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アンナプルナ5、トロン・パス峠越え(9〜10日目)


<11/27トレッキング9日目>

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本日の朝ごはん/フレーク&ホットミルク

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7:50 出発

道が凍ってます。



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10:00 トロン・フェディ到着(標高4,450m)

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トロン・フェディの宿「Throng Base Camp Lodge」

着きました。今日はもともと短い予定でした。

明日は一周コース最大の難関と言われるトロン・パス峠越えが控えていますが、その最寄りロッジ村は標高4,925mのハイキャンプか、4,450mのここ、トロン・フェディのどちらかです。

500m違いますのでそりゃハイキャンプまで行っておいた方が明日は楽になりますが、一方で高山病の危険も一気に高まるので、私はフェディ泊にしました。



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ハイキャンプ(評価4,925m)

そして念には念を入れ、高地順応のためにハイキャンプまで遠足に来ました。

思ったより近くて45分ほどで着きましたが、今回は空荷ですので荷物を背負った明日は一時間くらいかかるでしょうか。そうだとしても、時間的には特に問題なさそうです。


あとついでにハイキャンプの価格調査をしましたところ、ダルバートはフェディが650ルピーだったのに対しこちらは750ルピー。その他の食べ物はフェディより50〜100ルピーほど高め。飲み物は20〜30ルピーほど高め、といった具合でした。

宿数に関しては、フェディには二軒あるのに対しハイキャンプには一軒しかありませんが、その一軒がそこそこの大型宿泊施設なので簡単には満室にならないかと思います。ただレストランを覗いた限り完全な芋洗い状態でしたので、10、11月のハイシーズンは危ないかもしれません。部屋数に対しレストランが小さすぎる気もしつつ。



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この先がトロン・パスのようです。

どんな道が待っているのかはまだ分かりませんが、エベレスト街道のチョラ・パス越えに比べると今回は体調が(今のところは)良いので、だいぶ気持ちが楽です。



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ハイキャンプ脇の高台に登ってみました。



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トロン・フェディが遥か下方に見えます。

ここに泊まっている人々はこうしてフェディを見下ろしながら、「あの人達ここまで来れなかったのよププー(笑)」とか言ってるんでしょうか。来られるけどあえて来なかっただけだかんな。一時間遅れで出発しようが登頂前に軒並み抜き去ってやっからな調子に乗るなよお前らオラオラ。



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本日の晩ごはん

分かっていたことですがメニューがどれもお高かったので、安価なインスタントラーメンにしました。

しかし量が少なすぎて我慢ならず、シナモンロールを追加してしまいました。こんな事ならダルバートにしておけば良かったです。(でもとっても美味しかったです。)



<11/28 トレッキング10日目、峠越え>

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本日の朝ごはん/ガーリックトースト

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4:50 出発

昨夜はよう寝ました。

幸いにして、今回は高山病の症状はほとんど出ておりません。少し下痢気味ではありますが問題ないレベル。というか下痢とは11ヶ月前からの付き合いなので今更です。

朝からガーリックごろごろトーストを食べて、エネルギー補給もトドメの高山病対策も万端。張り切って峠を攻めたいと思います。



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5:40 ハイキャンプ到着

予定通り一時間弱でハイキャンプに到着しました。しかし誰もいません。おそらく皆もう出たのでしょうが、この静けさに停電も相まって、なんだか寂しい光景でした。



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夜が明けました。

今回は毛糸の手袋一枚しか持ってきていないので、凍傷予防のためその上から靴下を履いております。

でも、実際はそんなに寒くなかったです。いや寒いですが、前半全くお日様が当たらなかったチョラパスを思えば随分暖かく感じます。いや寒いですが。まあでも凍傷になる程ではないかなと。いや寒いですが。



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前半は小さな登りを繰り返し、後半は割とだらかな道を歩きます。途中に茶屋もあるしワープ用の馬がスタンバイしているし、思ったよりだいぶ優しい感じの峠です。

ただ、今はまだ雪が無いので楽ですが、もう一、二週間もすれば一面銀世界になり難易度が一気に上がるのかもと思いました。今回はタイミングが良かっただけで。



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7:50 登頂(標高5,415m)

登頂しました。



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ここにも茶屋がありました。



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7:55 下山開始

以上、トロン・パスでした。

寒いのでとっとと下山します。



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どんどん下ります。



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チャングール(多分)

私の地図には載っていませんが、小さなロッジ街がありました。なんで載っていないのですか。重要でしょここ。

こちら側から登る場合の拠点はここになるのだと思いますが、私が来たハイキャンプ&フェディに比べると峠までの距離が随分あるような気がします。かなりキツそうな感じ。・・と、そういえば今日は誰ともすれ違っていません。よく考えたらここ数日ずっと。もしかしたら一周コースを逆側から歩いてくる人はあまりいないのでしょうか。

始点ベシサハールを出発してからの数日間は一日何人もすれ違いましたが、そういえば初日の宿で話したおじいちゃんは「マナンまでしか行ってないよ」と言っていました。もしかしたら、他の皆さんもそんな感じだったのかもしれません。マナン近郊からの景色も十分綺麗ですし、例の標高世界一・ティリチョ湖を見に来た人達かもしれないですし。



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(谷の右側)

さらに下り、谷の向こうに見えて来たあの村が本日の目標ムクティナートかな〜なんて思っていたら、



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ムクティナート(谷の左側)

こっちでした。



\ワーワーキャーキャー/
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えらく立派な村ではないですか。しかも騒がしいぞオイ。

途端に行きたくなくなりました。



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レンタル自転車

面白そうな看板を発見。ここムクティナートで自転車を借り、一周コースの終わりやポカラまで走っていける様です。必要な道具は貸してくれるし、不要な荷物は別便で送り届けてくれるとのこと。

ウハッとなりましたが、止めておきました。今回はトレッキングに来たのですし、ここからはほぼ下りなのでチャリなんか乗ったらあっという間にゴールしてしまいます。そんなのつまらないです。


あ、そういえばマナン近郊で出会った三人のチャリダーについて。トロンパスは自転車で越えられるものなのか?と気になっていましたが、越えられそうでした。ちょこちょこトレッカー渋滞が起きているのでチャリで一気にヒャッホーしたら大事故になるかと思いますが、押して歩けば何も問題ないです。

そんなわけで、チャリによるアンナプルナ・サーキット一周は可能な気がしております。全ての道を注意深く見ていたわけではないので断言は出来ませんけども。



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11:00 ムクティナート到着(標高3,760m)


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ムクティナートの宿「Hotel Laligurash」

ムクティナートに到着し、適当に安価そうな宿に入りました。が、



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ほんとに安いぞ・・急に・・・



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ビールも地上価格!!

いや、飲みませんけども。トレッキング中は飲まないんですよ私は。真面目ちゃんだから。



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本日のお昼ごはん/チキンカリー&ライス

無事に峠を越えられた記念に肉を食べました。この宿のカリー&ライスは山盛りだしカリーもライスも美味しくて、とっても気に入ってしまいました。



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午後はお散歩へ。

ここにはバスやジープでも来られると言うことで、トレッキングなんか興味無さそうな出で立ちのネパール人観光客の姿がよく見られました。そんな訳で、土産物屋もあります。昨日までは完全に山だったのに急に下界感出すの止めて欲しいです。

あと、小さなアンモナイトだとかの化石をよく見かけました。この辺りでよく採れるそうです。偽物も多そうですけど。



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太陽光湯沸かし器

稼働しているのは初めて見ましたが、本当にちゃんと沸いていました。やはり太陽様ですね。



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ムクティナートは仏教やヒンドゥー教の聖地なので、大小いくつものお寺があります。



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祈りまくるぜえ〜(クルクルクルクルクルクルクルクルクルクル)

毎度お馴染みのチベット仏教仏具・マニ車です。回すことにより読経の代わりになるというアレですが、ついには水圧に任せて回し始めました。おーちゃくするんじゃありません。



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108の泉

ムクティナート・ゴンパ?だったかな?には108の泉と言うのがあり、この水を飲むんだか浴びるんだかすると何かのご利益があるとかないとか、全部忘れましたけどそんな感じのやつです。



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どことなくゲロリ感

暇なので数えたら本当に108個ありました。



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続いてはあの谷底のゴンパに行ってみたいと思います。



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閉まってました。



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谷底風景

風が気持ち良いです。



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あの向こうから来ました。



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本日の晩ごはん/ベジカリー&ライス

昼間のカリーが美味しかったので、夜もカリーです。

本当はピザを食べたかったのですが、おかみさんに「I don't know」とか言われてしまいまして。パスタやラザニアもワカランそうです。何故作り方の分からんものをメニューに載せるのですか。


次回はジョムソン街道日記です。


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<情報コーナー>

◯ トロン・パス越え

マナン側の拠点はトロン・フェディかハイキャンプ。フェディからハイキャンプは標高差500mの登りで45分〜1時間ほど。ハイキャンプから先は急激な登りは無く、短い登りと平坦を交互に越えて行く感じ。山頂から先は一気に下る。途中に宿3、4軒のロッジ街あり。その先にムクティナート。峠越えは遅い時間になるほど強風が吹くので、朝早めに出発する。

◯ トロン・フェディの宿

「Throng Base Camp Lodge」
ツイン200ルピー、Wifi、充電各200ルピー。ソーラー電気なため夜は停電する(他の宿も同じ)。簡易ベーカリー併設。ダルバート650ルピー。

◯ ムクティナートの宿

「Hotel Laligurash」
ツイン500が300になり最終的に無料に。Wifi、充電(室内)無料。フードメニューが安くて美味しい。ダルバート400ルピー。

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アンナプルナ4、標高世界一らしいティリチョ湖へ(7〜8日目)


<11/25 トレッキング7日目>

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本日の朝ごはん/チャパティとエッグスープ

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本日の携帯食

高山病対策にはニンニクが良いという話があるので、携帯食用にガーリックパンを買いました。そして店を出て30秒後にはパンが半分になっていました。携帯食だと言ってるでしょうがどうして貴方はそうなんですか。



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7:50出発

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本日は一周コースを少し外れ、ティリチョ湖というのを目指します。湖を見て一周コースに復帰するのに大体2、3日と言ったところでしょうか。



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一周コースにはこの後難関と言われる峠越えがありますが、これを通らずティリチョ湖経由でショートカットする道もあります。が、この道には後半宿が無くテントを担いでいかないとならないので、テント無しのお気楽トレッカーである私は引き返すしかありません。

まあ峠越えもその後の村にも興味があるので、宿があったとしても今回はショートカットしなかったと思いますけども。



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足の短い水牛君だかヤク君だかに挨拶しつつ雄大な景色の中を進み、



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Khangsar(標高3,734m)

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Shreekharkaゴンパ

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Shreekharka(標高不明、多分4,000m前後)

どんどん標高を上げて行きます。



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後半は大変面白い道でした。そしてこんな道を自転車で走っているファンキー野郎がいました。

そういえばマナンの手前でも女性二人組のチャリダーを見ましたが、一周コースの大半は大丈夫にしても峠越えはどうするんでしょうか。自転車で越えられる道なのかどうか。

三人ともごく軽装でしたし、おそらくキャンプではなく宿に泊まりながら移動している短期チャリダーだと思います。そしたら荷物も軽いですので、多少厳しい峠道でもチャリと荷物を担いで行けないこともないのかな〜・・とか色々考えましたが、思い返してみれば私も30キロの荷物とチャリを担いで峠越えをした事がありますので(南米アウストラル街道)、どんな道でも行けないことは無いのでしょう。



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この道を走るお兄さん(無謀)

ただ今日の道はチャリで走るにはだいぶ危なく、ちょっと滑ると谷底に真っ逆さまなので、お兄さんは一旦冷静になって欲しいなと思いました。



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12:30 ティリチョ・ベースキャンプ到着(標高4,150m)

昼過ぎには本日の目標ロッジ村に到着しました。ティリチョ湖はまだ先ですが宿はここまでしか無く、ここに泊まって翌朝軽装でティリチョ湖まで行って帰るのが一般的なやり方なのだそうです。



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ティリチョ・ベースキャンプの宿「Hotel New Tilicho Base Camp」

ティリチョ・ベースキャンプには宿が3軒しかなくて、どこも大変混雑していました。そしてどこもお高かったです。一部屋300〜1,000ルピーほど。

1,000は問題外として、残り二つのうち一つが「満室だからもうシェアしかないけど、一人200ルピーにするよ」という提案をしてくれたので、こちらにしました。



ティリチョ湖までは往復5時間とのことで、今まだ昼過ぎなので今日行けるのでは?と思い宿の人に相談したところ、「あそこは午後は風が強いから止めた方がいいよ。それに朝一で行った方が綺麗だよ」と教えてくれました。なので、やはりティリチョ湖は明日行く事にしました。

そんな訳で午後はフリータイムとなりましたが、充電が有料なのでスマホもipadもあまり使えず紙の日記はすぐ書き終わってしまい、大変暇でした。なのでお日様ポカポカのラウンジで昼寝しました。

本当は高山病対策として昼寝は良くないらしいんですけども。理由は知りませんが、夜ますます寝れなくなるからとかですかね?



