ないので諦めて昼寝でもしたろかとベッドに潜った15:00頃、待ち時間にして4時間半後に、ようやくトマークおじさんが到着しました。そしてさらに30分後、女神二人も降臨しました。

到着直後の牛歩隊の様子ですが、トマークおじさんは割と元気、ティファニーは疲れ切って無表情、マリアンは無言のままベッドに崩れそのまま動かなくなりました。

皆さんお疲れ様でした。



<10/24 タンボチェ、マニ・リンドゥ初日>

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外に干しておいた靴下が凍って形状記憶靴下になっていました。



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タンボチェ・ゴンパ

マニ・リンドゥは毎年10月の満月の日から始まり、三日間にわたり開催されます。場所はタンボチェ・ゴンパです。これはチベット仏教の仮面舞踏祭で、似たような(同じ?)お祭りは他の村のゴンパでも見られるそうです。どこもかしこもでは無いと思いますが。



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マニ・リンドゥ入場券

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スケジュール

マニ・リンドゥについてはネットに情報が殆ど無く、開催日と場所は分かったけど三日間のうちどの日が一番盛り上がるのか、開催は昼なのか夜なのか等、タンボチェに着くまで全く分かりませんでした。ここまで泊まってきた宿のオーナーや出会ったガイドさん達にも聞いて回ったのですが、皆さんお祭りの存在は知っていても詳細まではご存知無くて。

出会った一般トレッカーの皆さんに至っては、お祭りの存在自体知りませんでした。先日のナムチェ大混雑はマニ・リンドゥは特に関係がなく、単純にハイシーズン真っ只中だからというだけなのかもしれません。



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初日である本日は仮面は身につけていないものの、踊りは最終日と同じものが見られる様です。

ゴンパの最高位と思われる方々もいらしていました。何故かお二人ともチョイ悪サングラスをしているのが気になります。



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大勢で輪になっての踊りや、ゆったりしたおじいちゃん僧侶の踊り。楽器を使った不思議な雰囲気の踊りや、若い僧侶達の激しい踊りなど。その内容は意外と多岐に渡っており、とても楽しかったです。

でもやっぱり、仮面と衣装付きで見たかったななんて贅沢なことを思いました。さらに迫力が増しただろうなあと。

踊り手(僧侶)の皆さんはかなり薄着ですが、寒がるどころか汗をかいていました。ゆったりダンスのおじいちゃん僧侶でさえも。動きはゆったりでも、かなりのエネルギーを使うのでしょうね。素晴らしいものを見させて頂き、心から感謝します。



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そんな充実したタンボチェ滞在も二日で終わり、明日からまたトレッキングの日々です。

そして私は明日から一人です。チーム・ガーリックから離脱し、彼らとは別の道を行く事にしたのです。

理由はいくつかありますが、一番はやはり団体行動に疲れてしまったという事です。ルートを調べたり所要時間を調べたり道の状況を調べたり宿確保に奔走したり、もう疲れたのです。自分一人だったらどうなっても構いませんが、他三人の命運を握っていると思うと適当には出来ません。

まあ何故私がそんなガイドさんの真似事をしなければいけなかったのかは甚だ疑問ですが。だって何故か全員私に聞いてくるんですもの。知らんがな。(←でも調べる。)(←のでまた聞かれる。)(←自業自得な気がしてきた。)

また、予定とは別のルートを行きたくなったからという理由もあります。皆で行くはずだったエベレスト・ベースキャンプ方面はこの時期本当に大混雑で、先日知り合った日本人ガイドさんも「山頂付近はどこも満室で宿確保が本当に大変」と言っていました。なので、ベースキャンプよりは空いていると噂のもう一つのゴール地点、ゴーキョに先に行き、そこから峠を越えて一気にベースキャンプを目指す方がいいかなと思ったのです。

トマークおじさんはベースキャンプの後ゴーキョにも行くそうですが、女神二人はタイムリミット(帰国便)の関係からそんな時間は無いので、どうしてもここでお別れする必要があったと言うわけです。



そんな感じです。牛歩隊は良い人達ですが、私は絶望的に団体行動が苦手です。大人数でいるだけでみるみる体力精神力が削られて行くのです。裏切る様で大変申し訳ないですが、ぼちぼち一人になりたい頃合いだったのでございます。

以上です。

あ~せいせいした 寂しいなっと!


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<情報コーナー>

◯ ナムチェからタンボチェ

最初は登りつつの平坦もあり、一回下って最後一気に登る。道中は集落や宿、売店も多い。登りの前(Tasinga辺りだった様な)にタンボチェその他の宿の予約カウンターあり。ただしここではお金を払い予約券を受け取るだけで、部屋が確保出来るわけではない。ハイシーズンのみのシステムとのこと。本文参照。

◯ タンボチェの宿

「Tengboche Guesthouse」
ツイン一部屋500ルピー(全宿共通、ハイシーズン価格。本文参照)、充電無制限250ルピー、ホットシャワー500ルピー。wifi不明。おかみさんががちゃきちゃき元気で素敵だが、やや気が強くちょっと怖い。

◯ マニ・リンドゥ

タンボチェ・ゴンパ(Tengboche)にて、毎年十月の満月の日から三日間に渡り開催される。入場料500〜1,000ルピー。宿泊はもちろんタンボチェがベストだが、部屋が取れなかった場合は山を20分ほど下った先のデボチェも候補に入れると良い。

| ネパール | 20:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

その鳥は!

写真の綺麗な鳥は、
ネパールの国鳥 ダフェではないでしょうか!?

感動(笑)しました!

| サンギタ | 2018/12/17 06:21 | URL |

Re: その鳥は!

>サンギタさん

ダフェで画像検索しましたら、どうもそうだったみたいです。日本語名はニジキジと言うのですね。名前通りのこんなに美しい鳥を間近で見られて幸運でした!

| 低橋 | 2018/12/17 22:49 | URL |















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