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本日の晩ごはん/フライドポテト

レストランメニューも高かったのでシンプル&安価気味のフライドポテトにしましたが、とっても美味しかったです。

そしてその後はもう寝るだけでしたが、だんだん体調がおかしくなって来ました。軽い頭痛に息苦しさ、そして寝苦しさです。標高4,150mまで来ていますので、高山病でしょう。これくらいの高さはエベレスト街道でウロチョロしていましたので多少は慣れたものと思っていましたが、あれから2週間以上経ちますし、高度順応の効果はそう長いこと続かないそうです。

症状は今のところ軽いですが、同室の女性も同じ症状を訴えここ2日寝込んでいたそうですし、ここから酷くなったら嫌なので念の為高山病の薬を飲んでから寝ました。



<12/26 トレッキング8日目>

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本日の朝ごはん/チョコレートパンケーキ

消し炭にしか見えませんが、チョコレートパンケーキです。(ちょっと予想とは違うものが出てきました。)



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6:40出発

夜明けに合わせて、ティリチョ湖を目指し歩き出しました。

しゅんごい寒いです。そしてダイアモックスの副作用で顔面と手足が痺れまくっております。これが嫌なので出来るだけあれは飲みたくないのですが、致し方ありません。



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なだらかな道ですが、空気が薄いので息が切れます。でも景色が良いので大変楽しく、頭痛も収まりシビシビ以外すこぶる元気な私は前を歩く人達をガンガン抜かし、調子に乗りまくっております。

健脚アピールがしつこくてそろそろウザがられているかもしれませんが、もう少しだけお付き合いください。普段はメンタル最弱で目が死んでる私でございますが、サイクリング中とトレッキング中は別人のようにイキイキしており、そんな健康健脚体力馬鹿な自分が世界一好きなのでつい自慢したくなってしまうのです。

いや、自分より速い人は他にいくらでもいることも、自分はちょっと体力があるだけの素人に過ぎないこともちゃんと分かっております。分かってはいるけどたまには自分を褒めたいだけなので、辛辣なツッコミはご遠慮ください。下山したら元の根暗に戻るので大丈夫です。



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ベースキャンプ前から見えていた丘を越え、その後少し平坦な道を歩いたら、



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8:40 ティリチョ湖到着(標高4,919m)
 
ティリチョ湖に到着しました。

ここは「標高世界一の湖」なのだそうです。私は世界一はペルー・ボリビア間にあるチチカカ湖だと認識していたのですが、調べてみたらチチカカ湖の標高は3,810mでした。一方ティリチョ湖は4,919mですから、だいぶ高いです。

でもチチカカ湖が世界一って聞いたぞ?と疑問に思っていたらツイッターにてその辺の謎を教えて下さった方がいらして(ありがとうございました!)、自分でも改めて調べてみましたところ、

・ティリチョ湖は「この規模の湖としては標高世界一と言われることがある」みたいな控えめな書き方をされており、
・チチカカ湖は「汽船などが航行可能な湖として世界最高所」と書かれていました。

上はWikipedia英語版(日本語ページ無し)、下は同サイト日本語版より抜粋。

つまるところ、それぞれジャンル分けされた世界一のようです。まあもう少し小さい湖で良ければさらに高いのがありそうですし、世の中には自称世界一が溢れていますので一々気にしていたら切りがありません。



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10:00 ベースキャンプ帰還

帰ってきました。

行きは絶好調だったのに帰りはやたらと疲れ、宿に着いた瞬間長椅子にダイブしてしまいました。激しい怠惰感は高山病の症状の一つ。やはり高所は怖いです。健脚だなんだと調子に乗るからでは



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11:00 宿チェックアウト、出発

かなりダルイですが、この物価の高いロッジ村に二泊もしたくないので出発しました。

頑張れば一周コース上のヤクカルカ村辺りまで行けそうですので、頑張ります。私はトレッキングにおいてこれまで頑張らなかった試しが無いので、必ず着けると思います。



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ヤクカルカへの分岐(シュリカルカ手前)



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ヤクカルカへの道

あまり時間の余裕が無いので、早歩きでどんどん進みます。



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途中の展望ポイント

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マナン

マナンを見下ろせるポイントがありました。

マナンにいる時から谷の向こうに何本もの道が見えており、「多分あれが一周コースで、こっちはティリチョ湖行きで、もう一本は何だ?」みたいなことを思っていましたが、「あれがコレか」ということが分かり大変気持ちが良いです。

知らない道を行く楽しさ、そして知らない道が知っている道になる喜び。旅の醍醐味です。



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その後一周コース上に復帰しまして、



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16:20 ヤクカルカ到着(標高4,050m)

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ヤクカルカの宿「Dhading Lodge」

ヤクカルカに着きました。ホレ見なさい。やると言ったらやるんですよ私はゼエゼエ。



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本日の晩ごはん/ベジエッグフライドヌードル

今日はすごく疲れたので、贅沢して色々乗ってる焼きそばを頼みました。500ルピーもするだけあって、大変美味でした。


次回は峠越え日記です。


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<情報コーナー>

◯ マナンからティリチョ湖

緩めのアップダウン。道がやや危ないので気をつけて。途中のKhangsarは宿ありの村、Shreekharkaは宿4軒くらいのロッジ村。Shreekharka手前にYakkharkaへの分岐あり。ティリチョ湖畔に宿は無く、手前のティリチョ・ベースキャンプに泊まる。ベースキャンプからティリチョ湖は往復5時間くらい。朝一で見に行くのが一般的。(午後は強風のため)

◯ ティリチョ・ベースキャンプの宿

「Hotel New Tilicho Base Camp」
ツインをシェアで一人200ルピー。Wifi無料だが繋がりにくい。充電はソーラー式なのでやや不安定とのこと。携帯100ルピー、ポータブル充電器は200ルピー。ラウンジがお日様ポカポカで気持ちが良い。ダルバート625ルピー。

◯ シュリカルカからヤクカルカ

やや登りつつの割となだらかな道を行き、マナンを見下ろせるビューポイントからは一気に下る。橋を渡って少し登ったら一周コースに復帰。道中宿は無い。

◯ ヤクカルカの宿

「Dhading Lodge」
ツイン100ルピー。充電はソーラー式、携帯のみ無料。Wifi無料、ホットシャワー(ガス)200ルピー。小規模で簡素な宿。ダルバート550ルピー。

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アンナプルナ3、マナンへ(4〜6日目)


<11/22 トレッキング4日目>

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本日の朝ごはん/コーンブレッド

エベレスト街道では見かけなかったコーンブレッドとやらがメニューに載っていたので、頼んでみました。

パンケーキみたいな見た目ですがトウモロコシの風味がしっかり感じられ、優しい甘みがあり、サクサクホロッとした食感が大変癖になる感じでした。でも腹にたまる類の食べ物ではなさそうなので、この一回しか頼みませんでした。



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7:45出発

本日はちょっと多めに歩きます。

アンナプルナ一周コースの最初の通過ポイント・マナン村がもう近く、頑張れば明日には着けそうなので、今日出来るだけ距離を稼ぐのです。



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Bhratang

途中の村にりんご工場とカフェがありました。

しかし、100ルピー(=円)でりんごジュースが飲めるという噂を聞いて楽しみにしたものが、いきなり200ルピーに値上がりしていました。しかも5分ほど待っても誰も来ませんでした。

ションボリしながらカフェを後にしました。



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上下ピサンの分岐

途中で分岐がありました。右へ行くとUpper Pisang、左へ行くとLower Pisangです。

下に行ったところでどうせ後から登るのだろうし、先に登っておいたほうが後々楽だろうと思ったので私は上ピサンの方へ。しかし実際には一度登った後また下るので、下ピサンを通った方がだいぶ無駄の無いルートだったのでした。

でもトレッキング自体が車で行ける道をわざわざ歩く無駄な日々な訳で、しかしその無駄を楽しむのがトレッキングなので、特に問題はありません。むしろ高い所から良い景色を見られる上ピサンの方がお得なくらいです。



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上ピサンまでの道がかなり良かったです。何が良いって、キャンプし放題な所が。



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あの小屋とかもうテント張ってくれと言わんばかりではないですか。

いや、実際にはテントは青空及び星空の下に張るのがハッピーなのでしょうが、私は使っていたテントが安物で雨に弱かった事と、走っていた道が風が強く壁が無いとやってられなかった事から、小屋や簡素なバス停を見るとテントを張りたくてハアハアウヒヒとなっちゃうのであります。



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Upper Pisang

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Lower Pisang

上下ピサンの位置関係はこんな感じでした。上ピサンの方が景色が良いですが、下ピサンの方が村の規模が大きく宿も多そうです。



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ギャルーまでの400mアップ

ピサンを通り過ぎ、さらに標高の高い村へ。あそこまで登ります。



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ギャルー着

たかだか400mの登りですが、一日の終わりの方にこういうのがあると流石に疲れを感じます。



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ギャルーからナワルへ  

しかし今日はもう少し歩きます。全ては明日のため。明日マナンに着いて美味しいパンを食べるためです。何故か物価が安く、ベーカリーが沢山あるらしくて。



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16:00 ナワル着(標高3,660m)


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ナワルの宿「Kailash Guest House」

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宿の犬

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本日の晩ごはん/エッグトゥクパ

本日の目標村に到着し、比較的安価な宿も見つけてホッと一安心です。

ここで言う安価とは、レストランメニューのことです。部屋はだいたいどこでも無料〜100ルピーくらいにして貰えるので、節約ポイントは食費なのです。



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さて、明日のマナン行きのために今日頑張って歩いた私でこざいますが、どうやら歩き過ぎたようです。

昨日チェックポストで見た表ではここからマナンまで7時間かかるはずだったのに、宿で知り合ったガイドさんに「7時間もかからないよ〜4時間で着くよ」と言われてしまって。何がどうなってそんなに短縮されるのかは分かりませんが、通常4時間ということは私は2時間半だなと。(←調子に乗る自称健脚)



<11/23 トレッキング5日目>

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本日の朝ごはん/アップルパンケーキ

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8:15出発

今日はのんびり出るつもりでしたが、夜9時前には寝るせいで夜明け前に起きてしまい暇なので、結局いつもとそう変わらない時間に出発しました。

写真下に見えているのはHumdeという村です。ここには飛行場があるため、ここまで一気に飛んでから歩き始める事も可能です。



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今日も気持ちの良い道を歩いて、



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10:30 マナン到着(標高3,540m)

あっという間にマナンに到着しました。



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ここまではジープで来られる様です。そしてここからは馬で行けます。さらに、この先の峠を越えたらまたバスがあります。

先程の飛行場と言い車道と言い、アンナプルナは時間の無い人でも体力に自信のない人でも、どなたでも挑戦しやすいコースであると言えます。そういうのも良いと思うんですよね。定年後の老夫婦っぽい人達が仲良く歩いているのとか見るとホッコリしますので。誰でも行けるって素敵な事です。



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マナンの宿「Gyalzen Lodge & Restaurant」

マナンは物価が安いというお話ですが、本当でした。そりゃ下界よりは高いですが、売店で売っているお菓子やジュースは山中にしては大分安いし、どの宿のレストランメニューも昨日までより安くなっています。

そしてそんな中でダントツの安値を叩き出していたのが、こちらの宿です。



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こちらのメニューをご覧ください。



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ダルバート300ルピー!!



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あ、よく見たらビールも安い!!というか地上価格だ!!


衝撃的な値段ですよこれは。いや全然伝わってないと思うので昨日までの記録を出しますが、

初日のダルバート:450ルピー
二日目のダルバート:480ルピー
三日目のダルバート:560ルピー
昨日のダルバート:450ルピー

だったんですよ。

昨日のダルバートはちょっと空気読めって感じですが、本来は標高が上がるにつれ食べ物の値段も上がっていくはずなのです。それがここへ来て突然の下落です。



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本日のお昼ごはん/ベジトゥクパ

あまりに衝撃的だったので、普段は抜く主義のお昼ごはんを頼んでしまいました。

ダルバートを頼まないのは、あれは沢山歩いて腹ペコな時に食べる決まりがあるからです。今日はまだ2時間ちょっとしか歩いていませんので食べる資格がありません。もう少し歩いてこないと。



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宿の物干しスペース

せっかく午前中に着けましたし、宿に良い物干しスペースがあったので洗濯祭りをしました。午後は曇りがちだしこう高い山に囲まれていては早い時間からお日様が山陰に入ってしまうと思うので、早めに干さなくては。

いつもは夕方に洗うので朝までに乾かせず、バックパックにぶら下げて乾かしながら歩くのですが、それだと土埃まみれになってしまいます。着て歩いても同じことなのでそこまで気にしませんが、やはりたまには綺麗に仕上げたいものです。



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ACAPチェックポスト

宿の目の前がチェックポストだったので早々に通過登録をしましたが、出発の朝で良かった様です。



さて、マナンはもう標高が3,500mを超えているので、ここで2泊して高度順応するトレッカーが多いそうです。

私は昨日泊まった村が同じくらいの標高でしたので昨日+今日で高度順応はまあOKなのですが、それでも二泊します。この近くに日帰りで行けるアイスレイクという名所があり、そこは標高4,700mなので、行って帰って来ればますますグッドな高度順応が出来るからです。

エベレスト街道では高度順応を疎かにし、その結果高山病に随分苦しめられましたので、今回は出来るだけ念入りな対策をして参りたい所存です。



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午後はその辺を歩き回ったり、近くのお山に登ってみたりしました。風が強く寒かったですが、マナンや谷の風景を見下ろせる良いハイキングコースでした。



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本日の晩ごはん/ダルバートとローカルフルーツジュース

少し歩き足せて満足したので、夕飯はダルバートにしました。

昼間のトゥクパもこのダルバートも、この宿は安いばかりかすごく美味しいと言う事が分かりました。十分安価だった他の宿で満足せず何軒も聞いて回った昼間の私、グッジョブです。

ダルバートの横にあるのはローカルジュース(とメニューに書いてあった)です。



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これです。

運動後の身体に染み渡る甘酸っぱいフルーツジュースで、我が宿では一杯100ルピーと格安です。山中では飲み物が高く、ジュースなんてとても買えないのでこれは本当に嬉しかったです。

そういえば、エベレスト街道トレッキング中にやたらジュースが飲みたくなった経験から今回は粉末ジュースを持ってこようと思っていたのに、すっかり忘れていました。



<11/24 トレッキング6日目>

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本日の朝ごはん/ハニーチャパティ



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8:30出発

本日はアイスレイクという湖まで日帰りトレッキングに参ります。4,700mまで登らないといけないのでお弁当持参。念願のパン屋です。

マナンには美味しそうなパン屋が沢山あって、200ルピー前後で大きめのパンが買えます。地上価格に比べるともちろん高いですが、エベレスト街道で一個400ルピーとかだった事を考えるとべらぼうに安く感じます。

というわけで2個買いました。そしてその場で一個食べてしまいました。お弁当だっつーのに。



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Bhraka 

まずは昨日通った一個前の村(徒歩20分くらい)まで戻り、



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そこから山へ。

酸素の薄さと戦いながらなのであまりスピードが出ない・・と言うか出しちゃいけないのですが、なんとか少しずつ標高を上げて行きます。



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マナンです。1,200mって結構高いですね。



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山の上の方は酷い強風で、サファリ帽がナポレオンハットになりました。



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12:00 アイスレイク着

そしてそこそこに体力を削られた頃、アイスレイクに到着しました。



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アイスレイクはその名の通りのアイスなレイクでした。水をくもうと思っていたのに。

ご覧の通りそれほど美しい湖でもないですが、ここまで来た達成感と高度順応の方が重要なので別に何でもいいです。



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そしてお弁当のチョコパンがとっても美味しかったので、私は満足です。



高度順応のために少し湖畔に留まり、他のトレッカー達と情報交換などした後は、駆けるように一気に下山しました。

下山中に少しの頭痛と手足の痺れを感じました。マナンに戻ったら収まりましたが、標高4,700mとはこういった症状に襲われる高さなんだという事を再認識しました。



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本日の晩ごはん/卵フライドライス

明日は引き続きアンナプルナ一周コースへ・・のつもりでしたが、この近くに世界一の標高を誇る湖があるとか聞いてしまったので、ちょっと寄り道します。


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<情報コーナー>

◯ チャーメからマナン(4〜5日目)

途中のBhratangは林檎の産地で、リンゴジュースの飲めるお洒落なカフェがある。Upper PisangとLower Pisangの分岐は、Upperに行っても結局Nawalの後でまた下るので上の村々に用が無ければLowerを通った方がだいぶ楽。私はUpperの方面へ、Ghyaru手前の400mアップつづれ折りが大変だが、その後は平坦と下りが多い。

◯ ナワル(ンガワル)の宿

「Kailash Guest House」
部屋、充電(ラウンジのみ)、Wifi全て無料にしてもらった。ホットシャワー150ルピー。家族経営のこじんまりした温かい宿。レストランも安めで良い。ダルバート450ルピー。

◯ マナンの宿

「Gyalzen Lodge & Restaurant」 
ACAPチェックポストの目の前。シングル50ルピー、充電(ラウンジのみ)、Wifi無料。シャワーが見当たらなかったがどこかにはあると思う。レストランメニューがすごく安く、しかも美味しい。宿としては質素でボロい感じだが、女将さんは良い人だし景色も素晴らしいし、かなりお勧めの宿。猫もいる。ダルバート300ルピー。

◯ アイスレイク

マナンから行く人が多いが、2、30分手前のBhrakaが最寄り村。もう一つ手前のMugjeからも行けそうだが未確認。両村共に宿あり。Bhrakaから一気に1,200m標高を上げる。中間辺りに茶屋あり。上の方は風がかなり強く、午後が特に酷いそうなので朝早めの出発が望ましい。

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アンナプルナ2、東の温泉群巡り(2〜3日目)


<11/20 トレッキング2日目>

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本日の朝ごはん/パンケーキとマサラチャイ

昨夜話したカナダ人おじいちゃんがマサラチャイをポットで頼み、半分以上を私にくれたので朝からハッピーです。



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8:15出発

今日も元気に歩きます。

まだ雪山は見えませんが、山の間をぐんくん進んで行く道にはおのずとテンションが上がります。



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良い道ですこと。今日も昨日と同じく車道とトレッキングコースを交互に歩く感じですが、昨日より少し車両の往来が減った気がします。バスはもうここまでは来ないので、出会う車両はジープやトラックばかりです。



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ジャガット

3時間ほどでジャガットに到着しました。昨夜カナダ人おじいちゃんから聞いた、温泉のある村です。



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温泉は村から10分ほど下った川沿いにあるとのことなので、適当なレストランに荷物を預かって貰い(お礼に飲み物をオーダー)軽装で参りました。結構な下りっぷりでしたので、念の為サンダルでは無くトレッキングシューズで来たのは正解でした。



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温泉はきちゃなかったです。



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やってられるか!と言うことで、入らずに村を出ました。

後から聞いた話では、温泉は二つの湯殿に交互にお湯を張るそうで、私が行ったときはちょうど片方が汚れきりもう片方は掃除中という、大変運の悪いタイミングだった様です。



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ところがどっこい、ジャガットにはもう一つ温泉があったのです。

村を出て20分ほど歩き、さらに5分ほど谷底へ下らないといけないので若干遠いですけども。しかも付近には宿もレストランも何も無いため、荷物を背負ったまま下らなければいけませんでした。



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温泉はぬるかったです。

でも、気持ちが良かったです。

こちらも湯殿が二つありまして、手前が熱々の江戸っ子風呂、奥がぬるめのお子様風呂でした。 私は熱々が好きですがそれにしたって熱すぎたので、お子様風呂の限りなく江戸っ子寄りの辺りに入りました。江戸が若干流れ込んで来るので、多少は温度が上がります。



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再スタート

良い湯でござんした。

せっかく温泉に入ってサッパリしましたが、まだ2時前なので引き続き歩きます。せめて4時くらいまでは歩かないとサボったみたいな気持ちになるんですよね。もっとのんびり楽しめばいいのに、私は一体何に追われているんでしょう。

なお、温泉には上タンクトップ下水着みたいな中途半端な格好で入りましたが、出たあとそのまま服を着たので全身ビッタビタです。歩けばどうせ汗だくになるし、一緒かなと思いまして。

結果としては、一緒でした。どうということはありません。



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羊かヤギかあるいは両方の群れ

見れば見るほどよく分からなくなるんですよね。



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橋ですが、



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なんか



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いる・・・。



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ちゃんと譲り合いの出来る行儀の良いヤギ達でした。



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今日の道はとっても楽しいです。



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対岸の車道は大変よく出来ており、ごくなだらかな登りが綺麗にズラーッと続いていくので歩きやすそうですが、トレッキングコースの方が絶対に楽しいです。いやそれは個人的な感想に過ぎませんが、絶対に楽しいです。



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本日もまた最後に一気に登り、丘を越えたら急に視界が開けて目標村のタルが見えました。



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そんなことよりこの広い河原です。キャンプし放題じゃないですか。ベストキャンプスポットじゃないですか。何故私はテントを持って来なかったんでしょうか。

ここ以外にも道中テントを張れる場所は沢山あるし、車道が通っているので当然チャリンコも通れるし、水も食べ物も簡単に手に入るし、もしかしたらそういう楽しみ方も出来るかもしれません。



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17:00 タル到着(標高1,700m)



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本日の宿「Garden Hotel」

カナダ人おじいちゃんがこの村を「スイスの村みたいで素敵だよ〜」と勧めてくれたので来たのですが、本当にスイスみたいでした。村がと言うより、各宿が。どの宿もカラフルに塗られていたりお花が咲き乱れていたり、とにかく可愛らしいのです。



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村の統一メニュー

宿のおかみさんが言うには、この村のレストランメニューは全て統一されているそうです。加えて宿代もほとんど無料なので他の宿に差を付けようと思ったら宿そのものを魅力的にするしかなく、結果華やかで可愛らしい宿が建ち並ぶことになったのかなあと思います。

まあここ以外にもレストランメニューが統一されている村は沢山あり、しかしそれらは別にスイスでは無かったので私の予想はどうやら的外れだったわけですが。



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本日の晩ごはん/エッグフライドポテト

懐かしの炒め芋です。

エベレスト街道の経験から宿にどんなメニューがあるかはほぼ正確に予想できるので、到着前から今夜食べるものを決めています。

・ダルバート/やや高いけどお腹いっぱいになれる
・炒め芋/比較的安価でそこそこ多め
・フライドヌードル/同上
・トマトスパゲティ/基本高いけどたまに安い宿があり量も多め

の四択です。

宿の会計ノートを見ると皆さん割と色々召し上がっており、私は今のところ一回の滞在で700ルピーくらいなのに皆さんは1,500とか2,000とか平気で使っていらっしゃり肉も召し上がりあまつさえビールまでご注文遊ばされているので何というか・・すごく虚しいです。宝くじ当たらないかなあ・・(買ってないけど)



<11/21 トレッキング3日目>

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本日の朝ごはん/ハニーパンケーキ

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7:50出発

今日も大変楽しい道ですが、午前中しばらくは日陰で寒かったです。谷間を歩いているので仕方がないですが。



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ACAPチェックポスト

途中の村にチェックポストがありました。初日にチェックを受けたのはTIMSの方でしたが、今回はACAPの方でした。ここで半券を回収されたので、ACAPチェックインに当たるポイントだったのかもしれません。何故こんな中途半端な村で。



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便利な表があったので載せておきます。



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トレッカーの増加とシーズン(画像クリックで拡大)

興味深い表が。こうして見ると年々トレッカーは増加しており、さらに10、11月は流石ハイシーズン!な激増ぶりであることが分かります。

でも、やはりハイシーズンの後ろの方なためか一周コースはそこまで人を集めるコースではないためか、一日に追い抜いたりすれ違うトレッカーはそう多くない印象です。今さり気なく健脚アピールを入れましたけどね。ふふ。



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エベレスト街道のトレッカー数

撮影に失敗して全く読めないのですが、こんなものもあります。エベレスト街道・モンジョの入域許可オフィスで撮ったものです。読めないので何も語れずアレですが、こちらもまた「10、11月だけ桁違いに人が増えているなあ」と思った記憶があります。

乾期なため雨の心配が少なく、雪山が綺麗に見え、かつ本格的に寒くなる前、というのが10、11月にトレッカーが集まる理由です。個人的には、これに「秋景色が最高」というのも加えたいところです。



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秋景色です。美しいでしょう。

景色も気温も、エベレスト街道のときよりさらに秋が深まって来ているのを日々感じています。



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15:15 チャーメ到着(標高2,670m)

夕方近くなると途中の村々で激しい宿泊勧誘を受けますが、スマンと思いつつ通り過ぎ、本日の目標村に到着しました。

終わりの方とは言え一応まだハイシーズンのはずですが、どこの村もガラガラです。おそらく宿以外の何かで生計を立てているのだとは思いますが、何か勝手に心配になっています。



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本日の宿「Sangso Guest House & Restaurant」

チャーメ村は温泉があるためかかなり大きく賑やかで、ローカル食堂や軽食屋、服屋に靴屋までありました。

宿もいくらでもありますが、温泉の近くに泊まりたいので村の終わりまで歩きました。上の写真の橋を渡って右に少し歩いた所に温泉があります。本日の宿は、橋の向こうに3軒あるうちの1軒を選びました。



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というわけで早速宿に荷物を置いて、温泉に参りました。

チャーメの温泉は昨日の無人道端温泉とは大きく異なり、かなり混雑していました。洗濯にいそしむ地元民達に、ネパール人観光客、そして外国人トレッカーもチラホラいました。

肝心の湯加減はと言うと、大変素晴らしかったです。

江戸っ子風呂とまでは言いませんが、そこそこに熱々で適温。これぞ温泉という感じの湯加減です。まだトレッキング3日目で全く疲れていないのにこんな贅沢が出来るとは。しかも無料です。



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今回の温泉には更衣室があったので、ちゃんと着替えてから戻りました。湯冷めしないよう服を何重にも着込んで、お楽しみの晩ごはんです。

宿のお姉さん曰くこの村もレストランメニューは統一されているとのことで、何軒か見せて貰いましたが本当に同じでした。そんな訳で、この美味しそうな写真は全てイメージ画像に過ぎないということになります。まあネパールのレストランはどこもそんな感じですけども。



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本日の晩ごはん/フライドヌードル 

このフライドヌードルというのが中々に難しいメニューでして、塩味だったり醤油っぽいアジア味だったりケチャップ味だったりします。たまに炒めたインスタントラーメンが出て来たりもするので、本当に予測できません。チョーメンと書いてあれば中華風フライドヌードルなので、まだ味の予測は付くのですけども。

でも比較的安価な上に量が多めなので、しょっちゅう頼んでしまいます。味なんか二の次で、とにかくいかに安くお腹を満たすかが重要です。


明日から当分温泉が無く寂しいですが、今度は西エリアの温泉群を目指して頑張って参ります。


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<情報コーナー>


◯ バフンダンダからチャーメ(2〜3日目)

徐々に登り始める。途中のJagatには温泉がある。Tal手前で標高差200mほどの丘越え。Talは可愛らしい宿の多い村。Danagyuを少し過ぎてからTimangまでの道が非常に分かりづらい。車道よりトレッキングコースの方がショートカットになるが、後半は車道に入った方が近い。が、案内板が無く分岐の選択が難しい。ThanchokにACAPチェックポストあり、半券回収。Chameは大きな村で、温泉がある。各温泉の詳細は下に。

◯ タルの宿

「Garden Hotel」
部屋代無料にしてもらった。ホットシャワー(ソーラーまたはバケツ)、Wifi、充電(室内)無料。花でいっぱいのお庭が可愛い。おかみさんが優しくて良い人。ダルバート480ルピー。レストランメニューは全宿共通とのこと。

◯ チャーメの宿

「Sangso Guest House & Restaurant」
部屋無料にしてもらった。Wifi、充電(室内)無料。温泉まで徒歩1分、3番目に近い宿。ダルバート560ルピー。レストランメニュー全宿共通。

◯ ジャガットの温泉

一つは村の入り口から谷底へ10分ほど下ったところ。トイレ(あまり綺麗じゃない)や更衣室らしき建物もあり。多分無料。

もう一つは村を出てマナン方向へ20分ほど、さらに谷底へ5分ほど下った所。二つある湯殿のうち一つは熱々、一つはぬるめ。トイレや更衣室など何も無し。付近に荷物を預けられる場所は無いため、ジャガットに置いてくるか持ったまま下るしかない。無料。というか無人。

◯ チャーメの温泉

村の出口付近(マナン方面)の吊橋を渡って右の奥。お湯は熱々で素晴らしい湯加減。洗い場は洗濯に来ている地元民で混雑しており、シャワー代わりに直接浴びるのは難しい。設置されているバケツにどんどんお湯がたまるので、手桶を持参すると大分助かる。簡易の更衣室(個室)あり。付近に宿多数。

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アンナプルナ・トレッキング初日


<11/19 アンナプルナトレッキング1日目>

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本日からアンナプルナ・トレッキングを開始します。

ルートはだいたい上のような感じを想定しており、期間は3週間くらいかな?知らんけど。という適当さです。

エベレスト街道のおかげですっかり山ごもりに慣れてしまった他、足腰も鍛えられているし、カトマンズ&ポカラで沢山食べて体力も回復できたし、今回はエベレスト街道より標高が低いし〜などと完全に舐めてかかっており

・・いや、違うんですよ。山を舐めると山に死ぬので決してそういうアレでは無いんですけど、実際アンナプルナ周遊コースはエベレスト街道よりだいぶ優しそうなので、まあそんなに緊張しなくても大丈夫かな〜とそんな感じのソレなだけです。だってコースの大半が車道と平行しているんですよ。ペロペロだわそんなん



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ポカラ・ツーリストバスパーク/6:40出発

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10:50ベシサハール着(標高760m)

スタート地点に着きました。

ポカラからここまでバスで4時間少々でした。エベレスト街道の時はバス移動だけで丸一日かかったのに、今回は随分簡単に着いてしまったではありませんか。

アンナプルナ・ベースキャンプやプーンヒル行きコースの始発点フェディなんてポカラから一時間で行けるそうですし、アクセスの面から見てもアンナプルナ・トレッキングはかなり挑戦しやすい印象を受けます。



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色んな地名が出て来てややこしいので、ここでひとつアンナプルナ・トレッキングの各コースについてご説明申し上げたいと思います。

まずは上の大変分かりやすい地図をご覧ください。これがアンナプルナです。「アンナプルナ」とはお山の名前ですが、そちらは素人が登れるようなお山ではありませんので、観光客の間でアンナプルナと言ったらそれは「アンナプルナを仰ぎ見ながら歩くトレッキングコース」のことを指します。

聞くところによると、

① 一番人気は2〜4日で帰って来られる景勝地「プーンヒル」。

② 同じくらい人気なのが一週間ほどで絶景体験ができる「アンナプルナ内院コース(アンナプルナ・ベースキャンプ行き)」。

③ これまた一週間くらいで帰って来られる「ジョムソン街道」。

④ 2、3週間かかるのでやや避けられがちだけど絶対楽しい「アンナプルナ一周コース(アンナプルナ・サーキット)」。


の、4コース辺りが主流の様です。加え、アンナプルナにはこれ以外にもマイナーだけど魅力いっぱいのトレッキングコースが山ほどあります。山だけに。

私は上記4コース全てに行く予定ですが、③は④の一部だし①も②も少しかぶっているので、そこまでのロングコースにはならないと思われます。

・・思われましたが、先にネタバレいたしますとこの後結局これ以外のコースに寄り道しまくり期限いっぱいまで遊び倒すことになったので、それなりのロングコースになってしまいましたテヘペロ。



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ベシサハール

というわけでアンナプルナ・トレッキング初日です。

まずはアンナプルナ一周コースのスタート地点(の一つ)、ベシサハールに着いた所から。「の一つ」と添えたのは、車道が通っている関係上スタート地点も多少ずらせるからです。

実際、同じバスに乗ってきた人々の大半はここからさらにバス又はジープ移動をするようで、私と同じタイミングで歩き出す人は唯の一人もいませんでした。よって、エベレスト街道の時のように即席の共倒れチームを構成することはありませんでした。望むところだぜ。



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入山登録(TIMS)

歩き始める前に、まずは入山登録です。ポカラで取ってきた許可証のうちTIMSの方を提示し、入山スタンプを押して貰いました。

2018年11月19日、アンナプルナ・トレッキングスタートです。



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11:00 歩き始め

まずはと言うか早速と言うか、車道を歩きます。

バスも乗合ジープも頻繁に行き来していて、埃っぽいやら泥水を飛ばされるやら、どっちかにしてくれいと思いました。早くもテンションダダ下がりです。



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本日のお昼ご飯

開始30分でやってられない気持ちになったので、お昼兼おやつ休憩にしました。皆大好きサモサです。50ルピーで4個買えましたので、物価はまだ地上と同じくらいと言えます。



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景色としては好きな感じですが、とにかく埃っぽいです。今回も持参した飴ちゃんが活躍してくれそう。



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何かのお祭りに遭遇しました。女性達は皆さん同じ服を着ていて、色鮮やかな行列にはつい目を奪われてしまいました。



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道中、村や小さな集落は頻繁にありました。車道上なので物も溢れています。

大体30分〜1時間も歩けば宿なり何なりあるので、遭難したり宿を見つける前に日が暮れる心配はあまりしなくて良さそうです。もちろん、日暮れギリギリまで歩くような無茶をするつもりはありませんが。



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道は比較的平坦です。小さなアップダウンはありますが、大したものではありません。

エベレスト街道では、懐かしの牛歩隊・トマークおじさんが小さめアップダウンの道を「ネパーリー・フラット」と呼んでいました。「ネパール人はフラットって言うけどどこがフラットじゃい(怒)」の意です。彼ら、特にシェルパ族の皆さんは標高差100mくらいだったら平気で「フラット」とか言うものですから。

でも今歩いている道は、本当の本当に大したことないアップダウンです。車両の土煙攻撃さえ我慢すれば、大変歩きやすい道であると言えます。



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車道とトレッキングコースの分岐がありました。

これどっちに行ったか覚えが無いのですが、この後の写真に車道を見下ろしたものが何枚かありましたので、多分トレッキングコースの方に行ったのかなと思います。

また後日書くと思いますが、アンナプルナ一周コースは車道とトレッキングコースが頻繁に分かれたり繋がったり、道の選択を迫られることが多いです。殆どの所は車道の方が緩やかな登りで楽なのですが、歩いていて楽しいのは断トツ!トレッキングコースの方です。



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いいかんじの棒を手に入れた!

一日目にして早くもいいかんじの棒を手に入れました。今回はこの子にします。

エベレスト街道の相棒・竹に比べるとやや重たいしカーブしていますが、この重さとカーブがそのうちしっくり来て、大変頼もしい相棒となってくれました。



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最後の登り

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16:30 バフンダンダ到着(標高1,310m)

最後にそこそこの急坂をこなし、本日の目標バフンダンダに到着です。ダッフンダ感のある名前ですが、見晴らしの良い素敵な村です。

今日は5時間少々のやや短めのトレッキングでした。しかしエベレスト街道からこちら少々のんびりぐったり休みすぎたので、身体がなまってしまったのか割と疲れました。汗もいっぱいかいたし、気持ちの良い疲労感です。トレッキングはこれが良いんですよね。



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バフンダンダの宿「Hotel Superb View」


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宿からバフンダンダを見下ろす

バフンダンダには宿が沢山ありましたが、村に入った瞬間元気に声をかけてくれた女の子に勧められるがまま、こちらの眺めの良いホテルに入りました。朝夕二回の食事を取ることを条件に、部屋代は無料になりました。このへんはエベレスト街道と同じシステムです。



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本日の晩ごはん/ダルバート

夕飯はもちろんダルバートです。

このとき実はだいぶダルバートに飽きていたのですが、トレッキング後の腹ペコ胃袋にはおかわり自由は魅力的なのです。



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懐かしの山小屋価格です。まだいくらも登っていない割には高めな気がしますが、この宿ちょっとおシャンティーですし、下にあったボロ宿とかならもっと安かったかもしれません。

でもこれからもっとずっと高くなっていくので、この程度は序の口です。


本日の宿にはカナダ人のおじいちゃんトレッカーが一人泊まっていて、その人はもう歩き終えて明日ポカラに帰るところだと言うので、この先のルート情報などを貰いました。

明日通る村には温泉があるそうです。その先少し行った所にも。温泉はアンナプルナの西側エリアにしか無いと思っていたので、これには驚くと共に大変テンションが上がりました。

明日はトレッキング&温泉日記です。


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◯ ポカラからベシサハール、バフンダンダ

ポカラのツーリスト・バスパークよりBesishahar行きのバスが毎朝6:30発、所要4〜4.5時間くらい、400ルピー。私は前日にチケットを買いに行ったが、当日朝でも空きはあった。

Besishaharは大きめの町で宿やレストランも多い。TIMSチェックポイントあり(入山登録)。物価はまだ地上と同じ。BesishaharからBahundandaはなだらかなアップダウンをこなしつつのフラット気味車道で、Bahundanda少し手前から一気に登る。この区間はバスでも行くことが出来、片道200〜250ルピーのはずだが観光客は500要求されがちとのこと。乗合ジープもあり、こちらはベシサハールのバス降車場前で勧誘をしてくれる。途中村や集落や宿はいくらでもある。Bahundandaは丘の上の景色の良い村で宿も多い。

◯ バフンダンダの宿

※アンナプルナの宿もエベレスト街道と同じく、一日二食食べることを条件に部屋代が無料〜格安になる。シャワー、Wifi、充電なども交渉次第で値段が変わるので、あくまで参考程度に。

「Hotel Superb View」
シングル200ルピーを無料にしてもらった。ホットシャワー(多分バケツ)、充電(ラウンジのみ)無料。Wifiも無料だがこの時はアクセスできなかった。高台バフンダンダの中でもさらに高い所にあり、景色が大変良い。ダルバート450ルピー。

| ネパール | 22:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

アンナプルナ・トレッキングに行って来ます(3週間ほど更新が途絶えるかもしれないお知らせ)


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明日からアンナプルナ・トレッキングに行って来ます。

アンナプルナ一周とアンナプルナ・ベースキャンプを組み合わせたルートにしようかなと思っていますが、それだと3週間どころじゃ済まないので、一部ワープなどして時間短縮を図るかもしれません。あるいは、寒さにやられて途中で帰ってくるかもしれません。

更新に関してですが、今回は多分最初から最後まで一人で歩くので暇な時間を作れますし、エベレスト街道と違ってwifiや充電を無料で使える宿も多いらしいので、結構普通に更新出来てしまうかもしれません。そしたら、前回のエベレスト街道日記から順番に書いて参りたいと思います。もしブログ更新もツイッター更新も途絶えたら、意外と通信環境が上手く行っていないんだなとご理解頂ければ幸いです。


そんな感じです。それじゃあ行ってまいります。

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| ネパール | 23:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

カトマンズ&ポカラ食い倒れ日記


エベレスト街道から帰った人は皆同じことを言うのですが、地上のレストランメニューがすんごい安く見えるんですよねえ〜。


というわけでカトマンズ&ポカラの暴飲暴食日記です。



<11/6〜12 カトマンズ>

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「ふる里」

カトマンズ食い倒れの日々はまず生還日の一人打ち上げ・大贅沢の2,000ルピー(=円)から始まり、



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「おふくろの味」

翌日も日本食屋に行くという散財ぶりでございます。

こちらのしょうが焼き定食はご飯のおかわりが付いて450ルピーなのですが、ローカル食堂なら一食100円以下で食べられるこの国では相当の贅沢です。

でもトレッキング帰りの頭にはとっても安く感じるのです。一食750ルピーとかの世界から下りて来たものですから。

そして山中は食材、調味料の種類が限られているためメニューも味も似たり寄ったりになりがちで、そんな日々を三週間送った後での醤油味、味噌味、お出汁の風味、ほかほかご飯、新鮮な生野菜、爽やかなお漬物、気の利いた小鉢、トドメにお茶まで出された日には味の宝石箱どころの騒ぎでは無いのであります。

机に突っ伏して号泣しそうになりました。美味しくて美味しくてもう。故郷の味ってなんて素晴らしいんでしょう。



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「ロータス・レストラン&カフェ」

調子に乗った私はさらに日本風カレーライスを食べに行きました。

こちらのお店もご飯のおかわりが一回無料で、もともとカレー対ライスは1:2くらいがいい私は大変ハッピーでした。ピザの耳とかポッキーのチョコが付いてない部分とかも好きです。



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「ちくさカフェ」

タメル地区は日本食パラダイスです。

こちらはカフェですので厳密には日本食ではありませんが、昭和の喫茶店みたいな雰囲気が心地良いです。肝心の店内写真を撮り忘れましたけども。

このお店はトーストが厚切りサクフワなのが最高で、私はツナトーストが特に好きでした。



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名前忘れたカフェ

下山3日後くらいにふと山小屋ご飯が恋しくなり、朝食によく食べていたパンケーキを頼んでみました。が、山小屋の方が美味しかったです。味がどうこうと言うより、山で食べるものは何でも美味しいというアレです。

いやさっきは飽きたとか味気ないみたいな事を書きましたけども、あれは言葉のアヤでして。だって体調不良だったんですもの。あの日々(特に後半)は美味しいものも美味しく食べられなかったんです。



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タメル地区は外国人旅行者ワンサカエリアなので、小洒落たカフェやパン屋が多いです。ローカルパン屋に比べオサレパン屋はそりゃもうお高いのですが、山小屋感覚からすると以下定型文。

一応具体的な数字を出すと、チョコパンが地上のローカルパン屋20〜50ルピー、オサレパン屋80〜100ルピー、山のパン屋400ルピーって感じです。なお、タメル地区のオサレパン屋は夜8:00とか9:00とかに行くと半額になるお店が多いので狙い目です。私はこのときタメル外に泊まっていたので、夜はなかなか行き辛かったですが。



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買ってきたモモとお菓子と写ってないけどビール

ぼちぼち金銭感覚は戻って来たけど飲みたい気持ちは無限大!

なので、飲み屋に通うのは止めて(いや帰還初日しか行ってませんけど)宿で安く飲むことにしました。ネパールのビールは決して安くはないですが、酒屋で買って帰れば半額〜3分の2くらいで済みます。

ネパールの素晴らしいところは、ビールもその他のお酒もお持ち帰りモモも、いつでもどこでも買えるところです。インドだとまず酒屋を探すのに苦労し、次いで窓口の鉄格子に群がるインド野郎共をかき分けてビールを勝ち取らないといけないので。その辺に転がってるアル中を踏みそうになるし。いやまあ、もっと穏やかな売り場ももちろんありますけども。



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「おふくろの味」

そろそろカトマンズを出ようかなと最後の仕上げに日本食屋に飲みに行ったら、ぶっ倒れて後頭部を強打し、救急車を呼ばれかけました。

幸いすぐ覚醒したのですが、お店に多大なるご迷惑とご心配をおかけし大変申し訳なく思うと共に、恥ずかしくてもうこのお店に行けましぇん。タメルで一番好きな日本食屋だったのに。

倒れた原因については、まあただの貧血とか立ちくらみだと思います。立ち上がった瞬間にクラッと来て、近くの柱に掴まり損ねた所までは記憶しているので。

このときツイッターにて頭部強打に関する相談に乗ってくださった皆様、その節はありがとうございました。あれから1ヶ月半ほど経ちますが、お陰様ですっかり元気です。でも何か頭が変形してしまった気がします。打った所に変な段差が付いてるんですよね。別に痛くは無いのですが。



<11/13〜18 ポカラ>

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カトマンズ、ニュー・バスパーク


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ポカラ、フェワ湖

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ポカラの宿「Hotel Angel」

コブと頭痛が引くのを待って、ポカラに移動しました。ローカルバスで9時間近くかかりました。ツーリストバス(直行便)ならもう少し早いはずです。 

ポカラへ来た理由は、もちろんトレッキングです。カトマンズから行くエベレスト街道と、ポカラから行くアンナプルナはネパールの二大人気トレッキングコースなのです。



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「チベッタン・ペマ・レストラン」

でもとりあえず食い倒れます。まだ食べたりないんですのよ。

ここに載せた写真以外にもローカルパンとかお菓子とかモモを際限無く食べており、完全に消化不良を起こしているのですが、それでも食べなきゃいけない気がしています。三週間歩き倒したにも関わらず、その裏では高山病による下痢&食欲不振でエネルギーを失う一方だったので、身体がそれを取り戻そうとしているのだと思います。ツイッターにも書きましたが、ひどく不健康な痩せ方をしてしまいました。

写真のお店は宿近くのチベット料理屋で、トゥクパ(麺)がうどんみたいに太くて大変美味しいので通いました。モモも美味しいです。



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「SABITANE」

ポカラには安価で美味しい韓国料理店もありました。キムチチゲの付け合せがキムチ三種なのが実に潔くて好きです。

ここは地酒も飲めるのですが、このときはそれを知らなかったので飲みませんでした。またトレッキング終了後の日記で書きたいと思います。



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サムギョプサル(の付け合わせ)/「Natssul Korean Restaurant」

ブログから声をかけて下さった方と待ち合わせ、飲みに行ったりもしました。久しぶりの焼き肉、そして一人じゃない飲み会は大変楽しかったです。肝心のサムギョプサルを撮り忘れましたけども。

Kさん、ありがとうございました!是非またどこかの国で飲みましょう。



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「Kebab King」

ケバブの文字に誘われて。ここもすごく美味しかったのですが、人気店のようでいつ行っても混み合っているので怖くて一回しか入れませんでした。写真はチキンロールです。これミラクル美味しかったです。もう一度食べたかったのに人混みがですね。



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「Sun Welcome Restaurant」

カトマンズに引き続きポカラもグルメ情報が多いので、気になるお店がどんどん増えて大変です。ネットで紹介されているお店のうち比較的安価な所を中心にまわり、さらにグーグルマップで評価の高いお店も順次攻めている感じです。

"比較的“安価なだけで元がお高い観光地価格ですし、そんな町で一日中食べ歩いているのでエンゲル係数が大変なことになっています。そもそも食べる量が人より多いですし。(安価なローカルパンなどで腹具合を調整)



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安価なローカルパン/「KUMAR BAKERY」

「安価なローカルパン」です。こちらのお店は朝6:00〜8:00くらいの間しか開いていない掘っ立て小屋みたいなパン工房で、どのパンも一個20円で買えます。

ここで作ったパンはバスパーク等でも歩くパン屋さんにより販売されていますが、一個80とか100ルピーとかです。試しに値切ってみましたが50までが限界でした。



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名前の分からないローカル食堂

ポカラのレイクサイドは観光エリアなので何でも高いですが、中側や外れの方に行くとローカル食堂もあります。こちらはシャイファリみたいな名前の軽食で、南米のエンパナーダによく似ていました。薄くてでっかい揚餃子みたいな感じ。これすごく美味しくて、しかも一個50ルピーだったので何度も食べに行きました。



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パニプリ/フェワ湖畔

久しぶりにパニプリも食べました。ポカラと言えばこのフェワ湖で、先程書いたレイクサイドとはこのフェワ湖畔のことです。湖畔の観光エリア一帯をレイクサイドと言い、ホテルやレストランはこのエリアに集中しています。

湖ではボート遊びが楽しめる他、湖畔の小道には小洒落たカフェやレストランもあってのんびりした時間を過ごす事ができます。まあ私はパニプリの立ち食いをしながらそれを眺めるだけなんですけども。一人でボート遊びってなかなか侘しくないですか。



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そんな感じでまあまあ満足したので、アンナプルナ・トレッキングの地図を買って来ました。

エベレスト街道をガッツリ歩いたのでアンナプルナは一週間とか10日くらいの気楽なやつでいいかな〜

とか思っていたのに、調べてみたら面白そうなコースが出るわ出るわ。結局全部行きたくなってしまい、①「アンナプルナ・サーキット」という時間のかかるコースを一周してから、②人気ツートップの「プーンヒル」と③「アンナプルナ・ベースキャンプ」を順に巡り、ついでに④アンナプルナエリアに点在する温泉も回れるだけ回ろうという、全部乗せみたいな計画になってしまいました。



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買い出し

山用の荷造りはもう慣れたもので、持ち物も前回買ったものを流用できるので簡単でした。消耗品や携帯食を少し買い足すだけです。

また、登る一方だったエベレスト街道とは違い今回は何度か標高も物価も下がりそうなタイミングがあるので、そこで買い足す事を想定して携帯食は少なめにしました。写真には写っていませんが、スニッカーズも買いました。地上で食べると甘すぎるアレは、山で食べるとミラクル美味しいことを知ったからです。命を繋ぐカロリー爆弾です。

今回はお楽しみメニューとして味噌汁も買ってみました。前回のエベレスト街道トレッキングでは山小屋ご飯以外の味が恋しくて恋しくてどうにかなってしまいそうだったので、その緩和の為に。

エベレスト街道の記憶はどうしても高山病と結びついてしまい、半分以上は苦しい思い出として残ってしまっているので、今回のアンナプルナ・トレッキングの目標は兎にも角にも「健康でいること」です。

故郷の味はホッとしますし、お腹にも優しいのできっと助けてくれるのではないでしょうか。



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抗生物質

もう一つの助っ人。もう完治したものと信じていますが、山中で感染症が再発したらとっても困るので抗生物質を買い足しました。こう見えても全部同じ薬です。製薬会社が違うだけで中身は同じ成分なのでしょうが、何か不安になる絵面です。



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セロテープで

地図の補強もしました。紙の地図は楽しいですがすぐ擦り切れたり破れたりして読めなくなってしまうので、先に補強しておくのです。セロテープはスーパーで15ルピーで買えました。

地図は、前回のは大きすぎて面倒だったので今回は小さめのにしました。縮尺は同じですし、見た感じ必要な情報は入っているので大丈夫かなと。

でもやはりミニ地図は情報が少なかったみたいで、大きな地図には載っているルートがこれには無かったり、マイナーな村情報や宿情報がカットされていたりすることに後から気付いたので、やっぱ大きい方にすれば良かったかなと思いました。軽量なのは助かりましたけども。



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入域許可証も取って来ました。

エベレスト街道では入域後に取得できましたが、アンナプルナの場合はポカラまたはカトマンズで事前に取得する必要があります。

上が「ACAP」、下が「TIMS」という名前の許可証で、何がどう違うのか知りませんがどちらも必要です。同じ建物の隣同士のオフィスで取得できます。前者3,000+後者2,000の、計5,000ルピーです。金額はエベレスト街道と同じですね。

また、トレッキングの期間を申告する必要があったので、一ヶ月にしておきました。もしかしたらもう少しかかるかもとは思ったのですが、ネパールビザ期限の事もありますしあまり長居しないよう期限を決めておこうと思いまして。

アンナプルナ一周コースの大半は車道と平行していますし、その他のコースもちょいちょい車両の出入りがある様なので、時間がかかるようなら無理せずワープしなさいよこの負けず嫌いの馬鹿めという自分へのメッセージです。

写真右下は、アンナプルナ一周コース及びアンナプルナ・ベースキャンプ行きコースの標高差情報です。許可証申請オフィスで無料で貰えました。これ村同士を繋ぐだいたいの所要時間なんかも載っていてすごく便利なので、行かれる方は是非貰っておいてください。


そんな感じであっという間に準備が整いましたので、次回からアンナプルナトレッキング日記です。


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<情報コーナー>

◯ ポカラの宿

「Hotel Angel」
ドミ350ルピー。レイクサイドの便利な立地、Wifi良好、ホットシャワー(ソーラー)は天気の良い日の昼間なら熱々。ドミは電源が2箇所しか無いので不便。屋上に洗濯物を干せる。広いお庭がポカポカで居心地が良い。宿の人達は私や欧米系旅行者には優しくフレンドリーに接してくれたが、中国人ゲストに対してだけ乱暴な接客をするのが嫌だった。オーナーの彼らに対する陰口も酷い。良いホテルなのにそこだけが残念。

◯ アンナプルナ・トレッキング許可証

プーンヒル、アンナプルナ・ベースキャンプ(A.B.C)、アンナプルナ一周など、どのコースでも許可証の取得は必須。ポカラの申請オフィスはツーリスト・バスパーク近くの「Pokhara Tourist Service Center」。カトマンズでも取得出来るとのこと。

「ACAP」3,000ルピー、「TIMS」2,000ルピーの合計5,000ルピー。写真が二枚必要だが申請オフィス内で無料で撮って貰える。その他、ポカラの滞在ホテル名や住所、電話番号、旅行保険の契約番号、保険会社電話番号、保険のカバー範囲など結構細かく書かないといけないので、事前に調べておく。

| ネパール | 20:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

エベレスト街道トレッキングまとめ


これから行かれる方への情報まとめです。 
素人のまとめに過ぎませんので、詳しいルートや安全情報はちゃんとした所から入手してください。


<期間>

私が歩いたのは2018年10月16日〜11月6日まで。カトマンズからの移動日、帰還日も入れて全22日間。

10、11月がエベレスト街道トレッキングのハイシーズンなので、とんでもなく混んでいた。宿が取れない日があるくらい。(ラウンジで寝た)


<ルート>
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(簡易地図。実際はもっと色々道がある)


私が歩いたルートは以下の通り。

カトマンズからファプル、ファプルからタクシンドゥまでシェアジープ
・カトマンズからファプル、タクシンドゥ(1日目)

タクシンドゥから歩き始めてナムチェ、タンボチェへ
・ヌンタラ手前〜カリコッラ(2日目)
・カリコッラ〜チェプルン(3〜5日目)
・チェプルン〜ナムチェ(5、6日目)
・ナムチェ・バザール(6、7日目)
・タンボチェ、マニ・リンドゥ仮面舞踏祭(8、9日目)

ゴーキョへ
・タンボチェ〜ゴーキョ(10〜12日目)

チョラパスを越えてゴラクシェプへ
・ゴーキョ〜ゾングラ(13、14日目)
・ゾングラ〜ゴラクシェプ(15、16日目)

ゴラクシェプからファプルまで下山、
ファプルからカトマンズまでシェアジープで帰還
・下山、カトマンズへ(17〜22日目)



<エベレスト街道までの道>

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エベレスト街道

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・殆どのトレッカーはカトマンズからルクラまで飛ぶ。時期にもよるだろうが、片道17,000〜20,000ルピーくらいとのこと。

・または、ルクラまで徒歩一週間くらいのジリからスタートする。カトマンズからジリまでバスで500ルピーくらいとのこと。

・あるいは、ルクラまで徒歩3日くらいのサレリまたはファプル(村同士が繋がってるのでどちらでも同じ)からスタートする。カトマンズからサレリまでバス1,500ルピーくらい、シェアジープ2,000ルピーくらい。



<持ち物>

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パチモノのジャケット(埃をかぶったセール品の箱から発掘、1,500えん)

私は出来るだけ手持ちのものを使ったが、カトマンズで色々買い足しもした。カトマンズのタメル地区ではトレッキング用品が何でも安く揃えられる。ただし多くはパチモノだし不良品も多いので、しっかりチェックして納得したものを買う。

参考:カトマンズ日記(記事後半にトレッキング準備編)



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ナムチェ・バザール

また、カトマンズの1.5〜3倍ほどの値段になるが道中のルクラ、ナムチェ等でも大抵のものは買える。

持ち物は少しでも軽く、余計なものを持っていかない様にする。また、山中で出来るだけゴミを出さずに済むよう気をつける。



以下、持ち物の簡単なまとめと有ると便利なものなど。

・現金/
道中はナムチェ(多分ルクラも?)にしかATMや両替屋が無いので、十分な現金を。

・パスポート/
入山登録、国立公園入場チケット購入時などに必要。

・ザック/
ポーターを雇う人は20〜30リットルくらいの小さなリュック、自力の人は45〜60リットルくらいの大きめのリュックの人が大多数だった。私は手持ちの45リットルを使用。重量はおそらく8〜10キロくらい、スペースもいくらか余裕あり。

・トレッキングシューズ/
歩きやすいちゃんとしたやつ。滑り止めも無い町用スニーカーみたいなので歩いている人もいるが、怪我や疲労の軽減のため是非ちゃんとしたやつを。

・地図/
紙の地図が確実だし電池切れとかも無いしロマン溢れて楽しいけど、maps.meなどのスマホアプリで代用する人も多い。紙地図はすぐ擦り切れて来るので、事前にテープで補強しておくのが良い。

・軽アイゼン、杖/
私はアイゼンは持っていなかったが、チョラパスでは持って来れば良かったと思った。時期によっては必須なのかもしれない。杖は無くてもいいがあると楽。殆どの人が使っており、カトマンズで安く買えるそう。私は山で竹の棒を拾った。

・十分な防寒着/
標高、朝夕で温度差が激しいので調節できるものを。歩くときは薄着、宿では全力の厚着。

・分厚い靴下と手袋/
適当なやつで行ったら凍傷になるかと思った。標高が低いうちは大丈夫。ゴーキョピーク、カラパタール、チョラパス等では手先足先の防寒は最重要課題。

・着替え少し/
Tシャツや下着、靴下だけ。洗濯はあまり出来ない(というか水が冷た過ぎてする気にならない)し乾かないので、後半は割と着たきりになる。ただし汗で濡れた服を着続けると風邪を引くのでそこは注意。

・レインウェア/
私の時は乾期だったので簡単なレインコートだけ。結果的には一度も使わなかったが、山では必須の持ち物。

寝袋/
私は夏用しか持っていなかったので宿の布団と併用。それで何とかなった。余っていれば二枚借りられたりもする。寝袋はカトマンズでレンタルも出来る。ナムチェでも出来るらしいが未確認。

・サブバッグ/
薄手のナップサックとか、簡単なもので十分。宿に荷物を置いて日帰りトレッキングをしたり、近くの丘に登る用。

・エマージェンシーシート/
結局使わなかったが、念の為。

・カイロ/
私は持っていなかったが、峠越えの時など「カイロがあれば・・」と5秒に一回くらい思った。ネパールでは今のところ見かけない。

・日焼け止め、帽子、マスクなど/
陽射しが強い。マスクは乾燥、防寒対策にもなる。サングラスなども。

・水筒、浄水タブレット/
湧き水や水道水を飲む用。水筒はペットボトルでもいいし浄水タブレットはフィルターでもいい。耐熱水筒があるとお湯(宿で買う)を入れて湯たんぽにできる。ミネラルウォーターはどこででも買えるがすごく高い。(詳しくは費用の項で)

・予備バッテリー、ポータブル充電器/
充電はどこの宿でも出来るがナムチェ辺りから上は有料。すごく高い。寒いとバッテリーの減りが早いのでスマホやカメラは出来るだけ懐で守る。

・トイレットペーパー/
標高が上がると水が凍りインド式(水洗浄)ができなくなる。そして山中のトイレットペーパーは信じられないくらい高いので、十分な量を持参する。

・アルコール除菌、ウェットティッシュなど/
水が凍りろくに手も洗えなくなるので、感染症対策のためにも必須。また、お湯シャワーが高いのでウェットティッシュで身体を拭くとサッパリする。

・携帯食、飴、インスタント珈琲など/
スニッカーズ美味しい。グラノーラバーも美味しい。乾燥と土埃で喉を傷めがちなので飴があると助かる。飲み物系は、宿の飲み物は高くお湯はそれよりはマシなので節約用に。無くてもいい。

・高山病の薬(ダイアモックス)/
ネパールの薬局で10錠100ルピー前後で買える。程度の差はあれど誰もが高確率でかかるし命に関わるので、念の為持参を。飲めばかからないとか治る訳では無いが、軽減はできる。

・ヘッドライト、懐中電灯などと予備電池/
宿が停電したり、トイレまでの道が真っ暗だったりする。また、夜明け前からビューポイントまで歩く場合にも必要。

・薬類、絆創膏など/
念の為。私は峠越えの際正露丸に助けられた。また、履き慣れたトレッキングシューズでも連日の山歩きで軽い靴擦れを起こしたので、絆創膏は本当に助かった。

・サンダル/
宿でくつろぐ用にビーチサンダルを持って行ったが、寒くて裸足になどなれるはずがなかった。靴下ごと履ける形のサンダルなら便利。

・その他カメラ、洗面具、メモ帳など各々必要なもの/
充電もろくに出来ない(高い)ので、ノートパソコンを持って来るチャレンジャーはまず見ない。私はiPadを持って行ったが重いだけでほぼ使わず。捨てたろかと思った。



<トレッキングに不要な荷物>

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不要な荷物はカトマンズの宿で無料で預かってもらえる。有料の宿もあるらしいので事前に確認のこと。

鍵付きのちゃんとしたバッグやスーツケースで預けるべきだが、私はそういうのを持っていないのでその辺で買った100円くらいのビニールバッグに南京錠を付け、南京錠ごとガムテで閉じて何ヶ所か境界線にサインをし、開封・盗難対策とした。(※開封は簡単だが、それをされたらすぐ分かる様に対策するだけで抑止力になる。)私は割といつもこれ。


<入山料>

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チケット二種

去年までカトマンズで取得必須だったTIMSは、2018年11月現在廃止されている。よって、何も持たずに出発してOK。(※アンナプルナのTIMSは現在も取得必須)

代わりに、ルクラ後のモンジョという村のカウンター(二箇所ある)にてチケット二種の購入が必要。①国立公園入場料2,000ルピー、②何かよく分からないチケット3,000ルピーで、合計5,000ルピー。

ジリから歩く場合は、さらにもう一枚のチケット(③国立公園入場料、2,000ルピー)の購入が必要。私の同行者の一人は「僕は③で払ってるからもういいはずだ」と言って①のカウンターをサラッと通り過ぎていたが、その後②のカウンターも別のチェックポストも何も突っ込まれず難なく突破していたので、①と③は同じものなのかもしれない。(未確認、真偽不明)



<トレッキング総費用>

・入山料関係/
合計5,000ルピー(上記参照)

・移動費/
<エベレスト街道までの道>も参照。私の場合はシェアジープでファプル、次いでタクシンドゥまで行き、帰りはファプルから乗り合計5,600ルピー。行きは大型のお祭り休暇(ダサイン)と重なりかなり割高になった。

詳細は、行きカトマンズからファプルまでシェアジープ3,000ルピー、ファプルからタクシンドゥまでシェアジープ1,000ルピー。帰りはファプルまで歩き、ファプルからカトマンズまでシェアジープ1,600ルピー。

・宿泊費、食費/
宿代は併設のレストランで二回の食事を取ることを条件に、無料〜200ルピー程度と格安になる。私はツインの一人利用で100ルピーにしてもらうことが多かった。ハイシーズン価格で、タンボチェ付近だけは一部屋一律500ルピーだった。また、こちらもハイシーズン価格かもしれないが、ロブチェ、ゴラクシェプはどこも700ルピーだった。

私は昼は携帯食で済ませ、朝夕の食事と宿代で一日700〜1,600ルピーくらいだった。ある程度節約を意識していた。宿代は(一部を除き)そう変わらないが、食事は標高が上がるごとにどんどん高くなる。ダルバート(肉無し)は350ルピーくらいから始まり、一番高いところでは確か750ルピーくらいだったと思う。

・Wifi、充電/
充電はナムチェ辺りまでは無料で出来る宿も多い。その後は一時間いくらとか、一台いくらとか。ポータブル充電器は時間充電制のみ。一番高いところで確か一時間400とかだったか。 
 
Wifiはどこの村でもあるが、基本有料だし繋がりにくいらしい。だいたい100〜500ルピーほど。ナムチェにはWifi無料の宿やカフェも沢山あり、遅めだがそれなりに使える。

・ガイド、ポーター/
私は一人で行ったので詳しくないが、聞くところによるとガイドさんもポーターさんも一人頼むにつき一日あたり2,000ルピーくらいとのこと。+相応のチップ。

・その他/
水1リットルボトルは地上20〜30ルピーくらい、ナムチェで100ルピーくらい、ゴラクシェプで500ルピーくらい。トイレットペーパーは地上で一個40〜80ルピーくらい、ナムチェ150〜200ルピーくらい、ゴラクシェプ500ルピーくらい。コーラ500mlは地上70ルピー、ナムチェ確か250〜300ルピーくらい、ゴラクシェプ600ルピーくらい。

なお、ゴラクシェプでは無料の水が手に入らないので、買いたくなければ手前のロブチェで多めにくんでおく必要がある。手を洗ったり歯を磨く水もない可能性が高い。(凍るため)



<トレイル>

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綺麗に整備されている石畳の道や階段もあれば、土と岩剥き出しの山道もある。ルクラ辺りまではアップダウンが多く、そこからはなだらかな登りが増える。岩まみれの急坂もあるので歩きやすい靴で。

私が歩いた中で危なそうだったのはチョラパス(ゴーキョからゴラクシェプへの峠越え)くらい。危険という程では無いかもしれないけど、ハードではある。

時期によると思うが、私のとき(10月中旬〜11月上旬)は毎日午前中は晴れて午後は曇ったり霧が出て寒かった。



<宿泊>

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だいたい一時間に一回くらいは集落なりロッジ村なり宿一軒ポツンだったりがある。ただしシーズンオフは閉まる宿もあるかもしれないので無理のないスケジュールで。

ナムチェだとかには小洒落たホテルもあるが、基本的には簡素な山小屋が多い。布団はあるし、余っていれば二枚借りることも出来る。ラウンジには大抵薪ストーブがあり暖かいが、夕方17:00〜19:30くらいまでしかつけてくれない。また、宿泊客が一人とかだとつけてくれないこともあるのでチェックイン前に確認を。

部屋よりもラウンジの雰囲気(暖かそうか、人は多いか)やおかみさんのお人柄で選んだ方がいいと思う。人気の宿は美味しくて優しくて暖かい。



<食事>

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ダルバート

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フライドポテト&ベジチーズ

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パスタ

ダルバートは他のメニューに比べ高めだが、おかわり自由なので沢山食べる人にはコストパフォーマンス最高。350ルピーくらいから始まり、一番高いところでは確か750ルピーくらい。フライドライス、フライドヌードル、フライドポテト(揚げ芋ではなく炒め芋)辺りは比較的安め。他にもピザ、パスタ、モモなどが常連メニュー。肉はあまり見ないしあっても高い。



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パンケーキ

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チベタンブレッド

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目玉焼きトースト

朝ごはんはトースト、チャパティ、チベタンブレッド、シリアル、スープなど色々ある。夜寝る前に時間と食べるものを頼んでおくとややスムーズ。時間通りに出てくることはまずないが。



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スモールポット

飲み物はカップ、スモールポット、ミディアムポット、ビッグポット等があり、ポットで頼んだほうがお得。ただしスモールポットでも1リットル以上あるので、独り身には多すぎる。



<お風呂事情>

水シャワーは無料だが、寒くてやってられない。また、山頂付近は水が凍るので、水シャワーどころか手も洗えない場合がある。

ホットシャワーは有料で、ガスシャワー、ソーラーシャワー(ぬるい)、薪で沸かしたバケツシャワーなど色々。私の知る限りでは、ファプル以降100ルピーくらいから始まりナムチェでは400〜500ルピーくらいに。その後は知らない。

私は寒いのもお金を払うのも嫌なのでシャワーは使わず、濡れタオルやウェットティッシュで代用していた。頭も一週間くらい洗わなかった。皆そんなもん。



<Wifi、モバイルネットワーク>

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<費用>の項も参照。Wifiはどこにでもある(基本有料)。モバイルネットワークは私は最大手Ncell使用で、ファプルからナムチェまではほぼ使えず、ルクラ付近で数回拾えた程度。ナムチェ、タンボチェでは使えた。その後はまた拾えなくなり、ゴラクシェプでは弱いが一応拾えた。記憶しているのはそれくらい。



<高山病>

程度の差はあるが、割と皆かかる。ゆっくり登り、定期的に休息&高度順応日を設ける。危ないと思ったら(思う前に)標高を下げる。そのときは大丈夫だと思っても寝て起きたら体調が激変していたりする。絶対に無理はしない。

私はナムチェでしか高度順応日を設けなかったためか、ガッツリ高山病にかかり非常に苦しい思いをした。本来はゴール前にもう一度順応日を設けないといけなかった。

※ 命に関わることなので、ガイド無しで行く人は出発前にちゃんとしたサイトや本を読んで対策を知っておいてください。



<その他覚え書き>

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・ロバやヤク等の大型動物にぶつかるとかすっただけでも吹っ飛ばされるので、全力で避ける。転落防止のため、必ず崖側ではなく山側に避ける。

・ポーターさんにも何が何でも道を譲る。あちらはとんでもない重量を背負って歩いており命がけなので、とにかく尊重する。

・山中で売っているお菓子などはたまに酷い賞味期限切れのものがあるので、きちんと確認する。ネパールでは一般的に製造年月日が書かれており、「一年以内に食べること」だとかの添え書きがある。



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・水をくむ場合、朝方は凍って出てこないことが多いので夜のうちにくんでおく、または貰っておく。歯磨き用の水も確保しておきたい。

・ゴラクシェプでは無料の水が手に入らず買うしかないので、手前のロブチェで多めにくんでおく。エベレスト・ベースキャンプの氷河の辺りで水がくめるという情報もあったが、私は発見出来なかった。



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エベレスト(ゴーキョ・ピークより)

以上、エベレスト街道トレッキングのまとめでした。

高山病と怪我だけ気をつけて、楽しんでいらしてください。


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エベレスト街道10、下山!


<11/1 トレッキング17日目 下山①>

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さあて下山しますぞお〜!!

体調は相変わらず悪いのですが、それは高山病のせいですので下山すれば治ります。そして標高を下げれば下げるほど物価も下がり、栄養のあるものを食べられるようになります。つまり、


この体調不良ともオサラバだぜえ〜!!

というわけです。嬉しくて嬉しくて、足取りも軽くなるというものです。
 

それでは参りましょう!



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下って



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下って



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ペリチェ(標高4,280m)

ペリチェまで下りました。ここは初めて来る村ですが、谷間でありながらかなり広い高原になっており、非常に雰囲気が良かったです。

本日は900m標高を下げました。距離で言うとたったの11キロくらいですが、今日は出発が遅かったのでこれくらいで勘弁してやるとしましょう。絶賛血便中ですし。



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ペリチェの宿「Amadablam View Lodge & Restaurant」



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ご褒美おやつ

ベーカリー併設の宿だったので、ついうっかりご褒美ケーキなんぞ食べてしまいました。

だって今日まで本当に辛かったんですもの。高山病対策はちゃんとしていたはずなのに、なるものはなるんですね。まだ標高4,200mですけども、900mも降りてくると世界が違って見えます。寒いけど暖かいし、酸素はまだ薄いはずだけど十分息が出来ます。清々しい気持ちです。

でも顔色はまだ真っ白ですし、連日の下痢と食欲不振によりすっかり痩せこけてしまったので、そんな墓場からコンニチハみたいな顔で始終ニヤニヤしている私はさぞホラーじみていたことでしょう。



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浮かれて一時間くらいお散歩したし、川で洗濯もしました。川ですのでもちろん石鹸は使っておりませんが、それでも十分綺麗になります。元が汚すぎるという説が



<11/2 トレッキング18日目 下山②>

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さあ本日も下りましょう!



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下って



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下って



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タンボチェ(標高3,860m)

タンボチェまで下りました。仮面舞踏祭マニ・リンドゥを見た村です。ここまで来たら、あとは知っている道を戻るだけです。



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谷の左側

前回は気が付かなかったのですが、ここからゴラクシェプに続く長い長い道が見えていました。牛歩隊はこれを歩いたんですね。今見ると綺麗ですが、疲れているときにこれを見せられたらゲンナリしてしまうかもしれません。



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標高が下がったことにより、緑豊かな風景が復活してくれたのが嬉しいです。地獄脱出って感じ。あそこ人が暮らしていい世界じゃないです。



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ヤク達ともこの辺りでお別れ。そのモフモフで神々しいお姿が好きでしたが、彼ら常に荷物を持たされてゼエゼエ言っているので、実のところ神々しさは皆無です。全部私達人間のせいですけども。



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ゴーキョ/ゴラクシェプへの分岐

エベレスト二大ゴールへの分岐です。左がゴーキョへの通常ルート。この道も歩いてみたかったです。どんな風景が待っているのでしょう。



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ナムチェ(標高3,440m)

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ナムチェの宿「Latha Guest House」(前回と同じ所)



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本日の晩ごはん/エッグフライドヌードル

今日はナムチェまで下りて来ました。あんなに苦労して登ったのに、下るのはたったの二日。諸行無常を覚えます。

本日は標高差800m、距離で言うと19キロほど歩きました。登りも多少あったので疲れましたが、身体は疲れても気持ちはとっても元気です。ここ暖かいし。いや寒いですけど、寒さの次元が違います。ついTシャツ一枚になって冷気を楽しんでしまいましたもの。蛇口の水も凍っていません。というか蛇口があります。素晴らしきかな文明。

体調もみるみる回復してきております。まだ下痢気味ではあるので全快とは言えませんが、一昨日までのあれが嘘のように身体が軽いです。血便も収まりました。



<11/3 トレッキング19日目 下山③>

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本日の朝ごはん/パンケーキ

本日も下ります!



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下って



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下・・あれ、なんか知らない村に出た。



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パクディンという大きな村を通るはずだったのですが、それが何故か対岸に見えています。どこで道を間違ったのでしょうか。そしてここは何処なんでしょうか。



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2071年!?

本当に何処なんでしょうか。

家はあるのに誰もいないし、滅茶苦茶怖いです。



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道を見つけ、橋を渡り、通常のトレッキングコースに復帰しました。さっきのは一体何だったのでしょう。



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サモサ休憩

途中の集落でサモサを食べました。エベレスト街道上ではあまり見ないこの手の軽食ですが、行きにこの辺りで食べたことを覚えており是非帰りにも寄ろうと思っていたのです。

地上では2、30ルピーで食べられるサモサも、山中では70ルピーです。でもトレッキング中に食べるサモサは地上のそれの100倍美味しいんです。芋と豆たっぷりで栄養があるのも嬉しいところ。もちろん揚げたてがベストですが、冷めても美味しいサモサです。



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スルケ(標高2,290m)

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スルケの宿「Sherpa Guesthouse & Restaurant」



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本日の晩ごはん/シェルパシチュー

本日はこちら、スルケという集落に泊まります。

今日は標高差1,150m、距離は20キロくらい歩きました。ゴールまであと少しです。



<11/4 トレッキング20日目 下山④>

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本日の朝ごはん/アップルパンケーキ

さあ今日も張り切って下りましょう!



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登って・・え、登り?

そういえば、この辺りからはアップダウンが増えるんでした。

でも私どちらかと言うと下りが苦手で登りが得意なので、それほど苦ではありません。疲れはするのであまり登りばかりも嫌ですが、下りばかりよりはマシです。下りは登りより危ないし足元が見え辛くて怖いし、膝を痛めたりもしますので。



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緑も民家も物も増え、景色が鮮やかになって来ました。



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立派な畑も。



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カリコッラのゴンパ

トレッキング開始二日目に泊まったカリコッラまで来たので、ちょっとゴンパに寄りました。

あの日は疲労困憊の牛歩隊及び不機嫌極まりないマリアン様が一緒だったので参拝出来ず、その事がずっと気になっていたのです。山の神様に挨拶しないのは良くないと思って。

参拝するのは仏教寺院なのに考え方が神道寄りなのはアレですけども、気持ちがあれば何でも良いのです。



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ゴンパへ続く道は中々長めの石段なのですが、荷物を置いたらもう羽根が生えたように身体が軽くてトトトトーンでした。丸一日歩いた疲れなど全く感じません。ド健脚ド健康の自分が戻って来た感じがします。



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ジュブリン(標高1,680m)

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ジュブリンの宿「Gorkhali's GH & Restaurant」



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本日の晩ごはん/ベジフライドヌードル

カリコッラは通り過ぎて、この日はもう少し下った別の集落に泊まりました。

今日は18キロ歩きました。標高差は600mほどですが、アップダウンが多いので実際はもう少し激しく運動しています。


明日はバスやジープ乗り場のあるサレリ又はファプルまで行きます。その辺りはもうほとんど下界に近いですので、山小屋泊は今日が最後です。

そんなわけで一人思い出に浸りながらしっとりした夜を過ごしたかったのですが、何か人気の宿に入ってしまったらしく、騒がしかったです。主にこれから登る人達が。そんなキャッキャ言っていられるのも今のうちですよフフフ。3日もすれば全員笑顔が消えるからな。



<11/5 トレッキング21日目 下山⑤>

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本日の朝ごはん/アップルパンケーキ

本日も下ります!と言いたいところですが本日はほぼ登りです!



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登って


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登って



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ヌンタラ(標高2,194m)

初日に泊まるはずだったヌンタラまで来ました。



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実際初日に泊まった宿はあれです。女神二人の亀歩に巻き込まれ日が暮れて、遭難ギリギリで飛び込んだ所。



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初日に泊まった宿

その節はありがとうございました。



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そして最後の登りをせっせとこなし、



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タクシンドゥ・ゴンパ

ちょっと寄り道して参拝。

こちらも行きで参拝出来ず、気になっていたゴンパです。何故出来なかったかと言うと、マリアン様40分行方不明事件があったからです。ろくな思い出が無いな牛歩隊。


私の知る限りここが最後のゴンパになりますので、無事目的を達成出来た事、そしてここまで無事に帰らせて貰えた事についてしっかりお礼を言い、エベレスト街道最後のゴンパ参拝としました。




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タクシンドゥ・ヒルトップ

そしてついに、トレッキングのスタート地点まで戻って来ました。

でも初日は本来のスタート地点・ファプルからここタクシンドゥまでワープしてしまったに過ぎず、今日はしっかり歩き切るつもりですので、ゴールはもう少し先です。

ここまでは1,400mアップの9キロ。ここからは500mダウンの15キロです。



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本日のおやつ/チャパティの目玉焼きのせ青唐辛子ソース

ゴールはまだ遠いので、一旦エネルギー補給です。

このレストラン妙に高いんですけど、初日にティファニーとマリアンがこれを食べているのを見てとっても羨ましかったのです。なので、最後にここを通るときは是非私も食べようと三週間前から決めていました。

最後の山小屋ごはんは、最高に美味しかったです。



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そしてラストスパート。車道を横切る歩道・・というか元々あった歩道をぶった切りながら車道を作った感じですが、そんな道を歩き、



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良い感じの村を越え、



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後半はひたすら車道を歩き、合計4時間。



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ファプルの宿「Phaplu Hotel & Restaurant」

思いの外時間がかかり日が暮れてしまいましたが、何とかゴールのファプルに辿り着くことが出来ました。

あと2キロほど歩けばカトマンズ行きのバスが来るサレリに着きますが、ジープの方がバスより速く、そしてジープはファプルからでも乗れるので、ここファプルをゴールとしました。

ゴール記念に飲んだファンタが全身の毛穴が開くくらい美味しかったです。山中では最高600ルピー(=円)まで上がった炭酸ジュースの値段も、ここファプルでは90ルピーまで下がりました。下界の70ルピーと比べたらまだ少し高いですが、十分許容範囲です。



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ジープチケットも入手しました。他のトレッカーと一緒に買って、一人1,600ルピー。来た時は祝日価格で3,000ルピーでしたので、この1,600ルピー前後がおそらく通常価格なのでしょう。



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相棒

チケットを手にした瞬間、三週間一緒に歩いた相棒が私の手をスルリと抜け、手の届かない所に落ちてしまいました。役目を終えたとばかりに。

今日までありがとう。貴方のおかげで随分助かりました。貴方そこにいたら近いうちに薪にされると思いますけど、それもまた人生。最後に炎となって、誰かを暖めてあげてください。




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本日の晩ごはん/バフトゥクパ

久しぶりの肉が五臓六腑に染み渡りました。



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トゥンバ

こちらはネパールの地酒です。私カトマンズに着いてから飲むと決めているので自分では頼まなかったのですが、同宿のトレッカーが一口くれたので飲んでみました。

なんかぬか漬けみたいな味が・・



<11/6 カトマンズへ>

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本日のお昼ごはん

ぎゅうぎゅう詰めのジープに夜明け前から乗り込みまして、カトマンズに向かっております。

お昼休憩で食べたダルバートが奇跡みたいに美味しかったです。そうでしたこれが地上版ダルバートでした。おかず沢山で色んな味がして、そして安いのです。ビバ、ダルバート。飽きたとか言ってすみませんでした。



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祝い酒

そして!カトマンズに帰りましたので!

飲み!会!!です!!!


もうこの瞬間が楽しみで楽しみで。下山中ずっと何をツマミに飲むか考えていて、「今一番食べたいのは揚げだし豆腐!」という結論が出たので日本食屋に来ております。

で、日本食屋なので日本人が多く来店していたのですが、エベレスト街道帰りの方も4人ほどいらして、うち2人は高山病発症による救急ヘリ帰還組でした。

やっぱり危ないんですね。私は一人だったので自分の体調は自分で見るしかなく、一応「苦しいけどまだ行ける」と思ったから最後まで歩いたのですが、それは素人判断に過ぎません。もしかしたら、私もギリギリだったのかもしれません。


ともあれ、幸いなことに無事生還することが出来た私でございます。

この夜は特に、酸素が濃いことのありがたさ(カトマンズは大気汚染酷いけど)、食べ物が安くて美味しいことの喜び、お布団が温かいことの素晴らしさを、心から噛み締めました。

そしてここから数日間、山中で満足に食べられなかった分を取り戻すかのように暴飲暴食を繰り返し、見事に消化不良を起こして苦しい思いをするのでした。


エベレスト街道トレッキング編、完。


次回はトレッキングルートやら何やらのまとめを書きます。ただの情報コーナー拡大版みたいになると思うので、行かれない方にはつまらない記事かもしれません。


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<情報コーナー>

◯ ゴラクシェプからナムチェ、ファプルまで

ルートはいくつかあるが、私はPheriche経由で下山。ロブチェまでは小さなアップダウンが続くが、そこからは平坦と一気に下り。Pheriche付近は谷間の平原風景が美しい。そこからタンボチェまでは壮大な景色の中に立派なロッジ村が点々とあり、どこを選んでも気持ちが良さそう。タンボチェからは来た道を戻るだけ。

◯ ペリチェの宿

「Amadablam View Lodge & Restaurant」
ベーカリー併設の小さな宿。アットホームな感じ。充電は有料だったと思うが値段は忘れた。ダルバート650ルピー。

◯ ナムチェの宿

「Latha Guest House」
前回と同じ所。ツイン200ルピーを100に、充電は無料にしてもらった。おかみさんが穏やかで優しくて良い感じ。ダルバート500ルピー。

◯ スルケの宿

「Sherpa Guesthouse & Restaurant」
部屋、充電共に無料にしてもらった。ベッドがギリギリ詰まってる小屋みたいな部屋が良い感じ。川の景色が美しい。おかみさんは明るくて優しい。ダルバート400ルピー。

◯ ジュブリンの宿

「Gorkhali's GH & Restaurant」
シングル200ルピーを100にしてもらった。充電無料。キッチンとダイニングが一体化しており、暖かくてにぎやか。やたら繁盛していた。ダルバートの値段は見忘れた。

◯ ファプルの宿

「Phaplu Hotel & Restaurant」
ツイン500ルピーを300にしてもらった。バフトゥクパが美味しかった。トレッキング開始時にここでタクシンドゥ行きのジープを手配してもらった思い出。

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エベレスト街道9、エベレスト・ベースキャンプ


<10/30 トレッキング15日目>

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本日はゴラクシェプとの中間地点にあるロッジ村、ロブチェまで参ります。

ロブチェまでは2、3時間の距離ですし今いるゾングラとの標高差はたったの100mですし、今日で一気にゴラクシェプまで行っても構わないのですが、体調が悪いので行きません。主に下痢と疲労です。身体に力が入らないんですのよ。

まあそうでなくても、宿確保問題があるので一気に行くのは得策ではありません。ゴラクシェプなんか特に大混雑が予想されるので、二日に分けてでも午前中早めの時間に着かなくては。



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ゾングラからロブチェへの道は楽勝ウェーイでした。Wayとウェーイwwをかけました。だから何と言われても困ります。

そして実際には全くウェーイではありませんでした。体調が悪いと言っているでしょうが。これだから話を聞かないパーリーピーポーは困ります。



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ロブチェ(標高4,910m)

2時間半ほどでロブチェに到着しました。

途中山を降りていくトレッカー達と沢山すれ違いましたが、皆さんニッコニコでした。おめでとうございます。頑張ったんですね。



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ロブチェの宿「Alove the Cloud Lodge & Restaurant」

ロッジ村の入り口辺りに宿チケットカウンターっぽいものがありましたが、面倒臭いので無視しました。でも何も問題はありませんでした。なお、ロブチェの宿は高くてどこで聞いても一部屋700ルピー(=円)でした。ハイシーズン価格なのか、いつもこうなのかは不明です。

でもまあ仕方ないし受け入れるかと思ったら、宿のおかみさんが「誰かと同室でもいいって言ってるオールドガイがいるから、その部屋なら一人350ルピーになるわよ」と提案してくれたのでそのようにしました。

そして部屋でぐったり昼寝をしていたら件のオールドガイが帰って来たのですが、



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トマークおじさんでした。


おじさん久しぶり〜!まさか本当に再会できるとは!

ところでトマークおじさんはまだ51歳ですので、オールド呼ばわりは止めてあげてください。まだまだ元気なナイスガイですので。



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懐かしの牛歩隊

さて、ゴラクシェプからエベレスト・ベースキャンプとカラパタール(エベレスト展望の丘)という二大目的を果たし、これからチョラパスを越えゴーキョに向かうというトマークおじさんは予定通りのルートを歩いていますが、はて、女神二人はどこへ?

と聞いてみましたら、マリアンはゴラクシェプまで行ったけどエベレスト・ベースキャンプだけで力尽き、カラパタールは未踏のまま下山。ティファニーに至っては、ここロブチェよりさらに手前のディンボチェでリタイアしてしまったそうです。

帰国便の関係から日数にリミットがあるし、このハイシーズンにおいてはルクラからのフライトに希望通り乗れるとは限らないので、これ以上先へ進むのは怖いと。


真似事とは言えガイドまがいのことをやらされていた立場としては、妙に責任を感じてしまいました。

私はあくまで素人なのでこんな気持ちになる必要はないし、そもそもガイド代わりをやれていたと思うこと自体が勘違い甚だしいのですが、なんと言いますか、ホレ。自分の離脱のせいでチームのリズムが崩れた可能性を考えると、何かスマンと思うわけです。

皆一緒なら行けたんでしょうか。それとも共倒れになっただけでしょうか。

あまりにも寂しい、牛歩隊の解散報告でした。



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ロブチェには立派な水場があり、トレッカーや宿従業員の人達がここで水をくんだり洗濯をしたりしていました。皆さん割と普通に石鹸を使っていますが、この水は川に一直線です。ナチュラル石鹸的なものであると信じます。

私はここでくめるだけの水をくんでおきました。何故なら明日行くゴラクシェプには水場が無いらしいからです。

トレッキング中は通常、川、湧き水、共同の水場、あるいは宿のキッチンなどから飲み水(念の為浄水タブレット使用)を貰っていますが、ゴラクシェプではそのどれも使えないそうです。そうなるとペットボトルの水を買うしかありませんが、ゴラクシェプのそれは1リットル500ルピー(円)ほどします。買えません。

なので、明日の荷物が多少重くなろうが何だろうが、ありったけの水を持っていく必要があるわけです。



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本日のお昼ごはん/フライドヌードル

お昼に食べたフライドヌードルがあまりに油びたしで、体調が悪化しました。よって夕飯は食べられませんでしたが、飲み物だけで許して貰えました。

エベレスト街道の宿は二食食べることを条件に無料〜安価で泊まらせて貰えていますが、それは夜と朝でも昼と朝でも何でもいいし、体調が悪いのに無理矢理二食食べさせられたりはしません。ただ宿側はそれで採算を取っているので、こちら側もせめて飲み物を頼むとか、それなりの誠意を見せるのが良いと思います。



<10/31 トレッキング16日目>

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雪の結晶

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本日の朝ごはん/クリームスープ

チョラパスに向かうトマークおじさんと別れ、また一人で出発です。

本日はゴールのゴラクシェプまで参ります。体調はすこぶる悪いです。めでたく血便が出ました。でも高山病の症状に血便は無かった気がするので、見なかったことにしました。

結論を先に書きますと、下山後ピタリと治ったので大丈夫です。



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ゴラクシェプ行きの道は既に大混雑していました。そして人混みが苦手な私はますます具合が悪くなりました。



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ゴラクシェプ(標高5,140m)

およそ2時間半後、口からタマシイが洩れ出そうになりながらも何とかゴラクシェプに到着しました。

ここにも宿チケットカウンターらしきものがありましたが、無視しました。何も問題ありませんでした。



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ゴラクシェプの宿「Buddha Lodge & Restaurant」

2軒聞きましたが満室で、3軒目で空きを見つけたのでそこに決めました。ロブチェと同じく、一部屋700ルピーでした。

まだ朝の10:00なのに噂通りの混雑ぶりで、ラウンジもまさに芋洗い状態でした。うへぇでございます。まあチェックアウト前のお客さんも混ざっているのでしょうけど、それにしたって芋洗いすぎです。給食センターですか。

トレッカーの殆どが目指すゴールなのに部屋数は限られているので、こうなるのは仕方ありませんが、かと言って宿を増やすのも容易では無いのだと思います。資材の運搬問題もそうですし、国立公園保護の問題もあるので。人が増えればゴミも増えます。ビールの空き瓶とか、おそらく永遠に回収できず山に溜まっていくのでしょう。

ハイシーズンとローシーズンではトレッカーの数は文字通り桁違いですから、こうなるのが嫌ならシーズンを外すしかないです。



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本日のお昼ごはん/ヌードルスープ

山中では節約及び夕飯を最高の状態で楽しむため昼は抜く主義(携帯食で代用)のわたくしでございますが、ここ数日は食べています。少しでも体力を回復させるためには、エネルギー補給と休息が最重要課題だからです。お高いにも関わらず卵を積極的に食べているのもそのためです。今のところあまり効果は表れていませんが。



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お昼を食べて少し休憩したあとは、水だけ持ってエベレスト・ベースキャンプに向かいました。



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道中こんなものを見かけました。記念碑と言うか、お墓と言うか。

これを見たときから、何かお腹の底からこみ上げてくる感情を抑えるのに必死でした。



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エベレスト・ベースキャンプです。  

今はエベレスト街道トレッキングのハイシーズンですが、エベレスト登山のシーズンではありません。なので、本日ここにテントを張っている登山隊の姿は一つもありませんでした。



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エベレスト・ベースキャンプ(標高5,364m)

「エベレスト・ベースキャンプ」とは言っても、ここからエベレストは見えません。近すぎて、手前の別の山に隠れてしまっているのです。

なら何故皆さんここに来るのかと言うと、上の写真のようなことをするためです。一つの思い出と、ここまで頑張った達成感の記録ですね。

エベレスト登山の視点で言うとベースキャンプはゴールでは無くスタート地点なのですが、私達素人トレッカーが来られるのはここが限界です。素人が素人なりに頑張り、それを自分で褒め称えることに何の問題がありましょうか。私達はとっても頑張ったのです。

まあ私は記念撮影をしていないのですけども。並ぶのが面倒くさくてね。



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エベレストです。奥の黒いお方。先述の通りベースキャンプからはエベレストは見えませんので、これは少し手前の高台から撮った写真です。



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ここでもう耐え切れなくなって来た私は、キャーキャーヒューヒュー楽しそうな人々に背を向け、そっと10m程の距離を取り、岩陰に隠れて一人メソメソ泣きました。

先程お墓を見てしまったためか、今年亡くなったかの登山家の無念を想像してしまったためか、目の前にある世界一のお山が酷く恐ろしく、憎く、そして悔しくてたまらなくなったのです。

世界中の登山家達が憧れ、挑み、そしてそんな人々を飲み込んで帰さなかったエベレスト。

帰らなかった彼らは、いえ、無事帰ってきた人々も含めた全ての登山家達は、何故あんな悪魔みたいな山に挑んでしまうのでしょう。あの山が人間を優しく受け入れる気などないことは、皆分かっているはずなのに。



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それでも、だからこそ挑むのでしょうか。達成感に、征服感。「命を懸けて」なんて言いながら、本当は皆死にたくなんてなかったし、死ぬ気も無かったはずです。ただ登頂して旗を立てて写真を撮って、その勲章を胸に笑顔で帰りたいという、単純で壮大で最高に格好良いその瞬間のために、どれだけの命がこの地獄みたいな風景の中に沈んだのでしょうか。

もちろん、エベレストは多くの登山家達が輝かしい歴史を残したお山でもあります。でもこのときの私は、高山病による酷い体調不良と蓄積された疲労により、かなり情緒不安定になっていたのでしょう。

何かもう、この風景とエベレストが、地獄と悪魔にしか見えませんでした。



<11/1 トレッキング17日目、カラパタール>  

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カラパタール(標高5,550m)

翌朝、夜明け前から登ったカラパタールです。

こちらはゴラクシェプより400mほど高いところにある展望ポイントで、ベースキャンプと並ぶ人気の名所となっています。

寒すぎて写真を撮る余裕が無かったのであっという間に着いたみたいな書き方になってしまいましたが、実際のところは2時間近くかかっているし、滅茶苦茶キツかったです。道はごくなだらかな登りですが、標高が高いのと体調不良が以下略。

何度諦めようと思ったか分かりませんが、顔色を失いながらも断固登り切る私です。負けず嫌いと書いてバカと読みます。緊急搬送されなくて良かった。何故か頭痛や睡眠障害はすっかり引き、下痢と疲労だけなんですけどね。



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エベレストです。左奥の黒いお方です。

美しいですね。

地獄も悪魔も、美しいのです。だから皆誘われて飲み込まれます。私はもう、一刻も早くこの地獄から逃げ出したいです。つまるところ下山して飲みに行きたいです。



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帰り道で振り向いたら、宝石みたいなお山がそびえていました。

こんなんありましたっけね。登っている途中は何も見えていなかった様です。



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ゴラクシェプ

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本日の朝ごはん/ガーリックスープ

ゴラクシェプに帰還しました。朝ごはんを頂いて少し休んだら、今日はこのまま下山ルートに入ります。



こうして、わたくしのエベレスト街道トレッキングはめでたく「ゴーキョ・ピーク」「エベレスト・ベースキャンプ」「カラパタール」という3大目標全てを達成いたしました。エベレストもしっかりこの目に焼き付けました。
 
実は道中知り合ったトレッカー達に勧めて貰った名所が他にもいくつかありますが、そんなもんは無視して帰ります。体調不良だと言うてるでしょうがこう見えてもだいぶ限界なんですよバッキャロー。


以上です。

次回は下山日記です。


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<情報コーナー>

◯ ゾングラからロブチェ、ゴラクシェプ

Dzonglaからロブチェはなだらかな登りとフラット。LobcheからGorakshepは小さめのアップダウンを繰り返す。途中他の集落や宿は無し。ロブチェもゴラクシェプも入り口に宿チケットカウンターらしきものがあったが私はスルーしてしまった。しかし特に問題は無かった。

◯ ゴラクシェプからエベレスト・ベースキャンプ、カラパタール

エベレスト・ベースキャンプまでは登り気味の緩やかなフラット、一部登り。カラパタールは標高400mアップだが比較的緩やかに登って行く。朝行くと滅茶苦茶寒いので十分な防寒対策を。

◯ ロブチェの宿

「Alove the Cloud Lodge & Restaurant」 
ツイン一部屋700ルピーをシェアで一人350ルピー。全宿共通ぽいが、ハイシーズン価格かも。おかみさんが肝っ玉母ちゃんみたいで温かい。ダルバート790ルピー。

◯ ゴラクシェプの宿

「Buddha Lodge & Restaurant」
ツイン一室700ルピー。全宿共通ぽいが、ハイシーズン価格かも。大きな宿で団体客も多い。ダルバート850ルピー。

| ネパール | 09:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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